MacでChromeを既定のブラウザにしたいけれど設定方法がわからず戸惑っていませんか。
この記事を読むとシステム環境設定からChrome内の設定まで迷わず進める具体的な手順とつまずきやすい点の対処法が身につきます。さらにターミナルで確認する方法やショートカットを使った切り替えなどの実用的な応用も紹介します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 独自コンテンツ1 | クリック順を見落としがちな箇所まで含めた実践的な手順。 |
| 独自コンテンツ2 | ターミナルで既定ブラウザを確認したりショートカットで切り替える応用テクニック。 |
| 独自コンテンツ3 | プロファイルやmailtoリンクなどのよくあるトラブルの簡単な直し方。 |
設定は意外と簡単ですぐ終わることが多いので肩の力を抜いて順番に進めてみましょう。
Macエンジニア設定に不安があっても大丈夫一つずつ進めれば必ずできるから気楽にやってみてくださいね。
MacでChromeを既定のブラウザに設定する方法


Chromeを既定のブラウザにする作業は驚くほど簡単です。リンクをクリックしたときに毎回Chromeで開くようにできて作業がスムーズになります。
やり方は大きく2つあります。Chromeの設定画面から切り替える方法とmacOSの設定から切り替える方法です。状況に応じて使い分けると便利です。
ここでは実操作に沿って順を追って説明します。迷ったときに役立つトラブル対応やプログラマー目線の小技も紹介しますので気楽に読み進めてください。



初めての設定でも慌てなくて大丈夫です。一緒にゆっくり進めば確実にできるようになります。分からない箇所があればもう一度見直してください。
Chromeから・macOSの設定から既定にする方法


Chromeから設定するとアプリ内だけで完結するので手早く切り替えられます。macOS側で設定するとシステム全体で反映されるのでメールや他アプリのリンクでもChromeが開きます。
同じMacで複数のChromeプロファイルを使っている場合は開くプロファイルに注意してください。Chromeが一覧に出ないときは最新版を入れてから再試行すると解決することが多いです。
Chromeの設定画面を開いて既定のブラウザにする具体的な手順
Chromeを起動して右上の三点アイコンをクリックしメニューを開きます。
メニューから設定を選んで設定画面を表示します。
左側のメニューで既定のブラウザを選び『既定にする』をクリックします。確認が出たら許可してください。
macOSのシステム設定で既定のWebブラウザを切り替える手順(Ventura/Monterey対応)
Venturaではシステム設定Montereyではシステム環境設定を起動します。
サイドバーの一般を選びます。
既定のWebブラウザの項目からGoogleChromeを選択します。
MacでPDFやmailtoなど特定のファイルやプロトコルをChromeで開く方法


MacでPDFやmailtoリンクをChromeで開くと作業がぐっと楽になります。ファイルやリンクごとに開くアプリがばらばらだと、切り替えで時間を取られてしまいます。ここでは初心者にも安心な手順と、実際の現場で役立つコツを明るくお伝えします。
対処方法は大きく3つに分かれます。Finderの拡張子設定でChromeを割り当てる方法と、Chrome側のプロトコルハンドラを使う方法、それからGmailをChrome上でハンドラにする方法です。まずは拡張子の割り当てから試すと失敗が少ないです。
- Finderで拡張子ごとに開くアプリをChromeにする。ダブルクリックで常にChromeが起動します。
- Chromeのプロトコルハンドラを使ってmailtoなど特定プロトコルをChromeに任せる。ブラウザ側の許可が必要です。
- GmailをChromeのプロトコルハンドラに登録してmailtoをGmailで開くようにする。メール作成がブラウザで完結します。
Finderで拡張子ごとにChromeを既定のアプリにする方法


