Macウィンドウが画面外!?ふわっと戻すコツ全部教えます

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Macウィンドウが画面外!?ふわっと戻すコツ全部教えます

Macの作業中にウィンドウがふっと画面外へ飛び去り、カーソルだけが取り残されて戸惑ったことはありませんか?

原因はディスプレイ設定や操作のささいな癖に隠れていますが、対処は思ったより簡単です。Mission Controlやショートカットで数秒以内に迷子を回収する手順から、外部モニターを抜いても位置がずれない予防策まで、実体験ベースで順序立ててお伝えします。その場しのぎではなく再発も抑えられるので、集中した作業の流れを止めずに済みます。

次のステップへ進み、今閉じ込められているウィンドウを取り戻して、安心して資料作成やコーディングに戻りましょう。

目次

Macでウィンドウが画面外へ飛んだときの戻し方

Macでウィンドウが画面外へ飛んだときの戻し方

あれ?作業中にふいにウィンドウが消えて「どこ行った?」って困ることありますよね。でも大丈夫、慌てずにいくつかやり方があるんです。

  • Dockからウィンドウを呼び出す:アプリのアイコンを長押しして表示されたウィンドウ一覧から選ぶ
  • Mission Controlで探す:3本指で上にスワイプするかControlで画面を一覧表示
  • AppleScriptで位置をリセット:ターミナルでスクリプトを実行すれば中央に戻せる
  • サードパーティツールを活用:BetterSnapToolやSpectacleを使えばショートカットで楽々

どれも試す価値ありですが、まずはDockやMission Controlでサクッとウィンドウを呼び戻してみてくださいね。

MissionControlで迷子のウィンドウを引っ張り戻す

MissionControlで迷子のウィンドウを引っ張り戻す

ブラウザやエディタが隅っこにすっ飛んで行ってしまったら、Mission Controlの出番です。

トラックパッドの三本指スワイプアップかControl+上矢印キーでふわっと全ウィンドウが俯瞰表示されるので、迷子のウィンドウも一目瞭然です。

目的のウィンドウをつかんでデスクトップ上にドラッグすれば、どこへでも戻せる頼もしさが嬉しいですね。

①トラックパッド三本指で上に滑らせMissionControlを開く

トラックパッドを3本指で上にスワイプするとMission Controlが開いて、デスクトップや全ウィンドウが見渡せます。

手順
トラックパッド設定を確認

Apple メニューから「システム設定」を開いて「トラックパッド」を選び、「Mission Control」のジェスチャーが有効になっているか確認します。

手順
3本指で上にスワイプ

トラックパッド上で3本の指を揃えて軽く上に滑らせるだけでMission Controlが起動します。

操作がうまくいかないときは指の幅やタッチの強さを変えてみると認識しやすくなります。

②画面上部のデスクトップ一覧から目的のスペースを選ぶ

Mission Controlを開くと画面上部にデスクトップ(スペース)のサムネイルがずらりと並びます。戻したいウィンドウを含むスペースを見つけたら、そのサムネイルをクリックしてください。

トラックパッドなら三本指で左右にスワイプしてスペースを切り替える方法も役立ちます。

③小さく見えているウィンドウをドラッグで中央へ移動

手順
隠れているウィンドウの端を探す

画面の端にちょこっとだけ見えているウィンドウの細いバーやタイトル部分にカーソルを合わせます。

手順
ウィンドウを中央へドラッグ

見つけたバーをクリックしたままドラッグして、画面中央に移動させてからマウスを放します。

幅の狭い部分はクリック長押しからドラッグするとつかみやすいですよ。

④ウィンドウを離してサイズを確認する

手順4
ウィンドウを離してサイズを確認する

マウスやトラックパッドから指を離すとウィンドウの端がぴたりと固定されます。このタイミングで実際の画面表示をじっくり見直しましょう。テキストが切れていないか画像がはみ出していないかをチェックしてください。

プログラマーならではのワンポイント:Retinaディスプレイではピクセル密度が高く表示崩れに気づきにくいです。optionキーを押しながらドラッグするとピクセル単位でサイズを調整できるので、細かいレイアウト確認におすすめです。

メニューバーのウィンドウズームを使って中央に戻す

メニューバーのウィンドウズームを使って中央に戻す

メニューバーの“ウィンドウ”から“ズーム”を選ぶと、画面外にはみ出したウィンドウが画面中央までふわっと戻ってきます。ドラッグでつかめないときや、アプリのボタンが見えなくて操作できないときにも安心です。

