Macでディスクロックを解除する方法

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Macでディスクロックを解除する方法

MacでAPFS暗号化ディスクのロックが解除できずに、作業が止まって不安になっていませんか。

この記事を読むことで、Finderやディスクユーティリティ、ターミナルを使った実践的で安全な解除手順が分かり、よくあるつまずきポイントとその回避策まで身につきます。

項目内容
実体験に基づく具体手順Finderでの解除、ディスクユーティリティでの操作、ターミナルでのコマンドまで順序立てて丁寧に説明します。
トラブルシュート例パスワード忘れや認証エラーなど実際に起きやすい問題と、試すべき手順をケースごとに紹介します。
プログラマー視点の安全アドバイス重要データを守るための事前チェックや、コマンド実行時の注意点を実例とともに解説します。

画面操作が苦手でも大丈夫です。図と手順を見ながら落ち着いて進めれば解除できますし、万が一に備えた安全策も一緒に身に付きます。

Macエンジニア

安心してください。焦らず一つずつ確認しながら進めれば必ずゴールにたどり着けますし、つまずいたときの戻り方もしっかりお伝えします。

目次

MacでAPFS暗号化ディスクのロックを解除する方法(Finder・ディスクユーティリティ・ターミナル)

MacでAPFS暗号化ディスクのロックを解除する方法(Finder・ディスクユーティリティ・ターミナル)

外付けや内蔵のAPFS暗号化ディスクはFinderディスクユーティリティターミナルのいずれかからロック解除できます。ここではそれぞれの手順をやさしくまとめ実際に迷わないポイントや少しだけ役立つコツも紹介します。

まずどの方法がいちばん合うかを決めれば手順は短く済みます。簡単な順にFinderディスクユーティリティターミナルの3つを用意してあるので状況に合わせて選んでください。

  1. Finderでディスクをダブルクリックしてパスワードを入力してマウントする方法。
  2. ディスクユーティリティで表示をすべてのデバイスにして対象ボリュームを選びアンロックする方法。
  3. ターミナルで識別子を確認しコマンドでアンロックする上級者向けの方法。
Macエンジニア

はじめてでも大丈夫です。落ち着いて手順どおりに進めれば解除できますので安心してください。困ったときは小さな確認を重ねれば必ず解決できます。

MacのFinderからAPFS暗号化ディスクを解除する手順

MacのFinderからAPFS暗号化ディスクを解除する手順

Finderからの解除はもっとも直感的で簡単です。外付けディスクなら接続後にサイドバーやデスクトップのアイコンをダブルクリックするとパスワード入力欄が表示されます。

正しいパスワードを入力すれば自動でマウントされ中身にアクセスできます。パスワードを間違えすぎるとロックが強化される場合があるので慎重に入力してください。

Finderで外付けディスクを選んでダブルクリックしパスワードを入力する具体手順

手順
外付けディスクを接続

ケーブルで接続しFinderのサイドバーかデスクトップにアイコンが表示されるのを確認する。表示されないときはケーブルや電源をチェックする。

手順
ディスクをダブルクリック

ディスクアイコンをダブルクリックするとパスワード入力ダイアログが開くので準備する。

手順
パスワードを入力して解除

正しいパスワードを入力してアンロックを押す。マウントされればFinderで中身を操作できる。

MacのディスクユーティリティでAPFS暗号化ディスクを解除する手順

MacのディスクユーティリティでAPFS暗号化ディスクを解除する手順

ディスクユーティリティは状況確認や修復を同時に行いたいときに便利です。表示メニューをすべてのデバイスに切り替えるとAPFSコンテナとボリュームの構成が見やすくなります。

該当のAPFSボリュームを選ぶと鍵アイコンやアンロックボタンが現れパスワード入力欄が表示されます。マウント状態や修復オプションも同画面で確認できます。

ディスクユーティリティを開き表示をすべてのデバイスにして該当ボリュームを選びアンロックする具体手順

手順
ディスクユーティリティを開く

アプリケーションユーティリティフォルダかSpotlightでディスクユーティリティを起動する。

手順
表示をすべてのデバイスに切替

ウィンドウ左上の表示メニューからすべてのデバイスを選ぶとボリューム構成が見やすくなる。

手順
該当ボリュームを選んでアンロック

対象のAPFSボリュームを選択し鍵アイコンかアンロックをクリックしてパスワードを入力する。

MacのターミナルでAPFSボリュームを識別して解除する手順

MacのターミナルでAPFSボリュームを識別して解除する手順

ターミナルはコマンドで正確に操作したい場合に便利です。まずdiskutil apfs listでAPFSコンテナとボリュームの識別子を確認してください。

識別子が分かればsudo diskutil apfs unlockVolumeでアンロックできます。実行時には管理者権限やボリュームの暗号化パスワードが必要になる点に注意してください。

