iMovieサイズ変更がすぐわかる!ドラッグだけでぴったりリサイズ術

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iMovieサイズ変更がすぐわかる!ドラッグだけでぴったりリサイズ術

iMovieで作った動画をSNSに載せようとしたものの、サイズ変更の方法が分からず黒帯が残ってしまって困っていませんか?

ここでは、プレビュー枠をドラッグするだけで比率を整える手順から、解像度を落とさずに軽量化する書き出し設定、さらに縦長動画を作る応用までを実体験を交えて順序立てて示します。覚えた直後にすぐ試せるよう、指示は一つずつ短くまとめています。

読み終える頃には、画面をクリックするたびにサイズが思い通りに変わる感覚をつかめます。動画を仕上げたい今この瞬間に、Macを開いて一緒に作業を始めましょう。

目次

iMovieで動画サイズを変える手順をまるっとガイド

iMovieで動画サイズを変える手順をまるっとガイド

iMovieの編集画面を開くと、動画サイズを調整したい場面がすぐ見つかります。サイズ変更にはいくつかの方法があって、どれもドラッグ操作が基本なので直感的に進められます。

  1. プロジェクト設定でアスペクト比を切り替える:16:9、1:1、4:3などあらかじめ用意された比率を選択できるので、一発で全体サイズを合わせられます。
  2. クリップの拡大・縮小をドラッグで調整:タイムライン上のクリップをダブルクリックして、プレビュー画面のコーナーをドラッグしながらサイズ変更が可能です。
  3. クロップ&拡大を活用して部分をトリミング:動画の不要な部分を隠しつつ、見せたい部分だけを大きく表示させるテクニックです。
  4. 書き出し設定で解像度を指定:編集後、共有メニューの「ファイル」→「解像度」を選ぶと、720pや1080pなど出力サイズを選べます。

どの方法を選ぶかは用途次第ですが、プロジェクト設定で全体を一度に調整してから、個別クリップで微調整すると作業がスムーズです。

エンジニア視点だと、最初にプロジェクトのアスペクト比を決めておくと後工程で余計なコーディング(再トリミング)が減って効率が上がります。

キャンバスでドラッグしてリサイズする方法

キャンバスでドラッグしてリサイズする方法

キャンバス上のクリップを直接ドラッグする方法なら、直感的にサイズを変えられます。枠の端や角にカーソルを合わせてドラッグするだけで、動画の拡大・縮小がリアルタイムにプレビューされるので「ちょっとだけ大きくしたい」「上下にだけ余白を詰めたい」という調整にぴったりです。

プログラマーならではの小ワザとして、Shiftキーを押しながらドラッグすると縦横比が守られて歪みを防げます。またOptionキー(⌥)を同時に押せば、中心を起点にサイズ変更できるので、ズレが気になりにくくなります。

①iMovieで新しいプロジェクトを開く

手順
iMovieで新しいプロジェクトを開く

Dockまたは「アプリケーション」フォルダからiMovieを起動します。

左上の+ボタンをクリックして「ムービー」を選びます。

プロジェクト名を入力し、解像度やフレームレートを選択して「作成」を押します。

②タイムラインに動画クリップを置く

手順
マイメディアから動画を選ぶ

画面上部の「マイメディア」をクリックして取り込み済みのクリップ一覧を表示します。プログラマー目線のコツとして、キーボードの↑↓キーで素早く選択するとマウス操作が減らせます。

