Macでいつものようにchromeを起動しようとしてもウインドウが開かない状態に焦っていませんか?
原因の切り分けから再インストールまで、同じ症状を何度も解消してきた具体的な手順を順番にたどることで、ほとんどの場合は数分でブラウザが復活し、ブックマークや拡張機能も安全に残せます。さらに不調を防ぐ小さなコツも自然と身につき、次回からは落ち着いて対処できる安心感も得られます。
落ち着いて操作すれば難しさはありません。すぐ下の手順を確認しながらクリックを進め、快適な閲覧環境を取り戻してください。わずかでも違和感があれば早めに対処するほど作業は楽になります。
Chromeが開かないときにMacで試す具体ステップ

Chromeが起動しないときは焦らず、順番にいくつかの方法を試すとスムーズに解決できます。
- Activity MonitorでChromeを強制終了:Finderで「アプリケーション>ユーティリティ>Activity Monitor」を開き、「Google Chrome」を選んでツールバーの×ボタンをクリックします。
- ユーザープロファイルをリセット:Finderで~/Library/Application Support/Google/Chrome/にアクセスし、「Default」フォルダの名前を「Default_backup」に変更してからChromeを再起動します。
- キャッシュとCookieをクリア:Chromeが起動しなくても、ターミナルを使って関連ファイルを削除できます。ターミナルで以下を実行してください。
- 拡張機能をオフにして起動:ターミナルで
open -a "Google Chrome" --args --disable-extensions
と入力し、拡張機能なしで立ち上げて動作を確認します。 - Chromeを再インストール:アプリをゴミ箱に移動し、~/Library以下のChrome関連フォルダを削除した上で、公式サイトから最新版をダウンロードしてインストールします。
rm -rf ~/Library/Caches/Google/Chrome
rm -rf ~/Library/Application Support/Google/Chrome/Default/Cache
Activity Monitorで落ちない場合は、Console.appでエラーログを確認すると原因がつかめることがあります。
Dockからサクッと再起動する方法

DockのChromeアイコンを使った再起動はとにかく手軽です。マウスだけの操作でプロセスをリスタートできるので、ターミナルを開く必要がありません。ウィンドウが固まったりタブが戻らなくなったときに、ぱっと画面をリフレッシュできるおすすめの方法です。
①DockのChromeアイコンを右クリックして強制終了を選ぶ
DockにあるChromeのアイコンを探します。
アイコンをcontrolキー+クリック、または2本指タップでメニューを開きます。
メニューの中から「強制終了」を選ぶと、Chromeが終了します。
②FinderのアプリケーションフォルダからChromeをふたたび開く
SpotlightやDockからうまく起動できないときは、アプリが置いてある素の場所から呼び出すと動くことがあります。まずFinderアイコンをクリックしてウィンドウを表示してください。
サイドバーにあるアプリケーションフォルダをクリックして、中にあるGoogle Chromeを探します。
見つかったらアイコンをダブルクリックして起動しましょう。うまくいかない場合は、アイコンを右クリック→開くで試してみてください。
アプリケーションフォルダにChromeが見当たらない場合は、以前にアンインストールされてしまったかもしれません。公式サイトから最新バージョンを再ダウンロードしてください。
アクティビティモニタで完全終了する方法

アクティビティモニタはMacに標準搭載されていて、裏で動くChromeのプロセスを一覧からひとまとめに見つけられます。ターミナルを使わずに操作できるので、初めての方でも迷わず使えるのが特長です。この方法で完全にChromeを終了させると、キャッシュや固まったタブの影響をリセットした状態で再起動できるので、起動トラブルをサクッと解消できます。
①Launchpadからアクティビティモニタを開く
DockにあるロケットマークのアイコンをクリックするとLaunchpadが表示されます。
表示されたアプリ一覧のなかからアクティビティモニタのアイコンを探し、クリックして開きます。
②一覧からGoogleChromeを選び停止ボタンを押す
ActivityMonitorのプロセス一覧から「GoogleChrome」を見つけて名前部分をクリックで選択します。
ウィンドウ左上の停止ボタン(×マーク)を押すとChromeのプロセスが強制終了します。
検索欄に「chrome」と入力すると表示が絞り込まれてわかりやすくなります。
③確認ダイアログで強制終了をクリックする
「アプリケーションの強制終了」ダイアログが開いたら、一覧から「GoogleChrome」を選んでください。
選択後にウィンドウ右下の強制終了ボタンをクリックします。
強制終了すると開いていたタブや未保存のデータが失われることがあるので、事前にメモなどに保存しておくと安心です。
④DockのChromeアイコンで再起動を試す
Dockに並ぶアイコンの中からChromeのマークを確認してください。
Chromeアイコンを右クリックまたは二本指タップして「終了」をクリックします。
「終了」が効かないときはOptionキーを押しながら「強制終了」を選ぶと確実です。
DockのアイコンをクリックしてChromeが正常に立ち上がるか確認してください。
Chromeが裏で動き続けている場合、Dockからの終了だけではプロセスが残ることがあります。
設定フォルダをリセットしてみる方法

