ゴミ箱の中身がどこにあるか分からなくて、誤って大事なファイルを消してしまいそうで不安になりますよね。
この記事を読めばFinderとTerminalの両方でゴミ箱の場所を確認でき、安全に開いたり復元したり完全削除したりする手順が身に付きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 独自コンテンツ1 | FinderとTerminalそれぞれでゴミ箱を開く具体的な手順を画面例付きで紹介します。 |
| 独自コンテンツ2 | ユーザーごとのゴミ箱パスや外部ドライブ上の挙動などプログラマー目線の実践的な解説をします。 |
| 独自コンテンツ3 | 安全に完全削除するためのコマンドと、sudoやrmで失敗しないための注意点を具体例で示します。 |
手順は短く分かりやすくまとめてあるので、そのまま真似して試せばすぐに使いこなせますよ。
Macエンジニア初めてでも大丈夫です。ゆっくり一つずつ進めれば安心して操作できるようになりますから、気軽に読み進めてくださいね。
Macでゴミ箱の実際のパスを確認する方法


Macのゴミ箱は見た目はひとつでも、実際のフォルダはユーザごとや外付けドライブごとに別れています。Finderで開く方法とTerminalで確認する方法があり、どちらも安全に中身を確認できます。
- Finderで開く方法:移動→フォルダへ移動にパスを入力して直接開く方法です。
- Terminalで開く方法:コマンドで場所を確認してからFinderで開く、またはTerminal上で中身を確認する方法です。
結局やることは、正しいパスを確認して不用意に削除しないことです。これから紹介する手順を順にやれば、安全にゴミ箱フォルダを確認できます。



最初はちょっとドキドキするかもしれませんが、ゆっくり手順に沿ってやれば問題ありません。安心して進めてくださいね。
MacのFinderでゴミ箱内ファイルのパスを確認する方法


Finderでゴミ箱のパスを確認する場合、隠しフォルダにアクセスすることになります。普段見えない場所なので、操作は落ち着いて行ってください。
外付けドライブはドライブごとに.Trashesフォルダがあり、そこにユーザごとのゴミ箱が入っています。中身を確認するだけなら安全ですが、移動や削除は慎重にしてください。
Finderで隠しフォルダを開くときは、ファイルを誤って移動や削除しないように気をつけてください。
Finderでゴミ箱を開き、表示メニューのパスバーを表示して下部でフルパスを確認する
Finderのウインドウを前面に出します。上部メニューの移動を使って次の操作に進みます。
移動メニューのフォルダへ移動を選び、入力欄を表示します。
自分のゴミ箱は ~/.Trash と入力してEnterすると開きます。外付けは /Volumes/ドライブ名/.Trashes/ と入力して、ドライブ名は実物に置き換えてください。
MacのTerminalでゴミ箱のパスを確認する方法


Terminalを使うと、ゴミ箱の中身を一覧表示したり、必要に応じてFinderで開けます。複数ユーザや外付けドライブを扱うときに特に便利です。
コマンドで自分のUIDを確認したり、.Trashや.Trashesを調べます。コマンドは落ち着いて打ってください。
sudoやrootでの操作は不用意な削除につながりやすいので、まずは読み取りだけで確認することをおすすめします。
Terminalでcd ~/.Trashしてpwdでパスを確認し、ls -laでファイル名を確認する。必要ならFinderからファイルをTerminalにドラッグしてフルパスを取得する
Terminalで id -u と打って自分のユーザIDを確認します。外付けの.Trashes内で所有者を見分けるのに使います。
Terminalで open ~/.Trash と打つとFinderで自分のゴミ箱が開きます。中身を慎重に確認してください。
Terminalで ls /Volumes/ドライブ名/.Trashes/ と打って中身を確認します。ドライブ名は実際の名前に置き換えてください。
Macのゴミ箱からファイルを復元と完全削除する方法


Terminalでゴミ箱を空にするにはいくつか方法があります。日常的に自分のホームだけを対象にするやり方と外付けドライブを対象にするやり方に分かれます。
どちらも実行前に中身を目で確認することが大切です。ここでは手軽に使えるコマンドと管理者権限が必要な場面での注意点をやさしく説明します。
- 自分のホームのゴミ箱をFinderで確認してから削除する。
- Terminalで開いて目で見てからrmで削除する。
- 外付けドライブはマウントポイントとプロセスを確認してから削除する。



