macでアプリ削除をしたいのにバツが出ないまま丸一日悩んでいる姿に共感します。
ここではFinderやターミナルだけでなく無料のAppCleanerまで使い分ける手順を図付きで示し、残る設定ファイルを安全に片付けるコツや躓きやすいポイントも合わせて紹介します。苦手な英語表記が出ても戸惑わないよう、日本語入力例と画面の動きも丁寧に追えます。
次の章で示す手順にそって進めば、余計なファイルを残さずアプリが消え、Macの動作が軽やかになります。ややこしい作業を後回しにすると時間を奪われるため、今この機会に画面を開きながら一緒に進めてみませんか。
Launchpadでバツが出ないときにMacアプリを削除する具体的な手順

Launchpadでバツが出ないアプリはFinderで直接消したり、専用アンインストーラを使ったり、外部ツールを活用したりして削除できます。
- Finderで直接削除:アプリケーションフォルダから右クリック→ゴミ箱へ移動して完全に消す
- アプリ付属のアンインストーラを使用:アプリ本体のパッケージを開きUninstallerを実行して関連ファイルもまとめて削除
- サードパーティ製ツールを活用:AppCleanerなどで本体とキャッシュや設定ファイルをいっしょにキレイにする
プログラマーならではの裏ワザとして、Launchpadの隠しデータベースを再構築すると消えないアイコンがリフレッシュされ、バツマークが表示されることがあります。
Finderを使ってアプリ本体をゴミ箱へ

Launchpadでバツマークが出ないアプリも、Finderを開いて「アプリケーション」フォルダから直接ゴミ箱へ移すだけでさくっと削除できます。余計なツールは不要なので、手順を覚えれば数秒で片づきます。
削除後はゴミ箱を空にするとアプリ本体が完全になくなります。macOSが必要なシステムファイルは保護されるので、安心して実行してください。
①DockのFinderアイコンをクリックする

Dockにずらりと並んだアイコンの中から、にっこり笑った顔のFinderアイコンを見つけましょう。見つかったら優しくクリックしてください。これでFinderが開き、次の操作に進めるようになります。
②サイドバーのアプリケーションを開く
③削除したいアプリをドラッグしてゴミ箱に入れる
アプリケーションフォルダを開き、削除したいアプリのアイコンを見つけます。
アイコンをクリックしたまま、Dockにあるゴミ箱アイコンまでドラッグします。ドラッグ中にアイコンが半透明になると正しく認識されています。
ゴミ箱の上でマウスやトラックパッドから指を離すと、アプリがゴミ箱に移動し削除の準備が完了します。
④Controlキーを押しながらゴミ箱をクリックして空にする
Dockのゴミ箱アイコンを見つけて、Controlキーを押しながらクリックしてください。
出てきたメニューから「ゴミ箱を空にする」を選ぶと、確認なしで一気に中身を削除できます。
Launchpadからアプリを長押しして削除

Launchpadからアプリを長押しすると、アイコンが震えはじめて左上にバツマークが現れます。App Storeから入手したアプリなら、このままバツマークをクリックするだけでアンインストール完了なので、Finderを開かずにサクッと削除できるのが魅力です。
ただし、macOSに最初から入っているシステムアプリや、認証が必要なアプリにはバツマークが出ません。もしアイコンが震えないときは、Optionキーを押しながら長押しすると揺れモードに入ることがあるので試してみてください。
①Launchpadを開きアプリアイコンを長押しする

Dockのロケットアイコンをクリックするかトラックパッドで親指と3本の指をつまむように動かしてLaunchpadを呼び出します。
Launchpadが開いたら削除したいアプリアイコンを指で押し続けます。少しするとアイコンがぷるぷると揺れて、バツマークが表示する状態になります。
②アイコンが揺れたらOptionキーを押す

アイコンがゆらゆら揺れ始めたのを確認したら、キーボードのOptionキーを押し続けてください。そのまま数秒キープすると、アイコンの左上にバツマークが現れます。
③表示されたバツをクリックして削除を確定する

Ventura以降のLaunchpadでは、アプリアイコンを長押ししてゆらゆらし始めると左上にバツマークが表示されます。そのバツをクリックしてください。
「このAppを削除しますか?」という確認ダイアログが出るので削除を選ぶとアプリ本体がLaunchpadから消えます。
専用アンインストーラを使って完全削除

