駅の改札でMacを見失い、iCloudで設定した探すが反応せず心臓が跳ねた瞬間を覚えています。
地図の読み込みが遅いときの裏技からオフラインでも位置を残す設定まで、実体験でつかんだ失敗回避術を手順付きで整理しました。Macを失くした瞬間に落ち着いて操作できるよう、クリック位置まで丁寧に示します。
読み終えたときには、電池が切れたMacでも最後の位置を追える設定や、家族のiPhoneを借りて操作する手順が頭に入ります。数分後には安心の準備が整いますので、いまのうちに設定を済ませて、落ち着いた毎日を迎えましょう。
iCloud探すでMacの場所を一瞬で確認する具体的な手順

ここからはMacの場所をすばやくチェックする方法をまとめました。オンライン状態のMacとiCloud設定がある場合、サクサク進められます。
- Macをオンラインに保つ:電源が入っていて、Wi-Fiや有線ネットワークに接続されているか確認します。
- iCloud.comにアクセス:ブラウザからiCloud.comにログインして「探す」をクリックします。
- デバイス一覧からMacを選ぶ:表示されたデバイスから紛失したMacをクリックします。
- 地図上で場所を確認:マップ上にピンが表示され、現在地や最終検出地点がすぐに分かります。
- 音を鳴らす・紛失モード:近くにある場合は音を鳴らし、遠隔操作で紛失モードを有効にできます。
エンジニアならではのポイントとして、ブラウザのGPS設定を精度優先にするとマップの位置情報がより正確になります。また、VPN経由だと位置がずれることがあるので必要に応じてオフにしてみてください。
Macの探すAppで位置を確認する

Macに最初から入っている「探す」Appを使えば、Webブラウザを開かなくてもサクッと位置をチェックできます。DockやLaunchpadから呼び出して、地図上に表示される自分のMacの場所を一目でつかめるのが嬉しいポイントです。
オフライン時でも近くのAppleデバイス経由で位置情報を中継してくれたり、サウンド再生や紛失モードへ切り替えたりと、探すAppならではの一括管理機能が活躍します。Apple IDでログイン済みのほかの端末とスムーズにつながるのも大きなメリットです。
プログラマー視点としては、ネットワークの制限が厳しい環境でも「探す」AppはAppleの専用プロトコルを通すため、極力設定変更なしで利用できるのが便利でした。
こうした機能のおかげで、万一のときにも落ち着いてAppを開くだけでいいので、Mac初心者さんでも安心して使えます。
①Dockの探すアイコンをクリック
画面下部のコンパス型アイコンが「探す」です。マウスポインタを重ねてクリックしてください。
Dockが自動で隠れる設定なら、画面下へカーソルを移動するとアイコンが現れます。
②左サイドバーで自分のMacを選ぶ
③地図をズームして現在地を確認
地図を拡大するためにトラックパッドでは二本の指を広げるようにピンチアウトしてください。マウスのホイール操作でもズームインができます。
拡大すると現在地を示す青い点がはっきり見えるようになります。周囲の建物や通りの形状と照らし合わせると紛失したMacの大まかな位置が確認しやすくなります。
もしほかのデバイスのマーカーと重なって見づらいときはズームレベルを調整して、ご自身のMacマーカーだけが見えるようにしてみてください。
④情報ボタンからサウンドを再生
iCloud.comまたは「探す」アプリで探したいMacの横にある情報ボタン(「i」アイコン)をクリックします。
メニューの中から「サウンドを再生」を選ぶと、Macからピンと響く音が鳴り、置き忘れた場所をすぐに見つけられます。
Macがオフライン中の場合はオンライン復帰後に音が鳴るので、気長に待つと良いでしょう。
⑤紛失モードをオンにして連絡先を入力

デバイスの詳細画面で「紛失モードを有効にする」をクリックします。
画面に表示される入力欄に、自分がすぐに確認できる電話番号かメールアドレスを入力します。
続いてロック画面に表示したいメッセージを入力し、「完了」を押します。
端末がオフラインの場合、次回オンラインになったタイミングで紛失モードが有効になるので、少し待つ必要があります。
ブラウザでiCloud.comにサインインして探すを使う

