印刷ボタンを押したら予想と違って両面印刷になっていて戸惑っていませんか。
この記事を読むとMacのWordで片面印刷に切り替える手順がわかり、プリンタごとの違いやつまずきやすいポイントもやさしく学べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| この記事の強み | 実際にMacで操作した具体的な手順と画面で迷わず設定できる説明を載せています。 |
| プログラマー的アドバイス | プリンタ固有のクセや設定の見つけ方など、現場で役立つ小ワザを紹介します。 |
| トラブル対処 | 印刷できないときの原因の切り分け方と簡単に試せる対処法を用意しています。 |
さあ一緒に設定を見直して、無駄な用紙を減らしつつ思い通りの片面印刷をサクッと仕上げましょう。
Macエンジニア初めてでも心配いりません、ゆっくり順を追えば必ず片面印刷はできるようになりますから安心して進めてくださいね。
MacのWordで片面印刷する基本手順


Wordで片面印刷をしたいときは、まずどの画面から設定するかを押さえると迷わなくなります。大きく分けてWordの印刷ダイアログから切り替える方法、Macのプリントダイアログで切り替える方法、そしてプリンター本体やドライバー側で初期設定を確認する方法の3つがあります。
ここでは順番にいちばん手早くできる方法と、プリンターが勝手に両面にするときの対処法まで触れます。初めてでもわかりやすいように操作のコツも添えるので、実際に手を動かしながら進めてください。
- Wordのファイルメニューから印刷画面を開いて設定する方法。
- macOSのプリントダイアログの詳細表示で両面設定をオフにする方法。
- プリンター本体やドライバーのデフォルト設定を見直して永久に両面を無効にする方法。



困ったら慌てずに一つずつ確認していけば大丈夫です。印刷ダイアログの表示名が少し違っても同じ場所に設定があることが多いので安心してください。
MacのWordで印刷ダイアログから片面にする方法


Wordから直接片面印刷にするのはいちばん手早い方法です。まずメニューのファイルから印刷を選ぶか、Command+Pで印刷ダイアログを表示してください。
ダイアログ内に両面やTwo Sidedに相当する切り替えがあればオフにしてから印刷を押します。設定が見当たらないときは詳細表示を押して隠れたオプションを探すと見つかることが多いです。
Wordのメニューからファイル>印刷を開く
Wordの画面左上のファイルをクリックして印刷を選ぶか、Command+Pで印刷画面を開いてください。
表示されているプリンタ名が使いたいものかを確認してから次に進んでください。
印刷ダイアログ内で両面またはTwo‑Sidedをオフにして印刷する
- 印刷ダイアログで詳細表示があれば開く。
- 両面に該当するチェックや設定を探してオフにする。
- 設定を確認してから印刷ボタンを押す。
Macのプリントダイアログで片面にする方法


macOSのプリントダイアログ経由で片面にする場合は、まず印刷ダイアログの下側にある詳細表示やShow Detailsを押して全オプションを表示してください。ここにレイアウトや用紙設定の項目が現れます。
レイアウトの中に両面設定があればオフにして印刷します。よく使うならプリセットを作っておくと次回以降すばやく片面で印刷できます。
印刷ダイアログの詳細メニューでレイアウトを選び両面をオフにする
印刷ダイアログの下側にある詳細表示やShow Detailsをクリックして隠れたオプションを表示してください。
表示されたメニューからレイアウトを選び、両面設定をオフに切り替えてください。
今後も片面が多いなら名前を付けてプリセット保存しておくと次回から楽になります。
プリンターが自動で両面印刷する場合の対処法