アプリの中には「Uninstaller」や「アンインストーラ」と呼ばれる専用ツールが同梱されているものがあります。これを使うと、アプリ本体だけでなく設定ファイルやキャッシュなどもまとめてキレイに消せるので、手動で関連ファイルを探す必要がなくなります。
- アプリ本体だけでなく関連ファイルも一括削除できる
- Finderで探し回る手間が省ける
- アンインストール後のゴミ残りを最小限に抑えられる
①アプリケーションフォルダでUninstallerを探す

Applicationsフォルダを開いてアンインストーラがないかチェックします。プログラマー視点では、専用のUninstallerを使うと関連ファイルもまとめて消せるので後片付けが楽になります。
- Finderを開く:DockのFinderアイコンをクリックしてApplicationsフォルダを表示します。
- アプリを右クリック:アンインストーラを探したいアプリをCtrlキー+クリック(または右クリック)します。
- パッケージの内容を表示:メニューから「パッケージの内容を表示」を選んでフォルダを開きます。
- Uninstallerを探す:Contents内やSetupフォルダに「Uninstaller」や「アンインストーラ」という名前のファイルがないか探します。
- Uninstallerを起動:見つかったファイルをダブルクリックして指示に従い、アプリを削除します。
専用Uninstallerがあれば、設定ファイルやキャッシュもまとめて消せてとてもスッキリします。
②アンインストーラを起動し表示に従う
アプリケーションフォルダで削除したいアプリのアイコンを右クリックしパッケージの内容を表示を選びます。
開いたフォルダ内のContents→Resourcesやその近くにある「Uninstall.app」または「アンインストーラ」アイコンをダブルクリックして起動してください。
起動したら画面の指示に従って「次へ」「アンインストール」をクリックし、管理者パスワードが求められたら入力します。完了メッセージが出たらゴミ箱を空にして関連ファイルもまとめて削除しましょう。
アンインストーラの名前が英語表記の場合もあるので、「Uninstall」「Remove」などのアイコンを探してください。
③完了後にゴミ箱を空にする
Dockのゴミ箱アイコンを右クリックして「ゴミ箱を空にする」を選んでください。右クリックが難しいときは、ゴミ箱をクリックしてFinderで開き、上部メニューから「ゴミ箱を空にする」をクリックしても大丈夫です。実行前に重要なファイルがないかもう一度確認しましょう。
ファイルが使用中で空にできない場合は、一度Macを再起動してから再度お試しください。
ターミナルでsudo rmコマンドを使う

Launchpadにバツが出ないアプリをどうしても消したいときは、ターミナルで直接ファイルをゴソッと削除する方法が便利です。sudo rmコマンドを使うと、普段隠れているアプリ本体や関連ファイルも一気に消し去れるので、ちょっとしたトラブルシューティングに役立ちます。
- 高い削除力:隠れたファイルもまとめて消せる
- 柔軟な指定:パスを直接指定してターゲットだけ狙い撃ち
- 操作スキルUP:ターミナルに慣れてMac上級者に近づける
sudoで実行するときは、誤ったパスを指定するとシステムに必要なファイルまで消してしまうので、パスをよく確認してください。
①Launchpadからターミナルを開く
②sudo rm -rfと入力しアプリをドラッグしてパスを追加
③Returnキーを押しパスワードを入力する
入力したコマンドを確定するにはReturnキーを押します。パスワード入力のプロンプトが出たら、Macログイン時のパスワードを入力してください。入力中は画面に文字が表示されませんが問題ありません。入力後、再度Returnキーを押すと処理が実行されます。
④完了したらゴミ箱を空にする
Dockのゴミ箱アイコンを見つけたら、アイコンを右クリックします。
表示されたメニューから「ゴミ箱を空にする」をクリックします。
確認のダイアログが出たら「空にする」をクリックして完了です。
AppCleanerで関連ファイルごとお掃除