この方法のいいところ:

  1. メニューバーだけ使うのでマウスが届かない場所でもOK
  2. 余計なアプリや設定なしで標準機能だけで戻せる
  3. ウィンドウの大きさも合わせて調整されることがある
  4. ノートMacでもトラックパッド中心に操作できる

①メニューバーのウィンドウをクリックする

手順
メニューバーからウィンドウを選ぶ

画面上部のメニューバーにある「ウィンドウ」をクリックすると、開いているすべてのウィンドウが一覧表示されます。

表示されたリストから行方不明になったウィンドウ名をクリックすると、画面外にあったウィンドウが最前面に戻ってきます。

②ズームを選びウィンドウを自動で中央配置する

手順
ズームを選んで中央に戻す

タイトルバーをcontrolキーを押しながらクリックするとコンテキストメニューが開きます。

その中からZoomを選ぶとウィンドウが最適サイズにリセットされ、画面中央に自動配置されます。

一時的に解像度を下げて画面外のウィンドウを表示する

一時的に解像度を下げて画面外のウィンドウを表示する

デスクトップが広すぎると、ウィンドウが見えない場所に隠れちゃうことがあります。

そんなときは画面の解像度をちょっと下げてみましょう。

解像度を下げると表示領域が狭くなるぶん、隠れたウィンドウがギュッと戻ってきます。

システム設定の「ディスプレイ」から解像度を選ぶだけなので、パソコンに慣れていない人でも気軽に試せる方法です。

エンジニアならではのコツとして、Optionキーを押しながら解像度一覧を開くと、さらに細かいスケールが選べてピーンポイントで調整できます。

ウィンドウを回復できたら、元の解像度に戻しておくと文字やアイコンがキレイなまま安心です。

①リンゴマークをクリックしシステム設定を開く

手順
①リンゴマークをクリックしシステム設定を開く

画面左上のリンゴマークをクリックします。表示されたメニューから歯車アイコンのシステム設定を選んでください。メニュー内で迷ったときはアイコンの形に注目するとわかりやすいです。

②ディスプレイを選び解像度を拡大縮小に切り替える

手順
システム設定を開く

Appleメニューからシステム設定を選び、左側のサイドバーで「ディスプレイ」をクリックしてください。

手順
解像度を拡大縮小に切り替える

解像度の設定で「拡大縮小」を選び、一覧から好みの表示サイズ(例:より多くの空間)をクリックしてウィンドウが戻りやすい画面領域を確保します。

接続ディスプレイが認識されないときは、ケーブルやアダプタを抜き差しして再接続すると解像度リストが更新されやすいです。

③縮小側を選んでウィンドウが見えるか確認する

手順
縮小側の解像度を選ぶ

システム設定からディスプレイを開いてください。

Optionキーを押しながら「解像度:標準」横の「拡大/縮小」をクリックすると、より詳細なサイズが選べるようになります。

隠れているウィンドウが表示されるように、現在より少し小さい数値の解像度(縮小側)を選択してみましょう。

画面が小さくなりすぎると文字が読みづらくなるので、ウィンドウを確認できたら元の解像度に戻しておくと安心です。

④ウィンドウをドラッグで中央へ寄せたら元の解像度に戻す

手順
画面の解像度を一時変更する

アップルメニューからシステム設定を開き、ディスプレイを選びます。解像度の“スケールド”をクリックして、任意の解像度を選んでください。

手順
元の解像度に戻して完了

同じ設定画面で“デフォルト”を選び直すと、ウィンドウが中央付近に固定されたまま、元のサイズに戻ります。

スケールド解像度はウィンドウサイズに影響するため、戻した直後に微調整するとズレを防げます。

画面外に飛ばさない習慣でMac作業がずっと快適

画面外に飛ばさない習慣でMac作業がずっと快適

ウィンドウを触るたびに「あれ?どこ行った?」と探すのって地味に疲れますよね。だから画面外に飛ばさないちょっとしたクセを身につけるだけで、毎日の作業が快適にパッと進むようになります。

習慣期待できる効果
キーボードショートカットを覚える⌘+Mや⌥+⌘+Dですぐ最小化やDockの表示切り替えができるので、ドラッグで飛ばすリスクが減る
ミッションコントロールを定期的にチェックF3や三本指スワイプで全ウィンドウを俯瞰できるため、迷子になったウィンドウを即発見できる
ディスプレイ設定は余白を残すフルスクリーンにせず少しだけスペースを作ると、他のウィンドウがはみ出しにくくなる
ウィンドウサイズのプリセットを活用BetterTouchToolなどでよく使うサイズを登録すれば、意図せず画面外にはみ出る心配がなくなる