Chromeの動きがおかしいとき、設定フォルダをまるごとリセットすると動作がスッキリ安定しやすくなります。この方法は再インストールより短時間で完了し、プロファイルの破損が原因だったときに効果を発揮します。
リセット後は新規プロファイルが作成されるので、拡張機能やログイン情報は消えますが、Googleアカウントに同期していれば復元もかんたんです。事前にブックマークや設定のバックアップをとるのがおすすめです。
①Finderで移動メニューからフォルダへ移動を選ぶ
ダイレクトに指定したフォルダを開くには、Finderの「移動」メニューから操作します。ここではそのやり方を丁寧にご紹介します。
画面左上のメニューバーにある「移動」をクリックします。Finderを前面に出していないと表示されないので、デスクトップやDockのFinderアイコンをクリックしておいてください。
「移動」メニューの一覧から「フォルダへ移動…」をクリックします。キーボードなら⌘+⇧+Gを押すと同じダイアログが開きます。
②~/Library/ApplicationSupport/Google/Chromeを入力して開く
Finderを開いてメニューバーの「移動」からフォルダへ移動を選ぶか、キーボードで⌘+Shift+G
を押してください。
表示された入力欄に~/Library/Application Support/Google/Chrome
をコピー&ペーストして「移動」をクリックすると、Chromeのデータフォルダが開きます。
③Defaultフォルダをデスクトップへドラッグして退避する
デスクトップ左上のFinderアイコンをクリックして起動します。上部メニューの「移動」を押して「フォルダへ移動」を選んでください。
入力欄に ~/Library/Application Support/Google/Chrome
と打ち込んでEnterを押します。Chromeの設定データが並んでいるフォルダが表示されます。
「Default」という名前のフォルダをデスクトップへドラッグして退避します。後で戻したいときにすぐ見つかります。
Chromeが起動中だとデータがロックされて移動できません。必ずChromeを終了してから行ってください。
④Chromeを起動して動作を確認する
DockのGoogle Chromeアイコンをクリックしてみましょう。ウインドウが表示されれば問題なく起動しています。
もし反応がなければ、Finderの「アプリケーション」フォルダからGoogle Chromeを直接ダブルクリックしてみます。アイコンの状態に問題があるときに有効です。
それでも起動しない場合はTerminalを使って様子をつかみましょう。
open -a "Google Chrome"
このコマンドで起動すると、Console.appにエラー情報が残ります。「Chrome」で絞り込むと原因が分かりやすいです。
最後にActivity Monitor(アクティビティモニタ)でChrome関連のプロセスを終了させ、再度起動してみましょう。意外とこれでスッキリ動くことがあります。
再インストールでまっさらにする方法