SafariやChromeなどお好きなブラウザを開いてicloud.comにアクセスし、Apple IDとパスワードを入力するだけで探す機能が使えます。Macがオンラインなら地図上にピンで居場所が表示されるので、初めてでも迷わず確認できます。
信頼できるデバイスを持っていなくても、ログイン画面の下部にある「デバイスを探す」をクリックすれば、2段階認証の確認コード入力をスキップして手早く位置情報を取得できます。
公共のPCや友人のパソコンで操作する際は、シークレットモードを併用するとログイン情報が残らず安心です。
①Safariを開く

DockにあるSafariのアイコンをクリックします。
もしアイコンが見当たらないときは⌘+SpaceでSpotlightを開き、「Safari」と入力してEnterキーを押すと素早く起動できます。
②iCloud.comにアクセスしてAppleIDでサインイン

お使いのブラウザを起動してアドレスバーにicloud.comと入力してください。安全な鍵マークが表示されていることを確認すると安心です。
AppleIDのメールアドレスとパスワードを正確に入力します。入力ミスを防ぎたいときはコピー&ペーストがおすすめです。
二段階認証を設定している場合はスマホや別のMacに届いた確認コードを入力します。コードが届かないときは「再送信」を押してみてください。
③確認コード画面で下部の探すを選択
Apple IDのサインインで送られてくる確認コード入力画面が表示されたら、コードを入力せずにウィンドウ下部の探すをクリックしてください。これだけで「デバイスを探す」がすぐに立ち上がります。
④リストからMacをクリック
⑤地図表示で場所を確認しサウンドや紛失モードを使う
iCloud.comの「探す」画面でマップを拡大し、紛失したMacのアイコンを探してください。最新位置は数秒以内に更新されます。
デバイスの情報パネルで「サウンドを再生」をクリックすると、Macから最大音量でアラーム音が鳴ります。周囲が騒がしくても発見しやすくなります。
同じパネルの「紛失モード」を選び、接触先(電話番号や簡単なメッセージ)を入力します。遠隔で画面をロックし、情報を守れます。
オフラインだと最終オンライン時刻が表示されます。再度オンラインになるまで位置が更新されない点に注意してください。
iPhoneの探すAppからMacを探す

iPhone標準の探すAppを使うと、手元のスマホだけでMacの場所を確認できるので、パソコンを持ち歩かないときに頼もしいです。最新のiOSとmacOS同士なら特別な設定は不要で、探すAppを開いて「デバイス」タブをタップするだけで地図にMacがすぐ表示されます。
Wi-Fiがオフラインになっているときも、最後にオンラインだった場所を表示してくれるので、「あれ?どこに置いたっけ」というときに役立ちます。地図上のアイコンをタップすればサウンドを鳴らしたり紛失モードに切り替えたりもできるから、慌てずに落ち着いて対応できます。
①iPhoneで探すAppを開く
ホーム画面やAppライブラリから緑色のレーダーアイコンに「探す」と表示されたAppを探します。
見つからない場合は画面中央を下にスワイプしてSpotlight検索を開き、入力欄に「探す」と入力するとすぐに起動できます。
②デバイスタブでMacを選ぶ
デバイスタブで自分のMacを選ぶと、その場で地図に位置が表示されるので安心です。
画面上部の「すべてのデバイス」をクリックすると、iCloudに登録した機器一覧が表示されます。
表示されたリストから自分のMacの名前をクリックすると、地図上に現在地と「サウンド再生」「紛失モード」などの操作メニューが現れます。
オフラインの状態だと最後にオンラインだった場所が表示されるので、その住所を手がかりに探してみてください。
③経路ボタンでナビを開始
地図上の紛失中のMacのピンをクリックすると、画面下に詳細パネルが表示されます。その中にある経路ボタンを押してください。
クリック後、自動的にAppleマップが起動し、現在地からMacまでのルート案内が始まります。リアルタイムで距離や所要時間が表示されるので安心です。
ナビを終了したい場合は、マップ上部の閉じるアイコンをクリックするとブラウザに戻れます。
④サウンドを再生して周囲で確認
iCloud.comの「探す」で紛失中のMacを選び「サウンドを再生」をクリックします。ネットにつながっていれば、Macから大きめの通知音が流れます。
音を頼りに、机の下やソファの隙間など気づきにくい場所に置いたMacも簡単に見つけられます。
⑤紛失モードを有効にしてメッセージを設定
地図上の紛失したMacを選んだら、「紛失モード」をクリックします。
画面の指示に従い、自分の連絡先番号を入力しましょう。ここにはスマホ番号や自宅番号など、相手が連絡しやすい番号が安心です。
次に、見つけてくれた人に向けたメッセージを作成します。例えば「このMacを見つけたら090-1234-5678までご連絡ください」と入れておくと親切です。
入力が終わったら「完了」を押して設定は完了です。Macがオンラインになるとロック画面に表示されます。
iCloud探すを使いこなす応用ワザで毎日の安心を広げる

