Macで画面録画を内部音声ごと保存する方法

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています。
Macで画面録画を内部音声ごと保存する方法

画面録画をしたいのに内部音声が保存されず困っている方は多いでしょう。

この記事を読めばMacで内部音声つきの画面録画を確実に保存できるようになります。設定の手順と便利な裏ワザを実体験に基づきやさしく案内します。

項目内容
実体験ベースの手順内蔵機能と外部ツールそれぞれの具体手順を丁寧に示します。
よくあるつまずき回避音が入らない時の原因と手早く直す方法を分かりやすく解説します。
プログラマー視点の裏技作業を短縮するコマンドや設定のコツを実用的に紹介します。

手順どおりに進めれば誰でもできるようになります。まずはリラックスして読み進めてください。

Macエンジニア

落ち着いてやれば大丈夫です。小さな設定で音もきれいに録れるようになるので安心して進めてください。

目次

Macで画面録画を内部音声ごと保存する基本手順

Macで画面録画を内部音声ごと保存する基本手順

画面録画を内部音声ごと保存したいときは、使うツールと音声のルーティングを決めることが肝心です。ここでは手軽なQuickTimeと無料のBlackHoleを組み合わせる方法、配信や詳細設定に向くOBS、アプリごとに集められる有料のLoopbackという三つの現実的な選択肢を紹介します。

どれを選ぶかは用途次第です。まずはBlackHoleで試してみると導入が楽で、問題が出たらOBSやLoopbackに切り替えるとスムーズに進みます。エンジニア目線のちょっとしたコツは、最初に仮想デバイスを作ってから録画テストを必ず行うことです。

  • QuickTime+BlackHole: 手軽に内部音声を録れる無料の組み合わせです。
  • OBS Studio: 配信や複数トラック管理に向く汎用ツールです。
  • Loopback: アプリごとの音声をまとめたいときに最適な有料ツールです。

QuickTimeで内部音声を録る方法(BlackHoleを使用)

QuickTimeで内部音声を録る方法(BlackHoleを使用)

QuickTime単体では内部音声を直接録れないため、BlackHoleという仮想オーディオドライバーを使って音声をルーティングします。まずはBlackHoleを公式からインストールして、Audio MIDI Setupで出力をまとめる準備をします。

準備ができたらシステムの出力を仮想デバイスにしてQuickTimeの画面収録でマイク欄からBlackHoleを選択します。録画前に再生テストをして波形が動くか確認しておくと安心です。

Audio MIDI SetupでMulti-Output Deviceを作成してBlackHoleと内蔵出力を追加する

手順
Audio MIDI Setupを開く

アプリケーションのユーティリティからAudio MIDI Setupを起動して、左下の+ボタンでMulti-Output Deviceを作成します。

手順
デバイスを追加する

作成したMulti-Output DeviceにBlackHoleと内蔵出力をチェックして追加します。これで音声が両方に流れます。

手順
サンプルレートを合わせる

各デバイスのサンプルレートを合わせておくとノイズや同期ずれを避けやすくなります。

システム環境設定のサウンドで出力を作成したMulti-Output Deviceに切り替える

手順
システム環境設定を開く

アップルメニューからシステム環境設定を開き、サウンドの出力タブを選びます。

手順
出力を切り替える

作成したMulti-Output Deviceを選ぶと、アプリ音声がBlackHole経由で録音できるようになります。

QuickTimeの新規画面収録でオプションのマイクにBlackHoleを選ぶ

手順
QuickTimeで新規画面収録を選ぶ

QuickTimeを開いて新規画面収録を選択します。録画ウィンドウのオプションを表示します。

手順
マイクにBlackHoleを指定する

オプションのマイク欄でBlackHoleを選ぶと内部音声が録音トラックに入ります。

録画中に波形や再生で内部音声が入っているか確認して録画を終了する

手順
録画中に波形をチェックする

録画開始後にQuickTimeの波形や再生している音声でレベルが動いているか確認します。

手順
問題なければ録画を終了する

内部音声が入っていることを確認したら録画を終了して保存します。必要なら最初に短いテスト録画を行ってください。

OBS Studioで内部音声を同時録音する方法

OBS Studioで内部音声を同時録音する方法

OBS Studioは配信や複数音声トラックの管理が得意で、BlackHoleを使えば内部音声を同時に取り込めます。音声監視やルーティングの自由度が高いので、録画後の編集や配信に向けた細かい調整ができます。

