ロック画面の壁紙を自分好みに変えたいけれど手順がわからず困っていませんか。
この記事を読むと初心者でも迷わない具体的な手順が身につき安全に設定を変えられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| すぐできる手順 | クリックして進めるだけの分かりやすいステップを順に示します。 |
| プログラマー視点のコツ | 設定の落とし穴や実際に使って役立った裏ワザを紹介します。 |
| 応用と元に戻す方法 | 複数壁紙の使い分けや元に戻す簡単な方法も解説します。 |
この記事を読みながら実際に操作して自分らしいロック画面を作ってみましょう。
Macエンジニア困ってもあわてないでください。落ち着いて一つずつ試せば必ずできるので気軽に取り組んでくださいね。
Macでロック画面の壁紙を変更する方法


ロック画面の壁紙を変えるだけで、Macの印象がぐっと自分らしくなります。ここではシステム設定と写真Appの2つのやり方をやさしく紹介します。どちらも最新のOSを前提にした手順なので、あわてずに進めてください。
どの方法でも基本は画像を選んで設定するだけです。操作に慣れれば数クリックで切り替えられるので、まずは気軽に試してみてください。
ちょっとしたコツとして、壁紙は画面解像度や縦横比が合っているときれいに表示されます。PNGやJPEGなら安心ですが、透過画像は期待した表示にならないことがあるので注意してください。
- システム設定から直接壁紙を選んで反映する方法。
- 写真Appで撮った写真をそのまま壁紙にする方法。
- 外部アプリやターミナルで細かく設定する上級者向けの方法。



初めてでも大丈夫です。ゆっくり手順を追えば短時間で自分好みのロック画面が作れますので、気軽に楽しんでください。
Macのシステム設定から壁紙を変更するやり方


システム設定から変更すると、デスクトップとロック画面を同じイメージに揃えられます。まずは画面左上のアップルメニューからシステム設定を開き、デスクトップとスクリーンセーバを選んでください。
表示された一覧からプリセットや自分の画像を選びます。画像を選んだら設定ボタンで適用すれば、ロック画面にも反映されます。
アップルメニューをクリックしてシステム設定を選びます。
左側のリストからデスクトップとスクリーンセーバをクリックして壁紙の一覧を表示します。
好みの画像を選び、表示される設定ボタンでロック画面に反映してください。
アップルメニューからシステム設定を開きデスクトップとスクリーンセーバを選ぶ
画面左上のアップルマークをクリックしてシステム設定を選びます。
サイドバーのデスクトップとスクリーンセーバをクリックして壁紙一覧を開きます。
一覧から画像を選び、表示される適用ボタンでロック画面に設定します。
写真Appからロック画面に画像を反映するやり方


写真Appから壁紙にする方法は、撮ったばかりの写真をすぐ反映できるのが便利です。写真を選んでから共有メニューや右クリックメニューで壁紙に設定する流れになります。
きれいに表示するために、事前にトリミングや回転で構図を整えておくとよいです。解像度が低すぎると拡大で粗く見えるので確認してください。
写真Appで使いたい画像を開きます。
共有メニューか右クリックメニューから壁紙に設定を選んで反映します。
表示が気になるときは編集でトリミングしてから再設定してください。
写真Appで画像を開き右クリックしてデスクトップのピクチャに設定する
写真Appで使いたい画像をダブルクリックして表示します。
画像上で右クリックし、メニューからデスクトップのピクチャに設定を選ぶと壁紙に反映されます。
Macでログイン画面の背景をターミナルで変更する方法(上級)


