Appleミュージックでお気に入りの曲を聴いているものの、ハイレゾ音源がうまく再生できず音がくもって感じることはありませんか?
このページではMacの標準アプリと身近な機器だけを使い、高音質設定を迷わず終わらせるコツを順番にお伝えします。ロスレスの切り替えからDACの設定確認までつまずきやすい箇所に絞っているので、設定後すぐに広がるクリアな余韻を体験できます。
ステップをなぞりながら試し、聴き慣れたフレーズの細かなアタックや空気感が変わる瞬間を楽しんでください。豊かな音場が手に入るとそのまま作業やリラックスタイムが一段と充実します。さぁMacを開いて音のアップグレードを始めましょう。
AppleミュージックのハイレゾをMacで聴けるようになるまで

AppleミュージックのハイレゾをMacで再生するとき、いくつかのステップを踏めばすぐにOKです。ざっくり全体像をつかんでから進んでみましょう。
- macOSを最新バージョンにアップデート:必要なCore Audio機能が揃います。
- Apple Musicのサブスクリプションを確認:ロスレス&ハイレゾ対応プランかをチェック。
- ミュージックアプリで音質設定を切り替え:環境設定→オーディオでハイレゾをオンに。
- 高品質ヘッドホンまたはスピーカーを用意:内蔵出力でも良いですが、USBオーディオ機器がおすすめ。
- オーディオMIDI設定でサンプルレートを確認:44.1kHz以上が選べるかチェックします。
- 外部USB DACを活用:さらにクリアな再生を目指すなら、ハイレゾ対応DACに切り替え。
この手順を踏むだけで、Macから心地よいハイレゾサウンドを鳴らせるようになります。
Mac内蔵スピーカーを使うルート

Macの内蔵スピーカーを使うルートは、ケーブルも機材も不要でパッと始められるのが魅力です。ミュージックアプリの環境設定→再生→ロスレスオーディオをオンにして、再生品質をApple Losslessに切り替えるだけでOKです。手軽に音質アップを楽しみたいときにぴったりです。
- 費用0円でスタート:追加機材を買わずにすぐ試せる
- 強力な設定不要
- 環境設定だけで切り替えられる
- 内蔵スピーカーの性能上、ハイレゾ特有の細かなディテールは感じにくい
内蔵スピーカーはフルレンジ再生に限界があるため、ハイレゾの恩恵を最大限には味わえませんが、日常的なリスニングには十分な音質アップを実感できます。
①ミュージックAppを開いてサインインする
DockまたはLaunchpadからミュージックAppをクリックして起動します。はじめて起動するとサインイン画面が表示されます。
画面右上のサインインを押すとApple IDの入力欄が現れます。登録済みのメールアドレスとパスワードを入力して続けるをクリックしてください。
二段階認証を設定している場合は、別のデバイスに届いた認証コードを入力します。
サインインが成功すると、ライブラリや設定メニューが操作できるようになります。
Apple IDのパスワードを忘れた場合は、事前にappleid.apple.comでリセットしておくとスムーズです。
②メニューバーから設定をひらく
Apple Musicをアクティブにした状態で、画面上部のメニューバーからミュージックをクリックします。
表示されたメニューの中から設定…(または環境設定…)を選んで、設定ウィンドウを開きます。
③再生タブでロスレスオーディオをONにする
Apple Musicを起動してメニューバーのMusicから環境設定を開きます。
表示されたウインドウで再生タブをクリックしてください。
リストにあるロスレスオーディオを有効にするにチェックを入れます。
「ハイレゾロスレスをストリーミング」もネットワークや機器に合わせてオンにすると、より高い音質で楽しめます。
設定を閉じれば、ロスレスオーディオの準備が整います。
④ハイレゾロスレスを選んで保存する
メニューバーのミュージック→設定を開いてください。
「ダウンロード」タブで「ロスレスオーディオをダウンロード」のプルダウンからハイレゾロスレス(最大192kHz)を選びます。
「OK」をクリックすると、次回以降の曲ダウンロードがハイレゾロスレスで保存されます。
外付けDACを使うルート

