iCloudキーチェーンでラクラク!はじめてのMacでもパスワード管理にもう迷わない

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iCloudキーチェーンでラクラク!はじめてのMacでもパスワード管理にもう迷わない

iCloudを設定したのにキーンチェーンが動かず、新しいMacでパスワードを打ち直して困りますよね。

安心して大丈夫です。長年のMac開発経験で得たコツを用い、キーチェーンの基本設定から不調時の再同期まで順を追って示します。Safariの自動入力や複数デバイス間共有も難しくありません。手順をなぞるだけで入力ストレスが消え去ります。

パスワード管理を手放し、作業に集中できる環境を手に入れませんか。さっそく次の設定手順を確認し、一歩ずつ進めて快適なMacライフを始めましょう。

目次

iCloudキーチェーンをMacでONにしてパスワードを安全に同期する方法

iCloudキーチェーンをMacでONにしてパスワードを安全に同期する方法

MacでiCloudキーチェーンを有効にすると、保存したログイン情報が自動で同期されて、どのデバイスからでもパスワード入力の手間がぐっと減ります。

  1. システム設定のApple ID画面でをオンに切り替える
  2. Safariの環境設定で「ユーザ名とパスワードの自動入力」を確認する
  3. すべてのMacで同じApple IDと2ファクタ認証を使って同期を保証する

iCloudキーチェーンをオンにするには、Apple IDに2ファクタ認証が必須です。設定アプリの「パスワードとセキュリティ」で有効化してください。

同じApple IDでもうまく同期しないときは、いったんサインアウトしてから再ログインを試すと解決しやすいです。

システム設定から有効にする

システム設定から有効にする

システム設定を開いてAppleID→iCloud→キーチェーンと進むだけで、手軽にiCloudキーチェーンが使える状態になります。ここでスイッチをオンにすると、保存したパスワードやクレジットカード情報がすぐに同期されるので、Safariや対応アプリでのお買い物やログインがスムーズになります。

ちょっと詳しい人のコツとして、二要素認証をあらかじめ有効にしておくとセットアップがスムーズです。システム設定から有効化する方法は、エンドツーエンドで暗号化されたデータを確実に扱えるので安心感もバッチリです。

①画面左上のAppleメニューをクリックしシステム設定を開く

②サイドバーでAppleIDを選びiCloudをクリックする

Macのシステム設定の「AppleID/Appleアカウント」画面で「iCloud」を選択した画面
手順②
サイドバーでAppleIDを選びiCloudをクリックする

macOSのシステム設定を開くと画面左側にメニューが並んでいます。まず一番上に表示されている自分の名前(AppleID)をクリックしてください。そのあと右側に切り替わる項目一覧からiCloudを選ぶと、iCloudの設定画面が開きます。

もし名前が表示されないときは、左上のアップルマークをクリックして「システム設定を表示」を選ぶと確実にアクセスできます。

③パスワードとキーチェーンを選択しiCloudキーチェーンをONにする

Macのシステム設定の「AppleID/Appleアカウント」画面で「iCloud」を選択した画面
手順
パスワードとキーチェーンを選択しiCloudキーチェーンをONにする

「システム設定」のサイドバーでApple IDをクリックし「iCloud」を選びます。表示された一覧からパスワードとキーチェーンを探し、右側のスイッチをクリックしてオンにします。

これでSafariや対応アプリに保存したログイン情報が自動で同期され、どのMacでもスムーズにログインできるようになります。

2ファクタ認証が有効でないと設定がグレーアウトすることがあります。先にセキュリティ設定を確認すると安心です。

④Macのログインパスワードを求められたら入力してOKを押す

Macのシステム設定を開いた画面
手順
Macのログインパスワードを入力してOKを押す

ダイアログにMac起動時と同じログインパスワードを入力して、OKボタンをクリックしてください。

これでiCloudキーチェーンが正式に有効になり、すぐにパスワードの同期が始まります。

Touch ID対応のMacなら、パスワード入力の代わりに指紋認証で承認できます。

初回セットアップ中に有効にする

初回セットアップ中に有効にする

Macを初めて起動すると、Apple IDでサインインする画面が表示されます。その際に「iCloudキーチェーンを有効にする」をオンにしておくと、初回セットアップの流れでパスワードやクレジットカード情報が自動的に登録されます。そのままSafariや対応アプリでログイン画面を開くたびに、覚える必要はなくワンクリックで入力してくれるので、新しいMacでも迷わずスムーズに作業を始められます。

iCloudキーチェーンを使うにはApple IDに二段階認証が設定されていることが前提です。事前にiPhoneやウェブブラウザで認証を済ませておくと、セットアップ中の画面でつまずかずに進められます。