Finderで拡張子ごとに既定のアプリを変えると、PDFやHTMLなどのファイルがダブルクリックで常にChromeで開くようになります。Chromeはあらかじめインストールしておいてください。
設定はファイル単位で行い、その後で’すべてに適用’を選べば同じ拡張子のファイルすべてに反映されます。PDFはPreviewが優先されやすいので、設定後に確認すると安心です。
Finderの情報を見るで開くアプリをChromeに変更してすべてに適用する手順
Finderで拡張子を変更したいファイルを1つ選んでください。任意のPDFやHTMLファイルで大丈夫です。
ファイルを右クリックして’情報を見る’を選ぶか、ファイルを選んでCommand+iを押してください。情報ウインドウが開きます。
‘開くアプリ’のプルダウンからGoogle Chromeを選んでください。選んだら’すべてを変更’をクリックして確認ダイアログでOKを押してください。
mailtoリンクをGmailでChromeに割り当てる方法


mailtoリンクをGmailでChromeに割り当てると、リンクをクリックしたときにブラウザで新規メール作成が開いて便利です。Gmail側の許可とChrome側のハンドラ設定の両方を行う必要があります。
普段はGmailを開くとアドレスバーにハンドラのアイコンが出て許可を求められます。アイコンが出ない場合はChromeのハンドラー管理画面で手動設定してください。
GmailをChromeでプロトコルハンドラに登録する操作手順と確認場所
Chromeでmail.google.comを開いて普段使っているアカウントでサインインしてください。ログイン済みであることが必要です。
ページのアドレスバー右側にひし形のアイコンが表示されたらクリックし、’mail.google.comでmailtoリンクを開く’を許可してください。
Chromeの設定→プライバシーとセキュリティ→サイトの設定→追加の権限→ハンドラへ進み、’サイトがプロトコルハンドラの使用をリクエストできる’が有効であるかとmail.google.comが許可リストにあるかを確認してください。
任意のmailtoリンクをクリックして、ChromeのGmailで新規作成ウインドウが開けば設定完了です。うまく動かない場合はブラウザを再起動して再試行してください。
Macで既定にしたときの注意点とよくある挙動


Chromeを既定のブラウザにすると、ほかのアプリからのリンクは基本的にChromeで開きます。普段使いではとても便利ですが、macOSの一部アプリや古いアプリは独自のブラウザビューを使うため、期待どおりに開かないことがある点に注意してください。
どのプロファイルで開くかは最後に使っていたプロファイルや起動中のChromeの状態に左右されます。複数プロファイルを同時に使っていると、別のプロファイルで開いてしまうことがあるので確認が大事です。
対策としてはプロファイルを明示して起動するショートカットを作ることや、Chrome内のPDF設定を見直すことが役に立ちます。設定を変えたら実際にリンクやPDFを開いて動作を確認してみてください。



困ったときは慌てず一つずつ確かめると問題の原因が見つかりやすいです。小さな操作の積み重ねで快適に使えるようになります。
Chromeプロファイルとリンクがどのプロファイルで開くかの確認方法


どのプロファイルでリンクが開くかは、Chromeでどのプロファイルが最後にアクティブだったかで決まることが多いです。そのため期待するプロファイルを事前にアクティブにしておくと挙動が安定しやすいです。
確認方法はシンプルです。まずChromeで期待するプロファイルを表示してからメールやメモのリンクをクリックし、実際にどのプロファイルで開くかを確かめてください。
注意として、Slackや一部アプリ内ブラウザはシステム既定を無視するため、その場合はリンクがアプリ内で開かれてChromeで開かないことがあります。
プロファイル指定で起動する簡易ショートカットを作る手順(Automator/ショートカットの操作場所)
Macのショートカットアプリを起動して新規ショートカットを作成します。
アクションから「スクリプトを実行」または「シェルスクリプトを実行」を選び、次のコマンドを貼り付けます。open -a ”GoogleChrome” –args –profile-directory=”Profile1″。Profile名は実際のプロファイルに合わせて変更してください。
ショートカットにわかりやすい名前を付けて保存し、Dockやメニューバーに置くかキーボードショートカットを割り当てると使いやすくなります。
ChromeのPDF設定をブラウザで表示するかダウンロードにするか切り替える手順
Chromeで設定メニューを開き、サイトの設定へ進んでください。
サイトの設定内のPDFドキュメントの項目を開き、「ChromeでPDFを表示するかダウンロードするか」を切り替えます。直接chrome://settings/content/pdfDocumentsにアクセスして切り替えても同じです。
任意のPDFを開いて表示されるかダウンロードされるかを確認し、期待どおりなら設定完了です。
MacでChromeを既定に設定できないときの対処法