プリンターが勝手に両面印刷してしまうときは、プリンタ側のデフォルト設定が優先されている可能性があります。macOSのプリンタ設定やプリンタ本体のメニュー、ドライバーの設定を順に確認していくのが確実です。
一時的に片面で送るだけなら印刷ごとに両面をオフにすれば対応できます。頻繁に片面で使うならプリンタ側で両面を無効にするか、macOSのプリセットを作っておくと手間が減ります。
印刷ごとに両面を無効にして送る手順とプリンタ本体やドライバーで両面を無効にする方法を確認する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 印刷ごとに無効にする方法 | 印刷ダイアログで詳細表示を開き、レイアウトや用紙の両面設定をオフにしてから印刷する。 |
| プリンタ本体で無効にする方法 | プリンタの操作パネルや管理画面で既定の印刷設定を確認し、両面印刷をオフに設定する。 |
| ドライバーで無効にする方法 | macOSのシステム環境設定のプリンター設定やプリンタメーカーのユーティリティで既定の動作を片面に変更し、プリセットを保存する。 |
MacのWordで複数文書をまとめて片面印刷するやり方


複数のWordファイルをまとめて片面で印刷したいときは、少し手順を整理するとぐっと楽になります。MacではWordから直接印刷する方法と、PDFにしてPreviewで一括印刷する方法の大きく2つのルートが使えます。用途やファイルの数に応じて、手間が少ない方法を選んでください。
- Wordから直接プリンターの設定で片面印刷にする方法。少数のファイル向けです。
- WordをPDFにしてPreviewでまとめて一括印刷する方法。多数のファイルや順番調整が楽になります。
エンジニア視点のちょっとしたコツとしては、ファイルが多いときは先にPDFに変換してひとつにまとめると管理が楽になります。定期的に同じ作業をするならAutomatorやショートカットでPDF変換を自動化すると時間が節約できます。
WordをPDF化してPreviewでまとめて片面印刷する方法


WordファイルをPDFにすると、順番を入れ替えたり余白を確認したりしやすくなります。Previewは複数のPDFをまとめて開けるので、印刷前にページ順や余白をチェックできるのが心強いポイントです。
作業の流れはシンプルで、まずWordでPDFを作成して保存します。その後Previewで複数のPDFを開いて、レイアウト設定で両面オフにして一括で印刷するだけです。
Wordでファイル>書き出すまたは名前を付けて保存してPDFを作成する
印刷したいWord文書を開いてください。内容や余白を軽く確認しておくと安心です。
メニューのファイルから書き出すまたは名前を付けて保存を選び、形式でPDFを選択して保存してください。
ファイルが複数あるときは同じ操作を繰り返すか、まとめて変換したければAutomatorやショートカットでバッチ処理を使うと効率的です。
Previewで作成したPDFをまとめて開きレイアウトで両面をオフにして一括印刷する
Finderで複数のPDFを選んで右クリックから開くか、Previewでファイルをドラッグしてまとめて開いてください。サムネイルで順番確認ができます。
メニューのファイルからプリントを選び、レイアウトまたはプリンターの詳細設定で両面印刷をオフにしてください。プリンタードライバーによってはオプションの場所が異なります。
設定を確認したらプリントボタンを押して一括印刷します。順番やページ範囲を確認してから実行すると失敗が減ります。
MacのWordで片面印刷を快適にする応用設定


片面印刷を毎回選ぶのはちょっとした手間になりますよね。Word側とMac側のちょっとした工夫で、その手間をほとんどゼロにできますので安心してください。
実際には三つの方法がよく使われます。プリセットを作る方法とプリンタの標準設定を変える方法と、ワンクリックで実行する自動化の方法です。
- 印刷ダイアログで片面を設定してプリセットに保存する方法(使い分けが簡単)
- システム設定で該当プリンタの標準オプションを片面にする方法(常に片面)
- Automatorやショートカットでワンクリック印刷を作る方法(頻繁に使う時に便利)
片面設定のプリセットを作ってワンクリックで印刷する方法


