Macで印刷履歴を確認する方法と管理のやり方

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Macで印刷履歴を確認する方法と管理のやり方

印刷したはずの書類がどこに行ったか分からず焦っていませんか。

この記事を読むとプリントキューで直近の印刷ジョブを確認する基本操作からターミナルで履歴を取得する実践的な方法まで身につき仕事のムダ時間を減らせます。

項目内容
独自コンテンツ1リアルな手順とターミナルコマンドで印刷履歴を確認する方法を詳しく紹介。
独自コンテンツ2ネットワークプリンタで詰まったときの対処やトラブル軽減のコツを共有。
独自コンテンツ3履歴を残さない設定やプライバシー対策のやり方もわかりやすく解説。

肩の力を抜いて読み進めてください。順を追って試せば短時間で状況が把握できて安心につながります。

Macエンジニア

焦らなくて大丈夫です。ゆっくり落ち着いて画面を一つずつ確認しながら進めれば問題は解決できますから安心してください。

目次

Macでプリントキューから直近の印刷ジョブを確認する方法

Macでプリントキューから直近の印刷ジョブを確認する方法

印刷した直後のジョブをさっと確認したいときは、プリントキューを開くのがいちばん手っ取り早いです。ここでは初心者でも迷わずできるように、実際に使う画面と手順感覚でわかりやすく説明します。

  • アプリの印刷ダイアログや送信直後のDockアイコンから開く方法。
  • システム設定またはシステム環境設定のプリンター一覧から開く方法。
  • エンジニア向けのCUPSウェブインターフェイスで詳しいジョブログを見る方法。

普段はアプリから送信してDockのプリンタアイコンをクリックするだけで必要な情報が見つかることが多いです。プリントキューではジョブ名や送信者、ページ数、状態が一覧で見られるので、不要ならキャンセルや一時停止で落ち着いて対処してください。

Macのアプリやプリントパネルからプリントキューを開くやり方

Macのアプリやプリントパネルからプリントキューを開くやり方

多くのアプリではファイルメニューのプリントを選ぶと印刷ダイアログが表示されます。ここでプリンターを選んで送信すると、印刷中にDockにプリンタアイコンが出ることがあり、これをクリックするとキューが開きます。

印刷ダイアログ内でプリンター名の横にあるメニューやボタンに「キューを表示」や似た表示が出ることがあります。見つからないときはシステム設定のプリンター一覧から該当機を選んでキューを開くと確実です。

システム環境設定またはシステム設定を開きプリンターとスキャナで該当プリンターを選んで印刷キューを開く手順

手順
システム設定を開く

画面左上のAppleメニューからシステム設定またはシステム環境設定を開いてください。最新のmacOSでは「システム設定」という名前になっています。

手順
プリンターとスキャナを表示する

設定画面の中からプリンターとスキャナを選んで、一覧に表示されているプリンターを見つけてクリックしてください。

手順
印刷キューを開く

該当プリンターを選ぶと「印刷キューを開く」または「キューを表示」というボタンが出ますのでクリックして現在のジョブを確認してください。

MacでTerminalからCUPSのページログを確認する方法

MacでTerminalからCUPSのページログを確認する方法

TerminalからCUPSのページログを直接見ると誰がいつ何を印刷したかを素早く把握できます。管理者権限が必要なのでパスワード入力が出たら落ち着いて入力してください。

よく使う方法は3つあり場面に応じて使い分けられます。以下の一覧でざっくり把握しておくと便利です。

  • /var/log/cups/page_logを直接確認する:ページ単位の詳細な履歴が見られます。
  • CUPSのWeb管理画面を使う:ブラウザで一覧を見ながら操作できます。
  • lpstatやlpqでキューを確認する:現在のジョブ状況を手早くチェックできます。

ログはユーザー名や日付で絞れるのでgrepやlessの検索を覚えておくと便利です。

Macエンジニア

最初はちょっと緊張するかもしれませんが落ち着いてコマンドを実行すれば必要な履歴はすぐ見つかります。安心して試してみてくださいね。

/var/log/cups/page_logをTerminalで調べて過去ジョブを探すやり方

/var/log/cups/page_logをTerminalで調べて過去ジョブを探すやり方

/var/log/cups/page_logには印刷ジョブの簡潔な履歴が記録されています。各行に日時ユーザー名プリンタ名ページ数などが並んでいるのでテキスト検索で目的の行を探せます。

Terminalで見る場合はlessで流し読みして必要な部分をgrepで抽出するのが定番です。管理者権限が必要なのでsudoを付ける点だけ注意してください。下に基本的なコマンド例を載せます。

sudo less /var/log/cups/page_log
sudo grep -i 'username' /var/log/cups/page_log
sudo grep '2025-12-01' /var/log/cups/page_log