Launchpadでバツが出ないアプリをサクッと消したいときにはAppCleanerが大活躍します。無料でダウンロードできる小さなツールなのに、ドラッグ&ドロップだけで本体はもちろん関連ファイルもまとめてお掃除してくれるんです。
「アプリの中にどんなゴミが隠れているか分からない…」という不安をぱぱっと解消したいときや、残った設定ファイルが気になるときにぴったりです。
- ドラッグ&ドロップだけで操作がシンプル
- 関連ファイルも一括検索で設定やキャッシュも残さない
- 無料&軽量なので気軽に試せる
①AppCleanerをダウンロードして起動する
Safariを開いてAppCleanerの公式サイト(https://freemac.eltima.com/appcleaner/)にアクセスします。
「Download」ボタンをクリックして.dmgファイルをダウンロードします。
ダウンロード完了後、Finderで.dmgファイルをダブルクリックし、表示されたウィンドウ内のAppCleanerアイコンを「アプリケーション」フォルダへドラッグ&ドロップします。
アプリケーションフォルダに移動し、AppCleanerをダブルクリックして起動します。
もし「“AppCleaner”は開発元を検証できないため開けません」という警告が出たら、アップルメニュー>システム環境設定>セキュリティとプライバシー>一般から「このまま開く」を選んでください。
②削除したいアプリをAppCleanerへドラッグする

アンインストーラが一覧表示したプラグイン、キャッシュ、設定ファイルなどをゆっくり眺めてください。
アプリ名が含まれていることをチェックしたらRemoveボタンを押して一括削除します。
注意:他の大事なファイルまで消さないように、選択項目に間違いがないか必ず確認してください。
アプリ削除を極めてMacをもっと軽やかにする応用テクニック

応用テクニック | 役立つ場面 |
---|---|
AppCleanerの自動化 | 関連ファイルをバラバラに探さず、まとめて消したいとき |
launchctlで起動項目整理 | 知らずに動いている余計なサービスを止めて動作を軽くしたいとき |
Homebrewのまとめクリーンアップ | ターミナルで入れたCLIツールも含め、いっきに整理したいとき |
スマートフォルダで未使用アプリ検出 | しばらく起動していないアプリを一覧に出して不要なものを絞り込みたいとき |
日常にこれらを取り入れると、手間なく余計なアプリやサービスをガッチリ見直せて、いつでもサクサク動くMacを保てます。
残った設定ファイルを手動で片付ける

アプリ本体を削除しても、ホームフォルダやシステムのライブラリに設定ファイルやキャッシュが残ってしまうことがあります。これらを放っておくと、ストレージを無駄に使うだけでなく、再インストール時に古い設定で動作が不安定になることもあります。
手動で片付ける方法は、Finderから該当フォルダにアクセスし、自分の目で残骸を確認しながら削除できる点がポイントです。サードパーティ製のアンインストーラを使わずに細かく管理したい方や、特定のファイルだけをきれいにしたい場面で役立ちます。
ライブラリ内Preferencesフォルダからplistを削除する
Finderを開いて画面上部の「移動」メニューをoptionキーを押しながらクリックします。隠れていた「ライブラリ」が表示されるので選択してください。
表示されたライブラリフォルダ内の「Preferences」フォルダをダブルクリックして開きます。ここにアプリ設定のplistファイルが並んでいます。
アプリのバンドルIDに対応する「com.会社名.アプリ名.plist」を見つけて右クリックし、「ゴミ箱に入れる」を選びます。設定がリセットされて起動トラブルが解消されることがあります。
plistを削除するとアプリのカスタム設定が初期化されるので、大事なデータがあれば先にバックアップしてください。
Cachesフォルダ内のアプリ名フォルダを捨てる
デスクトップのFinderをクリックしたあと、メニューから移動→フォルダへ移動を選んでください。
入力欄に ~/Library/Caches
と打ち込むと隠しフォルダが開きます。
一覧から削除したいアプリの名前が付いたフォルダを見つけて右クリック→ゴミ箱に入れるを選んでください。
ゴミ箱を空にするとキャッシュが完全に捨てられます。
Automatorで複数アプリを一括削除するフローを作る

Automatorを使うと、削除したいアプリをリスト化して一気にゴミ箱送りできるフローが作れます。毎回Finderを開かなくてもドラッグ&ドロップで処理できるので、複数アプリをまとめて片付けたいときにとても便利です。
- 時間の節約:同じ手順を繰り返さず、一度作ったフローを何度でも再利用できます。
- ミス防止:手作業のドラッグ忘れやアプリ名入力ミスが減り、確実に指定アプリだけを削除できます。
- カスタマイズ自由:スクリプトを組み込めばログを残したり、アンインストーラ付きアプリにも対応可能です。
エンジニア視点のポイントとしては、フロー内でShellスクリプトを使ってrm -rf
コマンドを呼び出すと、より細かい削除条件(隠しファイルや設定フォルダまで丸ごと)にも対応できます。
新規クイックアクションを作成しシェルスクリプトを追加する