外付けDACを使うルートは、Macの内部回路を経由せずにデジタル信号をまるごと受け取って高品質に音声変換してくれます。そのおかげでハイレゾの繊細な音のニュアンスをしっかり感じられて、音楽がぐっと近づくような体験になります。
USB接続モデルならドライバ不要のものが多く、Thunderbolt-USBアダプタを使えば最新のMacでもかんたんに接続できます。プラグを差し込むだけで認識するお手軽さが心強いですよ。
エンジニアならではの視点としては、DACへのUSBケーブルはできるだけノイズ対策されたものを選ぶといいです。市販のフェライトコア付きケーブルを使うと意外と音のクリア感がアップします。
こんな人におすすめです。オーディオにこだわりたい、自宅のリスニング環境をワンランクアップさせたい、Macで手軽にハイレゾを楽しみたい。
①USBでDACをMacにさす
ハイレゾ対応DACの多くはUSB-B端子を備えているため、最新Mac用にUSB-C to USB-Bケーブルを準備します。
まずDACの電源をオフにしてからケーブルを接続すると安定するので、DAC背面のUSB-B端子にケーブルを差し込み、反対側をMacのThunderbolt / USB-Cポートへしっかり挿します。
接続後にmacOS Sonomaのシステム設定→“サウンド”→“出力”でDACが選べるかチェックしましょう。選択するとMac全体の音声がハイレゾ出力されます。
②アプリAudioMIDI設定を起動する
画面右上のスポットライトアイコンをクリックするか、⌘+スペース
を押してください。
検索バーが表示されたら「Audio MIDI設定」と入力し、候補に出てきたアプリを選択してください。
または、Finderを開いて「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「Audio MIDI設定」の順にフォルダをたどることもできます。
③DACを選びフォーマットを96kHz24bit以上へ合わせる
まずお手持ちのDACをMacに接続します。USBケーブルまたはThunderboltケーブルを使ってポートに挿し込み、背面のLEDランプなどで認識を確認しましょう。
スポットライト(⌘+スペース)から「オーディオMIDI設定」を開き、左側のデバイス一覧で接続したDACを選びます。右側の「フォーマット」プルダウンをクリックし、96.0kHz|24ビットを選択してください。
ここで指定したサンプルレートとビット深度は、Appleミュージックのハイレゾ設定と一致させると性能を最大限引き出せます。
④ミュージックAppでロスレスオーディオをONにする
ミュージックAppを起動して画面上部のメニューバーからミュージック→環境設定を選択します。
環境設定ウィンドウで再生タブを開き、ロスレスオーディオのチェックボックスをONにしてください。
つづけて配信品質やダウンロード品質を「自動」「ロスレス」「ハイレゾロスレス」から好みにあわせて選ぶと完了です。
⑤ハイレゾロスレスを選んで再生する
Apple Musicを開き、画面上部のメニューバーから「再生」をクリックして「オーディオ品質」にマウスポインタを合わせます。
表示されたリストからハイレゾロスレス(ALAC 24bit/48kHz以上)を選択し、好きな曲を再生するとクリアで迫力ある音を楽しめます。
Bluetoothヘッドホンを使うルート