ターミナルでdiskutil apfs listで識別子を確認しsudo diskutil apfs unlockVolume を実行してパスワードを入力する手順

手順
識別子を確認する

ターミナルでdiskutil apfs listを実行しアンロックしたいボリュームのIdentifierを控える。

手順
アンロックコマンドを実行

sudo diskutil apfs unlockVolume IDENTIFIERを実行しプロンプトが出たらボリュームのパスワードを入力する。

手順
結果を確認する

アンロック成功ならボリュームがマウントされFinderで見えるようになる。失敗したらパスワードと識別子を再確認する。

Macで起動ディスク(FileVault)が解除できないときの回復手順

Macで起動ディスク(FileVault)が解除できないときの回復手順

FileVaultで起動ディスクのロックが解除できないと焦らないでください。まずはログイン画面での回復、AppleIDやリカバリーモードでの復旧、リカバリキーによるアンロックと順に試すと効率が良いです。

  • ログイン画面のパスワードリセットやAppleIDでの回復を試す。
  • リカバリーモードでDiskUtilityのFirstAidを実行してディスクを修復する。
  • 手元にあるリカバリキーや別の管理者アカウントでアンロックを試す。

エンジニア的なコツとしては、まずキーボード配列やCapsLockを確認して入力ミスを潰しておくことです。どうしても解除できないときはデータ保全を優先してからさらに深い手を検討してください。

Macのログイン画面やAppleIDでFileVaultを回復する手順

Macのログイン画面やAppleIDでFileVaultを回復する手順

ログイン画面で回復する場合、パスワードを数回間違えると「パスワードをリセット」の案内が表示されることがあります。表示が出たら画面の指示に従いAppleIDでのサインインを選ぶと、ロック解除や新しいパスワード設定が可能です。

AppleIDでの認証にはインターネット接続と場合によっては2要素認証での承認が必要です。信頼済みデバイスで承認コードを受け取れるか確認してから進めるとスムーズです。

ログイン画面でパスワードをリセットする流れとAppleIDで認証してロックを解除する具体的なやり方

手順
リセット案内を表示する

ログイン画面で意図的に数回パスワードを間違え、「パスワードをリセット」の案内が表示されるのを待ちます。

手順
AppleIDでサインインする

表示されたフォームでAppleIDを入力し、必要なら信頼済みデバイスで届く承認コードを入力します。

手順
新しいパスワードで解除する

画面の指示に従って新しいログインパスワードを設定し、ロックを解除します。リカバリキーがある場合はここで入力します。

MacのリカバリーモードでディスクをチェックしてFileVaultを回復する手順

MacのリカバリーモードでディスクをチェックしてFileVaultを回復する手順

リカバリーモードでディスクをチェックすると、暗号化ボリュームの不整合が修正されログインが可能になることがあります。Macを再起動し、起動直後にCommandキーとRキーを同時に押してリカバリーモードで起動してください。

表示されたユーティリティでDiskUtilityを選び、暗号化されたAPFSボリュームをアンロックしてからFirstAidを実行します。アンロックにリカバリキーが必要な場合は手元に用意しておくと安心です。

Command‑Rで起動してディスクユーティリティのFirst Aidを実行し、必要ならリカバリキーでアンロックする手順

手順
リカバリーモードで起動する

電源を入れ直し、起動時にCommandキーとRキーを同時に押し続けます。リカバリユーティリティが表示されるまで待ちます。

手順
DiskUtilityでFirstAidを実行する

DiskUtilityで問題のあるAPFSボリュームを選び、FirstAidを実行してディスクの整合性を確認し修復します。

手順
必要ならリカバリキーでアンロックする

アンロックを求められたらリカバリキーを入力してボリュームをアンロックします。ターミナルでdiskutilコマンドを使う場合は正確に入力してください。

Macで外付けや別フォーマットのドライブがロックされてマウントできないときの対処とデータ救出

Macで外付けや別フォーマットのドライブがロックされてマウントできないときの対処とデータ救出

外付けドライブがロックされてマウントできないときは慌てないでください。まずは接続と電源とケーブルとポートを点検して別のMacや別のケーブルで認識するか試しましょう。

Finderやディスクユーティリティでマウントできるなら安全にデータを取り出せますがAPFSの暗号化やNTFSなど別フォーマットだとパスワードや互換性が原因で開かないことが多いです。まずは読み取りで状態を確認してから次の手順に進むと安全です。

マウントできないけれどデータが重要な場合はディスクを直接触らずイメージで丸ごと複製して別環境で復旧作業を行うとリスクが下がります。無理に書き込みやフォーマットをしないで安全第一で進める選択肢も覚えておきましょう。