プリセットを作ればWordからの印刷がワンクリックに近づきます。普段使うプリンタ用に片面プリセットを用意しておくと、印刷時のクリック数が劇的に減ります。
エンジニア的なコツとしてはプリセット名にプリンタ名を入れておくことです。同名のプリセットが複数あると混乱しやすいのでわかりやすくしておきましょう。
Wordでファイル→プリントを選んで印刷ダイアログを表示します。
2-Sidedまたは両面印刷の項目を探してオフにします。レイアウトやフィニッシャーのメニューにあることが多いです。
プリセットメニュー→現在の設定をプリセットとして保存を選びます。プリセット名を付けて保存すればワンクリックで呼び出せます。
印刷ダイアログで両面オフなど必要な項目を設定しプリセットとして保存する手順
Wordでファイル→プリントを選んで印刷ダイアログを開きます。
プリンタ設定の中のLayoutやFinisherなどのメニューでTwo-Sidedまたは両面をオフにします。
プリセットメニューで保存を選び、わかりやすい名前を付けて保存します。必要なら該当プリンタだけに限定します。
プリンターのデフォルトを常に片面にする方法


プリンタのデフォルトを片面にしておくと、どのアプリから印刷しても片面が優先されるので便利です。特に複数人で共有するプリンタやよく使うプリンタにはおすすめです。
設定変更後は一度テスト印刷して確認してください。プリンタドライバによって項目名や場所が微妙に違うので、その点だけ注意して進めると安心です。
注意点として、管理者権限が必要な場合があります。権限がないと変更できないことがあるので、職場では管理者に相談してください。
システム環境設定またはシステム設定のプリンター項目で該当プリンタの標準オプションを片面に変更する
Appleメニュー→システム設定またはシステム環境設定を開き、プリンターとスキャナを選びます。
設定一覧から対象のプリンタを選んでプリントキューまたはオプションとサプライを開きます。
デフォルトの印刷設定やデバイスオプションで両面印刷をオフにして保存します。設定が機種ごとに違う場合はプリンタのマニュアルを参照してください。
よくある質問


- Wordで片面印刷にする設定はどこにありますか
ファイルから印刷を開き、プリントダイアログのレイアウトや用紙処理欄で「両面」または「Two‑Sided」をオフにしてください。項目名はプリンタドライバで表示が変わるので、見つからないときはプリンタ選択を切り替えて確認してください。
- プレビューは片面なのに実際は両面で出てしまうのはなぜですか
プリンタ本体やネットワーク経由の既定設定が優先されていることが多いです。プリンタの設定画面や管理者用のウェブページで既定の両面設定をオフにすると直ることが多いです。
- どうしても両面が解除できないときの裏ワザはありますか
一旦PDFに書き出してからプレビューで印刷すると片面で出ることがあります。あるいは印刷ダイアログで奇数ページだけ印刷してから、必要に応じて偶数ページを別送する方法も使えます。
- よくある見落としポイントは何ですか
プリンタを切り替えた際に前のドライバ設定が残っていることがよくあります。プリンタの選択とレイアウト項目を毎回確認する習慣をつけると失敗が減ります。
まとめ


ここまで読んでくれてありがとう。MacでWordを片面印刷する基本はとてもシンプルです、ファイルメニューから印刷を開いてプリンターダイアログで両面印刷をオフにするかシステムプリント画面で『両面印刷なし』を選んでください。Word for Mac 2016以降やMicrosoft 365でも同じ流れです。
プリンタードライバーによっては用紙トレイやレイアウトの項目に切り替え場所があるので、見当たらなければ印刷画面の下にあるボタンからシステムプリント画面を開いて確認してください。よく使う設定はプリセットに保存すると次回が楽になります。大量に片面印刷するならプリンター管理画面やCUPSの設定で既定を片面に変えておくと便利です。



印刷設定は最初だけ戸惑うかもしれませんが、落ち着いて順番に確認すればあっという間に慣れますよ、気軽に試してみてください。
プリンターによって設定項目名が異なることがあります。項目が見つからないときはプリンターのメーカーサポートページを参照してください。