落ち着いて確認すれば怖くないので安心してください。まずはFinderで中身を確認する習慣をつけると失敗が減ります。
MacのTerminalでゴミ箱からファイルを復元する方法(ホーム内など)


自分のゴミ箱だけを安全に空にするにはホームディレクトリ内の.Trashを使います。まずFinderで中身を目で確認して不要なファイルだけを削除するのが安心です。
TerminalではopenコマンドでFinderにフォルダを開き最終確認し、lsで確認したうえでrmを実行します。強制オプションはなるべく避けてください。
open ~/.Trash
Terminalでcd ~/.Trashしてlsで名前を確認後、mv ‘ファイル名’ ‘復元先のフルパス’を実行する(空白や特殊文字は引用符で囲む)
open ~/.Trashを実行してFinderで中身を確認します。視覚的に不要ファイルをチェックできます。
ファイル名や日付を見て本当に削除してよいか判断します。大きなファイルは念入りに確認してください。
ls -la ~/.Trashで最終確認したあとrm -rf ~/.Trash/*を実行して中身を空にします。
MacのTerminalでゴミ箱内のファイルを安全に完全削除する方法


外付けドライブのゴミ箱はボリューム上の.Trashesに保存されます。ユーザーごとのフォルダや隠しファイルがあるため中身を慎重に確認する必要があります。
削除には管理者権限が必要な場合が多いです。まずはマウントポイントを確認し不要ならアンマウントするか管理者権限で削除してください。
ls /Volumes
cd ~/.Trashしてlsで確認した上でrm -i ‘ファイル名’で確認付き削除を行う。外付けやシステム領域はパス確認後にsudoを使う
/Volumes以下で削除対象のドライブ名を確認します。名称を間違えると別のボリュームを消してしまうので注意してください。
ls -la /Volumes/ドライブ名/.Trashesでユーザーごとのフォルダやファイルを目で確認します。不要であることを必ず確かめてください。
lsofやfuserでファイルを参照しているプロセスがないか確認します。問題なければsudo rm -rf /Volumes/ドライブ名/.Trashes/*で削除します。
再度lsで中身が空になっていることを確認し必要ならボリュームをアンマウントしてください。
Macで外付けと別ユーザーのゴミ箱パスを確認する方法


ゴミ箱からファイルを戻すときは、まずFinderの「元に戻す」が一番やさしくて確実です。リスト表示で「元の場所」列が見えれば、どこから削除されたかがすぐわかり、ワンクリックで戻せます。
元の場所がわからないときや外付けドライブからの削除でFinderの戻すが使えないときは、Terminalで手動復元すると柔軟に対応できます。~/.Trashに直接アクセスしてmvで任意の場所へ移動すると復元が可能です。
プログラマ的なコツとして、普段からFinderの表示設定で「元の場所」を出すようにしておくと後で楽になります。複数ファイルをまとめて戻すときはTerminalのワンライナーで一括処理すると効率的で安全です。
Macで外付けドライブや別領域のゴミ箱パスを見つける方法


簡単な判断基準はシンプルです。元の場所が分かるならFinderの「元に戻す」を使うと安全で手間が少ないです。
場所が分からない、外付けドライブがオフライン、あるいは大量のファイルをまとめて戻す必要があるときはTerminalを選ぶと良いです。mvやrsyncで一気に移動でき、権限エラーはsudoや所有権の確認で対処できます。
外付けは/Volumes/ドライブ名/.Trashes/ユーザーIDを、別ユーザーはそのユーザーのホーム下の .Trash を確認する手順(lsで中身を確認)
Finderでゴミ箱を開き、表示をリストにして表示オプションから「元の場所」を有効にすると出所がわかりやすくなります。
復元したいファイルを右クリックして「元に戻す」を選べば元の場所へ戻ります。元のボリュームがマウントされていないと選択できない表示になります。
外付けドライブが接続されていないと復元できないことが多いので、ドライブを接続してから再試行するか、接続できない場合は手動でコピーしてください。
応用: Macでゴミ箱パスを使った自動化とトラブル対処


