Macの画面にさっとメモを書き込みたいけれどやり方がわからずもどかしく感じていませんか。
この記事を読むと、画面メモ(スクリーンノート)の出し方や描き込みの保存共有方法が身につきます。実際に試した手順とプログラマー目線の使い方で、すぐに使えるようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実体験に基づく手順 | 起動から描き込み保存までを迷わない順で丁寧に説明します。 |
| プログラマー目線の小技 | ショートカットやワークフローで作業を速くするコツを紹介します。 |
| トラブル対処のコツ | よくあるつまずきとその直し方を実例とともにまとめます。 |
ほんの少し試すだけで画面メモが日常ツールになります。気楽に進めてみてくださいね。
Macエンジニア最初はゆっくりで大丈夫です。ちょっと触ってみると意外と簡単で楽しくなりますから安心して進めてくださいね。
Macで画面上に手書きメモを作る方法(Screen Notesを使う)


Screen Notesは画面に直接手書きでメモを残せるmacの便利機能です。ちょっとした図や強調を素早く描けるので、画面共有やメモ取りがぐっと楽になります。操作はシンプルなので初めてでも迷わず使えます。
呼び出し方はいくつかありますが、内蔵のScreen Notesを覚えておくと一番手早く注釈が付けられます。ホットコーナーやショートカットを設定しておくと、ワンアクションで画面にペンを走らせられます。
- 内蔵のScreen Notesを直接使う方法。手早く注釈を入れたいときに最適です。
- スクリーンショットツールから起動して注釈する方法。画面全体や範囲指定と合わせて使えます。
- サードパーティの注釈アプリを併用する方法。より高度な編集や整理をしたいときに使います。



まずは気軽に呼び出して1本線を引いてみてください。思ったより直感的で作業スピードが上がりますよ。
書いたメモは画像として保存できます。保存場所を確認してから作業すると安心です。
Screen Notesで画面に直接書き込む基本パターン


基本の流れはとてもシンプルです。Screen Notesを呼び出して、ペンを選んで描き、終わったら保存か共有するだけです。
描画中は色や太さを切り替えたり、消しゴムで部分消去したりできます。描き直しは取り消しで戻せるので気軽に試してください。



初めは線の太さや色をいくつか試して自分の定番を決めると、次からサクサク使えます。
キーボードショートカットまたはホットコーナーでScreen Notesを開く場所とやり方
- スクリーンショットツールを使う: Shift-Command-5でツールバーを開き、Screen Notesアイコンを選んで起動します。
- ホットコーナーを設定する: システム設定のデスクトップとDockでホットコーナーにScreen Notesを割り当てると角に移動するだけで起動できます。
- ショートカットを割り当てる: システム設定のキーボードショートカットでScreen Notes用のキーを登録するとワンキーで呼び出せます。
画面上でペンや消しゴムを選んで手書きでメモを残す具体操作
画面が開いたら上部のツールバーからペンを選びます。色や太さがすぐに切り替えられます。
指やトラックパッドで自由に描きます。描き直したいときは取り消しを使い、消したい部分は消しゴムで消します。
描き終わったら保存アイコンで画像として保存するか、共有ボタンで相手に送って完了です。
Macでスクリーンショットにその場でメモを書いて保存する方法


まずは気楽に試してみましょう。Macではスクリーンショットを撮ってその場で手書きやテキストを書き込んで保存できます。
すぐ使える流れはシンプルです。選択で撮る→サムネイルをクリック→マークアップで編集して保存するだけで完了します。
- 選択領域を撮ってマークアップする方法(Shift+Command+4)。
- 画面全体を撮って後で編集する方法(Shift+Command+3)。
- 細かい設定や録画を使いたいときはスクリーンショットアプリ(Command+Shift+5)。
部分スクリーンショットを撮ってすぐにマークアップする実践パターン