Bluetoothヘッドホンならケーブルに縛られずに心地よく音楽を楽しめます。
最新のAirPods ProやaptX Adaptive対応モデルをMacにペアリングすれば、AACあるいはaptX Adaptiveのワイヤレス高音質で再生できるため、手軽にクリアなサウンドを味わえます。
ただしBluetoothは通信帯域に上限があるので、Apple Musicの本来のハイレゾクオリティをフルで楽しむのは難しい点に注意してください。それでもデスクワーク中やちょっとしたリラックスタイムには十分満足できるルートです。
①ヘッドホンをペアリングする
画面右上のメニューバーにあるBluetoothアイコンをクリックし「Bluetoothをオン」にする。
ヘッドホン側をペアリングモードに切り替え、表示されたデバイス名をクリックして接続する。
Bluetoothデバイスが表示されないときは、一度オフにしてから再度オンにするとリストに現れやすい。
②Bluetooth設定でAAC接続を確認する
メニューバーにBluetoothアイコンが見当たらないときは、システム設定の「コントロールセンター」でBluetoothを「メニューバーに表示」に切り替えます。
Optionキーを押しながらメニューバーのBluetoothアイコンをクリックすると、接続中のデバイス一覧が出ます。
AirPodsやヘッドホンの下に接続:AACとあれば、高音質モードでつながっています。
もし接続:SBCになっている場合は、一度デバイスを切断して再度ペアリングするとAACでつながりやすくなります。
Optionキーを押さないとコーデック表示が出ない点に注意してください。
③ミュージックAppで空間オーディオをONにして臨場感を高める
DockやSpotlightからミュージックAppを開き、空間オーディオ対応の曲を再生してください。
再生中ウィンドウ右上のAirPlayアイコンをクリックし、オーディオ出力メニューを開いてください。
メニュー内で空間オーディオを選び、「Apple空間オーディオ(ヘッドトラッキングあり)」などを有効にしてください。
ハイレゾが鳴るようになったらもっと楽しむコツ

ハイレゾが鳴るようになったら、せっかくだから音の奥行きをもっと味わいたいですよね。ここからはプログラマー視点で実践してきた、ちょっとした工夫を紹介します。
応用テクニック | 楽しみ方ポイント |
---|---|
高品位USB DACの活用 | 内蔵オーディオよりノイズを抑えてクリアな音場を体感できる |
イコライザー調整 | 好みの音域を強調して、自分だけのサウンドをつくり込める |
空間オーディオ(Dolby Atmos) | AirPods ProやHomePodで包み込まれるような立体的な音場を味わえる |
プレイリスト&タグ管理 | 波形表示プラグインで高ビットレート曲を見つけて、簡単に集められる |
DLNAサーバー経由の再生 | 自宅ネットワーク上のどの部屋でもハイレゾをワイヤレスで楽しめる |
これらの工夫を組み合わせると、音の細かなニュアンスまで拾えるようになります。ぜひ色々な方法を試して、あなただけのハイレゾ体験を深めてみてください。
キーボードショートカットで音質を瞬時に切り替える

音楽を聴いているときにマウス操作なしでさっと音質を切り替えられるのが魅力です。高解像度(ハイレゾ)再生と標準再生を行き来しながら、その場の雰囲気やスピーカーの調子に合わせてベストな音を楽しめます。
手軽に切り替えられるから、外部DACへの出力やヘッドホンの接続状況を気にせずに済みます。集中して作業しながらでも違和感なく操作できるのがうれしいポイントです。
①システム設定キーボードでショートカットを開く
画面左上のアップルマークをクリックしてシステム設定を選びます。
サイドバーの「キーボード」をクリックすると右側に「ショートカット」タブが表示されるので、それを押してください。
②サービスにAppleScriptを追加する
LaunchpadやSpotlightからAutomatorを開いて「新規書類」をクリックします。テンプレート選択画面でクイックアクションを選びましょう。
左側のライブラリからAppleScriptを実行を探して、右側のワークフローパネルにドラッグ&ドロップしてください。
表示されたAppleScriptアクションのテキストエリアに、以下のコードをまるごとコピー&ペーストしてください。
tell application “Music” to activate tell application “System Events” keystroke “,” using {command down} end tellこのスクリプトはApple Musicの環境設定を開くものなので、手動でハイレゾ設定にチェックを入れやすくなります。
⌘Sで保存ダイアログを開き、「サービスにAppleScriptを追加する」などわかりやすい名前を付けて保存してください。これでシステム環境設定の「キーボード>ショートカット>サービス」に登録されます。
③好みのキーに割り当てて試す
画面左上のアップルメニューからシステム設定を選びます。
サイドバーの「キーボード」をクリックして「ショートカット」タブを開いてください。
左の一覧から「サービス」を選び、右側に並ぶクイックアクションをスクロールして探します。
先ほど作成した「Hi-Res切り替え(例)」の名前を見つけてください。
クイックアクションの右側にカーソルを合わせて「追加」ボタンをクリックします。
希望のキーコンビネーション(⌘+Shift+Hなど)を押してショートカットを設定しましょう。
既存のショートカットと重複しないように注意してください。
スマートプレイリストでハイレゾ曲だけ集める

