Macでよく使うウェブサイトをデスクトップやDockからすぐ開けるようにしたくて、でも手順がわからず戸惑っていませんか。
この記事を読めばChromeでショートカットを作ってデスクトップやDockに置き、アプリのように使う具体的な手順と便利な応用がわかり、日々の作業がぐっと楽になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実践的な手順 | 初めてでも迷わない細かい手順をステップごとに紹介します。 |
| トラブル回避 | よくあるつまずきとその対処法をプログラマー目線で丁寧に解説します。 |
| 便利な応用例 | Dock整理や自動起動など日常で役立つ応用テクニックを紹介します。 |
さあ一緒に進めば数分で使えるショートカットが作れ、今日からChrome操作がぐっと楽になりますよ。
Macエンジニア焦らずやっていきましょう、最初は戸惑うのが当たり前ですからゆっくり手順を追えば必ずできるようになりますし分からない所は何度でも読み返してくださいね。
MacでChromeのショートカットを作成してデスクトップやDockでアプリのように使う方法
MacでChromeのショートカットを作ると、よく使うサイトをアプリのように扱えて作業がぐっと楽になります。今回は手軽なChrome内の機能とデスクトップの.webloc、さらにShortcutsやAutomatorで専用アプリを作る三つの方法をやさしく解説します。どれも実機で試した手順なので安心して進めてください。
- Chromeのショートカット作成機能でウィンドウ化してDockやデスクトップに置く方法。
- アドレスバーをデスクトップへドラッグして.weblocファイルを作る方法。既定のブラウザで開けます。
- ShortcutsやAutomatorでURLを開く専用アプリを作りキーボードショートカットを割り当てる方法。
Macエンジニア最初はどれか一つだけ試すといいですよ。まずは気軽にChromeの機能から触ってみると抵抗が少なくておすすめです。
Chromeのショートカット作成機能でウィンドウ化する方法
Chromeにはサイトを「アプリのように扱う」ショートカット作成機能があり、作るとウィンドウ化してDockに置けます。手順はシンプルでブラウザのメニューから作成するだけです。
実践的なコツとしては、プロファイルごとに作るとログイン状態を分けられて便利です。またアイコンを変更したい場合は作成後にFinderでアプリのアイコンを差し替えると見た目がすっきりします。
Chromeで対象サイトを開いて右上の三点メニューをクリックする場所
Chromeでショートカットにしたいサイトを表示します。ログイン状態や表示モードを確認しておくと安心です。
ウィンドウ右上の縦に並んだ三つの点が三点メニューです。ここをクリックしてメニューを開きます。
その他のツールの中のショートカットを作成を選びウィンドウで開くにチェックして作成する手順
三点メニューから「その他のツール」を選びます。サブメニューが展開されます。
「ショートカットを作成」をクリックします。ダイアログが表示されます。
「ウィンドウで開く」にチェックを入れて「作成」を押すとウィンドウ化されたショートカットが生成されます。
URLをデスクトップに.weblocファイルで作成する方法
デスクトップに.weblocファイルを作ると、そのアイコンをダブルクリックするだけで既定のブラウザでサイトが開きます。最もシンプルな方法なので慌てずに試せます。
注意点としては.weblocは既定のブラウザで開くのでChromeで開きたい場合はChromeを既定にしておくか、開く際に右クリックでChromeを選ぶと確実です。
アドレスバーのURLをデスクトップへドラッグして.weblocを作りダブルクリックで開く手順
サイトの左側にある鍵やアイコンをクリックしてそのままデスクトップへドラッグします。
デスクトップにできた.weblocを必要に応じて名前変更します。
ダブルクリックで既定のブラウザが起動しサイトが表示されます。Chromeで開くには既定をChromeにするか右クリックで指定してください。
ショートカットアプリやAutomatorで専用アプリとキーボードショートカットを作る方法
ShortcutsやAutomatorを使うとURLを開くだけの専用アプリを作れます。これをアプリ化するとDockに置けますし、キーボードショートカットを割り当てればワンキーで起動できます。
Shortcutsは最近のmacOSで一番手軽にショートカットキーを割り当てられます。AutomatorはQuickActionで作ってキーボード設定に登録する流れが使いやすい場面があります。
ShortcutsまたはAutomatorでURLをChromeで開くアクションを作りアプリとして保存してショートカットを割り当てる流れ
Shortcutsなら新規ショートカットを作成し「URLを開く」アクションを追加して開きたいURLを入れます。
アクションで開くアプリを指定できる場合はGoogle Chromeを選びます。保存形式はアプリで保存するとDockに置けます。
Shortcutsはショートカットアプリ内でキーボードを割り当てできます。Automatorで作った場合はシステム設定のキーボードショートカットから割り当てます。
MacでChromeプロファイル別のショートカットやアイコンをカスタムする応用手順
