iTunesの画面に現れるアップデート通知が何度も出てきて、今こそ対応すべきか悩んでいませんか?
このガイドでは、初めての方でも戸惑わずに操作できるよう、画面のどこを開き、どのボタンを押せばよいのかを順序立てて示し、作業中に起こりやすいトラブルの回避策や時間を節約する裏技までまとめています。
読後には迷いなく更新を終えられ、音楽はもちろんバックアップや同期も安心して楽しめますので、肩の力を抜いて一緒に手順を確認してみましょう。
iTunesアップデートを迷わず終わらせる具体的ステップ

iTunesをスムーズにアップデートするには大きく3つの方法があるよ。それぞれ手間や所要時間がちがうから、自分に合った手順を選ぶと迷わず終われる。
- Mac App Storeでアップデート:OSに統合されているから操作がシンプル。インターネット接続が安定しているときにおすすめ。
- Appleメニューのソフトウェア・アップデート:システム環境設定からまとめてチェックできる。複数のアプリも一気に更新したいときに便利。
- Apple公式サイトから手動インストーラをダウンロード:ネット回線が不安定でも再開しやすい。最新版を確実に手に入れたいとき向き。
プログラマーのコツとしては、アップデート前にユーザーライブラリを別フォルダへコピーしておくと、万が一トラブルが起きても元に戻せて安心だよ。
AppStoreからアップデートする方法

AppStoreアプリを使ってiTunesをアップデートする方法は、画面をタップして進めるだけのわかりやすい手順です。最新OSを搭載した端末ならAppStoreを開くと自動的にアップデートが表示されるので、操作に不慣れな方でも安心して更新できます。
この方法は次のようなときにおすすめです。
- 視覚的にわかりやすい画面で最新バージョンを確認できる
- 安定したWi-Fi環境があれば自動的にダウンロードが進む
- アップデート状況がアイコンで表示されるので進捗が把握しやすい
①DockのAppStoreをクリック
まずは画面下部のDockから青い「A」アイコンを探してクリックしてください。AppStoreは白い背景に青い丸の中に「A」が描かれているデザインです。不意に隣のLaunchpadやSafariを押さないように気をつけましょう。
AppStoreアイコンが見当たらないときは、Launchpad(ロケット型アイコン)から探すと安心です。
②サイドバーのアップデートを選ぶ
iTunesを起動したあと、画面左側にあるサイドバーを確認します。
サイドバー内に「アップデート」が見つかったら、そこをクリックしてください。最新のプラグインやライブラリの更新状況がずらりと並んでいます。
もしサイドバーが隠れている場合は、メニューバーの「表示」→「サイドバーを表示」を選んでみましょう。再びクリックするとアップデート一覧が現れます。
③iTunesの横のアップデートボタンを押す
App Storeのアップデート画面でiTunesの行を見つけてください。
その行の右側にある青いアップデートボタンをクリックすると、自動で最新版のダウンロードが始まります。
進捗バーが出るので完了するまで待ちましょう。途中でネットワークが切れないように注意してください。
ボタンが表示されないときは、App Store左上の「アップデートを確認」を押してリストを最新にしてください。
④ダウンロード完了後に再起動を選ぶ
ダウンロードが終わると、画面中央に再起動ボタンがはっきり光ります。ボタンをクリックするとMacが自動で再起動し、ダウンロードした更新プログラムが反映されます。
再起動中は絶対に電源ボタンに触れないでください。強制終了するとシステムが壊れることがあります。
iTunes内から手動でアップデートする方法