始めるときはDesktop AudioをBlackHoleに設定して、監視でスピーカーやヘッドフォンに音が流れるようにします。ミキサーでレベルを確認してから録画を開始すると安心です。

OBSの設定でDesktop AudioをBlackHoleに設定して音声の監視を有効にする

手順
設定画面を開く

OBSの設定メニューを開いてオーディオタブに移動します。

手順
Desktop AudioをBlackHoleにする

Desktop Audioのデバイス欄でBlackHoleを選択します。これで内部音声がOBSに入ります。

手順
音声の監視を有効にする

音声ミキサーで歯車メニューから音声監視を有効にして、ヘッドフォンに音が出るか確認します。

ソースにディスプレイキャプチャを追加して音声ミキサーで内部音声レベルを確認する

手順
ディスプレイキャプチャを追加する

ソースにディスプレイキャプチャを追加して画面を取り込みます。

手順
ミキサーでレベルを確認する

音声ミキサーでDesktop Audioのバーを見て、再生中に音量が動いているか確認します。

録画後に必要ならOBSの録画をRemuxしてMP4などに変換する

手順
必要ならRemuxする

OBSが出力するままmntでない形式の場合、録画ファイルをOBSのツールでRemuxしてMP4などに変換します。

手順
変換後に再生チェックする

変換したファイルを再生して映像と音声が同期しているか確認します。

Loopbackでアプリ別に内部音声を集めて録る方法

Loopbackでアプリ別に内部音声を集めて録る方法

Loopbackはアプリ別に音声を集めて仮想デバイスとして出力できるため、特定のアプリ音だけを録りたいときにとても便利です。GUIで配線が見えるので設定が直感的に行えます。

複数アプリの音を分けて録音したいときや、片方だけミュートしたいときに役立ちます。音声の遅延やサンプルレートの整合には注意してください。

Loopbackで仮想デバイスを作成して録りたいアプリをソースに追加する

手順
新しい仮想デバイスを作る

Loopbackを起動して+ボタンで仮想デバイスを作成します。わかりやすい名前を付けると後で楽になります。

手順
録りたいアプリをソースに追加する

作成したデバイスに録音したいアプリをソースとして追加して音量やパンを調整します。

手順
出力チャンネルを整理する

必要なら複数の出力チャンネルを作って、録音ソフトが扱いやすい形にまとめます。

macOSのサウンド出力をLoopbackの仮想デバイスに切り替える

手順
システムの出力を開く

システム環境設定のサウンドで出力タブを開きます。

手順
Loopbackの仮想デバイスに切り替える

Loopbackで作成した仮想デバイスを選ぶと、アプリ音声がそのデバイス経由で流れます。

QuickTimeやOBSで入力にLoopbackを選んで録画する

手順
録画ソフトで入力をLoopbackに設定

QuickTimeやOBSの入力マイク欄でLoopbackの仮想デバイスを選択します。

手順
テスト録音で音を確認する

実際に再生して録音されているか波形や再生でチェックしてから本番録画を始めてください。

Macで内部音声とマイクを別トラックで録る応用

Macで内部音声とマイクを別トラックで録る応用

内部音声とマイクを別トラックで録ると編集で後から音量調整やノイズ除去がぐっと楽になります。最新のmacOSでもOBSと仮想オーディオドライバを組み合わせれば簡単に実現できます。

複数の方法があるが一番手軽なのはBlackHoleとOBSの組み合わせです。エンジニア目線のコツはサンプルレートを統一してから録ることと録画前に必ずダミー録音でトラック割当を確認することです。

