Mac初心者も安心!iCloudアプリ設定と活用のやさしいはじめかた

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Mac初心者も安心!iCloudアプリ設定と活用のやさしいはじめかた

カフェで撮った写真がMacに届かず、iCloudと別のアプリの設定画面で迷っていませんか。

ここではMac歴十年以上の開発現場で培った設定のコツを基に、同期が止まった写真や書類を数分で復活させる具体手順と、作業を助ける隠れ機能をまとめます。煩雑なメニューを順に追うため、初めてでも画面を見失う心配がありません。

手元のMacとiPhoneを並べ、ゆっくり読み進めながら設定を試すだけで、散らかったデータが雲の下に集まり、作業も思い出も軽やかに行き来します。次のステップへ進み、快適な連携を始めましょう。

目次

初めてのiCloudアプリ設定をゼロから完了しよう

初めてのiCloudアプリ設定をゼロから完了しよう

はじめてMacでiCloudを設定するとき、写真やメモをどれくらい同期すればいいか悩みますよね。ここではApple IDのサインインからストレージ管理まで、プログラマー目線の便利ポイントを交えながらステップごとに紹介します。

  1. Apple IDでMacにサインイン:システム環境設定を開き、Apple IDにメールアドレスとパスワードを入力してサインインします。
  2. iCloud設定パネルを開く:システム環境設定の「Apple ID」から「iCloud」を選び、同期可能なアプリ一覧を表示します。
  3. 同期したいアプリにチェック:写真やメール、メモ、連絡先など必要なものをチェックして同期を有効にします。
  4. iCloud Driveのオプション設定:iCloud Driveの「オプション」をクリックし、デスクトップと書類フォルダの同期や「Mac ストレージを最適化」を設定します。
  5. ストレージプランと管理:ストレージ使用状況を「管理」から確認し、足りない場合はiCloud+へアップグレードします。

Macの初期設定ウィザードでまとめてサインインする方法

Macの初期設定ウィザードでまとめてサインインする方法

初めてMacを起動するときに流れる初期設定ウィザードでApple IDにサインインすると、iCloudをはじめメールやApp Storeなど主要サービスへのログインがまとめて完了します。設定完了後はすぐに写真やファイルが同期されるうえ、キーチェーン機能でパスワード管理も自動で整うため、面倒な手間がぐっと減ります。新しいMacを受け取ったそのままの流れで済ませたい方や、すばやく作業環境を整えたいときにおすすめの方法です。

