Macのアプリアップデートは自動と手動どっち?迷わない設定ワザを全部教えます!

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Macのアプリアップデートは自動と手動どっち?迷わない設定ワザを全部教えます!

Macを使い始めて、アプリアップデートを自動にすべきか手動で行うべきか迷っていませんか?

実際には使い方に合わせて設定を切り替えることで、作業中の通信量を抑えながら安全性も保てます。当サイトでは長年の運用経験を基に、操作手順からトラブル回避のコツまで図や表で整理し、初めての方でも迷わず設定できるようにまとめました。

ご自身のペースに合ったアップデート環境を整え、快適なMacライフを始めましょう。

目次

自動と手動を切り替えて安心!Macアプリアップデート具体的ステップ

自動と手動を切り替えて安心!Macアプリアップデート具体的ステップ

Macのアプリアップデートは、自動にお任せしたいときと、自分で確認しながらじっくり選びたいときで切り替えられると安心ですね。

  1. 自動アップデート:システム設定で有効にするとバックグラウンドで最新アプリに更新
  2. 手動アップデート:App Storeで更新可能なアプリを自分のタイミングでチェック
  3. ターミナル活用:softwareupdateコマンドでmacOSやアプリの更新状況を一覧表示

プログラマーならHomebrewで入れたアプリはbrew upgrade –caskで別管理しておくと、App Storeの更新と混ざらずにすっきり扱えます。

まずは自動アップデートをオンにして安定動作を確保しつつ、手動で重要アプリだけをこまめに更新すると使いやすさがぐんとアップしますよ。

AppStoreで自動アップデートをオンにする

AppStoreで自動アップデートをオンにする

AppStoreの設定を変えるだけで、アプリの最新機能やセキュリティ修正をバックグラウンドで受け取れるようになります。更新忘れの心配がなくなるので、日々の作業に集中できるのが大きな魅力です。特に開発ツールやライブラリを常に最新状態に保ちたいときには、手間いらずで助かります。

ただし、自動アップデートの間に急に動作が変わると戸惑うこともあります。大事なプロジェクトを扱う前後には、周辺環境の互換性チェックだけ軽く確認しておくのがおすすめです。

①Appleメニューからシステム設定を開く

手順
Appleメニューからシステム設定を開く

画面左上にあるAppleマークをクリックします。

表示されたメニューの中からシステム設定を選んでクリックします。

システム設定が見当たらないときは、OSが最新かどうか確認すると安心です。

②左サイドバーの一般をクリックしてソフトウェアアップデートを選ぶ

設定アプリの左サイドバーにある一般をクリックすると、右側のメニューが切り替わります。続いて並んでいる項目からソフトウェアアップデートを選ぶと、macOSの最新アップデート状況がすぐに確認できます。

③自動アップデートのオンオフ切り替えをタップする

手順3
自動アップデートのオンオフ切り替えをタップする

macOS Sonoma以降ではシステム設定を開いて左サイドバーからApp Storeを選びます。続けて右画面に表示される自動的にアップデートのトグルをクリックしてオンとオフを切り替えてください。

アップデート中は再起動が必要になる場合があります。重要な作業があるときは事前に保存しておきましょう。

補足 macOS Monterey以前を使っている場合はシステム環境設定からソフトウェア・アップデートへ進むと同じ操作ができます。

④詳細を開いてアプリのみ自動更新にチェックを入れる

手順
詳細を開いてアプリのみ自動更新にチェックを入れる

ソフトウェア・アップデート画面で詳細…をクリックします。

表示されたオプションから「App Storeからのアプリケーションアップデートを自動的にインストール」だけにチェックを入れます。ほかは外してOKをクリックしましょう。

これでシステム本体は手動のまま、アプリだけ自動で最新版を取り込めるようになります。

プログラマー視点でひとこと:社内用ツールやベータ版アプリは自動更新の対象外にして、必要なタイミングで手動確認すると安心です。

AppStoreで手動アップデートを行う

AppStoreで手動アップデートを行う

AppStoreで手動アップデートをする方法は、自分のタイミングで新しいバージョンを取り込みたいときにぴったりです。更新内容をリリースノートでしっかり確認したいときや、業務で使うアプリの互換性をテストしてからアップデートしたいときに安心して操作できます。

  1. 更新内容を事前に確認できる:リリースノートを読んで新機能や不具合修正の詳細を把握できます。
  2. 互換性チェックがしやすい:業務アプリやプラグインとの相性を試してからアップデートできる安心感があります。
  3. 容量や配信状況を自分で管理:大容量のアップデートをWi-Fi環境でまとめて実行したい場合などに便利です。