手順
動画をタイムラインへドラッグ

選んだクリップをそのままタイムラインの任意の位置へドラッグ&ドロップします。Shiftキーを押しながら操作すると縦方向の動きが制限され、ミスを減らせます。

ドラッグ中にクリップの上部に現れるグリーンのガイドラインで正しく配置できているか確認してください。

長いプロジェクトではタイムラインを拡大して、狙った位置へぴったり置くとあとから微調整が楽になります。

③プレビュー画面のクロップアイコンをクリック

プレビュー画面の右上にある四角いアイコンを探してください。斜めのラインが入ったマークがクロップアイコンです。

アイコンをクリックすると、切り抜きやズームの調整ができるメニューが表示されます。画面比率を変えたいときは、ここから操作できます。

ウィンドウサイズを変更するとアイコンの位置が微妙に動く場合があります。見つけにくいときは画面を最大化してみましょう。

アイコンにカーソルを合わせると「クロップ」と表示されるので、初めてでも迷わず操作できます。

④フィット・クロップ・KenBurnsからクロップを選ぶ

手順
④フィット・クロップ・KenBurnsからクロップを選ぶ

タイムラインでサイズを変えたいクリップをクリックして選択します。

プレビュー上部のクロップアイコンをクリックすると「フィット」「クロップ」「KenBurns」のボタンが並ぶのでクロップをクリックします。

クロップを選ぶと映像が拡大されて一部が切り取られるので、切り取り範囲に重要な被写体が入っているか必ず確認してください。

プログラマー眼線で言うと、クロップ時に動く部分を中心に配置すると映像の流れが自然に見えやすくなります。

⑤白枠をドラッグして希望のサイズに合わせる

手順
⑤白枠をドラッグして希望のサイズに合わせる

プレビュー画面に表示された白い枠の角にカーソルを重ねると、リサイズ用の矢印アイコンが現れます。そのままドラッグすると動画の切り取り範囲を上下左右に伸縮できます。

枠全体を移動させるときは、枠内をクリックしたままドラッグしてください。気に入った範囲が決まったら、右上の適用ボタンを押して確定しましょう。

プレビューで確認しながらサイズを調整しないと、肝心の被写体が切れてしまうことがあるので注意してください。

ドラッグ時にShiftキーを押すと、縦横比を固定したままリサイズできます。

⑥チェックマークで変更を確定する

手順
チェックマークで変更を確定する

プレビューでサイズ調整が思い通りになったら、画面右上にあるチェックマークをクリックして変更を確定します。

ここを押すと、切り抜いたサイズがタイムラインのクリップに反映されるので、そのまま次の編集にスムーズにつなげられます。

キーボードショートカットを活用したいときはEnterキーでも同じ動作ができるので、マウス操作を減らしたいときに便利です。

書き出しで解像度を変える方法

書き出しで解像度を変える方法

編集が終わったタイミングで、そのまま異なる解像度のファイルを同時に用意できる方法です。iMovieの書き出し画面にある解像度メニューから、オリジナルより高い・低い解像度を選べば、再編集なしでサクッとサイズ違いの動画が手に入ります。

この方法のいいところは、プロジェクトファイルには影響せずに、自由に解像度を切り替えられる点です。たとえばSNS投稿用に軽めの動画を作ったり、クライアントに高画質版をすぐ共有したり、用途別に気軽に使い分けられるので便利です。

①右上の共有ボタンをクリック

iMovie画面の右上、ウィンドウ枠内のプレビュービューの上あたりに、四角形から上向きに飛び出す矢印アイコンがあります。この四角+矢印が共有ボタンなので、アイコンにマウスポインターを重ねて「共有」と出たらクリックしてください。

補足:キーボードショートカットのCommand+Eでも共有メニューを呼び出せます。

②ファイルを選んで詳細オプションを開く

手順
②ファイルを選んで詳細オプションを開く

メニューバーからファイル>共有>ファイル…をクリックしてください。表示された書き出しダイアログの下部にある小さな三角マークを押すと、解像度や品質を調整できる詳細オプションが展開されます。

③解像度プルダウンで720p1080p4Kから選ぶ

手順
解像度プルダウンで選ぶ

書き出し設定の「解像度」欄をクリックすると720p、1080p、4Kが並んでいるので、用途に合わせて好みのものを選んでください。Web用なら720p、YouTubeや大画面での再生なら1080p以上が安心です。

4Kは画質が美しい反面、ファイルサイズが大きくなるので書き出し時間や保存場所に余裕を持っておくこと。

筆者はサクッと試聴用に720pを選ぶことが多く、きちんと公開するときは1080pでチェックしています。

④品質と圧縮方式を決めて次へを押す

手順
品質と圧縮方式を決めて次へを押す

画質スライダーを動かして用途に合わせたレベルを選びます。そのあと「より速く圧縮」と「より良い圧縮」から好みの方式を選びます。

  1. 用途に合わせた画質を設定します
  2. ファイルサイズ重視なら「より良い圧縮」、時間重視なら「より速く圧縮」を選びます
  3. 設定を確認したら画面右下の「次へ」をクリックします