Chromeをまっさらにしたいときは、アプリをいったん削除してから最新バージョンを再インストールするのがいちばんスッキリします。
この方法なら、細かな設定ファイルやキャッシュがぜんぶクリアされるので、動作が重いときや起動トラブルがくり返すときに役立ちます。お気に入りやパスワードは事前に同期やエクスポートでバックアップしておくと安心です。
①Chromeをアプリケーションフォルダからゴミ箱へ移動
デスクトップ左上のFinderをクリックして「アプリケーション」フォルダを開きます。
Chromeのアイコンを見つけたらドラッグ&ドロップでゴミ箱に移動します。もしChromeが起動中だと移動できないので、メニューバーのChromeから「Chromeを終了」か、Dockで右クリックして「終了」を選んでから操作してください。
②ゴミ箱を空にして完全削除
Dockのゴミ箱アイコンをControlキー+クリックまたは右クリックします。
表示されたメニューから「ゴミ箱を空にする」を選び、確認ダイアログの「ゴミ箱を空にする」をクリックします。
一度ゴミ箱を空にすると項目は完全に消えるため、必要なファイルがないか必ず確認してください。
③SafariでChrome公式サイトへアクセス
DockのSafariアイコンをクリックするか、Spotlight(⌘+Space)で「Safari」と入力して起動してください。
アドレスバーにhttps://www.google.com/chrome/と入力してEnterキーを押します。
④dmgファイルをダウンロードしてインストール
Safariなどで google.com/chrome
にアクセスして、「ダウンロードChrome for Mac」をクリックします。
Finderで「ダウンロード」フォルダを開き、取得した .dmg
ファイルをダブルクリックしてマウントします。
マウントしたウィンドウ内の「Google Chrome」を「アプリケーション」フォルダへドラッグアンドドロップします。
注意点:公式以外のサイトからdmgを取らないでください。ウイルスの危険があります。
macOSアップデートでシステムごと整える方法

macOSを最新バージョンにアップデートすると、単に新機能が追加されるだけでなく、システム内部の不整合も解消されてChromeが依存する基盤環境がすっきり整います。カーネルやライブラリの更新が入ることでブラウザ全体の安定感が高まり、起動時に発生しがちなトラブルが減少します。
さらに、セキュリティパッチやバグ修正も同時に適用されるので、Chromeだけでなく他のアプリの調子も上向きに。手間はかかりますが「システムまるごとリフレッシュして安心して使いたい」「他の方法でうまくいかなかった」というときに頼れる選択肢です。
①システム設定を開き一般をクリック
画面左上のAppleメニューをクリックして「システム設定」を選びます。Ventura以降はギアのアイコンが目印です。開いたウインドウの左側サイドバーに並ぶ項目から「一般」を見つけてクリックしてください。
②ソフトウェアアップデートを選び更新を確認
画面左上のAppleメニューをクリックしてシステム設定を開きます。
左側のメニューで「一般」>「ソフトウェアアップデート」を選びましょう。
利用可能なmacOSアップデートが表示されたら「今すぐアップデート」をクリックして進めます。
アップデートが終わり再起動したらChromeを再度起動して問題が解消したか確かめてください。
③利用可能なアップデートを実行し再起動する
画面左上のAppleメニューからシステム設定を開き、左側メニューの一般→ソフトウェア・アップデートをクリックしてください。
「今すぐアップデート」をクリックして、表示される案内に沿ってアップデートを完了させます。Chromeがまだ開かないときは、公式サイトから最新版のインストーラーをダウンロードし、アプリケーションフォルダのChromeと置き換えると効果的です。
アップデートが終わったら、再びAppleメニューから再起動を選んでシステムをリフレッシュします。
アップデート中は電源ケーブルをつないでおくと安心です。
トラブル解消後Chromeを快適に保つ応用ワザ

トラブル解消後は、そのまま何もせずに使い続けると、また動きが重くなりがちです。実体験で学んだコツを取り入れると、ずっとスムーズにChromekeを使い続けられますよ。
応用ワザ | 効果 |
---|---|
拡張機能の整理&制御 | 不要なプロセスを減らして動作軽快 |
定期的なキャッシュクリア | 蓄積データをリセットして読み込み高速化 |
プロファイルを用途別に分ける | 作業ごとに最適設定でブラウジング |
ショートカットキーの活用 | 操作をスピーディにしてストレス軽減 |
ハードウェアアクセラレーション有効化 | 描画負荷をGPUにオフロード |
ログイン時に自動起動するように設定

