再起動したら勝手にアプリが立ち上がってびっくりしたり逆にいつも使うアプリを自動で立ち上げたいと感じていませんか。
この記事を読むと、再起動後のアプリの自動起動を思いどおりに切り替えられるようになり、作業の中断を減らせて毎日のMac操作がぐっと快適になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 独自コンテンツ1 | 実際に使って分かった迷わない手順を画面イメージを想像しやすい言葉で丁寧に解説します。 |
| 独自コンテンツ2 | プログラマー視点の便利ワザとターミナルを使った応用テクニックをやさしく紹介します。 |
| 独自コンテンツ3 | よくあるつまずきとその避け方や元に戻す方法まで実用的にまとめます。 |
基本の設定から少し踏み込んだ調整まで順を追ってやさしく説明するので、落ち着いて進めれば必ず思いどおりにできます。
Macエンジニア焦らなくて大丈夫です。ゆっくり一歩ずつ進めれば設定はかんたんに整いますので気楽に取り組んでください。
Macで再起動後にアプリを自動で立ち上げる方法


Macを再起動したあとにお気に入りのアプリが自動で立ち上がると、とても手間が減ります。チャットやターミナルなど毎回起動しているものは自動化すると作業がスムーズになります。
かんたんな方法はDockやシステム設定のログイン項目を使うことです。より細かい制御が必要な場合はユーザー領域のLaunchAgentsにplistを置いてlaunchctlで登録する方法が有効です。
ここでは手軽な設定とプログラマ向けの方法を実体験をもとにやさしく紹介します。用途に合わせて負荷が少ない方法を選んでください。
Dockとログイン項目で簡単に自動起動させるやり方


Dockとシステム設定のログイン項目は直感的で初心者にも扱いやすい方法です。アイコンを操作するだけで設定できるため誤操作が少なく、すぐに自動起動を試せます。
Dockは個別アプリを素早くオンオフでき、システム設定のログイン項目は複数を一覧で管理できます。まずはこの2つを試して、必要なら次のLaunchAgentsの方法に進んでください。
Dockのアプリアイコンを右クリックして「ログイン時に開く」を選ぶ手順
Dockの中から自動起動させたいアプリのアイコンを探してください。
アイコンを右クリックまたはcontrolを押しながらクリックしてメニューを表示します。
メニューのオプションからログイン時に開くを選ぶと次回ログインから自動で立ち上がります。
システム設定の一般→ログイン項目でアプリを追加する手順
画面左上のアップルメニューからシステム設定を選んで起動します。
システム設定の一般を選びログイン項目を表示して管理画面を開きます。
+を押してアプリを選ぶと起動時に自動で開くように追加できます。
リストから選んでマイナスを押すと自動起動を停止できます。
高度な方法として~/Library/LaunchAgentsにplistを置きlaunchctlで登録する手順(openコマンド例)
テキストエディタでLabelやProgramArgumentsを含むplistを作成します。最小限の項目でOKです。
作成したplistをユーザーの~/Library/LaunchAgentsに保存します。フォルダがなければ作成してください。
ターミナルでlaunchctlのbootstrap機能を使ってユーザー領域に登録します。登録後にopenコマンドで手動起動して動作を確認してください。
Macで再起動後にアプリが勝手に立ち上がるのを止める方法


再起動後にアプリが勝手に立ち上がって困ることはよくありますね。ここでは初心者にも分かりやすく順を追って止める方法を紹介します。
大きく分けると四つの対処があります。シャットダウン時のダイアログ設定システム設定の切り替えログイン項目と保存状態の削除LaunchAgentsの確認です。
まずは一番かんたんなダイアログのチェック解除から試してください。それで直らなければ順に深い設定へ進むと安全に止められます。



最初は面倒に感じるかもしれませんが一つずつやれば確実に直せます。落ち着いて進めていきましょう。
シャットダウン時とシステム設定でウィンドウ復元を無効にするやり方


シャットダウンや再起動の確認ダイアログには「ログイン時にウィンドウを再度開く」のチェックがあります。ここを外すだけで多くのアプリの自動復元を防げます。
加えてシステム設定でアプリ終了時にウインドウを閉じる設定を有効にすると保存されたウィンドウ復元が止まります。これらはまず試す価値が高いです。
再起動/シャットダウンの確認ダイアログで「ログイン時にウィンドウを再度開く」のチェックを外す方法
画面左上のAppleメニューから再起動またはシャットダウンを選んでください。
表示されるダイアログの「ログイン時にウィンドウを再度開く」のチェックを外してから実行してください。
システム設定の「アプリを終了するときにウインドウを閉じる」を設定して復元を止める手順
アップルメニューまたはDockからシステム設定を開いてください。
一般や検索で「ウインドウを閉じる」を探しアプリを終了するときにウインドウを閉じるをオンにしてください。
ログイン項目・保存状態・LaunchAgentsを消して確実に止めるやり方