①Macの起動直後に表示されるAppleID設定画面でサインインする

Macのシステム設定の「AppleID/Appleアカウント」画面で「サインインとセキュリティ」を選択した画面

Macを電源ボタンで起動すると、はじめにAppleID設定画面が現れます。ここでサインインするとiCloudキーチェーンをすぐに使えるようになります。

手順
AppleIDでサインインする

画面中央の入力欄にAppleID(メールアドレス)とパスワードを入力します。

初めてのデバイスでは二要素認証の確認コードを求められます。手元のiPhoneやiPadに届いた6桁の数字を入力してください。

サインインが完了すると、自動的にiCloudキーチェーンの設定画面に移ります。そのまま<強く>オンにしておくと、パスワードやWi-Fi情報が同期されます。

②iCloudサービス一覧でキーチェーンのチェックを入れる

もしスイッチが操作できない場合は、画面上部の「サインイン」ボタンを確認して、Apple IDでのログイン状況をチェックしてください。

macOS Ventura以降では「システム設定」という名前になっていますが、手順は同じです。

③確認コードが届いたら入力して設定を完了する

手順
③確認コードが届いたら入力して設定を完了する

iPhoneやiPadに〈Apple IDの確認コード〉がポップアップで届きます。画面の数字を覚えたらMacに戻ります。

Macのダイアログに4桁の確認コードを入力してから〈続ける〉をクリックするとiCloudキーチェーンの同期設定が完了します。

もしコードが見当たらないときは、デバイスのロックを解除して通知センターを開くか、メッセージアプリの受信箱をチェックすると見つかりやすいです。

iCloudキーチェーンで毎日が快適になる便利ワザ

iCloudキーチェーンで毎日が快適になる便利ワザ

毎日Macを使っていると、パスワード入力やカード情報の手打ちがけっこうな手間に感じることがあります。iCloudキーチェーンなら、ちょっとした設定をしておくだけでそれらがスムーズにこなせるようになります。

便利ワザ活用シーン
自動生成パスワード新規アカウント登録時に強力なパスワードを即確保
クレジットカード情報自動入力ネットショッピングでカード番号をワンタップ入力
Wi-Fiパスワード共有友人や家族のデバイスをスムーズ接続
アプリ連携ログイン対応アプリでアカウント情報を自動入力してすぐ使える

Safariでログインを一瞬で済ませる

Safariでログインを一瞬で済ませる

Safariでウェブサイトのログイン画面を開くと、あらかじめ保存したユーザー名とパスワードがサジェストされるようになります。アドレスバー近くの入力欄をクリックするだけで候補が一覧で表示され、クリックひとつでログインを完了できるので、複数のサイトを行き来しても作業がサクサク進みます。

この自動入力はmacOS Sonoma以降と最新のSafariの組み合わせで最適化されていて、Touch IDやパスワードマネージャーを通さずとも、安全なエンドツーエンド暗号化で瞬時に呼び出せます。お仕事で頻繁に同じサービスを開くときや、ちょっとした会員ページへのアクセスにも強力な味方になります。

プログラマー的なコツとしては、初期設定でSafariの「環境設定」→「パスワード」→「自動入力を有効にする」をチェックしておくとスムーズです。さらに、ログイン後に不要なサイト情報を整理しておくと、候補リストがすっきりして目当ての情報を選びやすくなります。