①「ようこそ」画面でAppleIDを入力する

Apple IDやパスワードを忘れた場合は「パスワードをお忘れですか?」からリセットしておくとスムーズです。

二要素認証を設定していない場合は、先にiPhoneの「設定」からセキュリティを有効にしておくと戸惑わずに進められます。

②利用規約に同意してiCloudをONにする

Macのシステム設定の「AppleID/Appleアカウント」画面で「iCloud」を選択した画面

iCloudの利用規約画面が表示されたら、画面をスクロールして大まかな内容を確認してください。そのうえで「同意する」をタップして利用規約に同意しましょう。

手順
利用規約に同意する

規約を一通り読んだあと、「同意する」ボタンをタップして先に進みます。

手順
iCloudをONに切り替える

画面上部にあるiCloudのスイッチをタップして、有効の状態にします。緑色になれば完了です。

同意するとiCloud上に連絡先や写真などのデータがアップロードされます。通信量に心配がある場合はWi-Fi環境で操作しましょう。

利用規約は最新OSでは日本語と英語で表示されることがあります。わからない用語はあとから調べても問題ありません。

③iCloudキーチェーンを有効化する

Macのシステム設定の「AppleID/Appleアカウント」画面で「iCloud」を選択した画面
手順
iCloudキーチェーンをオンに切り替える

画面左上のAppleマークをクリックして「システム設定」を開きます。

サイドバーで自分の名前(Apple ID)を選んで「iCloud」をクリックします。

一覧から「キーチェーン」を探し、右側のスイッチをクリックしてオンに切り替えます。

管理者パスワードの入力を求められたら、いつものMacログイン用パスワードを入力して「許可」をクリックしてください。

これでSafariやアプリのパスワードとクレジットカード情報が安全に同期されます。

④「探すMac」を有効にしておく

iCloudにサインインしていないと設定項目自体が表示されません。先にApple IDでログインを済ませておきましょう。

ネットワークに接続されていないと最後にオンラインだった場所までしか確認できません。定期的にWi-Fiに繋いでおくと安心です。

⑤設定完了後にAppleIDの確認メールをチェックする

Macのシステム設定の「AppleID」をクリックする画面
手順
メールアプリを開きAppleからの確認メールを探す

Macでは「メール」アプリ、iPhoneでは「メール」アプリを起動し受信トレイをチェックします。

手順
件名「Verify your Apple ID」または「Apple IDの確認」を見つける

受信トレイに表示されない場合は迷惑メールフォルダも確認してください。

手順
メール内の「確認」リンクをタップまたはクリックする

ボタンやリンクを選ぶと既定のブラウザが起動します。

手順
「Apple IDが確認されました」の画面を確かめる

「確認済み」などのメッセージが出ていれば設定は完了です。

10分以上待ってもメールが届かないときは迷惑メールを再度確認し、設定画面のApple IDセクションから「確認メールを再送」を実行してください。

システム設定からあとでゆっくりサインインする方法

システム設定からあとでゆっくりサインインする方法

初期設定の最中にiCloudサインインを一旦スキップして、あとからゆっくりApple IDでサインインする方法です。急いでMacを触りたいときや、まずはローカル環境だけ整えたいときに便利です。設定アプリを開いてApple IDを選ぶだけで、あとからいつでもiCloud関連の機能をオン・オフできます。

①Appleメニューからシステム設定を開く

Macのシステム設定を開いた画面
手順
Appleメニューからシステム設定を開く

画面左上のリンゴマークをクリックします。

表示されたプルダウンメニューからシステム設定を選びます。

クリックするとシステム設定アプリが起動し、各種設定を調整できる画面が表示されます。

②サイドバーのAppleIDをクリックする

Macのシステム設定の「AppleID」をクリックする画面
手順
サイドバーのAppleIDをクリックする

システム設定を開いたら、画面左側のサイドバーを確認してください。最上部に表示されている氏名とメールアドレスがAppleIDメニューです。ここをクリックすると、画面右側にAppleIDの詳細設定画面が表示されます。

クリック後は水色のハイライトが付くので、どこを選択したかがひと目で分かります。

サイドバーが折りたたまれている場合は、左上のアイコンをクリックして展開すると表示されます。

macOS Ventura以降は「システム設定」という名前ですが、流れは同じなので安心してください。

③メールアドレスとパスワードを入力する

ログイン画面が表示されたら、メールアドレス欄をクリックし、iCloud用に登録した@icloud.com形式のアドレスを入力します。

次にパスワード欄をクリックし、Apple IDのパスワードを入力します。貼り付けでもかまいませんが、前後に余計なスペースが入らないように注意してください。

入力が終わったら画面右下の「次へ」をクリックします。その後すぐに二段階認証コードの入力画面が表示されるので、手元のデバイスに届いた数字を入力するとサインインが完了します。

パスワードを何度も間違えるとアカウントがロックされる場合があります。心配なら先にパスワードマネージャーで正しい文字列を確認しておくと安心です。

④二要素認証コードを打ち込む

SMSや認証アプリで届いた6桁の数字を、表示されている入力欄に正確に入れてください。数字を打つときは焦らずに、一文字ずつ確認しながら入力すると安心です。

認証コードは一定時間で無効になることがあるため、届いてからできるだけ早めに入力しましょう。

正しく入力できたら「続ける」や「送信」を押すと、二要素認証の設定が完了します。

⑤iCloudで同期したい項目を選んでONにする

iCloud Driveに同期するアプリケーションを選択するオプション画面
手順
iCloudで同期したい項目を選んでONにする

画面左上のAppleメニューからシステム設定を開き、いちばん上に表示される自分の名前(Apple ID)をクリックしてiCloudを選びます。同期できる項目の一覧が現れたら、写真やiCloud Drive、連絡先、カレンダーなど、必要なスイッチをONに切り替えてください。