プロファイルごとにChromeを起動してデスクトップやDockに置きたい時は、少しの手間でアプリのように使えるショートカットが作れます。ここでは実際に使える手順と応用例をやさしく紹介します。初めてでも迷わないように一つずつ進めていきます。
- Automatorでシェルを使いプロファイル指定のアプリ化を作る方法。短時間で複数作れるのが利点です。
- AppleScriptやScript Editorで起動コマンドをラップする方法。細かい振る舞いを制御できます。
- Finderで.weblocや作成したアプリのアイコンを変更して見た目をそろえる方法。視認性が上がります。
まずはAutomatorでの作り方を試すのがおすすめです。慣れたらアイコンをカスタムしてDockに並べると作業効率がぐっと上がります。
プロファイル指定でChromeを開くショートカットを作る方法
Chromeは起動時に–profile-directory引数を受け取るので、これを使うと特定プロファイルでウィンドウを開けます。URLをそのままアプリウィンドウのように開くには–app引数を併用します。プロファイル名はProfile1やDefaultなどの識別名なので、実機で確認して使うと安心です。
open -a "Google Chrome" --args --profile-directory="Profile 1" --app="https://example.com"端末で試して問題なければAutomatorやショートカットアプリに組み込んで保存すると手軽に使えます。プロファイル名は複数ある場合があるのでChromeのプロファイルフォルダで確認してください。
AutomatorでShellを使い–profile-directory引数と–appまたはURLを組み合わせて保存する手順
Automatorを開き新規書類でアプリケーションを選びます。用意ができたら次のステップへ進みます。
「シェルスクリプトを実行」アクションを追加して、openコマンドやChromeの実行パスと共に–profile-directoryと–appまたはURLを指定します。
適当な名前で保存しダブルクリックで起動テストを行います。期待通りにプロファイルが切り替わっていれば完了です。
ショートカットのアイコンをカスタムに変更する方法
ショートカットの見た目を変えると一目でプロファイルが判別できて便利です。Finderのアイコン変更は直感的で手早くできる方法なのでおすすめです。用意する画像は正方形でサイズは512px前後にするときれいに表示されます。
アプリ形式や.weblocどちらでも同じ手順でアイコンを差し替えられます。複数用意しておくとプロファイルごとに異なる見た目が作れて楽しく使えます。
Finderで作成したアプリや.weblocの情報を開き用意した画像をコピーしてアイコンに貼り付けるやり方
Previewで画像を開きサイズを整えコピーを作ります。PNGやJPEGの正方形画像が扱いやすいです。
Dockやデスクトップのアプリまたは.weblocを選びcommandキーとIで情報を表示します。左上の小さいアイコンをクリックします。
Previewでコピーした画像を選択したアイコン位置でペーストします。貼り付け後は閉じてDockの表示で確認します。
よくある質問
- MacでChromeのショートカットはどう作ればいいですか
Chromeで目的のページを開いて、画面右上のメニューから「その他のツール」→「ショートカットを作成」を選んでください。作成時に「ウィンドウとして開く」をチェックすると、別ウィンドウでアプリっぽく使えます。最新のmacOSとChromeで動く手順です。
- URLバーやタブを表示せずにアプリのように使う方法はありますか
ページがPWA対応ならアドレスバーのインストールアイコンから「インストール」してネイティブ感のあるウィンドウで開けます。対応していない場合はショートカット作成で「ウィンドウとして開く」を使うか、AutomatorやAppleScriptでラップしてアプリ化するとさらに扱いやすくなります。
- Dockやデスクトップに置いたアイコンがうまく表示されないときはどうすればいいですか
作成したショートカットはApplicationsフォルダやFinderに保存してからDockにドラッグすると安定して置けます。アイコンが古い場合はショートカットを削除して再作成すると直ることが多いです。どうしてもダメなときはAutomatorでアプリを作り直すと確実です。
まとめ
最後に今回の要点をやさしく振り返ります。ChromeのショートカットをデスクトップやDockでアプリのように使うと、よく使うサイトへワンクリックでアクセスできて作業がぐっと速くなります。いくつかの方法を知っておけば状況に合わせて使い分けられます。
方法は大きく3つあります。ブラウザのURLをデスクトップへドラッグしてweblocファイルを作る方法、Chromeのメニューからサイトをウェブアプリとしてインストールする方法、Automatorやターミナルでアプリ化してDockに登録する方法です。まずは一番手軽なweblocから試すのがおすすめです。
ちょっとした裏ワザとして、openコマンドでappモードを指定するとアドレスバーのない専用ウィンドウで開けます。プロファイルを切り替える指定を加えると複数アカウントも使い分けやすくなります。自分の使い方に合う方法をひとつ試して、毎日の作業を快適にしてみてください。