Terminalを開いてsudo less /var/log/cups/page_logで開き必要ならgrepでユーザー名や日付で絞り込む方法

手順
Terminalを開く

LaunchpadやSpotlightでTerminalを起動します。Dockやアプリケーションフォルダからも開けます。

手順
ログを開く

sudo less /var/log/cups/page_logを実行しパスワードを入力します。less内では/を入力して検索できます。

手順
必要ならgrepで絞り込む

別のTerminalでsudo grep -i ‘ユーザー名’ /var/log/cups/page_logや日付で検索して対象を絞り込みます。

MacでCUPSのWebインターフェースから印刷履歴を確認する方法

MacでCUPSのWebインターフェースから印刷履歴を確認する方法

まずは安心してください。CUPSのWebインターフェースを使えば、印刷ジョブの履歴をブラウザでさくっと確認できます。慌てずに操作すれば初心者でも見やすく履歴が追えます。

  1. ブラウザでCUPSのWebインターフェースを有効にして完了ジョブを確認する方法。
  2. ターミナルのコマンドで履歴を取得して自動処理する方法。開発作業やログ収集に便利です。

普段はWebインターフェースが一番わかりやすくて便利です。コマンドでの取得はスクリプト化して定期的に保存する使い方が実践的です。

CUPSのWebインターフェースを有効にして完了ジョブを表示するやり方

CUPSのWebインターフェースを有効にして完了ジョブを表示するやり方

まずはWebインターフェースを有効にします。管理者権限が必要なので管理者アカウントでターミナルを開いてください。

sudo cupsctl WebInterface=yes

ブラウザでhttp://localhost:631を開きJobsかPrintersから対象のプリンタを選ぶと完了ジョブが表示されます。見当たらない場合は管理者認証やファイアウォール設定を確認してください。

一部のmacOS環境では印刷履歴が短期間で消える設定や保存されない場合があります。どうしても履歴を残したい場合はログ取得やスクリプトでの保存を検討してください。

Macで印刷履歴を抽出してCSVに保存する方法

Macで印刷履歴を抽出してCSVに保存する方法

Macにはプリントの履歴がログとして残っているので、Terminalを使って抽出しCSVに保存すると一覧で扱えてとても便利です。はじめは少し緊張するかもしれませんが、順を追えば簡単にできますし、あとで集計や検索がしやすくなります。

ここでは実務的に使える方法を紹介します。基本はログファイルを読み取り、awkやcutで必要な列だけ取り出して~/DesktopにCSVを作る流れになります。ログは権限で閲覧にsudoが必要な場合がある点にだけ気をつけてください。

  • Terminalで/var/log/cups/page_logを抽出してawkでCSV化する方法。自由度が高く自動化しやすいです。
  • CUPSのウェブインターフェースで目視確認して必要な部分をコピーして保存する方法。手軽に確認できます。
  • プリンターメーカーの記録ツールや管理ソフトを使う方法。複数台や詳細なメトリクスが必要なときに便利です。

Terminalでpage_logを抽出してCSVに変換するやり方

Terminalでpage_logを抽出してCSVに変換するやり方

Terminalで直接page_logを扱うとログの生データから自由に列を取り出せます。まずはsudoで中身を確認して、どのトークンが何を表しているかを把握すると安全です。

sudo awk '{$1=$1; for(i=1;i<=NF;i++){printf "%s%s",$i,(i==NF?"\n":",")}}' /var/log/cups/page_log > ~/Desktop/print_history.csv

出力されたCSVはフィールド数が多かったり不要な項目が混ざっていることがあるので、次の段階でawkやcutで必要な列だけ抽出すると扱いやすくなります。ログがローテートされている場合は古いファイルを探す必要がある点にも注意してください。

page_logの列を確認してawkやcutで必要な列を抽出し~/Desktop/print_history.csvに保存するコマンド例

手順
カラムの中身をざっと見る

まず先頭数行を表示して、どのトークンが何を表しているか確認します。sudo head -n 20 /var/log/cups/page_logで中身を見て、sudo head -n 20 /var/log/cups/page_log | awk ‘{print NF,$0}’でフィールド数を確認します。

手順
必要な列だけ取り出す

列が分かったらawkで特定のカラムだけ出力します。例として日付時刻とユーザーとジョブIDとページ数を取り出す場合はsudo awk ‘BEGIN{OFS=”,”}{print $1,$2,$4,$5,$7}’ /var/log/cups/page_log > ~/Desktop/print_history.csvのように指定します。

手順
保存と確認

出力先は~/Desktop/print_history.csvにしておくと見つけやすいです。作成後はcat ~/Desktop/print_history.csvやopen ~/Desktop/print_history.csvで中身を確認し、必要ならchmod 644 ~/Desktop/print_history.csvで権限を整えてください。

Macで印刷履歴を安全に消去する方法

Macで印刷履歴を安全に消去する方法

印刷履歴を安全に消去したいときは慌てずに進めることが大切です。MacではCUPSという仕組みが印刷ジョブを管理しており履歴はpage_logというファイルに残りますのでここを扱うのが確実な方法になります。

削除は管理者権限が必要で実行前にバックアップを取ると安心です。ここでは手早くできる方法をいくつか紹介しますので自分に合ったやり方を選んでください。

  • ターミナルでpage_logを空にする(手早く確実)。
  • CUPSの管理画面(http://localhost:631)でジョブを確認して削除する(GUI派向け)。
  • プリンターを一度削除して再追加する(設定をリフレッシュ)。
Macエンジニア