Safariのログイン画面でフィールドをクリックし自動入力候補を選ぶ

手順
ユーザー名フィールドをクリックする

Safariでログイン画面を開いたら、最初にユーザー名またはメールアドレスを入力するフィールドをクリックします。

手順
自動入力候補を表示させる

フィールドをクリックすると、キーチェーンに保存されたアカウント候補がドロップダウンで表示されます。

手順
該当アカウントを選ぶ

リストから該当するアカウント名をクリックすると、ユーザー名欄に内容が入ります。

手順
パスワード欄にも同じ操作を行う

次にパスワード欄をクリックし、表示された候補から選ぶと自動的に入力が完了します。

補足キーチェーンが働かない場合はシステム設定の「Apple ID>iCloudキーチェーン」を確認すると安心です。

TouchIDやパスコードで承認してログイン完了

手順
TouchIDで承認する

iCloudキーチェーンの有効化を許可するポップアップが表示されたら、MacBookのTouchIDセンサーに登録してある指を乗せてそっと認証します。

手順
パスコードを入力する

TouchIDが使えないときや未設定の場合は、Macのログインパスコードを求められるので正確に入力してください。

クレジットカード情報を自動入力する

クレジットカード情報を自動入力する

Safariや対応アプリでクレジットカードの番号や有効期限をパッと呼び出せたら、オンラインショッピングが心地よくなります。iCloudキーチェーンにカード情報を保存しておくと、支払いフォームのカード番号欄をクリックするだけで自動入力してくれます。長い数字を手動で打ち込む手間が省けるうえ、エンドツーエンドの暗号化でしっかり守られているので安心です。これからはカード情報をスムーズに入力して、お買い物タイムをぐっと快適にしましょう。

支払画面でカード番号欄を選び自動入力をクリック

手順
支払画面でカード番号欄を選び自動入力をクリック

カード番号入力欄をクリックするとSafariの「自動入力」が小さく現れます。

自動入力をクリックすると保存済みカードの一覧が表示されるので、使いたいカードを選びましょう。

Face IDかTouch IDの認証が求められたら画面の指示に従い、認証を済ませて安全に入力を完了させます。

TouchIDで認証しカード情報を挿入する

手順
カード番号欄をクリック

支払いフォームのカード番号入力欄をクリックすると、SafariがiCloudキーチェーンに保存したカード情報を候補として表示します。

手順
表示されたカードを選択

候補から使いたいクレジットカードをクリックすると、Touch ID認証を求めるダイアログが画面中央に現れます。

手順
Touch IDで認証して自動入力

MacBook上部のTouch IDセンサーに指をそっと当てると認証が完了し、カード番号・有効期限・名義が自動で入力されます。

セキュリティのためCVC(セキュリティコード)はキーチェーンに保存されないので、必要な場合は手入力してください。

Wi-Fiパスワードを他のAppleデバイスと共有する

Wi-Fiパスワードを他のAppleデバイスと共有する

AirDropの仕組みを利用して、近くにあるほかのAppleデバイスにWi-Fiのパスワードをすぐに渡せます。自分で文字を入力する必要がないので、タイピングミスの心配がゼロになります。

使いたいときは、両方のデバイスでBluetoothとWi-Fiをオンにしてお互いを近づけるだけ。送信側のデバイスに「パスワードを共有しますか?」というポップアップが表示されたら承認するだけで完了します。

  1. 手間いらず:パスワードを入力せずに一瞬で共有できます。
  2. 安全性:近くにいる相手だけに限定されるので、余計な人に漏れる心配がありません。
  3. 便利な活用場面:新しいMacをセットアップするときや、来客のiPhoneにも手早く接続してもらいたいとき。

既に接続済みのMacを近くに置き接続したいiPhoneでWi-Fiを選ぶ

手順
先に接続したMacを選択

iPhoneの設定アプリを開きWi-Fiをタップします。表示されたネットワーク一覧から近くにあるMacの名前を選びます。

パスワードを求められたらMacの画面に表示されている番号をiPhoneに入力して接続を完了させます。

MacとiPhoneは同じAppleIDでサインインし両デバイスでBluetoothとWi-Fiがオンになっている必要があります。

Macの名前はシステム設定→共有でわかりやすく変更しておくと接続時に見つけやすくなります。

Macに表示される共有ボタンを押しパスワードを送信する

手順
共有ボタンをクリック

パスワード欄の右にある四角いアイコンを押します。マウスカーソルを乗せると“共有”と表示されるので直感的に操作できます。

手順
送信方法を選んで送信

AirDropやメール、メッセージなど好きな手段を選びます。AirDropは近くにいる人へ一瞬で送れるので便利です。相手を選んだら“送信”を押して完了です。

送る前に相手が本当に信頼できる人かを確認してください。

よくある質問

よくある質問
iCloudキーチェーンを使う準備は何が必要ですか?