高画質設定はファイルサイズが大きくなるので、パソコンの空き容量を確認してください。

配信先ごとに設定を変えるとアップロード時間を短縮できます。

⑤保存先を選んで書き出しを開始する

手順
保存先を選んで書き出しを開始する

書き出しダイアログが開いたら、ファイル名と保存先フォルダを確認します。Finderでよく使うフォルダをあらかじめ作っておくと選びやすくなります。

解像度や品質の設定をもう一度チェックしたら、右下の「保存」をクリックします。プログレスバーが動き出したら書き出しが進行中なので、完了まで待ちましょう。

外付けドライブなどを保存先にしたいときは、事前にドライブが正常にマウントされているか確認してください。途中で接続が切れると書き出しに失敗することがあります。

サイズ調整を活かして動画をもっと楽しく仕上げるアイデア

サイズ調整を活かして動画をもっと楽しく仕上げるアイデア

動画のサイズを調整するだけで、いつもの映像にワクワクする仕掛けが生まれます。例えば、上下に空白を足して映画のような雰囲気を楽しんだり、画面を拡大して注目したいシーンをグッと強調したり。プログラマーならではの視点で、ちょっとしたサイズいじりが目を引く演出に変わるコツを紹介します。

アイデア活用シーンプログラマー流ポイント
シネマスコープ風(レターボックス)ドラマチックなオープニング上下にカラーバーを入れて一気に映画っぽさアップ
ピクチャーインピクチャー解説動画で手元を同時表示小窓サイズを最適化して、メイン映像を邪魔しない位置に配置
ズームイン強調製品レビューの見せたい部分キーフレームでスムーズに拡大縮小するとプロっぽく
縦長クリップ挿入SNS向けのショートカットサイズをそのまま活かして自然な画質をキープ
分割画面(スプリットスクリーン)比較や対談シーン均等割りのためにガイドラインを活用するとズレなし

どれも iMovie のドラッグ操作だけで実現できるアイデアです。プログラム的な視点を取り入れると、ガイド線やキーフレームを活用するエッセンスが生まれます。ぜひ試して、あなたの動画をもっと楽しく仕上げてみてください。

SNS用の縦長9:16動画に変える

SNS用の縦長9:16動画に変える

縦長9:16のフォーマットにすると、TikTokやInstagram Reels、YouTubeショートで動画がフルスクリーン表示されやすくなります。黒い帯が出ず視聴者の集中力をキープできるので、SNSでのエンゲージメントがグッと上がるはずです。

iMovieならトリミングツールを使って、左右をドラッグするだけであっという間に縦長に仕上げられます。プロジェクトごとにカスタム比率を保存しておくと、ほかの素材にも同じ設定をサッと適用できて便利です。

クロップで縦長に切り取りタイムラインを再配置する

手順
クロップツールを表示する

タイムライン上で縦長にしたいクリップをクリックして選択したら、プレビュー画面の上にあるクロップアイコンをクリックしてください。

手順
縦長にクロップ範囲を調整する

クロップ画面でフィルを選び、プレビュー上の枠の角をドラッグして縦長の比率に合わせてから適用をクリックします。

手順
タイムライン上で位置を整える

縦長クリップがプレビュー中央に来ないときは、タイムラインで左右にドラッグして表示開始位置を調整しましょう。

クロップ量を大きくすると画質が荒れやすいので、必要最小限にとどめるときれいに仕上がります。

共有設定で解像度1080×1920を選んで書き出す

手順
共有ボタンから書き出しを選ぶ

プロジェクト画面右上の共有ボタンをクリックして“ファイル”を選びます。

手順
解像度を1080×1920に設定

書き出し設定の“解像度”プルダウンから1080×1920を選びます。フレームレートはオリジナルに合わせると自然です。

手順
保存先を決めて書き出す

“次へ”で保存先とファイル名を指定し“保存”をクリック。処理が終わるまで待ちましょう。

縦長動画はファイルサイズが大きくなりやすいのでSSDや大容量ドライブを利用すると安心です

書き出し後は.mp4形式で保存され、ほかのツールでも扱いやすい形式です

ピクチャインピクチャでミニ動画を重ねる

ピクチャインピクチャでミニ動画を重ねる

ピクチャインピクチャは、メインの映像に小さなウインドウを重ねて見せられる楽しい機能です。たとえばメインカメラ映像の隅に別撮りの手元動画や解説用クリップを載せると、一つの画面で二つの情報を同時に伝えられます。

このやり方なら、画面サイズを変えずにサクッと注目ポイントを強調できるのがうれしいポイントです。動画編集に慣れていない人でも、ドラッグで配置とサイズ調整が直感的にできるので戸惑いません。

実際に何度も重ねてみた感想ですが、フチにほんの少しだけシャドウを付けておくと、ミニ動画が浮き上がって見やすくなります。余白サイズは必ず同じくらいにそろえると、仕上がりがスッキリします。