アプリの自動アップデートを有効にしていても、メジャーリリース時には手動でアップデートしてリリースノートをチェックするクセをつけるとトラブルを未然に防ぎやすくなります。

①DockのAppStoreアイコンをクリックする

手順
DockのAppStoreアイコンをクリック

Dock下に並ぶ青いAppStoreアイコンを見つけてクリックします。アイコンがないときはFinderの「アプリケーション」フォルダを開くと見つかりやすいです。

②サイドバーのアップデートを選ぶ

DockやFinderサイドバーからApp Storeを開きます。

ウィンドウ左側に並ぶメニューの中からアップデートをクリックします。

アップデート済みのアプリと保留中のアップデートが一覧で表示されるので、必要なアプリの自動アップデート切り替えスイッチを確認しましょう。

最新情報が反映されない場合は、Command+Rを押してリストをリフレッシュするとスムーズです。

サイドバーが表示されていないときはFinderのメニューから「表示」>「サイドバーを表示」をクリックすると現れます。

③すべてをアップデートをクリックする

手順
すべてをアップデートをクリック

すべての項目が表示されたら、ウィンドウ右上の「すべてをアップデート」を押してください。この操作でバックグラウンドで一気に最新版をダウンロードしてインストールできます。

大きなアップデートでは時間がかかることがあるので、電源アダプターをつないでいると安心です。

ネットワークが不安定なときは、個別にアップデートボタンを押すと失敗を減らせます。

ターミナル好きなら、App StoreのCLIツール「mas」を使ってmas upgradeで同じ操作ができます。

④個別アプリのアップデート内容を確認してから実行する

アプリを個別にアップデートするときは、先にリリースノートを読んでおくと安心です。どんな修正や新機能が含まれているかをチェックして、自分の使い方に合うか確認してから進めましょう。

手順
App Storeを起動する

DockやSpotlightからApp Storeを開きます。

手順
更新タブでアプリを探す

サイドバーの「アップデート」をクリックして、一覧から確認したいアプリを選びます。

手順
リリースノートを確認する

アプリ名の横にある「詳細を表示」をクリックして、修正内容や対応OSバージョンをチェックします。

手順
アップデートを実行する

内容を確認して問題なければ、「アップデート」ボタンを押して最新版をインストールします。

大きなアップデートはファイルサイズが大きめです。Wi-Fiにつないで作業するとスムーズに進みます。

リリースノートがApp Storeにない場合は、公式サイトや開発者ブログで最新情報を探すと安心です。

Terminalでbrewを使って開発系アプリを一括アップデート

Terminalでbrewを使って開発系アプリを一括アップデート

Homebrewを使うとTerminalからまとめて開発系アプリをサクッと更新できます。まずbrew updateでリポジトリ情報を最新化し、そのあとbrew upgradeでインストールしたツールを一気にアップデート。最後にbrew cleanupを実行すると古いバージョンを整理できるのでディスクもスッキリします。GUIでは見落としがちな裏側のパッケージまで一元管理できるので、ビルド環境やデバッグツールを常に最新に保ちたいときにぴったりです。

①Launchpadのその他フォルダからTerminalを開く

macOS SonomaではDockにあるロケットマークがLaunchpadです。ここから「その他」フォルダに潜んでいるTerminalをパッと開けます。

手順
Launchpadを開く

DockのロケットアイコンをクリックしてLaunchpadを表示します。

手順
「その他」フォルダを探す

アプリ一覧の中から「その他」フォルダを見つけてクリックします。

手順
Terminalを起動

フォルダ内のTerminalアイコンをクリックすると、黒いウィンドウが開いてコマンド入力ができるようになります。

②brew updateコマンドでリポジトリを最新にする

手順
リポジトリを最新に

ターミナルを開いて以下のコマンドを入力してください。Homebrewのリポジトリ情報が最新になります。

brew update

“Already up-to-date”などの表示が出れば完了です。更新中はしばらく待ちましょう。

ネットワークが不安定だと更新に時間がかかるので注意しましょう。

③brew upgradeコマンドでインストール済みパッケージを更新する

Homebrewでインストールしたソフトをまとめて新しいバージョンに切り替えましょう。古い情報をクリアしてからアップデートする流れなので、まずはリポジトリ情報を最新にしておくと安心です。