たとえばプログラマーなら、デスクトップと書類フォルダの同期は必要なプロジェクトだけに絞ると、iCloudストレージの無駄遣いを防げます。

同期をONにしたあとは、他のデバイスですぐに反映されるかどうかを確認すると安心です。

同期を増やしすぎると毎回バックグラウンド通信が発生するので、よく使う項目だけをONにしておくのがコツです。

iCloudアプリを使ってMacとiPhoneをもっと便利につなげよう

iCloudアプリを使ってMacとiPhoneをもっと便利につなげよう

iCloudアプリを活かすと、MacとiPhoneの連携がグッと進化します。ここでは日常のちょっとした場面をもっと快適にする応用テクニックをまとめました。

応用テクニックこんなときに役立つ
ユニバーサルクリップボードMacでコピーした文章や画像をiPhoneでそのままペーストしたいとき
HandoffメールやSafariの続きをデバイス間でシームレスに引き継ぎたいとき
iCloud Driveのスマートフォルダ決まったキーワードに合うファイルを自動で集めて整理したいとき
iCloudキーチェーン生成したパスワードやクレジットカード情報を自動入力してほしいとき
写真の最適化ストレージiPhoneの写真を軽量化してMacにもたらし、保存容量を節約したいとき

これらを組み合わせると、デバイスをまたいだ作業がさらにスムーズになります。次はひとつずつ深掘りしていきます。

写真を自動でシームレスに共有する

写真を自動でシームレスに共有する

iCloud写真をオンにしておくと、iPhoneやiPadで撮ったその場のスナップが自動でiCloudにアップロードされ、同じApple IDでサインインしたMacやほかのデバイスにすぐ反映されます。撮影した写真や動画はバックグラウンドで同期が走るため、自分でファイルを移動する手間がいりません。

さらに「ストレージ最適化」機能を使えば、端末上のデータ容量を節約しつつ高画質をクラウドに保持できます。オフライン時には直近に使った写真だけを端末に残すので、いつでも気軽に思い出にアクセスできます。

写真設定で「iCloud写真」をONにする

Macの「写真」アプリの設定の「iCloud」タブで写真をオンにする画面

iCloud写真をONにすると、iPhoneやiPadで撮った写真が自動でMacにも届きます。大切な思い出をどこでも楽しめるので、初期設定でぜひ有効にしておきましょう。

手順
システム設定を開く

DockやAppleメニューからシステム設定をクリックします。

手順
Apple IDを選ぶ

サイドバーの一番上にある自分の名前をクリックします。

手順
写真の設定を開く

「iCloud」をクリックし、右側の「写真」をクリックします。

手順
iCloud写真をONにする

「iCloud写真」のスイッチをクリックして緑色にします。

同期中はネットワークとストレージ容量を消費します。Wi-Fi接続かつ空き容量に余裕があるときに設定すると安心です。

初回同期はライブラリのサイズによって時間がかかります。充電しながら夜間に実行するのがおすすめです。

iPhone側でも同じ設定をONにする

MacでiCloud Driveを有効にしたあと、iPhone側でも同じ設定をONにしておくと、デバイス間でファイルや写真がスムーズに同期されます。

手順
設定アプリを開く

ホーム画面の歯車アイコン「設定」をタップしてください。

手順
Apple ID→iCloudを選択

画面上部の自分の名前(Apple ID)をタップし、続いて「iCloud」をタップします。

手順
iCloud DriveをONにする

「iCloud Drive」のスイッチをタップして緑色に切り替えます。

さらに「写真」「メール」「連絡先」など同期したい項目も同様にONにしてください。

同じApple IDでサインインしていないと同期できないので要チェックです。

iPhone側の設定が完了すると、Macで追加したフォルダやファイルが数秒以内に「ファイル」アプリに反映されます。

容量を節約したいときは「ストレージを最適化」を選ぶ

「ストレージを最適化」を使うと、古いファイルや写真をiCloud上に移動してMacの空き容量を増やせます。最近アクセスしたデータは自動で残り、必要なときにだけダウンロードされるので、手軽に容量節約できます。