  • OBSとBlackHoleを組み合わせて内部音声とマイクを分離して録る方法。
  • QuickTimeと仮想オーディオドライバで音声だけ別に録る方法。
  • ScreenFlowなど有料ソフトで画面と音声を簡単に別トラックで録る方法。

OBSで内部音声とマイクを別トラックで録る方法

OBSで内部音声とマイクを別トラックで録る方法

まずBlackHoleなどの仮想オーディオドライバをインストールしてシステム音声の出力先に設定します。マイクは通常の入力のままにしてOBSに両方のソースを追加します。

OBSのミキサーで各ソースの歯車から詳細オーディオ設定を開き割り当てたい録画トラックにチェックを入れます。最後に出力設定の録画タブで使用するトラックを有効にしてから録画してください。

OBSの出力設定で録画トラックを複数有効にして各ソースにトラックを割り当てる

手順
出力設定で複数トラックを有効化

OBSの設定→出力→録画で録画トラックを複数チェックして有効にします。

手順
ソースごとにトラックを割り当てる

ミキサーの歯車→詳細オーディオプロパティでマイクとデスクトップ音声にそれぞれ別のトラック番号を割り当てます。

手順
確認と録画開始

設定を保存して短いテスト録画を行い各トラックに音が記録されているか確認してから本番録画を始めます。

よくある質問

よくある質問
QuickTimeで画面録画したら内部音声が入らないのはなぜですか。

QuickTimeは標準でマイク入力だけを録る仕組みになっています。そのためシステムの再生音はそのままでは記録されません。内部音声を録るには仮想オーディオドライバを使ってシステム音を入力に渡す設定が必要です。

BlackHoleなどの仮想オーディオはどうやって使えばよいですか。

まず公式配布のパッケージやHomebrewでBlackHoleを入れてください。次にAudio MIDI SetupでBlackHoleを含むマルチ出力あるいはAggregateデバイスを作り、システム出力を切り替えます。最後に録画アプリでBlackHoleを入力に選べば内部音声が録れます。

OBSを使うときのおすすめ設定は何ですか。

ディスプレイキャプチャとオーディオ入力キャプチャを追加して、デスクトップ音声にBlackHoleを割り当ててください。録音サンプルレートは48kHzにすると音質が安定します。可能なら録画フォーマットはMP4やMKVにして、必要なら別トラックで分けて保存してください。

内部音声だけを別トラックで録ることはできますか。

OBSなら音声トラックを複数使えます。BlackHoleをデスクトップ音声に、マイクを別トラックに割り当てれば内部音声だけを独立したファイルに分けられます。こうしておくと編集で音量調整やノイズ除去がしやすくなります。

録音時の著作権や音量で気をつけることは何ですか。

配信や録画で使う音には著作権があるので利用許可を確認してください。録音レベルはクリップしないようにやや余裕を持って設定し、モニター用にヘッドホンを使うとハウリングを防げます。

まとめ

まとめ

内部音声ごとに画面録画したい時は安心してくださいいくつかのやり方があって選べます。標準のQuickTimeなどだけではシステム音をそのまま録れないことが多いので仮想オーディオドライバを入れるかOBSなどで仮想入力を使うのが王道です。軽く試したいなら無料のBlackHoleが手軽で直感的に操作したい時はOBSや有料のLoopbackが頼りになります。

基本の流れはシンプルですまず仮想ドライバをインストールしてシステム音を仮想出力にルーティングします。画面録画アプリでその仮想ドライバを音声入力に選びシステム設定でマイクと画面収録の権限を許可してください。最後に短いテスト録画で音量と左右チャンネルを確認してから本番を録りましょう。

エンジニア的なちょっとしたコツとしてサンプルレートを48kHzに揃えると音質と編集の相性が良くなります。ゲーム音や通話を同時に録る時はトラックを分ける設定にしておくとあとで音量調整が楽になります。設定を変えたら必ず短いテストを繰り返して安心して作業を進めてください。

Macエンジニア

最初は戸惑うかもしれませんが短いテストを繰り返すと確実に慣れてきます頼れる先輩がそばにいるつもりでゆっくり進めてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次