iTunesを開いたまま、上部メニューの「ヘルプ」から「更新プログラムの確認」を選ぶと、その場で最新版を探してくれます。ダウンロードとインストールが自動で進むので、わざわざダウンロードサイトに行かなくてもスムーズに作業できます。
この方法は、急いで最新機能を試したいときや、社内ネットワークでAppleのサイトへのアクセスが制限されているときに特に役立ちます。起動中のプラグインや拡張機能が更新の邪魔をしないか注意しておくと、よりトラブルなくアップデートできます。
①iTunesを開いてメニューバーのiTunesをクリック
DockにあるiTunesのアイコンをクリックして起動します。Spotlightから「iTunes」と入力して起動する方法もあります。起動したら、画面上部のメニューバーに並ぶ「iTunes」を探してクリックしてください。
②アップデートを確認を選ぶ
システム設定(歯車アイコン)を開いたら、左側のリストからソフトウェア・アップデートをクリックします。その画面でアップデートを確認ボタンを押すと、最新のソフトウェア状況が表示されます。
余談ですがプログラマー目線では、この瞬間がわくわくポイントです。新機能やバグfixがないかサクッとチェックしてみましょう。
③案内に沿ってダウンロードを開始
ダウンロード画面が表示されたら、案内に従ってファイルを受け取りましょう。画面上の大きなボタンやリンクをよく見てください。
「ダウンロード」や「Download」と書かれたボタンを見つけてください。リンクは青や緑など目立つ色になっていることが多いです。
クリックすると保存先を選ぶダイアログが現れます。特に理由がなければ、デフォルトの「ダウンロード」フォルダで問題ありません。
SafariやChromeのツールバーにダウンロードアイコンが表示されるので、進行状況が完了するまで待ちます。完了マークが出たら次に進みましょう。
注意点:ダウンロード中にスリープや画面ロックが入ると失敗しやすいので、操作を続けてください。
④インストーラの指示でMacを再起動
インストーラがアップデートの準備を終えると、Macを再起動する案内が表示されます。表示されたポップアップに沿って進めてください。
画面右下にある今すぐ再起動ボタンをクリックしてください。Macが自動でシャットダウンし、再起動が始まります。
再起動中に電源を切るとアップデートが壊れるので必ず電源はそのままにしておいてください。
アップデートを覚えたら広がる便利ワザ

アップデートを終えたiTunesはパワーアップしていろんな裏ワザに応えてくれます。
応用ワザ | 活用ポイント |
---|---|
スマートプレイリストの自動更新 | 再生回数や評価をトリガーに自動でリストを整頓できる |
複数端末の自動同期 | MacとiPhoneのライブラリを常に最新状態に保てる |
AppleScriptで定期バックアップ | ライブラリ破損に備えて自動でバックアップを取れる |
AirDropでプレイリスト共有 | 近くの友達とお気に入り曲をサクッと交換できる |
これらのワザを組み合わせると、音楽管理がさらにラクで楽しくなります。
とくにAppleScriptでバックアップのスクリプトを組むと、うっかりライブラリが壊れても安心です。
自動アップデートをONにして放っておくだけ

自動アップデートをONにしておくと、iTunesの新機能やセキュリティ改善を知らないうちに取り込めます。ソフトが新しくなるたびに手動でチェックする手間がなくなり、いつでも最新の状態で音楽管理が楽しめます。
個人的には、夜間にMacをスリープ解除したままにしておくと、自動でアップデートが進んでくれるのが助かっています。Wi-Fiに繋がり電源も確保されていれば、忙しいときでも安心して放っておけます。
システム設定の一般をひらく
画面左上のAppleマークをクリックして「システム設定」を選んでください。最新OSでは見た目が変わっているかもしれませんが、左側のサイドバーから一般を見つけてクリックすると開きます。
ソフトウェアアップデートを選ぶ
アップデートを確認するためにシステム設定からソフトウェアアップデートを開いてみましょう。
画面左上のAppleメニューをクリックしシステム設定を選びます。
左側の「一般」をクリックしその中から「ソフトウェアアップデート」を選びます。
AppStoreから自動的にアップデートをインストールを選ぶ
DockやSpotlightからApp Storeを開いてください。
メニューバーでApp Store→設定…をクリックします。
表示された設定画面でAppを自動的にアップデートにチェックを入れるだけです。
過去バージョンに戻して不具合を回避