Macを起動したあとにいちいちChromeアイコンを探してポチポチ起動するのは意外と手間ですよね。ログイン時にChromeを自動で立ち上げるように設定しておくと、再起動やログアウトからの復帰後にもすぐにブラウジングに入れるようになります。
自動起動にしておけば、起動トラブルでChromeが開かない原因が“単にまだ手動で立ち上げていないだけ”なのかどうかも切り分けやすくなるので、問題解消のヒントにもなります。
システム設定の一般からログイン項目を開きChromeを追加
画面左上のアップルメニューから「システム設定」を選んでください。
左側一覧の「一般」をクリックし、右側にあらわれるタブから「ログイン項目」を選びます。
「+」ボタンをクリックし、アプリケーション一覧から「Google Chrome」を探して選択します。
選択後「追加」を押すと、次回ログイン時からChromeが自動で起動するようになります。
Googleアカウントの同期で設定をバックアップ

GoogleアカウントにChromeのデータを同期しておくと、ブックマークやパスワード、拡張機能、テーマなどの設定をクラウドに安全にバックアップできます。
もしChromeのプロファイルが壊れて起動しなくなっても、新しくインストールして同じGoogleアカウントでサインインするだけですぐに元の環境が復活します。
Macを初期化する前や、新しいMacへ移行するときに同期を有効にしておくと、大事な設定を失わずにスムーズに作業を再開できるのでとても安心です。
Chrome右上のユーザーアイコンをクリックし同期を有効にする
Chromeを起動して右上にあるプロフィールアイコン(丸いシルエット)を探してください。
アイコンをクリックするとメニューが開きます。「同期を有効にする」をクリックしましょう。
Googleアカウントのサインイン画面が表示されたらメールアドレスとパスワードを入力して続行を押します。
アプリケーションフォルダからDockへドラッグしてワンクリック起動

ChromeをアプリケーションフォルダからDockにドラッグしておけば、いつでもワンクリックで立ち上げられます。アプリ本体へのパスがしっかりリンクされるので、Finderを開いてアプリを探す手間が省ける上に、古いエイリアスが原因で起動できないトラブルも防ぎやすくなります。
もしドラッグ後にクリックしても反応がない場合は、いったんDock上のアイコンを⌘+クリックで「オプション」→「Dockから削除」を選び、新しくアプリフォルダから組み直してみてください。これだけで正しい実行ファイルを確実に呼び出すようになり、起動エラーがぐんと減ります。
ChromeアイコンをDockに置き素早く起動できるようにする
DockのFinderアイコンをクリックしてFinderを開き、サイドバーから「アプリケーション」を選びます。
「Google Chrome」のアイコンをDockのアプリアイコンが並ぶエリアまでドラッグしてドロップします。
DockのChromeアイコンをControlキーを押しながらクリックし、「オプション」→「Dockに追加」を選びます。
よくある質問