部分スクリーンショットを撮ってすぐ注釈を入れるやり方が実用的です。Shift+Command+4で領域を選ぶと右下にサムネイルが出るのでそこから編集できます。
マークアップではペンや矢印やテキストを組み合わせると伝わりやすくなります。プログラマー的なコツとしてControlを押しながら撮るとクリップボードにコピーされ別アプリへすばやく貼れます。
Shift+Command+4で任意領域を撮る操作手順とサムネイルの出し方
Shift+Command+4を同時に押します。十字カーソルが出たらドラッグで領域を指定します。
マウスボタンまたはトラックパッドを離すと撮影され右下にサムネイルが表示されます。表示は短いので必要ならすぐクリックします。
Escでキャンセルできます。Controlを押しながら操作すると画像がクリップボードに保存されます。
表示されるサムネイルをクリックしてマークアップでテキストや矢印を追加する手順
表示されたサムネイルをクリックするとマークアップの編集画面が開きます。自動的にツールバーが表示されます。
テキストアイコンで文字を入れ矢印ツールで注釈を指し示します。色や太さも簡単に調整できます。
編集が終わったら保存するかドラッグでデスクトップや別アプリに送ります。汎用性を考えるとPNG形式での保存がおすすめです。
Macのデスクトップに常に貼っておけるメモを作る方法(Stickiesを使う)


デスクトップにちょっとしたメモを常に貼っておけると日々の確認がぐんと楽になります。StickiesはMacに標準で入っている付箋アプリなので余計な準備は不要で起動すればすぐ使えます。気軽に使えるので最初は試しに短いメモを貼ってみてください。
- その場で新規メモを作って手早く書ける
- 色やフォントを変えて視認性を上げられる
- 常に前面に固定して作業中に見えるようにできる
- 複数の付箋を並べてTODOやメモを使い分けられる
エンジニア的なコツとしてはよく使うコマンドや短いスニペットを分かりやすくまとめておくことです。Stickiesの内容は保存されるので重要なメモは定期的にテキストとしてバックアップしておくと安心です。



まずは気負わずに⌘Nでメモを作ってみてください。色やフォントを変えるだけで見やすくなるので日常の作業がちょっと楽しくなります。
Stickiesで常時表示の付箋メモを作る基本パターン


基本の流れはとてもシンプルです。Stickiesを起動して⌘Nで新規メモを作り、必要な文を書いたらウインドウの大きさを整えて画面の見やすい場所に置くだけで日常的に使えます。
見やすくするためのポイントは色分けとフォント調整です。色はノートの色を変えるだけでカテゴリ分けでき、フォントは⌘Tでフォントウインドウを開きサイズや行間を調整すると読みやすくなります。
Stickiesを開いて新規メモを作る操作とフォント・色の変更手順
SpotlightでStickiesを検索して起動するかアプリケーションフォルダから起動します。起動後に前面に付箋が現れます。
⌘Nで新しい付箋を作成します。複数メモを作ると用途ごとに分けやすくなります。
⌘Tでフォントウインドウを開きフォントやサイズを調整します。読みやすさ優先で少し大きめにすると見やすくなります。
メニューバーのノートから色を選んで付箋の背景色を変えます。色でカテゴリ化すると探しやすくなります。
Stickiesを常に前面に固定したり複数ウィンドウで使い分けるやり方
ウインドウメニューから前面に固定する設定を選ぶとその付箋が常に他のウインドウの手前に表示されます。作業中の参照用に便利です。
⌘Nで複数の付箋を作り色や見出しで役割を分けます。例えばTODO用と参照用でウインドウを分けると整理しやすくなります。
付箋のサイズを調整して画面端やデスクトップ上の定位置に並べるだけで見やすくなります。重要なメモは大きめに、補足は小さめにすると管理が楽になります。
応用:Macの画面メモを保存して共有したり自動化するやり方


画面に書いたメモをただ残すだけでなく、まとめて保存したり自動で共有する流れを作ると作業がぐっと楽になります。ここでは日常的に使える手順と、プログラム的に便利なちょっとしたコツをやさしく紹介します。
- 手動でScreen Notesから画像を保存してFinderのフォルダにためる方法。必要なときに選んで共有できます。
- ショートカットアプリで保存→圧縮→アップロードまで自動化する方法。ワンクリックで誰かに送れます。
- ファイル名にISO形式のタイムスタンプを付ける運用。重複が起きにくく管理が楽になります。
実際に作るときはまず保存先のフォルダを決めてください。プログラマー的なコツとしてはファイル名に日時を付けることと、必要ならsipsコマンドでリサイズしておくと送信時に軽くて助かります。
メモ付きのスクリーンショットをまとめて保存して共有するパターン