手順
システム設定を開く

デスクトップ左上のAppleメニューから「システム設定」をクリックして開きます。

手順
Apple ID→iCloudを選択

左側のメニューで「Apple ID」をクリックし、表示された一覧から「iCloud」を選びます。

手順
ストレージを最適化にチェック

「Macのストレージを最適化」の項目にチェックを入れます。これで自動的に古いファイルや写真がiCloudへ移動され、Macの容量が確保されます。

オフライン環境では、iCloudに移動されたファイルが一時的に表示されない場合があるので注意してください。

デスクトップと書類をどこからでも開けるようにする

デスクトップと書類をどこからでも開けるようにする

iCloud Driveの「デスクトップと書類」フォルダをオンにすると、Macのデスクトップや書類フォルダに保存したファイルが自動でクラウドにアップロードされ、ほかのAppleデバイスやiCloud.comからサクッと開けるようになります。

頻繁にアクセスするスクリプトやプロジェクトをデスクトップに置いておけば、外出先のiPadでも編集できて便利です。ただ大容量ファイルを扱う際は、ストレージ使用量をこまめにチェックしておくと安心です。

プログラマーならではのコツですが、ビルド生成物やキャッシュなどはローカルに残しておきたいこともあります。そういうときはFinderの「オプション」からフォルダ単位で同期をオフに設定すると無駄なアップロードを防げます。

Finder環境設定で「デスクトップと書類フォルダ」をiCloudに追加する

MacのiCloud Drive設定で「デスクトップフォルダと書類フォルダ」にチェックを入れる画面

デスクトップと書類フォルダをiCloudに追加すると、Macを開くたびに自動的にバックアップされるから安心です。Finderの環境設定でサイドバーに表示して、すぐに使えるようにしましょう。

手順
Finderの環境設定を開く

Finderをアクティブにして、メニューバーのFinder環境設定をクリックします。

手順
サイドバーにデスクトップと書類を追加する

「サイドバー」タブを開いて、リストの中からデスクトップ書類のチェックボックスをオンにします。これでiCloud Drive内にフォルダが常に表示されます。

iCloud.comでファイルをブラウズしてみる

手順
ブラウザでiCloud.comを開く

SafariやChromeでにアクセスしてください。お気に入りに追加しておくと次回からすぐ開けます。

手順
Apple IDでサインイン

Apple IDとパスワードを入力してログインします。二段階認証が有効なら画面に表示された確認コードを入力してください。

手順
iCloud Driveを開く

表示されたアプリ一覧からのアイコンをクリックします。MacのFinderと同じようにフォルダが並んでいます。

手順
ファイルやフォルダをブラウズ

フォルダをクリックして階層を移動できます。ドラッグ&ドロップでアップロードも可能なので、手軽にファイル管理を楽しんでみてください。

オフライン時に編集したファイルが自動同期されることを確認する

手順
Wi-Fiをオフにする

画面右上のコントロールセンターアイコンをクリックし、Wi-Fiアイコンをクリックしてオフにします。

手順
オフラインでファイルを編集

Finderを開いて〈iCloud Drive〉フォルダ内のテキストや書類をダブルクリックし、内容を変更して保存します。ファイル名の横に雲マークと斜線が表示されます。

手順
Wi-Fiをオンに戻す

コントロールセンターで再度Wi-Fiアイコンをクリックしてオンにします。これで自動同期が再開されます。

手順
同期状況を確認する

FinderでiCloud Driveを開き、先ほど編集したファイルの雲マークが消えていれば同期完了です。iCloud.comにサインインして確認しても安心です。