手順
リポジトリ情報を最新にする

まずはbrewの情報を更新しましょう。

brew update

手順
インストール済みパッケージを一括更新

情報が新しくなったら、いよいよアップデートを実行します。

brew upgrade

もしcaskアプリもまとめて更新したい場合は、brew upgrade --caskを追加で実行すると便利です。

④brew cleanupコマンドで不要ファイルを削除する

brew cleanupコマンドを使うと、Homebrewが溜め込んだ古いパッケージやキャッシュをまとめてお掃除できます。定期的に実行するとディスクの空き容量をしっかり確保できるので、動作が重くなる心配も減ります。

手順
実際に削除される内容を確認する

まずは削除予定のファイルを一覧で確認してみましょう。dry-runオプションで安全にチェックできます。

brew cleanup -n

手順
不要ファイルをまとめて削除する

問題なさそうなら実際にクリーンアップを実行して、不要ファイルを削除します。

brew cleanup

削除中はファイル数が多いと時間がかかることがあります。ターミナルを閉じずにゆったり待ちましょう。

定期的に月イチでスケジュール登録するなら、launchdやcronに“brew cleanup”を登録すると手間いらずです。

アップデートを味方に!さらに快適にする応用アイデア

アップデートを味方に!さらに快適にする応用アイデア

アップデートをただこなすだけじゃもったいないです。ちょっとした工夫で、時間を有効活用しつつ作業の中断を最小限に抑えられますよ。

応用アイデアどんな場面で役立つ?
夜間だけ自動更新に切り替え仕事中に再起動されたくないときに時間をずらせる
更新前にTime Machineで差分バックアップもしものトラブルにもすぐ元に戻せて安心
ターミナルで通知だけ受け取る自動ダウンロードは制限しつつ、更新準備完了のお知らせだけ受信
Automatorで更新後の再起動を自動化アップデート完了後の手動操作を減らしてすぐ作業再開
システム環境設定をショートカットに登録設定画面をすぐ呼び出してワンクリックでオンオフ切り替え

この表を参考に、自分のライフスタイルや作業スタイルに合わせたテクニックを選んでみてください。アップデートを味方につけると、Macがもっと頼もしい相棒に変わりますよ。

夜中に自動更新を走らせて通信を節約する

夜中に自動更新を走らせて通信を節約する

外出先でテザリングを使っているとデータ残量が気になりますよね。そんなときは深夜だけ自動更新を動かして、使わない時間帯にアップデートをまとめて終わらせるのがおすすめです。

プログラマー視点の応用として、OSが用意するソフトウェア更新コマンドをLaunchAgentに登録すると、毎夜指定した時間にアップデートを走らせられます。日中は作業に集中しつつ、通信量を賢く節約できます。

集中スケジュール機能で深夜にMacをスリープ解除

手順
集中モードを作成して時間を設定

システム設定>集中モード>集中スケジュールで「+」を押し、名前を「深夜アップデート」にして開始時刻を毎日3:00、終了時刻を3:15に指定します。

手順
起動/スリープ解除の予定を組む

システム設定>バッテリー>スケジュールを開き「起動/スリープ解除を追加」で3:00を指定すると、指定した時間にMacが自動でスリープ解除します。

電源アダプタに接続した状態で設定すると確実に動作します。

システム設定の低電力モードをオフにして更新速度を確保

手順
低電力モードをオフに切り替える

まず画面左上のAppleメニューをクリックして「システム設定」を開きます。

サイドバーから「電池」を選び、「低電力モード」のスイッチをクリックしてオフにします。

これでバックグラウンド通信の制限がなくなり、アプリのダウンロードやアップデートがスムーズになります。

低電力モードをオフにするとバッテリー消費が増える場合がありますが、アップデート完了までの時間を短くできます。

TimeMachineバックアップで旧バージョンにいつでも戻せるようにする

TimeMachineバックアップで旧バージョンにいつでも戻せるようにする

Time MachineはMacに標準で備わった安心のバックアップ機能です。外付けドライブに定期的にスナップショットを保存しておくことで、アプリやシステムをアップデートしたあとに「あのバージョンのほうが使いやすかったな」というときでもワンクリックで元の状態に戻せます。

特にプログラマー作業では、ライブラリや開発ツールのバージョンが変わるとビルドエラーが出ることもあります。Time Machineで定点観測しておけば、トラブル時に過去の環境を丸ごと復活できるので、安心して最新のバージョンに挑戦できます。