複数ディスプレイを外してもウィンドウを見失わない設定

複数ディスプレイを外してもウィンドウを見失わない設定

外部ディスプレイを外したあと、どこかに消えたウィンドウを探し回るのはうんざりですよね。

「システム設定>ディスプレイ」パネルに潜むGather Windows機能を使えば、切断後に行方不明になったウィンドウを一発でメイン画面に集められます。

  1. 切断後も自動で画面上に再配置:手動で探す手間がゼロになります。
  2. 作業中の集中力をキープ:ウィンドウ迷子のイライラから解放。
  3. 余計な再配置操作を省略:すぐに次の作業へ進めます。
  4. プログラマー視点の注意点:非表示ウィンドウも集まるので、意図しないアプリまで前面に出ないよう確認を。

リンゴマークからシステム設定→ディスプレイでメニューバーをすべての画面で表示をオンにする

手順
システム設定を開く

画面左上のリンゴマークをクリックしてシステム設定を選びます。

手順
ディスプレイ設定を選ぶ

サイドバーからディスプレイをクリックして表示オプション画面を開きます。

手順
メニューバーをすべての画面で表示

「メニューバーをすべての画面で表示」のスイッチをオンに切り替えます。

ショートカットcontrolF4で狭い画面でも素早く切り替える

ショートカットcontrolF4で狭い画面でも素早く切り替える

control+F4を押すと、同じアプリケーション内で開いているウィンドウを順番に前面へ切り替えられます。マウスで隠れたウィンドウを探し回る手間がないので、画面外へ飛んでしまったウィンドウも一発で呼び戻せます。

狭いディスプレイやサブディスプレイを使っているときほど威力を発揮し、キーをポンポン叩くだけで必要な画面へパッとアクセスできます。キーボード中心の操作が好きな人にとっては、マウスを使わずに切り替えられるこのショートカットが手放せなくなるはずです。

キーボードのcontrol+F4を押してアクティブウィンドウを順送りに切り替える

手順
controlキーとF4キーを同時に押す

キーボードの左下にあるcontrolキーを押し続けながら、上部のF4キーを押します。

ファンクションキーが音量調整などに割り当てられている場合は、fnキーも併用してください。

実際に操作するときは、あらかじめ切り替えたいアプリをアクティブにしてから行うと確実です。

BetterSnapToolで自動整列し迷子を防ぐ

BetterSnapToolで自動整列し迷子を防ぐ

BetterSnapToolはウィンドウを画面の端やコーナーに近づけるだけで自動的にサイズや位置をぴったり合わせてくれる便利なアプリです。マルチウィンドウで作業していると、うっかり画面外にはみ出しがちなウィンドウも、ドラッグ操作ひとつで迷子になりません。

キーボードショートカットも自由に設定できるので、トラックパッドやマウスに手を伸ばさずに瞬時に整列が可能です。作業スペースをグリッドで細かく分けたり、複数ディスプレイごとに異なるスナップ領域を登録できる細かなカスタマイズ性も魅力です。

最新のmacOS VenturaやmacOS Sonomaにも対応していて、システムアップデート後も安心して使えます。画面外に飛んでしまったウィンドウをいちいち探さなくていいので、プログラミングや資料作成に集中できるようになりました。

AppStoreからBetterSnapToolを入れてドラッグだけでウィンドウを整列させる

AppStoreからBetterSnapToolをインストールすると、ウィンドウをドラッグするだけでスッと整列できるようになります。直感的な操作が好きな人にもピッタリです。

手順
AppStoreを開く

DockやLaunchpadからAppStoreを起動して、検索バーに「BetterSnapTool」と入力してください。

手順
BetterSnapToolをインストール

アプリページで「入手」をクリックすると、Apple IDで認証後にダウンロードが始まります。

手順
システム環境設定で許可を与える

「セキュリティとプライバシー」の「アクセシビリティ」でBetterSnapToolにチェックを入れて、ウィンドウ操作を認めてください。

手順
ドラッグアクションを試す

ウィンドウのタイトルバーをドラッグして画面端に近づけると、自動でハーフサイズやコーナー配置できます。

手順
設定をカスタマイズ

メニューバーのアイコンから開く設定画面で、自分好みのスナップエリアを追加できます。

BetterSnapToolは有料アプリです。無料体験で動作を確認してからの購入をおすすめします。

マルチディスプレイなら、ディスプレイごとに別のスナップ設定を作ると作業効率がさらにアップします。

よくある質問

よくある質問
ウィンドウが画面外にはみ出したらどう戻せばいいですか?