Spotlightを開いてAutomatorと入力し、アプリを起動します。ファイルメニューから新規を選び、クイックアクションをクリックしてください。
ワークフロー上部の「動作対象」のプルダウンで「なし」を選び、隣のアプリ設定はFinder.appにしておくと、Finder上で使いやすくなります。
左側のライブラリ検索に「シェルスクリプト」と入力し、「シェルスクリプトを実行」をワークフローにドラッグします。シェル欄には/bin/bashを選び、下のテキスト入力欄に削除コマンドを記述してください。
例として以下のように書くと、選択中のアプリをゴミ箱へ移動できます。
osascript -e 'tell application "Finder" to delete (selection as alias list)'
Finderで複数アプリを選び右クリックからフローを実行する

Finderのアプリケーションフォルダで、まとめてアプリをゴミ箱に放り込みたいときは、あらかじめ作っておいたクイックアクション(フロー)を使うととっても楽になります。
DockのFinderアイコンをクリックして、サイドバーからアプリケーションを選んでください。
Commandキーを押しながら消したいアプリをクリックするか、ドラッグでまとめて囲んで選択します。
選択したまま右クリックし、メニューのクイックアクションから用意した削除フローをクリックします。
管理者パスワードを求められたら入力すると、アプリ本体と関連ファイルをまとめてゴミ箱へ移動してくれます。
あらかじめAutomatorで「ファイルまたはフォルダを受け取る」「シェルスクリプトを実行」などを組み合わせたクイックアクションを作っておく必要があります。
Homebrewで入れたアプリをbrew uninstallで整理する

Homebrewでインストールしたアプリは、ターミナルからbrew uninstall
を使うと手早く整理できます。
Launchpadでバツマークが出ないときや、ゴミ箱だけでは消えきらない隠れファイルもまとめて消したいときにぴったりです。
- 手軽な操作:
brew uninstall パッケージ名
で1行アンインストール。 - 依存整理:不要になったライブラリもまとめてクリーンアップできる。
- 完全削除:隠し設定やキャッシュまでしっかり一掃。
ターミナルでbrew listでインストール済みを確認する

DockのFinderから「アプリケーション」→「ユーティリティ」と進み「ターミナル」をダブルクリックします。
brew list
と入力してリターンキーを押すと、インストール済みのパッケージ一覧がずらりと表示されます。
ポイント:GUIアプリのcask版だけを見たい場合はbrew list --cask
と打つと対象だけを抽出できます。
不要なアプリをbrew uninstall –caskで削除する

Homebrewでインストールしたアプリはターミナルひとつでスパッと消せます。コマンド名さえ押さえれば、Launchpadにバツが出なくても問題なしです。
DockのLaunchpadから「ターミナル」を探すか、Spotlightで「Terminal」と入力して起動してください。
どの名前で登録されているかチェックしましょう。
brew list --cask
以下のように入れ替えて実行するだけです。エラーなく完了すればOK。
brew uninstall --cask アプリ名
アンインストール後の余計なファイルは以下で一網打尽にできます。
brew cleanup
よくある質問