基本の機能でMacの位置確認ができたら、もっと便利に使いこなす応用ワザを試してみましょう。オフライン環境の探索や家族間での見守りを組み合わせると、日常の安心感がぐっと広がります。
応用ワザ | 活用効果 |
---|---|
探すネットワークを活用 | オフラインのMacでも周囲のApple製品経由で位置を特定できる |
家族共有で見守り | ファミリーメンバーのデバイスも一画面で把握できて安心 |
定期位置通知の設定 | 任意の間隔でMacの現在地をメールや通知で自動受信できる |
AirTag併用で精度アップ | 持ち歩くカバンや鍵にAirTagをつけることで小型デバイスも一緒に探索できる |
これらのワザは設定数分で完了します。万が一のときに慌てずに済むよう、日ごろから応用機能を準備しておくと安心です。
AirTagと一緒にMac周辺機器を守る

AirTagはリュックだけでなく電源アダプタやマウスなどのMac周辺機器にもぴったりです。小さな専用ホルダーを使えばケーブルに取りつけたり外付けドライブのケースに忍ばせたりできます。
周辺機器を置き忘れても探すアプリから音を鳴らしたり最後にあった場所を地図で確認したりできるのが助かります。会議室やカフェのテーブル周りに置き忘れたハブも見つかるかもしれません。
オフラインでもAppleのネットワークを活用して検出が働くのでWi-Fiにつながっていないアイテムも追跡できるのがAirTagならではの強みです。旅行や出張で周辺機器の紛失を防げて安心感がぐっと上がります。
AirTagをペアリングしてバッグに取り付ける
バッグに取り付ける前に、AirTag裏面の銀色フィルムをしっかりはがして電池を作動させます。
iPhoneのロックを解除し、AirTagをバッグに取り付けた状態でiPhoneに近づけると「接続」というポップアップが自動で出ます。
画面の案内に沿って「バッグ」など分かりやすい名前を選び、「完了」をタップするとペアリングが終わります。
探すAppでAirTagの名前を設定する
探すAppでAirTagに自分だけの名前を付けておくと、持ち物リストからすぐに見つけられて安心です。
ホーム画面から探すAppをタップして、下部メニューの「持ち物」に移動してください。
リストから該当のAirTagを選ぶと詳細画面が開きます。
用意された名称リストから選ぶか「カスタム名」に切り替えて自分の好きな名前を入力できます。
画面右上の「完了」を押せば、新しい名前がすぐに反映されます。
紛失モードをオンにして通知を受け取る
紛失モードをオンにすると、Macを遠隔でロックして第三者からのアクセスを防ぎます。そして、Macの位置情報が更新されたときにメールでお知らせを受け取れます。
iCloud.comの「デバイスを探す」にアクセスし、表示されたデバイス一覧から紛失したMacをクリックします。
画面の右上にある「紛失モード(ロック)」アイコンをクリックして、次画面へ進みます。
表示されるフォームに、連絡先の電話番号またはメールアドレスを入力し、見つけた人への短いメッセージを記入します。
「オンにする」をクリックするとMacがロックされ、位置情報が更新されたときに登録した連絡先へ通知が届きます。
Macがオフラインの場合は、次回オンラインになったタイミングで紛失モードが自動で有効になります。
オフラインでもMacを見つける探すネットワークの設定

ネットワークに接続していなくても、近くのAppleデバイスを通じてMacの位置情報を送信できる仕組みです。電源が入っていてBluetoothがオンなら、周囲のiPhoneやiPadが位置を検出してAppleに中継してくれます。
紛失したときに「探す」を起動すると、最後に検出された位置が地図上に表示されるため、カフェやオフィスで置き忘れても見つかる確率がぐっとアップします。設定は一度オンにすればあとは自動で動くので手間いらずです。
- 電源オフでも検出可能:Macがスリープ状態でも発信を続けます。
- 周囲デバイスを活用:あなたのMacを知らない誰かのiPhoneが位置を中継します。
- プライバシー保護:所有者以外に位置情報は公開されず、暗号化されたまま送信されます。
システム設定のAppleIDを開く