メニューバーの「ウィンドウ」→「すべてを画面に収める」を選ぶと一発で戻ります。該当メニューがない場合は、緑のボタンをOptionを押しながらクリックすると位置とサイズがリセットされます。

緑の拡大ボタンだけで戻せるって本当ですか?

はい、Option押しながら緑ボタンをクリックすると元の大きさと位置にパッと復帰します。プログラマー仲間も常用する便利ワザです。

ショートカットで呼び戻す方法はありますか?

MissionControl(Control+↑)で全ウィンドウを俯瞰表示し、消えたウィンドウをクリックすると画面外からも呼び戻せます。慣れると作業がサクサク進みます。

デュアルディスプレイで片方から消えたときの対処は?

システム設定→ディスプレイの配置で画面同士の位置関係を確認すると戻しやすいです。外部ディスプレイを一度外すと自動的にメイン画面に戻るケースもあります。

MissionControlが動かないときは?

Mission Controlがうまく開かないと、飛んでいったウィンドウをサクッと確認できずイライラしますよね。多くはDock(ドック)の調子が悪くなっていたり、キーボードショートカットの割り当てが外れたりしているのが原因です。ここではアプリを完全に再起動することなく、Dockの再起動やショートカット設定の見直しなどで簡単に直せる手順をお伝えします。

ウィンドウメニューのズームがグレーアウトするのはなぜ?

ウィンドウメニューのズームがグレーアウトになるのは、ウィンドウがすでにフルスクリーン表示中か、アプリ側でサイズ変更が制限されているからです。フルスクリーンやツール専用ウィンドウではズーム機能が無効化され、メニューが薄く表示されます。

ズームを使いたいときは、まずフルスクリーンを解除しましょう。Escキーを押すか、ウィンドウ左上の緑ボタンをクリックすると元のサイズに戻り、再びズームが有効になります。さらにOptionキーを押しながら緑ボタンをクリックすると、前のウィンドウサイズと最大化をワンタップで行き来できるので、ウィンドウ管理がとてもラクになります。

解像度変更後に画面が真っ黒になったら?

解像度をいじったあとに画面が真っ黒になるのは対応外の設定を選んだときに起こります。そんなときはまずMacをシャットダウンして電源を入れ直し、起動直後にShiftキーを押し続けると安全起動で立ち上がります。安全起動なら標準解像度に戻せるので、画面が見える状態でディスプレイ設定をリセットできます。もっと手軽に済ませたいときは起動時にOption+Command+P+Rキーを押してNVRAMをリセットする方法もおすすめです。これらの手順を覚えておけば急な真っ黒トラブルでもあわてずに対処できます。

毎回外部モニターを外すたびにウィンドウが消えるのを止めたい?

外部モニターを外すたびにアプリのウィンドウが見えなくなって焦ることがあるかもしれません。これはmacOSの「ディスプレイごとに個別のスペース」設定がオンになっていると、外部モニター用に作成されたデスクトップ領域にウィンドウが移動してしまうためです。

こうしたときはシステム環境設定→Mission Controlで「ディスプレイごとに個別のスペース」をオフにすると、外部モニターを外してもすべてのウィンドウがメインディスプレイ上に残るようになります。さらにStayMoomのような窓管理アプリを組み合わせると、好きなレイアウトをボタン一つで戻せるので、煩わしさゼロで使い続けられます。

まとめ

まとめ

もうウィンドウが画面外に飛んでもあわてないで大丈夫です。MISSION CONTROLで全体を俯瞰して取り戻す基本ワザ、⌘+Tabや⌃+矢印キーで瞬時に切り替えるショートカット技。外部ディスプレイのつなぎ直しやターミナルでドック設定リセットといった応用テクニックまで、最新のmacOS対応でしっかりカバーしました。

ここで紹介した手順を順に試せば、どんな場面でもふわっと飛んだウィンドウをすぐに戻せます。ぜひ落ち着いて楽しみながらさくっと直して、次の作業も気持ちよく進めてくださいね。

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