Launchpadでバツマークが表示されない理由は?
- Launchpadでバツマークが表示されない理由は?
-
App Store経由でないアプリやmacOS組み込みのアプリは削除できない仕様なので、アイコンを長押ししてもバツが出ません。最初は戸惑いますが、裏側ではFinderでの管理が前提となっています。
Finderで削除したのにLaunchpadにアイコンが残っています
- Finderで削除したのにLaunchpadにアイコンが残っています
-
Finderでゴミ箱に入れただけだと、Launchpadのキャッシュが更新されずアイコンが残ることがあります。ターミナルでLaunchpadをリセットすると変化が反映されやすくなりました。
関連ファイルもまとめて消したいときはどうすればいい?
- 関連ファイルもまとめて消したいときはどうすればいい?
-
手動で~/Library配下のキャッシュや設定ファイルを探すのは骨が折れがちです。AppCleanerのようなフリーソフトを使うと、本体から関連ファイルまで一括で削除できるので心強いですよ。
Launchpadをリセットするメリットはありますか?
- Launchpadをリセットするメリットはありますか?
-
リセットするとアプリ一覧が整理され、誤って残ったアイコンや並びが初期化されます。特に多くのアプリを試した後は、すっきり使いやすい画面に戻るのでおすすめです。
バツがどうして表示されないの?
Launchpadのバツマークは、App Storeからインストールしたサンドボックス対応アプリだけに表示されます。Macに付属したユーティリティや、公式サイトからダウンロードしてインストーラ形式(.pkgなど)で導入したアプリは、Launchpad上でバツが出ない仕組みになっているのです。
それから、アプリが「アプリケーション」フォルダ以外の場所に置かれていると、Launchpadはアンインストール対象として認識しません。ユーザー自身で移動したアプリや、Homebrewなどコマンドで導入したツールも同様にバツが出ないので、Finderから直接ゴミ箱に入れるか、専用のアンインストーラを使う必要があります。
プリインストールアプリは削除できる?
残念ながらmacOSに最初から入っているプリインストールアプリはシステム保護がかかっていて、Launchpadにバツマークが表示されないまま通常の方法では削除できません。
どうしても削除したい場合は、リカバリーモードでシステム整合性保護(SIP)をいったんオフにしてからターミナルでファイルを消す方法がありますが、システムの安定性や今後のアップデートに影響が出やすいのでおすすめできません。
プリインストールアプリを見えなくするなら、Launchpadのアイコンをドラッグしてフォルダにまとめたり、Dockから外すなど、アプリを“非表示化”する工夫でスッキリ管理すると安心です。
間違えて消したアプリを戻すには?
間違えて消したアプリは、App Storeから再度ダウンロードする方法がいちばん手軽です。購入済みタブから一覧を開き、消えてしまったアプリを見つけたらダウンロードボタンをクリックするだけで元通りになります。
App Storeにないアプリや、設定ファイルまで丸ごと復元したいときはTime Machineバックアップを利用しましょう。バックアップドライブからアプリフォルダを開き、消えたアプリを探して復元することで、インストール当時の環境ごと戻せるのが嬉しいポイントです。
AppCleanerは安全なの?
AppCleanerは無料でオープンソースなアンインストーラツールです。ドラッグ&ドロップするだけでアプリ本体と関連ファイルをまとめて洗い出してくれるので、手動でフォルダを探し回る必要がありません。実際に数十本のアプリを削除してみても、設定が残ることなくスッキリした使い心地が嬉しかったです。
安全性はとても高いです。公式サイトからダウンロードすれば余計なバンドルソフトは付いてこないうえ、頻繁にアップデートされているので最新のmacOSにも問題なく対応しています。AppCleaner自体がシステム領域をいじるわけではないので、macOSのセキュリティ機能とケンカしない点も心強いポイントです。
こんなときに特におすすめです:関連ファイルまで一括で消したいときや、Finder操作に慣れていないときでも直感的に操作できる手軽さが魅力です。
ターミナルで削除しても大丈夫?
ターミナルからアプリを削除する方法は、FinderやLaunchpadで消せないときに役立つ手段です。ターミナルでは管理者権限を使ってアプリの本体や隠れたファイルをまとめて消せるので、残りカスが気になるときにもスッキリします。
ただしコマンドの打ち間違いで他のフォルダやファイルを消してしまう危険もあります。基本は/Applications
フォルダ内にあるアプリだけを削除対象にし、慣れないうちはFinder中心で操作するほうが安心です。
まとめ

Launchpadでバツが出ないときは、まずFinderから「アプリケーション」を開いてゴミ箱に入れる方法、アプリ付属のアンインストーラを使う方法、そしてAppCleanerなどのサードパーティ製ツールでまとめて削除する方法の3種類が頼れる手段です。
どれを使うかは好みに合わせて選んでみてください。Finderはシンプルに本体だけを捨てたいとき、アンインストーラは関連ファイルまでしっかり消したいとき、サードパーティ製ツールは一気に整理したいときにぴったりです。
削除が終わったらLaunchpadの再読み込みやMacの再起動でアイコンが消えたことをチェックしましょう。そのあとは不要ファイルの整理やバックアップなど、さらに快適なMacライフへ踏み出してみてくださいね。