新しいiTunesで曲の読み込みがうまくいかないときや、同期中にエラーが出て作業が止まるときは、前のバージョンに戻して安定動作を取り戻すのが手堅い方法です。
Time MachineバックアップやAppleのサポートサイトから旧バージョンのインストーラを引っ張り出せば、慣れた操作感をすぐ再現できます。急いで音楽を聴きたいときやデバイスをすぐに同期したいときにも安心です。
バージョン切り替えで不具合回避しつつ、Appleからの次回アップデートで改善が来るまで丁寧に待つと、ストレスなくiTunesを楽しめます。
TimeMachineを起動して日付を選ぶ
メニューバーの時計アイコンをサクッとクリックしてTimeMachineを起動してください。
起動すると画面右側にズラリと並ぶタイムラインが出現します。
更新前のバックアップが残っている日付を選ぶと、必要なファイルだけサクッと取り出せます。
バックアップ先のドライブが起動中でないと日付が表示されないので注意です。
アプリケーションフォルダのiTunesを復元
画面右上のTime Machineアイコンをクリックし、「Time Machineに入る」を選びます。
Finderでアプリケーションフォルダを表示し、右側のタイムラインからiTunesが残っている日時を選びます。
iTunes.appをクリックし、「復元」を押します。完了したらFinderに戻り、アプリケーションフォルダ内にiTunesが復活していることを確認します。
Time Machineのバックアップが無い場合は、Appleの公式ページからmacOSの再インストーラを使って修復インストールするとiTunesが戻ることがあります。
よくある質問

- iTunesのアップデートが見つかりません。どうすればいいですか?
-
macOS Catalina以降はiTunesがなくなり、Musicアプリに切り替わっています。App Storeを開いて「アップデート」タブを確認してください。もし古いmacOSを使っている場合は、App StoreではなくiTunes本体のメニューから「アップデートを確認」を選ぶと見つかります。
- アップデート途中で止まってしまいました。どう直せばいいですか?
-
ネットワークが不安定だと止まりやすいです。一度Wi-Fiを切り替えてみましょう。それでも直らないときは、ターミナルで次のコマンドを試してみてください。
sudo softwareupdate --clear-catalog
と入力すると、アップデートキャッシュがリセットされます。 - アップデート後にプレイリストが消えました。戻せますか?
-
焦らずに、~/Music/iTunesフォルダを開いて「Previous iTunes Libraries」フォルダを見てみてください。最新のライブラリをコピーして、同じフォルダに戻すとプレイリストが復活します。日頃からTime Machineでバックアップしておくと安心ですよ。
アップデートが途中で止まったらどうすればいい?
アップデートの進行がぴたりと止まったまま動かなくなるのは、Mac内で更新用のプロセスが一時的に固まっているサインです。この場合は設定やデータを触らずに、再起動というシンプルな操作でプロセスをリフレッシュできるメリットがあります。
アップデート後にライブラリが見当たらないけど大丈夫?
アップデート後、ライブラリの曲が一見消えたように見えますが慌てないでください。実際には既存のiTunes Library.itl
ファイルが新バージョン用に移動・分割されただけで、音楽データそのものは無傷です。
最新バージョンでは起動時に読み込むライブラリを選べる機能が備わっていて、以前使っていたライブラリに簡単に戻せます。複数ライブラリの切り替えがラクなので安心です。
ここからはOptionキー(Altキー)を押しながらiTunesを起動し、復元したいライブラリファイルを指定する手順をわかりやすくお伝えします。リスク少なく元の環境を取り戻せます。
モバイルデータでアップデートしても平気?
モバイルデータでもアップデートはできます。ただし、iOSのアップデートファイルはサイズが大きいことが多いので、データ通信量を大幅に消費する点に注意してください。
5G回線で無制限プランを契約している場合は比較的スムーズにダウンロードできますが、ギガ数が限られていると通信料がかさんでしまいます。データ使用量を気にする場合は、Wi-Fi環境でのアップデートをおすすめします。
古いmacOSでも最新のiTunesにできる?
お使いのmacOSが古くても、OSごとに用意されたiTunesの最終バージョンならサクッとアップデートできます。まずは「自分のmacOSに対応した最新版」をダウンロードしてみましょう。
たとえばOS X 10.11ならiTunes 12.8、10.9以前なら12.6.3が純正最後のリリースです。もしもっと新しい機能がほしければ、Retroactiveのようなツールを使ってミュージックアプリを導入する裏ワザもあります。
まとめ

iTunesアップデートはデータの安全確保から始めると心強いです。
- バックアップ:Time Machineや外付けドライブに音楽データを保存しておく
- バージョン確認:最新のmacOSとiTunesが対応しているかチェックする
- アップデート実行:App Storeまたは公式サイトから最新版をダウンロードしてインストール
- 動作チェック:起動してライブラリが正常に表示されるか確認する
これで最新のiTunesが使えるようになりました。新機能を試してお気に入りの楽曲をもっと楽しんでくださいね。