確実に止めたい場合はログイン項目保存状態LaunchAgentsを順に確認します。ログイン項目や自動復元の痕跡があると何度でも立ち上がってしまいます。
これらは少しだけ踏み込んだ作業になるのでバックアップを取りつつ進めると安心です。手順を守れば安全に処理できます。
システム設定でログイン項目を削除しDockの「ログイン時に開く」を解除する手順
システム設定の一般からログイン項目を開いてください。不要なアプリを選んでマイナスで削除します。
Dockのアプリアイコンを右クリックしオプションの「ログイン時に開く」をオフにしてください。
Finderまたはターミナルで~/Library/Saved Application Stateから該当フォルダを削除する手順と注意点
Finderの移動メニューでフォルダへ移動を選び~/Library/Saved Application Stateを開いてください。
アプリ名が含まれるフォルダをゴミ箱へ入れてください。削除前に対象アプリを終了しバックアップすると安全です。
~/Library/LaunchAgentsや/Library/LaunchAgentsを確認しlaunchctlでアンロードしてplistを削除する手順
ユーザーとシステム両方の~/Library/LaunchAgentsと/Library/LaunchAgentsを見てください。
ターミナルでlaunchctlを使い該当のplistをアンロードしてから削除してください。管理者権限が必要な場合があります。
アンロード後にplistを削除してからMacを再起動すると自動起動が止まります。
Macで順序や遅延を指定して複数アプリを立ち上げる方法


Macで複数のアプリを再起動後に順番や遅延を決めて立ち上げたいときはちょっとした工夫で毎朝のストレスが減ります。ここでは手軽に使える方法から少し踏み込んだ方法までやさしく案内します。
代表的なやり方は3つあります。ログイン項目でまとめて起動する方法、シェルスクリプトとAutomatorで順番や遅延を細かく指定する方法、そしてlaunchdでより厳密に管理する方法です。
まずは簡単な方法で試してから必要に応じて進めるのがおすすめです。特に起動が重いアプリは余裕を持った遅延を入れると安定して立ち上がります。
- ログイン項目で簡単に一括起動
- シェルスクリプトとAutomatorで順番と遅延を指定
- launchdで細かい自動起動を設定
シェルスクリプトとAutomatorで順に起動する実践パターン


シェルスクリプトとAutomatorを組み合わせると柔軟に順番と遅延を指定できます。基本はアプリを起動する命令を並べて必要な場所にsleepで秒数を挟むだけなので理解しやすいです。
作ったスクリプトに実行権を与えてAutomatorでアプリ化すればログイン項目へ追加できます。起動時の安定性が気になる場合はプロセスの有無をチェックしたりログを残すと安心感が増します。
openコマンドとsleepを使った起動スクリプトを作り実行権を付けてAutomatorでアプリ化する具体手順
テキストファイルにアプリを起動する行とsleepで遅延を入れる内容を書きます。アプリ名は正確に記述すると誤動作が少なくなります。
ターミナルでchmodを使って実行権を付与します。実行ファイルのパスは後で探しやすい場所に置いてください。
Automatorで新規アプリを作りシェルスクリプトを実行するアクションに先ほどのスクリプトを設定します。保存してログイン項目に追加すれば完了です。
よくある質問


- 再起動後にアプリが勝手に開くのを止めたい。
再起動やシャットダウン時のダイアログで「再度ウィンドウを開く」のチェックを外してください。さらにシステム設定→ユーザとグループ→ログイン項目で不要なアプリを選んで削除すると効果的です。
- 閉じたアプリのウィンドウが復元されて困る。
多くはmacOSのウィンドウ復元機能が働いているためです。再起動前にアプリを完全に終了(⌘Q)してから再起動すると戻りにくく、アプリ側に復元オフの設定があればそれを使うと安心です。
- ログイン項目はどこで確認すればよいですか。
Appleメニュー→システム設定→ユーザとグループ→ログイン項目で確認できます。ここで不要な項目を外すとログイン時の自動起動を止められます。
- なぜ勝手に起動するアプリがあるのですか。
アプリ本体の設定やバックグラウンドで動くヘルパー、LaunchAgents/Daemons、ログイン項目が原因になりやすいです。見つからないときはアクティビティモニタや~/Library/LaunchAgentsをチェックすると手がかりになります。
まとめ


Macで再起動後にアプリが立ち上がるのを制御する方法は、すっきり整理すると主に3つあります。まずはログイン項目を見直して不要なアプリを外すこと、再起動時の「ウインドウを再度開く」チェックを外すこと、そして常駐サービスが原因ならライブラリ内のLaunchAgentsやLaunchDaemonsを確認することです。
初心者には設定→ユーザーとグループ→ログイン項目での調整と、Dockのアプリを右クリックしてオプションの「ログイン時に開く」を外す方法がおすすめです。もう少し踏み込むならアプリ側の自動起動設定をオフにするか、開発者向けにlaunchctlでエージェントを無効化する手もありますが、コマンド実行は注意してください。
注意点として、ライブラリを触る操作やコマンド実行は管理者権限が必要で、保存していない作業があると閉じられることがあるので事前にファイルを保存してください。



再起動後の挙動を整えると毎日のストレスが減りますよ。落ち着いてログイン項目とアプリの設定を見れば、思ったより簡単にスッキリしますので気軽に試してみてください。