Smart Playlistなら、手持ちの曲の中からハイレゾだけを自動でまとめられます。macOS Sonomaのミュージックアプリでサクッと設定できるので、いちいちファイルを探す手間が減ります。
特徴はサンプルレートやビット深度を条件にした絞り込みができるところです。たとえば「サンプルレートが48kHz以上」を指定すれば、それ以上のハイレゾ音源だけをプレイリストに入れてくれます。
こんな人におすすめです。CD音質とハイレゾ音質を混在して聴きたいときや、高音質だけまとめてオフライン再生を用意したいときに大活躍します。音のこだわりをすぐに楽しめる快適さが魅力です。
①ミュージックAppで新規スマートプレイリストを選ぶ
ミュージックAppを起動して、画面上部のメニューバーから「ファイル」→「新規」→「スマートプレイリスト」を選択します。この方法なら指定した条件で自動的に曲をまとめるプレイリストをさくっと作成できます。
②条件にサンプルレートが44100より大きいを入れる
Smart Playlistのウィンドウで右上の+ボタンを押して新しい行を作成してください。左側のドロップダウンからサンプルレートを選び、中央ではより大きいを指定して、右側に44100と入力します。
③リストに名前をつけて保存する
サイドバーに作成したスマートプレイリストが表示されたら、その名前をクリックして選択します。
リスト名のテキストが編集可能になるまで名前をダブルクリックし、お好みの名称(例:ハイレゾ再生リスト)を入力してReturnキーを押します。
同じ名前のプレイリストが複数あると探しづらくなるため、用途や日付を含めて固有の名称にすると見分けやすくなります。
オフラインでハイレゾを持ち歩く

オフライン再生用に高音質ファイルをあらかじめMacにダウンロードしておけば、電波が届かないカフェや移動中の地下でもハイレゾサウンドをしっかり楽しめます。
Musicアプリの設定でロスレスとハイレゾ(ハイレゾロスレス)をオンにして、アルバムやプレイリストのダウンロードアイコンをクリックするだけで準備完了です。データ通信をまったく使わずに再生できるので、ストリーミングの途切れや回線状況を気にせずにクリアな音質をキープできます。
iPhoneやiPadに転送するには、Finder経由の同期かAirDropで高音質ファイルを丸ごとコピーすればOKです。ストレージ残量を確認しておくと大量のハイレゾデータもスムーズに持ち歩けます。
①好みのアルバムを選びダウンロードをクリック
Macの「ミュージック」アプリを開き、サイドバーから「ライブラリ」→「アルバム」をクリックします。ずらりと並ぶアルバムの中から聴きたいものを見つけたら、ジャケットの右上にある雲アイコンを押してください。ダウンロードが始まり、ロスレス(ハイレゾ)対応なら自動で最高音質版が取り込まれます。
②設定でロスレスダウンロードをONにする
Musicを起動してメニューバーからMusic→設定を選択します。
設定画面のダウンロードタブを開いてロスレスオーディオのスイッチをONにします。
③容量を確認して外出先で楽しむ
ハイレゾ音源は1曲あたり30~100MB程度になることがあるので、外出前にストレージをチェックしましょう。
Appleメニュー>システム設定>一般>ストレージを開き、「ミュージック」の使用容量を確認します。空きスペースが少ない場合は不要なファイルを削除しておくと安心です。
ダウンロード済みのプレイリストだけを再生リストにまとめると、オフライン再生へのアクセスがスムーズになります。
ハイレゾ音源は容量が大きいので、外出前に必ず十分な空き容量を確保してください。
よくある質問