少し勇気がいる作業ですが手順どおりにやれば問題ありません。作業前にログをコピーして保管しておくと万が一のときに安心できます。

page_logの中身を消去してCUPSを再読み込みする手順

page_logの中身を消去してCUPSを再読み込みする手順

page_logには印刷したファイル名やユーザー情報が記録されます。履歴を消すとその記録がなくなるので必要なら事前にコピーを取ってください。

基本的な流れはログを空にしてCUPSを再読み込みするだけです。以下のコマンドは管理者権限で実行するのでパスワード入力が必要になります。

sudo sh -c 'cat /dev/null > /var/log/cups/page_log'

sudo sh -c “cat /dev/null > /var/log/cups/page_log”でログを空にしCUPSを再読み込みする方法

手順
ログを空にする

ターミナルを開いて次を実行してください: sudo sh -c ‘cat /dev/null > /var/log/cups/page_log’。これでpage_logの中身が消えます。

手順
CUPSを再読み込みする

変更を反映させるためにCUPSを再読み込みします: sudo launchctl kickstart -k system/org.cups.cupsd。完了後に印刷を試して動作を確認してください。

Macで印刷履歴の記録を停止してプライバシーを守る方法

Macで印刷履歴の記録を停止してプライバシーを守る方法

印刷した履歴が残るのは、ちょっと気になりますよね。MacではプリントサービスのCUPSが印刷ジョブの情報をログに残すので、設定を変えれば記録を止められます。

もっとも安全で手早い方法は、CUPSのPageLogを無効にすることです。管理者権限で設定を変えると以後の印刷履歴が残らなくなりますが、過去のログは自動で消えない点には注意してください。

コマンド一発で済むことが多いですが、大事なスプールファイルやプリンタ設定のバックアップを取っておくと安心です。職場の共有プリンタは別の場所で記録されることがあるので、そのときは管理者に相談してください。

Macエンジニア

設定を変えるのはドキドキかもしれませんが、手順はシンプルで安全です。落ち着いてやれば大丈夫なので安心してください。

cupsctlでPageLogを無効化してデバッグログをオフにするやり方

cupsctlでPageLogを無効化してデバッグログをオフにするやり方

cupsctlでPageLogを/dev/nullに向け、–no-debug-loggingを付けるとページログの出力先を捨て場所にしてデバッグログを切れます。実行はターミナルから行い、sudoで管理者権限が必要です。

設定後はcupsctlコマンドで現在の値を確認できますし、念のため試し印刷で動作を確かめてください。過去のログは残るので、必要なら手作業で削除する必要があります。

sudo cupsctl PageLog=/dev/null –no-debug-loggingで記録を止めるコマンド例と注意点

手順
コマンド例

ターミナルで管理者として次のコマンドを実行します。sudo cupsctl PageLog=/dev/null –no-debug-logging。これで以後のページログ出力とデバッグログが止まります。

手順
実行後の確認と戻し方

設定が反映されたかはcupsctlだけで確認できます。過去のログは消えないので必要なら手動で削除し、元に戻す場合はPageLogの値を空にするか再設定してください。

よくある質問

よくある質問
印刷履歴はどこで見られますか

Dockのプリントキューかシステム設定のプリンタとスキャナから該当プリンタのキューを開くと直近のジョブが見られます。ここは進行中や待ちのジョブ中心で、長期の履歴は残らない点に注意してください。

もっと古い履歴を確認できますか

CUPSの管理画面にアクセスするか、/var/log/cupsのpage_logやerror_logを確認すると過去の記録が見つかる場合があります。Terminalでlpstatコマンドを使う方法もありますが、閲覧には管理者権限が必要なことが多いです。

印刷ジョブを途中でキャンセルするにはどうすればいいですか

プリントキューで該当ジョブを選んで取り消すだけでキャンセルできます。Terminalを使う場合はcancelコマンドでジョブIDを指定すれば同じ処理が行えますが、プリントシステムのリセットは全設定が消えるので最後の手段にしてください。

まとめ

まとめ

ここまでで、Mac上で直近の印刷ジョブを確認する方法がひと通りそろいました。普段はDockのプリントキューやシステム環境設定のプリンターとスキャナーから、選んだプリンターのキューを開くだけで最新ジョブが見えます。問題が起きたらジョブを一時停止やキャンセルして状況を切り分けてみてください。

もう少し過去までさかのぼりたいときはCUPSの管理画面やターミナルが便利です。CUPSはブラウザでhttp://localhost:631にアクセスすると使えますし、ターミナルでジョブ一覧を取れば自動処理やログ保存がしやすくなります。ログを残したいときはCUPSのログレベルを上げるか、定期的にエクスポートする運用を考えてください。

まずは手軽に試せるコマンドで確認してみましょう。

lpstat -W completed -o
Macエンジニア

慌てずに一つずつ確認すれば大丈夫です。プリントキューとCUPSをのぞいてみるだけで解決することがよくありますから、気軽に触ってみてくださいね。

プリンタによっては電源やネットワークの再接続で履歴が消えることがあるので、重要な履歴は早めにエクスポートしておくと安心です。

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