オフライン中の編集ビッグファイルは同期に時間がかかることがありますので、小さなテキストファイルで試すとスムーズです。

キーチェーンでパスワードを安全に共有する

キーチェーンでパスワードを安全に共有する

iCloudキーチェーンのパスワード共有機能は、チームや家族の間でログイン情報を確実に受け渡したいときにぴったりです。面倒なコピー&ペーストもいらず、相手側のAppleデバイスで自動入力できるので、ミスなくスムーズにログインできます。送信時にはエンドツーエンドで暗号化されるので、第三者に見られる心配もありません。

システム設定の「パスワード」を開く

手順
システム設定の「パスワード」を開く

画面左上のAppleメニューから「システム設定」を開きます。Dockにある歯車アイコンをクリックしても同じ画面に入れられます。

システム設定のサイドバーに並ぶ項目から「パスワード」を見つけてクリックしてください。初回はTouch IDまたはログインパスワードによる認証が求められるので、画面の案内に従って操作を進めましょう。

「パスワードオプション」でiCloudキーチェーンをONにする

Macのシステム設定の「AppleID/Appleアカウント」画面で「iCloud」を選択した画面
手順
システム設定でApple IDを開く

画面左上のAppleメニューから「システム設定」を選び、サイドバーに表示される「Apple ID」をクリックします。

手順
キーチェーンのオプションを開く

Apple IDの設定画面で「iCloud」を選び、「キーチェーン」の右側にある「オプション」ボタンをクリックします。

手順
iCloudキーチェーンを有効化

表示された「パスワードオプション」ウインドウで「iCloudキーチェーン」をオンにして、ウインドウ右下の「完了」をクリックします。

Safariで新しいパスワードを保存してみる

MacでSafariを起動した画面

Safariで新しいログイン情報を登録するときは、サイトにログインした後に表示される保存ダイアログを使うのがいちばん手軽です。

手順
ログイン情報を入力

ユーザ名とパスワードを入力して、いつものようにログインを実行します。

手順
「パスワードを保存」で承認

ログイン直後に画面上部へ現れる「このパスワードを保存しますか?」で保存をクリックします。

iCloudキーチェーンがオフだと保存されないことがあります。オンになっているか「システム設定」→「Apple ID」→「iCloudキーチェーン」で確認してください。

保存後は「Safari」→「設定」→「パスワード」で登録内容を見直せます。

よくある質問

よくある質問
iCloudをオンにしたのに写真が同期されません。どうしたらいいですか?

写真アプリの「設定→Apple ID→iCloud→写真」を一度オフ→数秒待ってから再度オンにしてみてください。同期が動き出すまでには少し時間がかかることがあります。

iCloudストレージが足りないと表示された場合、どう対処すればいいですか?

ストレージ管理は「システム設定→Apple ID→iCloud→ストレージを管理」から行えます。不要なバックアップや書類を見直して空きを作るか、必要に応じてiCloud+プランにアップグレードすると安心です。

iCloud Driveのファイルをローカルにダウンロードしたいときは?

FinderのiCloud Driveフォルダ内で目的のファイルを右クリックし、「ダウンロード」を選んでください。一度ダウンロードすると、そのファイルはオフラインでも開けるようになります。

メモや連絡先だけ同期したいのですが、全体をオフにせずに設定できますか?

「システム設定→Apple ID→iCloud」で同期したい項目だけをチェックしてください。写真やメールをオフにしても、メモと連絡先だけはそのままiCloudで利用できます。

iCloudストレージが足りなくなったらどうすればいい?

iCloudの5GB無料枠は写真やバックアップですぐいっぱいになります。でも安心してください。ストレージを増やすか不要なデータを整理すればスペースを確保できます。

  1. iCloud+へアップグレード:50GBから2TBまでプランを選んでストレージを追加できます。
  2. 不要データの見直し:古いデバイスのバックアップや重いファイルをiCloud.comやMacのFinderで削除しましょう。
  3. Macのストレージ最適化:「システム設定」>「一般」>「ストレージ」>「ストレージを最適化」でローカルコピーを減らせます。

大事なデータを削除する前はTime Machineなどでローカルにバックアップを残してください。

家族とストレージを分け合えるファミリープランもあるので、ご家族でiCloudを使うとさらにお得です。

WindowsPCでもiCloudアプリのファイルを開ける?