Screen Notesでメモを付けたスクリーンショットをいくつか作ったら、それらをまとめて扱うのが次の一手です。まずは保存先フォルダに集めてから、Finderで選択してまとめて圧縮したり、iCloud Driveに移して共有リンクを発行します。
作業を楽にするコツはタグ付けとスマートフォルダです。タグで分類すると後でまとめて選べますし、スマートフォルダを使えば特定のタグや更新日時だけを自動で集めてくれます。
複数のメモ付き画像をFinderでまとめてフォルダに保存し共有リンクを作る手順
Screen Notesで保存先を指定してまとめて同じフォルダに入れます。わかりやすい名前を付けておくと後が楽になります。
Finderでそのフォルダを選んでiCloud Driveへ移動します。アップロードが終わるのを待ちます。
iCloud Drive上のフォルダを右クリックして共有を選び、リンクを作成してコピーします。リンクを受け取った相手がアクセスできます。
定型の画面メモをショートカットでワンクリック表示するパターン


よく使う定型の画面メモはショートカットに登録してワンクリックで表示すると便利です。たとえばよく使う注意書きやテンプレート画像を開くショートカットを作っておけば、作業中にさっと呼び出せます。
ショートカットはファイルを開く動作やQuick Lookでの表示が得意です。テンプレートをiCloudに置いておくとどのMacからでも同じショートカットで使えて管理が楽になります。
ショートカットアプリで定型メモを作成してキーボードショートカットに割り当てる具体操作
ショートカットアプリで新しいショートカットを作ります。わかりやすい名前を付けておきます。
アクションで「ファイルを取得」や「指定したファイルを開く」を追加し、テンプレート画像を指定して「Quick Look」で表示するようにします。
作ったショートカットを右クリックして詳細を開き、キーボードショートカットを設定します。設定後はそのキーでワンクリック表示できます。
よくある質問


- Screen Notesはどこにありますか
macOSのスクリーンショットやコントロールセンターの注釈機能内で使えることが多いです。ショートカットやホットコーナーに割り当てると素早く呼び出せます。まずはスクリーンショットツールを開いて注釈アイコンを探してみてください。
- Apple PencilはMacで直接使えますか
そのままでは使えません。iPadをSidecarやAstroPadなどで接続するとiPad側でペン入力してMacに反映できます。外付けタブレットを使う方法もあるので、描き心地で選んでみてください。
- 書いたメモはどの形式で保存できますか
完了後にコピーやファイル保存でPNGやPDFにできます。設定でスクリーンショットの保存先を指定しておくと後から見つけやすいです。作業を残したいときは必ずファイルで保存しておくと安心です。
- あとから追記や書き直しはできますか
セッションを保存しておけば後からPreviewやMarkupで追記や調整ができます。保存しないまま閉じると元に戻せないので、こまめに保存する習慣をつけると安全です。必要なら保存版を別名で複製しておくと失敗がこわくありません。
- 画面録画と同時に使えますか
使えます。録画中に画面に書き込むとその様子が録画に写ります。長時間録画や重いアプリと併用すると処理が重くなることがあるので、事前に短いテスト録画をして挙動を確認しておくと安心です。
まとめ


ここまでで、Screen Notesを使って画面上に手書きメモを作る方法をやさしく紹介しました。画面全体や一部をキャプチャして、そのまま線や文字で注釈を付けて保存や共有ができます。
よく使う操作はスクリーンショットツールを呼び出してマークアップを選ぶだけで、トラックパッドやマウスで描けます。Command+Zで取り消しができるので、気軽に試してください。外付けのペンタブレットを使うと細かい線が書きやすくなります。
作業の効率化にはショートカットを割り当てたり、ショートカットアプリでワンクリック起動を作るのがおすすめです。画像は用途に応じてPNGで保存し、文書として残したいときはPDFで保存すると後で整理しやすくなります。



操作に不安があっても大丈夫です、ゆっくり試して感覚をつかんでいきましょう。些細な工夫で作業がずいぶん楽になりますよ。
注意点として、画面をキャプチャすると個人情報が写り込むことがあるので、不要な部分はトリミングやモザイクで必ず隠してください。