外付けドライブを接続してTimeMachineを有効化

外付けドライブをMacと接続してTimeMachineバックアップを準備しましょう。容量はバックアップ対象の1.5倍以上あると安心です。

手順
外付けドライブを物理的に接続

USB-CまたはThunderboltケーブルでドライブをMacに差し込みます。

手順
TimeMachine設定を開く

アップルメニューからシステム設定を選び、サイドバーのTimeMachineをクリックします。

手順
バックアップディスクを選択&自動化

「バックアップディスクを選択」を押し、接続したドライブを指定したら「自動的にバックアップ」をオンにしてください。

暗号化オプションを有効にするとセキュリティが高まるのでおすすめです。

アップデート前に今すぐバックアップをクリック

Macをアップデートする前に大切なデータを守るため、今すぐバックアップを行いましょう。Time Machineで最新の状態を丸ごと保存できます。

手順
Time Machineアイコンから今すぐバックアップを選ぶ

画面右上のメニューバーにあるTime Machineアイコンをクリックし、「今すぐバックアップ」を選択します。

Time Machineアイコンが見当たらない場合は、システム設定のTime Machineで「メニューバーにTime Machineを表示」をオンにしましょう。

外付けドライブが睡眠状態だとバックアップが途中で止まることがあるので、ドライブの電源を入れたまま実行してください。

複数台Macをまとめて更新するワンライナーを作る

複数台Macをまとめて更新するワンライナーを作る

複数台のMacを扱うとき、アップデートを一台ずつ手動で回すのは時間がかかります。SSH接続とシンプルなワンライナーを組み合わせれば、一度に複数マシンを最新バージョンへ更新できます。手作業が不要になって作業効率がグンとアップします。

オフィスや自宅のMacをまとめて管理したい方にはピッタリの方法で、アップデート漏れを防ぎつつ短時間で終わらせることができます。

sshとbrewを組み合わせたシェルスクリプトを作成

手順
スクリプトファイルを作成

ターミナルを開いて、好きなフォルダに移動します。update_brew.shという名前で新規ファイルを作ります。

touch update_brew.sh
open -e update_brew.sh
手順
SSHキーの設定を確認

リモート先でパスワードなしで接続できるよう、公開鍵認証を準備します。ローカルでssh-keygenを使い、ssh-copy-idで鍵を転送してください。

手順
スクリプトに実行内容を記述

エディタで開いたupdate_brew.shに、以下のように書き込みます。リモートユーザー名とホスト名はお使いの環境に合わせて変更してください。

#!/usr/bin/env bash

# リモートホストでHomebrewアップデート
ssh user@remote_host "brew update && brew upgrade && brew cleanup"

最後に保存して閉じます。

手順
実行権限を付与

スクリプトに実行許可を与えます。ターミナルで以下を実行してください。

chmod +x update_brew.sh
手順
動作確認

ターミナルでスクリプトを実行し、エラーなくHomebrewのアップデートとアップグレードが行われるか確認します。

./update_brew.sh

crontabで毎週決まった時間にスクリプトを実行

手順
ターミナルを起動

LaunchpadやSpotlightからターミナルを開いてください。

手順
crontabの編集を開始

以下のコマンドで既存のスケジュールを開きます。

crontab -e

手順
毎週実行するスケジュールを追加

エディタが開いたら末尾に以下のように書き加えます。

0 5 * * 1 /usr/local/bin/myscript.sh >> ~/cron.log 2>&1
手順
保存して終了

エディタの保存コマンドで変更を反映してターミナルに戻ります。

手順
設定を確認

以下のコマンドで追加したジョブが並んでいるか確かめましょう。

crontab -l

スクリプトが動かないときは絶対パスを見直してください。環境変数が必要ならcrontabファイルの先頭にPATH=/usr/local/bin:$PATHを追加すると安心です。

よくある質問

よくある質問
自動アップデートをオンにすると勝手に大きな変更が来て困らないか心配です

自動アップデートは主に小さな不具合修正やセキュリティパッチが中心なので、急に大幅なUI変更が行われることはほとんどありません。再起動が必要な場合は事前に確認ダイアログが出るので、作業中にいきなり再起動される心配もありません。

もしアップデートの履歴を自分でチェックしたいときは、コンソールアプリの「install.log」を見ると、どの更新がいつ入ったかわかります。

手動アップデートにすると更新をつい忘れてしまいそうです

システム環境設定>通知>App Storeで通知をオンにすると、メニューバーや通知センターに「アップデートあり」と表示してくれます。これで何か更新が出るたび見逃しにくくなります。

