Macでカーソルが動かないのにクリックだけ反応すると驚いて不安になりますよね。
この記事を読めば初心者でも迷わず試せる短時間の対処法と原因を見分けるチェック方法が分かりやすく身に付きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| すぐ試せる手順 | 実体験に基づくステップで短時間で直せる方法。 |
| 原因診断のチェックリスト | 症状ごとにやることが分かる簡単な確認項目。 |
| プログラマー視点の応用ワザ | ログや設定から深く原因を探るための具体的なコツ。 |
画面に触れるたびに不安になるのはつらいので安心して読み進めて一緒に直していきましょう。
Macエンジニア焦らなくて大丈夫です。順を追って試せば直ることが多いので落ち着いて進めてくださいね。
Macでカーソルが動かないときにクリックだけできる状態を直す基本手順


カーソルが動かないのにクリックだけ効くときは焦らなくて大丈夫です。原因は大きく分けてBluetooth機器の接続不良、有線接続の問題、または内蔵トラックパッドやアクセシビリティ設定の誤設定が考えられます。順に簡単なチェックをしていけば多くはすぐ直ります。
- Bluetoothマウスの電源と再接続を試す。
- 有線マウスはケーブルとポートを入れ替えて確認する。
- トラックパッド設定とアクセシビリティのマウスキーを確認して再起動する。



まずは順番に試してみてくださいね。面倒に見えても一つずつなら短時間で終わりますし意外とすぐ直ることが多いです。
MacのBluetoothマウスでカーソルが動かない場合の対処


Bluetoothマウスが原因でカーソルが動かない場合は接続のリセットが基本です。電池残量や電源スイッチを確認したうえでコントロールセンターからBluetoothを一度オフにしてからオンに戻してみてください。
それでも直らないときはシステム設定で一度デバイスを削除して再ペアリングすると接続が安定します。ペアリングの際はマウスをPCに近づけて操作してください。
画面右上のコントロールセンターでBluetoothを一度オフにしてからオンにする
画面右上のコントロールセンターアイコンをクリックしてBluetoothの項目を表示します。
Bluetoothを一度オフにして数秒待ってからオンに戻します。その後マウスの反応を確認します。
Appleメニューからシステム設定を開きBluetoothで該当マウスを削除して再ペアリングする
Appleメニューからシステム設定を開きBluetoothの画面に移動します。
リストから問題のマウスを選んで削除または切断します。削除の確認が出たら実行します。
マウスをペアリングモードにしてシステム設定で新しいデバイスとして追加します。接続が安定するか確認します。
Macの有線USBマウスでクリックだけできる場合の対処


有線USBマウスでクリックだけできる場合は物理的な接触不良が多いです。まずはケーブル接続やUSBポートの掃除と抜き差しを試してください。
別のUSBポートや別のケーブルで動作を確認すると原因の切り分けが早くできます。外付けハブを使っている場合は直接Mac本体のポートに接続してみてください。
マウスを別のUSBポートに差し替えるか別のケーブルで接続を確認する
マウスを別のUSBポートに差し替えて動作を確認します。ポートごとの電力や接触で問題が出ることがあります。
ケーブル交換で断線や内部の劣化が原因かを確認します。可能なら別のPCでも試してみてください。
Appleメニュー→システム設定→マウスでトラッキング速度を調整して挙動を確認する
Appleメニューからシステム設定を開きマウスの設定項目に移動します。
トラッキング速度を少し上げ下げして動きの変化を確認します。設定変更で挙動が改善することがあります。
Macの内蔵トラックパッドやアクセシビリティ設定が原因の場合の対処


内蔵トラックパッドやアクセシビリティ設定が原因のこともあります。トラックパッドの感度やポイントとクリックの設定を確認して不要な機能が有効になっていないか確かめてください。
さらにアクセシビリティのポインタコントロールでマウスキーがオンになっていると意図しない挙動になります。その場合はオフにしてからMacを再起動して反応を確認します。
Appleメニュー→システム設定→トラックパッドでポイントとクリックや感度を確認する
Appleメニューからシステム設定を開きトラックパッドのセクションに移動します。
タップでクリックや感度のスライダーを見て必要に応じて調整し反応を確認します。
Appleメニュー→システム設定→アクセシビリティ→ポインタコントロールでマウスキーがオフか確認しMacを再起動する
Appleメニューからシステム設定を開きアクセシビリティ→ポインタコントロールを開きます。
マウスキーがオンになっていたらオフにして設定を保存した後にMacを再起動して挙動を確認します。
Macでカーソルが動かないときに一時的に作業を続ける回避策


カーソルが動かないのにクリックだけ効くと驚きますよね。まずは深呼吸して慌てずに、キーボードやアクセシビリティ機能で一時的に作業を続ける方法を試してみましょう。
短時間で使える回避策は複数あります。フルキーボードアクセスでTab操作する方法とマウスキーでテンキーを使う方法と接続チェックや再起動の簡単な確認です。
- フルキーボードアクセスをオンにしてTabや矢印で画面を操作する。
- アクセシビリティのマウスキーをオンにしてテンキーでカーソルを移動する。
- ワイヤレスマウスやトラックパッドの接続を確認して必要なら再接続や再起動を行う。



パニックにならないでくださいね。手元のキーボードだけで意外と作業が続けられるので、まずは落ち着いてこれらを順に試してみましょう。
Macでキーボードとアクセシビリティを使って操作を続ける方法