手元の操作を見せながらナレーションを流したい場面や、プレゼン用に資料映像を一緒に映したいときにピッタリです。大きさを変えて配置するだけで、プロっぽい仕上がりが簡単にできます。

オーバーレイ設定でピクチャインピクチャを選びサイズを縮小する

オーバーレイ設定からピクチャインピクチャを選ぶと、小さな動画をメイン画面に重ねられます。プレビュー画面上で直感的にサイズを縮小できるので、手早く調整してみましょう。

手順
オーバーレイからピクチャインピクチャを選択

クリップをタイムラインで選んだあと、プレビュー上部にあるオーバーレイメニューをクリックします。メニューから「ピクチャインピクチャ」を選ぶと、小窓の状態になります。

手順
プレビュー画面でサイズを縮小

プレビュー画面の小窓をクリックして選択すると、四隅にハンドルが表示されます。ハンドルをドラッグして好きな大きさに縮小してください。

プレビュー画面の外へドラッグすると位置がリセットされることがあるので、必ずプレビュー内で操作してください。

位置と枠線を調整して画面端に配置する

手順
枠線を画面端まで広げる

プレビュー画面の枠線ハンドルをドラッグして、表示したい映像が画面の端にくるように広げます。

手順
映像の位置を微調整する

枠線の内部をクリック&ドラッグして映像を動かし、端にぴったり配置できたら決定をクリックしてください。

枠線を広げすぎると映像の上下左右が切れたり、画質がぼやけて見えたりすることがあります。

作業ウィンドウを最大化すると、ドラッグ操作の範囲が広がって微調整しやすくなります。

4K動画を1080pに落として容量を軽くする

4K動画を1080pに落として容量を軽くする

4Kで撮影した動画は鮮明だけど、データサイズが大きすぎてストレージを圧迫しがちです。iMovieの共有機能を使って書き出し時に1080pに落とすと、画質をある程度キープしつつファイルサイズをグッと抑えられます。

  1. 扱いやすいファイルサイズ:4Kから1080pにするとおよそ4分の1程度の容量になるので、共有やアップロードがスムーズ
  2. 十分な見映え:多くのディスプレイやスマホではフルHD表示が主流なので、ほとんど画質差を感じにくい
  3. 書き出しがかんたん:iMovieのメニューから解像度を選ぶだけで特別な調整は不要

共有設定で解像度1080pを選び品質を高に設定する

手順
共有メニューを開く

書き出したいプロジェクトを選んで、画面右上の共有ボタンをクリックします。

手順
解像度と品質を指定

共有メニューから「ファイル」を選び、解像度のプルダウンで1080pを選択します。その下の品質設定はに変更します。

手順
書き出しを開始

必要に応じてタイトルや説明を入力し「次へ」を押します。保存先を決めたら「保存」をクリックして動画の書き出しが始まります。

1080pの高品質はキレイですがファイルサイズが大きくなる点に気をつけましょう。外付けドライブやクラウドを活用すると安心です。

書き出し完了後にファイル容量をFinderで確認する

手順
書き出しファイルのサイズ確認

Finderで保存先フォルダを開いて書き出した動画を選びCommand+iを押します。表示される情報パネルでファイル容量を確かめましょう。

補足としてFinderのリスト表示で「サイズ」カラムを追加すると、情報パネルを開かずに手軽に容量をチェックできます。

よくある質問

よくある質問

iMovieで動画のサイズを正確に指定するには

iMovieで動画のサイズを正確に指定するには

プロジェクトを開いたら画面右上の歯車アイコンからビデオとオーディオ設定を表示し、アスペクト比を「カスタム」に変更します。次に幅と高さをピクセル単位で入力すると、そのままドラッグでリサイズできる領域が出現します。

グリッド表示をオンにしておくと、枠にぴったり合わせやすくなります。Optionキーを押しながらドラッグすると中心固定ができるので、ズレを防ぎたいときに便利です。

エクスポート時に出力解像度を変更する方法は

エクスポート時に出力解像度を変更する方法は

画面右上の共有アイコンから「ファイル」を選ぶと、解像度を選択できるダイアログが現れます。720pや1080pのほか「カスタム」を選んで任意の幅と高さを入力すると、そのまま希望サイズで書き出せます。

書き出し前にプレビューを最大化して画質やトリミング位置を確認すると、完成後の見え方にズレが出にくく安心です。

スマホ向けに縦動画を作るときのコツは

スマホ向けに縦動画を作るときのコツは

クリップを選択したらトランスフォームツールで縦長にドラッグして画角を切り替えます。プレビューで上下が切れないかを確認しながら、必要に応じてクリップ位置を微調整してください。

テキストやボタンは画面中央寄りに配置して、どの端末でも見切れないようにすると安心です。プログラミング経験があるなら、書き出し後にffmpegでバッチ処理しつつサイズ調整する小技もおすすめです。

サイズ変更したら画質がぼやけるのはなぜ?