ゴミ箱を定期的に空にするとディスクがすっきりするだけでなく誤って残した大きなファイルが容量を圧迫するのを防げます。プログラマー目線で安全に自動化するための選択肢と注意点をやさしく紹介します。
- launchdでplistを作って定期実行する。柔軟でMac標準のやり方です。
- Automatorやカレンダーを使ってシンプルに定期実行する。コマンド操作が苦手な人にやさしいです。
- サードパーティのクリーナーアプリを使う。設定は簡単だが動作内容をよく確認してください。
まずはユーザー領域のLaunchAgentsで試すと安全です。慌てず順を追って設定すればトラブルは少ないです。
Macでゴミ箱を定期的に安全に空にする自動化の作り方


launchdはMacでプロセスを起動する標準の仕組みです。ユーザー単位の~/Library/LaunchAgentsにplistを置くとログイン時や指定間隔でコマンドを実行できます。
安全に運用するため直接rmで一気に削除するよりもシェルスクリプトで対象を絞って削除するのがおすすめです。初回は手動で動作確認しログをチェックしてください。
ゴミ箱内容をログに書き出して確認→問題なければ削除するシェルスクリプトを作り、launchdで定期実行する流れを実践する
~/Library/LaunchAgentsにcom.example.emptytrash.plistという名前で新規ファイルを作成します。ユーザー領域で試すことで権限の問題を避けられます。
StartIntervalで秒単位の実行間隔を指定しProgramArgumentsに実行するシェルと引数を列挙します。直接rmを入れずシェルスクリプトを呼ぶのが安全です。
~/bin/empty_trash.shなどにfindで古いファイルのみ削除する処理を書き実行権限を付けます。まずはechoで対象を表示してテストしてください。
launchctl load ~/Library/LaunchAgents/com.example.emptytrash.plistで読み込み後にログを確認します。問題なければlaunchctl startで手動実行して挙動を最終確認してください。
Macで元の場所がわからないゴミ箱内ファイルの対処方法


Finderの情報を見るでWhereを確認し、mdlsでメタデータを調べて手がかりを得た上でmvまたはFinderで復元する
よくある質問


- ゴミ箱の保存場所はどこですか
通常はホームフォルダ直下の~/.Trashにあります。外付けドライブや別ユーザーのゴミ箱は/Volumes/ドライブ名/.Trashes/ユーザーIDに置かれます。ターミナルで確認すれば確実です。
- Finderやターミナルでゴミ箱を開くにはどうすればよいですか
FinderならDockのゴミ箱をクリックすれば開きます。ターミナルではopenコマンドで~/.Trashを開けますしlsコマンドで中身を確認できます。
- ターミナルで完全に削除しても大丈夫ですか
rmコマンドで完全削除できますが取り消しはできません。ファイル名をよく確認してsudoやワイルドカードは慎重に使ってください。
- ゴミ箱を空にするとデータは完全に消えますか
空にしてもデータがすぐに物理的に消えるわけではありません。完全に消したい場合はディスク全体の消去やFileVaultでの暗号化を検討してください。
まとめ


ここまでで、Macでゴミ箱のパスを確認してFinderやTerminalで開く方法をやさしくまとめました。Finderで視覚的に中身を確認する方法と、Terminalで直接パスを確認して操作する方法の両方を扱っています。安全に削除するためのチェックポイントも具体的に紹介しました。
- Finderでサイドバーや移動メニューからゴミ箱を開いて目で中身を確認する。
- Terminalでopen ~/.Trashやls -la ~/.Trashを使って隠しファイルも含めてチェックする。
- 削除前に必要なファイルは別フォルダに移すかバックアップしてからゴミ箱を空にする。
手順はシンプルで、安全確認を習慣にすると失敗が減ります。特にTerminalで操作する際はコマンドの意味を確認してから実行してください。少しの確認で慌てることがぐっと減ります。
open ~/.Trash
ls -la ~/.Trash



慌てずに一歩ずつ確認すれば大丈夫です。困ったらまずFinderで中身を見てからTerminalで深掘りしてみてくださいね。