デバイスでmacOS Ventura以降を使い、アップルIDでサインインして2ファクタ認証をオンにしてください。そのあとシステム設定の「Apple ID」「iCloud」からキーチェーンをオンにするとすぐに同期が始まります。

保存したパスワードが反映されないときはどうすればいいですか?

まずネットワーク接続を確かめたうえでシステム設定の「パスワード」から「アカウント」を選び、iCloudキーチェーンが有効かをチェックしてください。オフになっていればオンに戻すだけで再同期がスムーズに進みます。

他のパスワード管理アプリと一緒に使えますか?

iCloudキーチェーンはSafariやSystem連携されたアプリで自動入力が便利です。ただし他社製アプリは連携が限定的なので、もし複数管理アプリを併用するならアプリごとの設定を確認して、重複保存を避けるのがおすすめです。

保存されたパスワードを確認や編集する方法は?

システム設定の「パスワード」かSafariの環境設定「パスワード」タブから一覧を開けます。該当サイトをクリックすると内容を確認や編集でき、変更は即座にすべてのデバイスに反映されます。

iCloudキーチェーンをOFFにしたらパスワードは消える?

iCloudキーチェーンをオフにするとApple IDとの同期が停止して、新たに保存したパスワードはiCloudに送られません。

オフに切り替えた直後に「このMac上に保持」か「削除」かを選べます。パスワードを手元に残したいなら「保持」を選んでください。

「このMac上に保持」を選ぶとローカルにはパスワードが残り、Safariの自動入力やキーチェーンアクセスで確認できます。

Windowsでもキーチェーンを使える?

WindowsでもiCloudキーチェーンのパスワードを呼び出したいときには、Apple公式のアプリが役立ちます。このアプリを入れると、保存したパスワードをEdgeやChromeで自動入力できる「iCloudパスワード」拡張機能が利用可能になります。

まずMicrosoft Storeからをインストールし、Apple IDでサインインします。続いて「パスワード」項目をオンにすると、自動でWindowsとiCloudのパスワードが同期されます。そのあとEdgeやChromeに「iCloudパスワード拡張機能」を追加すれば、サイトのログイン欄に保存済み情報がポップアップで表示されるようになります。

Windows版ではmacOSのキーチェーンアプリそのものは使えませんが、ブラウザ拡張を通じてiCloudキーチェーンのパスワードが手軽に引き出せるようになります。

2ファクタ認証がないAppleIDでも設定できる?

iCloudキーチェーンは2ファクタ認証が必須になっているため、Apple IDに設定がないと同期ができません。

もし以前の「2ステップ認証」を使っている場合は、システム環境設定のApple ID>パスワードとセキュリティから「2ファクタ認証に切り替える」を選ぶだけで準備完了です。切り替え後はパスワード管理もスムーズになります。

保存済みパスワードを編集したいときはどうする?

Safariを使えばOS標準で保存したパスワードをかんたんに編集できます。鍵アイコンや環境設定のパスワードタブから一覧にアクセスして、該当のサイトをクリックすれば編集フォームが開くので、そこで新しいパスワードに書き換えるだけです。

メリットとしては、iCloudキーチェーン経由で同期されるので、更新したパスワードがMacだけでなくiPhoneやiPadにも自動反映されることです。またエンドツーエンドで暗号化されているため安心感もあります。

まとめ

まとめ

iCloudキーチェーンをオンにしておくと、Mac間でパスワードやクレジットカード情報、Wi-Fiネットワーク情報が自動的に同期され、ログイン操作やネットワーク接続がスムーズになります。

設定は「システム設定>AppleID>iCloud」から「キーチェーン」をオンにするだけで完了します。二段階認証を有効にしておくのもお忘れなく。

パスワードの生成や自動入力も簡単にできるので、安全性を高めつつ手間を減らせます。普段のブラウジングやアプリ利用がぐっと快適になります。

まずはMacでiCloudキーチェーンを有効にして、パスワード管理の一歩を踏み出しましょう。これでパスワードの悩みとおさらばできるはずです。

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