Chromeを既定にできずに困っていませんか?初めてでも落ち着いて進められるように、やさしく一歩ずつ案内します。
まずは簡単なチェックを順番に試すだけで直ることが多いです。再起動、アップデート確認、権限まわりの見直しといった基本を紹介します。エンジニア視点のちょっとしたコツも織り交ぜます。
それでも直らない場合はLaunchServicesのリセットを行います。コマンドを使う場面はどこで何を入力するかを丁寧に説明するので安心して進めてください。
まず試す基本のトラブルシューティング


最初にやるのは安全でシンプルな確認です。順番に試すだけで原因が見つかることが多いので、焦らず進めてください。
- MacとChromeを完全に再起動する。
- ChromeとmacOSを最新にアップデートする。
- システムの既定のブラウザ設定を確認する。
- Chromeの拡張機能を一時的に無効にする。
- セキュリティやプライバシーの権限設定を見直す。
再起動・ChromeとmacOSのアップデート確認・権限まわりをチェックする具体手順
MacとChromeを完全に再起動します。意外とこれだけで既定設定が反映されることがあります。
Chromeのメニューの「Chromeについて」とmacOSのシステム設定でアップデートを確認してください。
システム設定のセキュリティとプライバシーを開き、Chromeに必要な権限が与えられているか確認します。
根深い問題に対処するLaunchServicesのリセット方法


LaunchServicesはアプリとファイルの種類を結びつける仕組みです。ここがうまく動かないと既定のブラウザが効かなくなることがあります。
リセットは効果が高い反面コマンド操作が必要です。実行前に手順をよく確認し、落ち着いて進めてください。
ターミナルを開いてLaunchServicesをリセットする手順の説明(どこで何を実行するか)
Spotlightで「Terminal」と入力するか、Finderのアプリケーション→ユーティリティからTerminalを開いてください。
以下のコマンドをコピーしてTerminalに貼り付けて実行します。/System/Library/Frameworks/CoreServices.framework/Frameworks/LaunchServices.framework/Support/lsregister -kill -r -domain local -domain system -domain user
コマンド実行後にDockやFinderを再起動するために、killall Dockとkillall Finderを実行するか、Macを再起動してください。
よくある質問


- Chromeを既定のブラウザにするにはどうすればいいですか。
Chromeを開いて、右上のメニューから設定を開き、既定のブラウザの項目で「既定にする」をクリックしてください。最近のChromeではこのボタンを押すだけでシステムの既定ブラウザが切り替わることが多いです。操作は短くて簡単ですので気楽に進めてください。
- macのどこで既定ブラウザを確認できますか。
macOSのバージョンで場所が変わります。Ventura以降はシステム設定の「デスクトップとDock」にある既定のWebブラウザで選べますし、古いmacOSはシステム環境設定の「一般」で確認できます。
- 設定が戻ってしまう場合はどうすればいいですか。
原因として別のブラウザや管理用のプロファイルが既定を上書きしていることがあります。まずChromeとMacを再起動してから再設定し、それでも直らなければシステム設定のプロファイルや会社の管理ツールをチェックしてください。
- 元のブラウザに戻したいときはどうすればいいですか。
Safariなど戻したいブラウザを起動して、そのブラウザ側の設定かシステム設定で既定に指定してください。既定設定はユーザー単位なので、複数アカウントを使っている場合はアカウントごとに切り替えてください。
まとめ


まとめとして、MacでChromeを既定ブラウザにする手順は、システム設定で切り替えたあとChrome側の設定を確認するだけで完了します。思っているより簡単なので、落ち着いて順番に進めてください。
最新のmacOSでは画面名称や配置が変わることがあるため、設定項目の場所が少し違う場合があります。その場合は検索欄に「既定のブラウザ」や「既定」と入力すると早く見つかります。
ちょっとしたコツとして、よく使うブラウザをDockに置いておくと切り替えが楽になります。日々の作業が快適になればプログラミング作業も効率よく進みます。