Macでdiskutilやディスクユーティリティを使ってマウントや修復を試す手順

Macでdiskutilやディスクユーティリティを使ってマウントや修復を試す手順

まずディスクユーティリティで対象ディスクを選びFirstAidを実行してみてください。画面に出るエラーをメモしておくと次の手順がスムーズになります。

ターミナルでdiskutil listでディスク識別子を確認しdiskutil mountDiskやrepairVolumeで試します。ログを見ながら無理に書き込みをしないことが大切です。

diskutil list
diskutil mountDisk /dev/diskX
diskutil repairVolume /dev/diskXsY

ターミナルでdiskutil mountDisk /dev/diskXやdiskutil repairVolumeを実行する具体コマンドと操作する場所

項目内容
ディスク識別の確認diskutil listで対象のdisk番号を特定してください。誤ったディスクを操作しないことが重要です。
マウント操作diskutil mountDisk /dev/diskXで全パーティションをマウントします。Xはdisk番号に置き換えて実行してください。
修復操作diskutil repairVolume /dev/diskXsYでボリュームを修復します。必要に応じて管理者権限で実行してください。

Macでマウントせずにディスクイメージを作って別環境でデータを救出する手順

Macでマウントせずにディスクイメージを作って別環境でデータを救出する手順

マウントせずにディスクイメージを作るのは安全性の高い方法です。元ディスクを上書きせずに丸ごとコピーして別の環境で解析すると破損リスクを下げられます。

容量に余裕のある別ドライブを用意して読み取り専用でイメージを作成してください。作成したイメージを別のMacでマウントして復旧ツールを使ってデータを取り出します。

ターミナルでsudo ddやddrescueを使ってディスクイメージを作成し別のMacでマウントしてデータを取り出す具体手順

手順
準備とディスクの確認

ターゲットディスクを読み取り専用にしdiskutil listで識別子を確認します。重要なデータがあるなら元ディスクへの書き込みは避けてください。

手順
イメージの作成(ddrescue推奨)

性能とエラー回復性の観点からddrescueを推奨します。例としてddrescue /dev/diskX /Volumes/Backup/disk.img /Volumes/Backup/disk.logのように実行しエラー箇所はログで追跡します。

手順
イメージのマウントとデータ取り出し

作成したイメージを別のMacでhdiutil attach -readonly disk.imgで読み取り専用でマウントしFinderや復旧ツールでファイルを取り出します。うまく読み取れない場合は専用ツールでスキャンを試してください。

よくある質問

よくある質問
パスワードを忘れた場合はどうすればいいですか

まず慌てずに確認してください。リカバリキーが手元にあればそれで解除できます。控えが無ければバックアップから復元するかAppleサポートに相談することをおすすめします。暗号化は安全性を重視しているため慎重に対応してください。

外付けディスクを接続してもマウントされない

ケーブルや接続ポートを変えて再試行してください。Finderに見えない場合はディスクユーティリティで状態を確認します。ターミナルでdiskutilを使い識別子を確認してunlockVolumeで解除を試すのも有効です。

ディスクユーティリティでロック解除に失敗する場合は

まずファーストエイドでディスクの整合性をチェックしてください。問題が無ければセーフモードで再起動してから再試行します。どうしても解除できないときはターミナルからの解除やバックアップ復元を検討してください。

ターミナルで安全に解除する方法は

最初にdiskutilで識別子を確認します。続けてunlockVolumeで解除を試みますがパスワードを端末の履歴に残さない工夫が重要です。入力をコピー&ペーストするか標準入力経由の方法を使うと少し安心です。

FileVaultとAPFS暗号化はどう違う

FileVaultは内蔵の起動ディスクをユーザーアカウントと連携して暗号化します。APFS暗号化はボリューム単位で外付けディスクにも適用できます。使用場所に応じて適した方式を選ぶと良いです。

リカバリキーを紛失したらどうなる

リカバリキーが無いとパスワード無しで解除するのは非常に難しいです。バックアップがあるならそちらからデータを復元してください。最終手段としてAppleサポートへ相談し本人確認のうえで助言を受けてください。

まとめ

まとめ

APFS暗号化ディスクの解除にはFinder、ディスクユーティリティ、ターミナルの3つの方法があります。Finderはパスワードを入力して素早く解除できる場面に向いています。ディスクユーティリティはマウントできない場合の診断と修復に便利です。

ターミナルはdiskutilコマンドでボリュームIDを指定して解除でき、細かい操作が行えます。操作前にボリュームIDと管理者権限、キーチェーンへのパスワード登録状況を確認してください。重要データは必ずバックアップを取ってください。

実際の手順はまずFinderで試し、それで解除できなければディスクユーティリティ、さらに必要ならターミナルという順序が無難です。エラーメッセージは控えておくと原因特定が早くなります。落ち着いて一つずつ確認すれば対応できます。

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