キーボードとアクセシビリティ機能を使うと、マウス代わりにキーでほとんどの操作ができます。フルキーボードアクセスを使えばメニューやボタンをTabで移動してEnterで決定できるようになります。
マウスキーを有効にするとテンキーでポインタ移動とクリックが可能になります。どちらも数クリックで有効にできるので状況に応じて切り替えると便利です。
Appleメニュー→システム設定→キーボード→ショートカットでフルキーボードアクセスをオンにしてTabで操作する
画面左上のAppleメニューからシステム設定を開き、キーボードを選択します。
キーボードのショートカットを開き、フルキーボードアクセスに該当する項目を探します。
フルキーボードアクセスをオンにするとTabでフォーカスを移動できるようになります。SpaceまたはEnterで決定し矢印キーで細かく移動できます。
Appleメニュー→システム設定→アクセシビリティ→ポインタコントロールでマウスキーをオンにしてテンキーでカーソルを移動する
Appleメニューからシステム設定を開き、アクセシビリティを選択します。
アクセシビリティのポインタコントロール設定内でマウスキーをオンにします。
テンキーの8、2、4、6で上下左右に移動し5でクリックします。0を押し続けるとドラッグ操作ができ、離すとドロップできます。
Macで原因を特定するための診断と切り分け手順


まずは落ち着いて原因を絞りましょう。カーソルだけ動かずクリックだけ反応する場合、ハードウェアとソフトウェアどちらの要因かを順に調べると早く解決できます。初心者でも迷わないように順序を示すので安心して進めてください。
ここでは手早く試せる方法を並べます。ログやプロセスを確認すると原因の手がかりが掴みやすいです。慌てず一つずつ試すと効率良く特定できます。
- Macを再起動して様子を見る。
- 外付けマウスやトラックパッドなど外付けデバイスを全て外す。
- セーフモードで起動して問題が消えるか確認する。
- 別のユーザーを作って同じ操作で挙動を確認する。
- NVRAMやSMCのリセットやmacOSのアップデートを試す。
セーフモードと別ユーザーで切り分ける


セーフモードは最低限のドライバだけで起動するため、サードパーティ製の拡張やログイン項目が原因かどうかを判別できます。セーフモードで問題が出なければ、ユーザー側の設定や起動項目が怪しいと考えられます。
別ユーザーでの確認は個人設定とシステム全体のどちらが悪さをしているか分けるのに有効です。エンジニアの視点だとConsoleアプリやアクティビティモニタで異常なログやプロセスをチェックすると効率良く原因に近づけます。
Macをセーフモードで起動して問題が解消するか確認し必要なら新規ユーザーを作って同じ操作で挙動を確認する
Appleシリコンは電源キーを長押しして起動オプションが出たらShiftを押しながら起動を続ける。Intel搭載Macは起動時にShiftキーを押し続けてください。
セーフモードで普段通りの操作をしてカーソルの動きとクリックを確認する。問題が消えればソフトウェア側の要因が有力です。
システム環境設定のユーザとグループから別アカウントを作成してログインし同じ操作を行う。新規ユーザーで直れば既存ユーザーの設定が原因です。
よくある質問


- マウスやトラックパッドでカーソルが動かないけどクリックだけ効くのはどうして
カーソルだけ反応しないときは、入力デバイスは信号を送っているけれど描画やシステム側で応答が滞っていることが多いです。たとえば重いアプリがCPUやGPUを使い切っているとポインタ描画が遅くなることがありますし、ドライバや設定がおかしくなっている場合もあります。まずは落ち着いて簡単な切り分けをしていくと原因が見つかりやすいです。
- 最初に試すべき簡単な対処は何ですか
まずは外付けならケーブルを抜き差しし、ワイヤレスなら電源を一度切って入れ直してください。次にMacをログアウトして再ログインするか再起動を試してください。これだけでほとんどの表示系のもたつきは直ります。
- Bluetoothマウスやキーボードで起きたときの対処法は
バッテリー残量を確認してから一度ペアリングを解除して再接続してください。周辺に電波干渉源がないか確認し、必要ならデバイスをMacの近くに移動させてみてください。複数のBluetooth機器を同時に使っていると不安定になることがあるので切り分けを行ってください。
- カーソルが画面に見えないだけのケースはどうすれば良いですか
全画面アプリやフルスクリーンゲームでポインタが隠れていることがあるので、MissionControlやスペース切り替えで別画面に移動してみてください。アクセシビリティの表示設定にあるポインタサイズやカラーを確認すると見やすくなることがあります。表示だけの問題なら設定変更で解決します。
- 再発を防ぐためのちょっとしたコツはありますか
定期的にmacOSのアップデートを当てておくとドライバや描画まわりの不具合を防げます。安価なUSBハブや怪しい周辺機器は避け、必要ならアクティビティモニタで負荷が高いプロセスを確認してください。ログを見れば原因の手がかりが得られることが多いので、困ったらコンソールアプリをチェックしてみると役に立ちます。
まとめ


お疲れさまです。Macでカーソルが動かないのにクリックだけできるとびっくりしますが、落ち着いて対応すれば解決することが多いです。まずは再起動やマウスの接続状態を確認して、気楽に試してみてください。
よく効く簡単な対処は次のとおりです。再起動、Bluetoothの再接続や電池の確認、ケーブルの差し直しを行い、アクセシビリティのマウスキーが誤って有効になっていないか確認してください。FinderやDockを再起動するとウインドウ周りの不具合が直ることがよくあります。
もう一歩踏み込む場合はActivity MonitorでCPUやメモリを確認し、怪しいプロセスを終了してみてください。それでも直らないときは新しいユーザで切り分けたり、最新のmacOSにアップデートすると根本的に改善することが多いです。困ったら落ち着いて順に試してみてください。