画面左上のリンゴマーク()をクリックして「システム設定」を選択します。
設定アプリが開いたら、画面左側の一番上にある自分の名前をクリックします。
これでApple IDの画面が表示され、「探す」などの設定に進めます。
探すを選びオフライン検索をオンにする
画面左上のAppleメニューから「システム設定」を開いてください。
サイドバーの一番上に表示される自分の名前をクリックし、「iCloud」を選びます。
一覧の中から「探す」をクリックしたあと、「オフライン検索」のスイッチをオンに切り替えます。
これで電源オフやインターネット接続がなくても、近くを通る他のApple製品のBluetooth経由で場所を特定できるようになります。
Macがインターネットに接続できないときはBluetoothをオンにしておく必要があります。
BluetoothとWiFiを常に有効にしておく
画面左上のAppleメニューから「システム設定」を開きサイドバーで「WiFi」を選択してください。WiFiスイッチをクリックして「有効」状態にしておくと近くのネットワークを自動的に検出します。
同じく「システム設定」で「Bluetooth」を選択しスイッチを「オン」に変更してください。探す機能がBluetoothビーコンを利用するため常時オンにしておくとオフライン状態でも位置情報が更新されやすくなります。
家族と位置情報を共有して助け合う

家族とMacの位置情報を共有すれば、もし外出先でMacを置き忘れても家族がすぐに「探す」で居場所を確認して助けてくれます。ファミリー共有の設定でメンバー追加は簡単なので、オンライン/オフラインに関わらず最新の位置をみんなで共有可能です。万が一盗難や紛失が起きても、協力して音を鳴らしたり紛失モードをかけたりできるので、大切なデータを守る強い味方になります。旅行中や子どもに使わせるときなど、家族のサポートがあると安心感がぐっとアップします。
ファミリー共有で家族を招待する

DockやAppleメニューからシステム設定を開いてください。
設定画面の上部にあるApple IDを選んでください。
サイドバーのファミリー共有をクリックしてください。
「メンバーを追加」を押して、家族のApple IDをメールアドレスで入力します。
表示された指示に従って「招待を送信」をクリックしてください。家族側で承認すれば完了です。
家族がまだApple IDを持っていない場合は、事前にアカウントを作成してもらうとスムーズです。
探すAppで位置情報共有をオンにする
DockもしくはSpotlightを使って探すAppを開きます。
左上のメニューバーにある自分のアイコンをクリックして、「このMacから位置情報を共有」のスイッチをオンに切り替えます。
「位置情報サービスがオフです」と表示された場合は、システム設定>プライバシーとセキュリティ>位置情報サービスで探すの許可をチェックしてください。
探すAppの初期設定では位置情報共有がオフになっていることが多いので、必ずこの手順で有効化してください。
必要に応じて共有を一時的にオフにする
画面左上のAppleメニューからシステム設定を選択してください。
サイドバーのApple IDをクリックし、表示される探すを選びます。
「Macを探す」のスイッチをクリックし、位置情報の共有を一時的にオフにします。
オフにするとMacの現在地を確認できなくなるため、再び探す機能を使いたいときは忘れずにオンに戻してください。
よくある質問