WindowsPCにもアプリを入れると、iCloud Drive内の書類や写真をエクスプローラーからそのまま開けるようになります。同期状況や残りストレージが画面で確認できるので、初めてでも安心です。

ファイルオンデマンド機能を有効にすれば、必要なファイルだけをローカル保存して空き容量を節約できます。Windows10/11対応のアプリはMicrosoft Storeで手に入り、Apple IDでサインインするだけで使い始められます。

写真だけを同期オフにするとほかのデータは消えない?

iCloudの写真だけ同期をオフにしても、ほかのiCloudデータには影響しません。たとえば、連絡先やカレンダー、ファイル(iCloud Drive)はこれまでどおり同期され続けます。

Macで「システム設定」>「Apple ID」>「iCloud」の中から「写真」のチェックを外すと、iCloud上の写真機能だけがオフになります。他の項目はそのままオンの状態なので、安心して切り替えられます。

注意点:写真の同期をオフにすると、最適化ストレージを使っていた写真のローカル削除確認が出ることがあります。大切な写真は事前に手動でバックアップしておくと安心です。

補足:再度「写真」をオンにすれば、オリジナルデータが自動で戻ってきます。その間もほかのiCloud機能は問題なく動作します。

二要素認証のコードが届かないときは?

二要素認証のコードが届かないときは、落ち着いて原因を切り分けることが大切です。SMSや電話の受信状況、Apple IDの設定、端末時刻などを確認してみましょう。

  1. モバイル通信とWi-Fiの確認:電波が弱いとSMSが届きにくくなります。
  2. 機内モードの解除:誤ってオンになっていないかチェックしましょう。
  3. SMS以外の受信方法:電話でコードを受け取る設定に切り替えて試してみます。
手順
iPhoneで検証コードを取得する

設定アプリを開き、画面上部の自分の名前をタップし、パスワードとセキュリティで「検証コードを取得」を選びます。

手順
Macから検証コードを取得する

画面左上のAppleメニューからシステム設定を開き、「ユーザとグループ」→「Apple ID」→「パスワードとセキュリティ」で「検証コードを取得」をクリックします。

SMS受信拒否やフィルタリングを設定しているとコードが届かないことがあります。キャリアやセキュリティアプリの設定を見直してください。

補足:認証コードがまったく届かない場合は、事前に登録した別の電話番号や復旧キーの利用も検討すると安心です。

家族とファイルを共有するいちばん簡単なやり方は?

家族とファイルを分かち合ういちばん手軽な方法はファミリー共有を使ってiCloud Driveの共有フォルダに招待することです。Apple IDでつながった家族なら、写真も文書も最初から最新の状態でそのまま共有できます。

  1. 設定がかんたん:ファミリー共有をオンにして共有フォルダへ家族を招待するだけで使い始められます。
  2. 自動で同期:フォルダに追加したファイルや変更内容がすぐに家族のデバイスへ反映されます。
  3. アクセス管理:表示のみや編集を許可など、家族ごとに権限を切り替えられます。

まとめ

まとめ

iCloudの設定を進めるときは、まずApple IDでサインインしてから、システム設定の「Apple ID」を開いて必要なアプリをオンにするだけで、写真やファイル、パスワードなどが自動で同期されます。

  1. システム設定でApple IDにサインイン
  2. 「iCloud」を選んで同期したいアプリをオン
  3. iCloud Driveや写真アプリなど実際に使って動作を確認

この手順でバックアップもファイル共有もスムーズにできるようになるので、安心してMacライフを楽しんでください。

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