動画のサイズを変えた途端に「あれ?なんだかボヤけた…」とがっかりした経験はありませんか。元の映像を伸ばしたり縮めたりすると、ピクセル情報が足りなくなったり余分に詰め込まれたりして、どうしても画質がゆるんで見えがちです。

iMovieではサイズ変更の際に映像同士をなめらかにつなげるため、バイリニア補間バイキュービック補間といったアルゴリズムが自動で働きます。この処理自体は素材のギザギザを減らす優しい仕組みですが、元々ない情報を補うぶん、どうしても輪郭がぼやけることがあります。

できるだけくっきり映したいときは、まず素材を最終出力の解像度に合わせて撮影や書き出しをおこなうと効果的です。もし後からサイズ変更が必要なら、高解像度版を用意しておくと拡大時の画質ダウンを最小限に抑えやすくなります。

補足情報:iMovieのプロジェクト設定で最初に解像度を選べるので、あらかじめ希望サイズに設定しておくと余計な再計算が減り、映像がシャープに残りやすいです。

iMovieで16:9以外を選べないときは?

iMovieは編集画面のアスペクト比が固定されていて16:9以外は直接選べません。

ここではプログラマー視点で実際に試しているワザを3つお伝えします。それぞれ追加インストールなしでさっと試せるので、好みの方法を選んでみてください。

  1. トリミングでアスペクト調整:タイムライン上でクリップを選択し「クロップを調整」を開いて縦横比をドラッグ調整。4:3や1:1を擬似的に再現できます。
  2. QuickTime Playerで再書き出し:iMovieから最大画質で書き出したあと、QuickTime Playerの書き出しオプションで解像度やアスペクト比を自由に設定して出力します。
  3. 専門エンコードツールを活用:Apple純正のCompressorや無料のHandBrakeで出力解像度を細かく指定しながら、任意のアスペクト比で再エンコードできます。

書き出したら黒帯が付くのを消せる?

書きだしたら上下または左右に黒帯が付いてしまうと「なんで?」って混乱しますよね。これは動画のアスペクト比(縦横比)がiMovieの固定設定と合っていないから自動で余白が入るのが原因です。

  • 4:3素材を使うと上下に黒帯
  • シネマスコープ(2.35:1)だと上下に太い帯
  • 縦向きクリップは左右に帯が表示
手順
クリップをクロップでフィット

タイムライン上で黒帯が出ているクリップを選んで、プレビュー上の拡大アイコンをクリックし「クロップ」を「フィル」で調整しましょう。

手順
必要に応じて位置を微調整

拡大しても大事な部分が切れないように、プレビュー画面をドラッグしてベストな構図に合わせます。

注意点:素材の解像度が低いと拡大時に画質が荒くなることがあります。

補足:どうしても黒帯が気になるときは、書き出し後に無料の動画編集ツールで再トリミングするのも手です。

プロジェクトの途中でサイズを変えても大丈夫?

iMovieはプロジェクト途中でサイズを変えても動画クリップが自動で合わせてくれるので心配いりません。ただし縦横比が変わると画面からはみ出す部分が出ることがあります。サイズ変更後はトリミング枠を軽く調整するとスムーズに仕上がります。

まとめ

まとめ

iMovieで動画の大きさを思い通りに整えるには、まずタイムライン上のクリップを選んでプレビューに表示させ、ドラッグ操作でサイズを調整するだけで完了します。角のハンドルをつまむ感覚で直感的に扱えるので、初めてでも迷いません。

プログラマー的視点としては、素材ごとのアスペクト比や解像度を意識しておくと、画質の劣化を抑えられます。横長や縦長のクリップを組み合わせるときは、あらかじめキャンバスサイズを設定しておくと後の編集がスムーズです。

最後に、書き出し時に解像度とフレームレートを再確認すれば、SNS用のおしゃれな動画もプレゼン用ムービーもベストな状態で仕上がります。気軽に試して、動画編集をもっと楽しくしてみましょう。

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