MacでChromeが全く起動しないときはどうすればいいですか?
- MacでChromeが全く起動しないときはどうすればいいですか?
まずはアクティビティモニタを開いて「Google Chrome」関連のプロセスが残っていないか確認してください。もし残っている場合はプロセスを選択して強制終了します。そのあと、Finderで次のフォルダをゴミ箱に移動します:
~/Library/Application Support/Google/Chrome
。設定やキャッシュがリセットされるので、再度Chromeを起動して動作を確かめてください。どうしても起動しないときは、公式サイトから最新バージョンを再インストールすると改善する場合があります。
起動後にすぐクラッシュする場合は何を確認すればいいですか?
- 起動後にすぐクラッシュする場合は何を確認すればいいですか?
拡張機能が原因になっていることが多いので、まずはシークレットモードで起動してみてください。問題なく動くようなら、通常起動に戻してから拡張機能をひとつずつオフにして原因のアドオンを見つけます。また、キャッシュが破損していると不安定になるので、Chromeメニュー>設定>プライバシーとセキュリティ>閲覧履歴データを削除でキャッシュをクリアしてみてください。
Chromeの新しいユーザー プロフィールを作り直したいときは?
- Chromeの新しいユーザー プロフィールを作り直したいときは?
画面右上のプロフィールアイコンをクリックして「ユーザーを管理」を選びます。そのあと「ユーザーを追加」ボタンを押して新しいプロフィールを作成できます。必要に応じてGoogleアカウントでログインすれば、ブックマークなどの同期もスムーズです。古いプロファイルは同じ管理画面から削除できるので、すっきり整理できます。
Chromeが虹色カーソルのまま動かないときはどうする?
虹色カーソル(ビーチボール)がずっと回り続けるときは、Chrome本体が何かに引っかかって止まっているサインです。慌てずにまずは動作中のChromeを手作業でリセットすると、驚くほどスムーズに戻ることが多いです。
おすすめの方法はアクティビティモニタを開いて「Google Chrome」のプロセスを選び、上部の終了ボタンから強制終了を行うことです。もう一度Chromeを立ち上げればプロファイルのロックが解除されて、ふつうに操作できるようになります。
それでも虹色カーソルが消えないときは、Terminalでkillall Google\ Chrome
と入力してChromeを一括終了する手もあります。このひと手間があると再起動時に不要な動作残りがクリアされやすくなります。
強制終了してもアイコンが跳ねるだけで開かないのはなぜ?
Dockのアイコンを何度もポンポンしてもChromeが起動しないと、不安になりますよね。
この現象は、表面上はアプリが終わったように見えても裏で動き続けるプロセスや、設定ファイルの読み込みエラーが原因で起動処理が途中で止まっていることが多いです。
特に強制終了をしても、関連プロセスが完全には消えていないと、そのプロセスがまた立ち上がろうとしてバウンスだけ繰り返します。
さらに、使い続けたプロファイルフォルダの中で設定が歪むと、起動直後に設定読み込みでつまずいてしまうこともあります。
次からは、残ったプロセスの確実な停止とプロファイルのリセット手順で、このバウンス問題をスッキリ解消していきます。
アンインストールするとブックマークは消える?
- アンインストールするとブックマークは消える?
安心してください。MacでChromeをゴミ箱に移動するだけでは、ユーザーデータは~/Library/Application Support/Google/Chromeに残ります。さらにGoogleアカウントで同期している場合はクラウドにも保存されているので、再インストール後に同じアカウントでログインすれば、以前のブックマークがそのまま戻ってきます。なお、クリーンアップツールなどでプロファイルフォルダごと削除するとローカルデータが消えるので、その点だけ気をつけてください。
Safariは開くのにChromeだけ開かないのはなぜ?
MacでSafariは問題なく立ち上がるのにChromeだけ起動しないと、本当に戸惑いますよね。プログラマーとして何度も遭遇したエピソードをもとに、SafariとChromeで挙動が違う主な理由をまとめてみました。
- Chromeのバックグラウンドプロセスが残っているため重複起動を防いでいる
- ユーザープロファイル(設定ファイル)が破損している
- 常駐拡張機能が競合してブラウザ起動を妨げている
- システムのセキュリティ設定(プライバシーとセキュリティ)がブロックしている
それぞれの原因には手を動かしながら丁寧に対処すると、あっという間にChromeがもとどおり使えるようになりますよ。
Chromeが開かない状態で履歴データを取り出せる?
Chromeが起動しないまま履歴を確認したい場面には、実は保存先ファイルを直接開く方法があるんだ。
Chromeはユーザーデータフォルダに「History」というSQLiteファイルを使って履歴を管理しているから、このファイルを専用ツールで読み込めばブラウザが動かなくても中身を引っ張り出せる。
- 動かないChromeに左右されず取得:アプリの不調を気にせず履歴を参照できる。
- SQLiteファイル直読み:余計なプロセスを起動せずに履歴だけを抜き出せる。
- バックアップや移行にも活用:抽出データはCSVなどで保存しやすく、他のブラウザへ引き継ぎ可能。
まとめ

ここまで試した手順をおさらいしてみましょう。
- Chromeの強制終了と再起動:アクティビティモニタでChromeを終了し、再度起動してみましょう。
- macOSのアップデート:システム環境設定から最新バージョンにアップデートすると、動作が安定する場合があります。
- ユーザプロファイルのリセット:~/Library/Application Support/Google/Chromeを別名で保存して、初期状態に戻してみましょう。
- Chromeの再インストール:アプリをゴミ箱に入れてから最新のインストーラをダウンロードしてインストールします。
- セーフモードでの起動確認:Shiftキーを押しながら起動して、問題が解消するか確かめてみましょう。
これらのステップでChromeが無事に開くようになれば嬉しいです。軽やかな気持ちでMacライフを楽しんでくださいね。