ターミナルでログイン画面の背景を変えると細かい画質や解像度の調整が自由になります。少し上級向けですが手順を守れば安全に差し替えできます。
ここでは実機で使ってきた手順に沿って画像の書き出し設定と管理者権限での置き換え最後にキャッシュ処理して反映を確認するまで丁寧に案内します。準備として元ファイルのバックアップを必ず取ってください。
プログラマー目線のコツとして解像度をディスプレイに合わせることとファイル名と権限をそのまま保つと問題が起きにくいです。またファイルはPNGで保存すると互換性が高いです。
- 画像を画面解像度に合わせて書き出す
- 管理者権限で既存ファイルを退避し置き換える
- キャッシュを削除してログアウトまたは再起動で反映を確認する
管理者権限で背景ファイルを置き換える最短手順


管理者権限が必要なためsudoを使います。最短手順は画像を書き出したら既存ファイルをリネームで退避し新しいファイルをコピーで置き換えるだけです。
権限や所有者が変わるとログイン画面が表示されないことがあります。コピー後に所有者をrootに戻しパーミッションを適切に設定してください。
プレビューで画像を画面解像度に合わせて書き出す
対象の画像をPreviewで開きます。読み込みエラーが出ない形式であることを確認してください。
ツールバーのサイズ調整で画面解像度に合わせます。縦横比を保つと歪まなくて安心です。
書き出しでPNGを選びファイル名をcom.apple.desktop.admin.pngにして保存します。品質は最大か高品質を選んでください。
ターミナルを開きsudo cpで/Library/Caches/com.apple.desktop.admin.pngに置き換える
Terminalを起動します。管理者操作が必要なのでログインアカウントに管理者権限があることを確認してください。
sudo mv /Library/Caches/com.apple.desktop.admin.png /Library/Caches/com.apple.desktop.admin.png.backupで元ファイルを残します。退避ができていれば元に戻せます。
sudo cp ~/保存場所/com.apple.desktop.admin.png /Library/Caches/com.apple.desktop.admin.pngでコピーします。コピー後にsudo chown root:wheel /Library/Caches/com.apple.desktop.admin.pngで所有者をrootにしてください。
キャッシュを削除してログアウトまたは再起動して反映を確認する
sudo rm /Library/Caches/com.apple.desktop.admin.pngの古いキャッシュを削除します。加えてログイン関連のキャッシュを削除すると確実に反映します。
ログアウトして再度ログインするか再起動すると新しい背景が反映します。反映されない場合はパーミッションや所有者を再確認してください。
Macでロック画面にメッセージを表示する方法


ロック画面にメッセージを表示すると、紛失時の連絡先や伝えたい一言をすぐに伝えられて安心です。設定は難しくないので、初めての人でもすぐに使い始められます。
方法は主に次の3つに分かれます。まずは標準のシステム設定から登録するやり方が安全で手軽です。ほかに壁紙に文字を入れる方法やサードパーティ製アプリを使う選択肢もあります。
- システム設定のセキュリティとプライバシーでメッセージを設定する。最も簡単で推奨。
- ロック画面壁紙に文字を埋め込む。見た目を自由にできるが作業が少し必要。
- サードパーティのユーティリティを使って高度にカスタマイズする。便利だがアプリの信頼性に注意。
システム設定のセキュリティからロック画面メッセージを追加するやり方


まずシステム設定を開き、セキュリティとプライバシーを選んでください。一般タブの中にあるロック画面関連の項目からメッセージを入力できるようになっています。
入力後は変更を保存して、スクリーンをロックして表示を確認してください。連絡先だけを短く書くなど、見やすさを意識すると良いです。
システム設定を開きセキュリティとプライバシーの一般タブでメッセージを入力する
画面左上のアップルメニューからシステム設定を開いてください。
サイドバーでセキュリティとプライバシーを選び、一般タブを表示してください。
「ロック画面にメッセージを表示」をオンにして、短く分かりやすいメッセージを入力し保存してください。
Macでロック画面のロックタイミングとパスワード要求を調整する方法