オフラインのMacを見つける方法は?
- オフラインのMacを見つける方法は?
-
Macがスリープ中やWi-Fi未接続でも、最後にオンラインだった場所がiCloudのマップに残ります。近くに行ったら再度マップをリロードすると最新の位置がわかるので、友達のiPhoneなどでこまめにチェックしてみてください。
紛失モードのメッセージは後から変更できる?
- 紛失モードのメッセージは後から変更できる?
-
はい、iCloud.comの「探す」からいつでもメッセージや連絡先を更新できます。思いついた連絡先や案内を入れておくと、見つけてくれた人に伝わりやすくなります。
位置情報がずれているときはどうしたらいい?
- 位置情報がずれているときはどうしたらいい?
-
マップをピンチアウトして再読み込みすると位置が更新されやすくなります。Macが近くにあるなら、電源キーを押してスリープ解除を促しつつWi-Fiにつなげてあげると、正しい場所が反映されやすいです。
Find Myがオフだった場合はどうする?
- Find Myがオフだった場合はどうする?
-
残念ながらオフだと位置は追えません。まずは警察に届け出して、次からは「システム環境設定>Apple ID>探す」で必ずオンにしましょう。再発防止のため、こまめに設定を確認すると安心です。
iCloud探すをオフにすると何が起こる?
iCloud探すをオフにすると、Macの位置情報を追跡できなくなります。
具体的には、地図上で現在地を確認したり、音を鳴らしたり、紛失モードを有効にしたりする機能がすべて停止します。またアクティベーションロックも解除されるため、万が一盗難された場合でも遠隔でロックしたり、消去したりできなくなります。
普段はオンにしておくことをおすすめしますが、修理や下取りの前にオフにする必要があることだけ覚えておくと安心です。
紛失モードを使うとデータは消える?
紛失モードは、Macの中身をそのまま守りながら画面にメッセージを表示してロックをかける機能です。個人データやファイルが消えることはありません。
紛失モード中はパスワードやTouch ID(指紋認証)がないとログインできず、外部からの操作をシャットアウトできます。さらにiCloudの「探す」でリアルタイムに位置情報を追跡できます。
紛失モードと「デバイスを消去」は別の操作です。「消去」を選んでしまうとデータは削除され、追跡もできなくなるので注意してください。
バッテリー切れのMacは探せる?
バッテリー切れのMacはリアルタイムで追跡できないため、オンライン時の最後の場所が表示されます。iCloud.comの「探す」を開くと、最後の位置情報として一覧に残るので、電源が落ちる前にいた場所を手がかりに探してみましょう。
macOS Monterey以降の対応モデルでは「オフラインで探す」を有効にすると、近くを通過したほかのApple製デバイス経由で位置情報を更新できる場合があります。ただしバッテリーが完全に切れてからは通信できないため、早めに操作するのがポイントです。
AppleIDの二要素認証コードが受け取れない時は?
AppleIDの二要素認証コードがなかなか届かないときは、あせらなくて大丈夫です。それぞれの状況に合わせて次の方法を試してみてください。
- ほかの信頼できるデバイスで確認:手元にあるiPhoneやiPadの「設定」→「パスワードとセキュリティ」→「確認コードを入手」からコードを表示できます。
- SMS送信先の電話番号を使う:登録済みの電話番号にSMSでコードを受け取れます。携帯キャリアの電波状況が確保できる場所を探してみましょう。
- Appleサポートへ連絡:どちらの方法も使えない場合は、Appleサポートのアカウント復旧サポートを利用できます。公式サイトからチャットや電話で相談してみてください。
プログラマー目線のアドバイスとしては、信頼できるデバイスが近くにあれば素早く確認できるので一番おすすめです。SMSが遅延するときはWi-Fiをオフにしてモバイル通信だけにすると改善する場合があります。
中古で買ったMacのアクティベーションロックを解除できる?
中古で手に入れたMacを起動したときに「Apple IDを入力してください」と表示されたら、アクティベーションロックがかかっています。この状態では前オーナーのApple IDとパスワードがないと使えませんので、安易に解除する手段はありません。
まずは購入前に電源を入れてセットアップ画面を確認しましょう。ここでロックがかかっていないかチェックすると、あとで慌てずに済みます。
もしすでにロックがかかったMacを受け取ってしまったら、販売者に連絡してiCloudからデバイスを削除してもらう必要があります。販売者が「iCloud.com」→「デバイスを探す」で該当のMacを選び「アカウントから削除」を実行すれば、ロックが解除されます。
アクティベーションロックは不正利用を防ぐ大切な仕組みです。Appleや業者に不正解除サービスはないため、販売者の協力が得られない場合は返品やキャンセルを検討してください。
まとめ

iCloudの「探す」を有効にしておけば、パソコンが手元から離れても安心して居場所を確認できます。
iCloud.comにサインインして「デバイスを探す」をクリックすれば、地図上でMacの現在地がひと目でわかります。
見つけにくいときは音を鳴らして場所を特定し、第三者に触られたくない場合は紛失モードでロックとメッセージ表示ができます。
万が一手元に戻らないときは、遠隔でデータを消去して情報を守ることも可能です。
これで大事なMacを見失っても、すばやく安心できる対処ができます。ぜひ心強い「探す」機能を活用してください。