- ハイレゾオーディオをオンにしたのに高音質で再生できません
-
macOS VenturaとApple Music最新版では、設定>ミュージック>オーディオ品質から「ロスレスオーディオを再生」に切り替える必要があります。そして必ず有線ヘッドホンや外付けDACで再生してください。Bluetooth接続だとロスレス再生が制限されるため、USB–Cポートに直挿しした有線ヘッドホンやDACを使うとすっきり解決します。
- オフライン再生でハイレゾを楽しむコツはありますか?
-
ダウンロード時にオーディオ品質を「ハイレゾ(24bit/48kHz以上)」に設定しておくと、オフラインでも高音質をキープできます。曲ごとに品質を変更できるので、お気に入りのアルバムだけハイレゾ指定するとストレージ節約にもなります。
- どのMacでハイレゾ再生が可能ですか?
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Appleシリコン搭載Macはもちろん、Thunderbolt/USB–CポートがあるIntel MacでもOKです。内蔵スピーカーもMac miniやMacBook Proなら24bit/48kHzまで対応していますが、より上のサンプリング周波数を楽しみたいときは外付けDACが頼れる相棒になります。
- ハイレゾ再生中に音切れが発生します
-
USB–Cケーブルの挿し込みが甘いと音声データの転送が途中で止まることがあります。ケーブルを抜き差しして接続を確認したうえで、Macのオーディオ MIDI 設定アプリでサンプリング周波数を24bit/48kHzに固定すると安定しやすいです。
ハイレゾ再生には必ずDACが必要?
Mac本体のヘッドホン端子やUSB-Cポートからでも24bit/48kHz相当の高音質は楽しめます。
ただし真のハイレゾ(24bit/96kHz以上)を味わいたいなら、USB接続の外付けDACを用意すると音の解像度や広がりがしっかり感じられます。
Appleミュージックのハイレゾは通信量が跳ね上がる?
ハイレゾのストリーミングは標準音質よりデータ量が増えます。24bit/48kHzのロスレス音源だと1分あたり20MB前後になることもあり、通常のAAC(1分1MB程度)と比べるとかなり通信量が跳ね上がります。
でも心配いりません。Wi-Fi環境で先にダウンロードしておけば、外出先では通信せずに最高音質を楽しめます。モバイル通信でハイレゾ再生したい場合は設定からモバイルデータ通信をオフにしておくと安心です。
Bluetoothヘッドホンでもハイレゾの効果はある?
Bluetoothヘッドホンはワイヤレスの利便性が魅力ですが、Appleミュージックのハイレゾ音源を送るときには音が圧縮されやすいです。それでも、AirPods Pro(第2世代)など高性能なコーデックに対応した機種なら、細かな音のディテールをかなり感じやすくなります。
もしLDACやaptX Adaptiveに対応したBluetoothトランスミッターをMacに外付けすれば、より広い帯域でデータを飛ばせます。ケーブルなしで聴き心地をグッと高めたいときは、この手軽なアップグレードがおすすめです。
音がブツブツ切れるときの直し方は?
Macでハイレゾを楽しんでいるときに音がブツブツ切れると、せっかくの高音質も台無しになりますよね。実はいくつかのポイントを見直すだけでスルッと解決できることが多いんです。
原因に合わせて設定や機材を変えると、安定した再生が実現できます。以下の選択肢をざっくり理解しておくと、いざというときに迷わず手を動かせますよ。
- Audio MIDI設定で出力フォーマットを合わせる:DACと同じサンプルレート・ビット深度に手動設定すると、転送のムダが減ります。
- 専用USB DACやオーディオインターフェースを使う:内蔵サウンドカードより安定した信号を送りやすくなります。
- 再生アプリのバッファサイズを調整する:小さすぎると途切れやすいので、少し大きめに設定すると安心です。
- バックグラウンド処理を減らす:重いアプリや同期系ソフトを一時停止して、CPUやディスクアクセスを楽にしましょう。
- macOSやドライバーを最新に保つ:OSの更新でオーディオ周りの安定性が向上することがあります。
まとめ

ハイレゾ対応のMacでApple Musicを最高音質で鳴らすには、まずmacOSを最新バージョンにアップデートし、ミュージックアプリの環境設定でロスレスオーディオとハイレゾを有効にするだけです。
あとはお気に入りのアルバムを選んで、内蔵スピーカーや外部DACでその繊細な音の広がりを思いきり楽しんでみてください。