Macのロック画面は、作業中の安心感とセキュリティを両立する大事な設定です。画面がすぐにスリープするようにしたり、スリープ解除時にすぐパスワードを求める設定にしたりして、自分の使い方に合わせて調整できます。
設定の主な変更場所は2つあります。スリープ時間はシステム設定のバッテリーまたは省エネルギーから変えられて、パスワード要求のタイミングはセキュリティやロック画面の項目で設定します。
開発作業で頻繁に画面を触るならスリープまでの時間を長めにしておくと快適です。外出先や共有環境ならパスワード要求を「すぐ」にしておくと安全です。



ちょっとした設定で使い勝手がぐっと良くなりますよ。まずは短時間で試して、自分にぴったりの組み合わせを見つけてみてください。
画面ロックまでの待ち時間とパスワードの要求タイミングを設定するやり方


画面ロックとパスワード要求は別々に設定できることがポイントです。スリープまでの時間を長くしていても、スリープ解除時にすぐパスワードを要求することは可能です。
操作は最新のmacOSを前提にシステム設定を開き、まずはバッテリーまたは省エネルギーでスリープ時間を決めます。その後セキュリティやロック画面でパスワード要求のタイミングを「すぐ」か「数秒後」などに設定してください。
システム設定のバッテリーまたは省エネルギーでスリープ時間を変更する
メニューバーのアップルメニューから「システム設定」を選んで開きます。最新のmacOSでは設定名が「システム設定」になっています。
左側メニューで「バッテリー」または「省エネルギー」を選択します。ここでディスプレイをオフにする時間やスリープまでのタイミングを調整できます。
ラップトップの場合はバッテリー駆動と電源接続時で別々の設定があるので、両方を見直して好みの時間に合わせてください。
システム設定のセキュリティでスリープ解除時にすぐパスワードを要求する設定を有効にする
システム設定の「セキュリティ」または「ロック画面」を選びます。設定項目の名前はmacOSのバージョンで若干違うことがあります。
「スリープ解除またはスクリーンセーバー終了時にパスワードを要求」や同等のスイッチをオンにして、タイミングを「すぐ」に設定します。
Control+Command+Qで画面をロックして、ロック解除時にすぐパスワードが求められるか確認してください。
よくある質問


- ロック画面の壁紙はどこで変更すればよいですか。
システム設定の「壁紙」から変更できます。macOSのバージョンによってはデスクトップやデスクトップとスクリーンセーバーの設定内にあることもあるので、壁紙画面で『ロック画面に設定』や類似のボタンを探してください。
- ログイン画面の背景とロック画面は別々にできますか。
多くのmacOSではログイン画面とロック画面は同じ背景が使われます。最近のバージョンではロック画面だけ個別に設定できる場合があるので、まず壁紙設定で個別項目がないか確認するとよいです。
- ライブ写真や動く壁紙はロック画面に使えますか。
対応するバージョンならライブ写真やダイナミック壁紙を設定できます。動く壁紙は電池や処理に影響することがあるので、ノート型を使っている場合は様子を見ながら利用してください。
- 自分の写真を使うときのおすすめの形式やサイズはありますか。
JPEGかPNGが無難で、高解像度の画像を用意するときれいに表示されます。重要な被写体は中央寄せにすると切り取りで隠れにくく、Retina画面では解像度を少し余裕を持たせると安心です。
まとめ


ここまでで、Macのロック画面を自分好みに変える基本とちょっとした応用をやさしく紹介しました。システム設定の「壁紙」からロック画面用の画像を選ぶ方法と、カスタム画像やダイナミック壁紙の使い分け、ログイン画面との違いを実際の手順で示しました。
実務的なコツとしては、画面解像度に合った画像を用意することと、HEIC形式のダイナミック壁紙を使うと時間帯で見栄えが変わって便利なことです。変更したらControl+Command+Qで素早くロックして見た目を確認すると安心です。



最初は色や配置を少しずつ試してみてください。気軽に変えてみることで、自分だけの落ち着ける画面を見つけられます。
注意点として、壁紙に個人情報や見られたくない内容が写り込んでいないか必ず確認してください。