週に一度「アップルメニュー>App Store」を開いてバッジを確認するだけでも習慣化しやすいのでおすすめです。

特定のアプリだけ自動アップデートしたいのですができますか

残念ながらApp Storeの設定では「すべてオン/すべてオフ」しか選べません。ただし、ホームブリュー(Homebrew)を使っている場合は、brew upgrade アプリ名を定期実行するスクリプトを組むことで、特定のアプリだけ自動で更新する仕組みを自作できます。

アップデート中に他の作業をしても大丈夫ですか

ほとんどの場合はバックグラウンドで進むので、軽い作業なら問題ありません。ただ、Xcodeなど大きなアプリのアップデート中はディスクアクセスが増えるので、動画編集や大規模コンパイルは控えたほうがスムーズです。

夜間にアップデートを予約しておくと、作業の邪魔にならず安全に済ませられます。

自動アップデートをオフにするとセキュリティは大丈夫?

自動アップデートをオフにしても、すぐに危険にさらされるわけではありません。Macのアプリはサンドボックス(かっこ書きで補足:アプリ同士が干渉しない仕組み)で動いているので、悪意ある動作が広がりにくい仕様です。

ただし、自動アップデートを切っていると、最新のセキュリティパッチが適用されない場合があります。そこでおすすめなのは、月に一度は手動でアップデートをチェックする習慣をつけることです。App Storeの「アップデート」タブを開いて、リストに新しいバージョンがあれば逃さずインストールしましょう。

システムの安全をさらに高めたいときは、アプリだけでなくmacOS自体のセキュリティアップデートを有効にしておくと安心です。こうすることで、自動更新をオフにしつつも重要な修正を見逃さない体制が整います。

AppStore以外で入れたアプリはどうやって更新する?

  1. アプリ内アップデーター:多くのフリーソフトは起動時やメニュー内に「アップデートチェック」機能があります。わざわざ開発元サイトへ行かなくても、ここを使うと最新版が見つかります。
  2. 開発元サイトから手動ダウンロード:AppStore外の大手ツールは公式ページで新バージョンを公開しています。最新バージョンをダウンロードして、古いアプリをドラッグ&ドロップで置き換えるだけです。
  3. Homebrew Caskで一括管理:ターミナルに brew upgrade --cask を入力すると、インストール済みのCaskアプリが自動で更新されます。たくさんのツールをまとめて最新版に保ちたいときに便利です。

アップデートが途中で止まったときはどうすればいい?

アップデート中にバーが止まるとドキッとしますよね。そのまま待っていても変化がないときは、まずApp Storeやシステム環境設定を一度閉じてみましょう。アプリや設定画面の再起動だけで、動き出すことがよくあります。

それでも戻らない場合は、ネットワークの接続状況をチェックしてみてください。Wi-Fiルーターの電源を入れ直すか、有線LANに切り替えると安定することがあります。加えて、ターミナルからMacのアップデート状況を確認できるので、エンジニア向けですが試してみると原因がつかめます。

一番最後の奥の手として、softwareupdate -lで利用可能なアップデート一覧を確認し、softwareupdate -i 対象アップデート名で手動インストールを行う方法があります。これなら裏で動いているプロセスを直接制御できるので、GUIで止まる場合でも突破できることが多いです。

プログラマー目線の補足:ログファイルを確認するにはコンソールアプリを起動し、[/var/log/install.log]を選ぶとエラー原因がわかりやすいです。

brewって何?触らなくても平気?

Homebrewはターミナルで動くパッケージ管理ツールです。Macのアプリではなくコマンドラインツールや独自バイナリをまとめてインストール・アップデートできるのが特長です。

AppStoreや公式サイトから入れたアプリはHomebrewとは別扱いなので、普段使いのブラウザや写真アプリだけならbrewを気にせず問題ありません。

ただしターミナルでインストールしたツールや、「brew cask install」で入れたアプリはHomebrew管理になります。手動更新派なら定期的にbrew update && brew upgradeを実行すると安全です。

まとめ

まとめ

Macアプリのアップデートは、自動設定で手間なく最新機能を手に入れる楽しさと、手動設定で必要なタイミングを選べる安心感、どちらも魅力的です。

設定は「システム設定>ソフトウェア・アップデート>詳細」から自動更新をオンオフでき、手動派はApp Storeの「アップデート」タブですぐに確認できます。

プログラマーならではのちょっとした工夫として、ターミナルでsoftwareupdate --listsoftwareupdate --installを使うと好きなタイミングでサクッと更新できるので覚えておくと便利です。

さあ、あなたのスタイルに合わせたアップデート設定で、もっと快適なMacライフを楽しんでくださいね。

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