Macで表示言語や入力言語を追加したいけれど設定画面でどこを触ればいいかわからず戸惑っている気持ちはよくわかります。
この記事を読むと、表示言語の追加と入力ソースの登録をステップごとに迷わず行えるようになります。細かい設定のコツやトラブル時の現実的な対応も実体験に基づいてやさしく伝えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 独自コンテンツ1 | 画面表示言語と入力ソースをそれぞれ確実に追加する実践的な手順を提示する。 |
| 独自コンテンツ2 | 切り替えがうまくいかないときに試す現場で使える対処法を紹介する。 |
| 独自コンテンツ3 | 複数アカウントやターミナルで使う場合の設定の工夫をプログラマー視点で解説する。 |
落ち着いて進めればすぐに使えるようになりますので、手を動かしながら読み進めてください。
Macエンジニア焦らなくて大丈夫です。まずは一つずつ設定を試してみれば確実に慣れていきますから、一緒にやっていきましょう。
Macで表示言語を追加してアカウントの言語を切り替える方法


Macの表示言語は、アカウント全体を変える方法と、アプリごとに個別に指定する方法の2通りがあります。どちらもシステム設定からサクッと設定できるので、気軽に試してください。
- アカウント全体を変更して、メニューやダイアログをまとめて別の言語にする方法。
- 特定のアプリだけ表示言語を切り替えて、他はそのままにする方法。
プログラムを扱う感覚だと、全体変更はシステムの土台を変える操作で、アプリ個別はその上でのルールを上書きするイメージです。手順は下の見出しごとに分かれているので、やりたい方に沿って進めてください。



まずは怖がらずに設定を開いてみてください。間違えても戻せるので安心して楽しんでくださいね。
アカウント全体の表示言語を変更するパターン


アカウント全体で表示言語を変えると、メニューやシステムダイアログが指定した言語になります。普段から使う言語をまとめて切り替えたいときに便利です。
設定の反映にはログアウトか再起動が必要になることがあるので、作業中のファイルは保存しておきましょう。また、一部のサードパーティアプリは個別設定が優先されることがあります。
画面左上のAppleメニューからシステム設定を開く
画面左上のAppleマークをクリックします。メニューの一番上にあります。
表示されるメニューから「システム設定」を選んで設定アプリを開いてください。
システム設定の一般から言語と地域を選んで+を押して言語を追加する
システム設定のサイドバーで「一般」を選び、「言語と地域」をクリックします。場所は上寄りにあります。
言語リストの下にある+ボタンを押し、追加したい言語を選んで「追加」を押します。候補はスクロールして探せます。
追加した言語をリストの上にドラッグして優先順位を変更する
言語リストで新しく追加した項目をクリックして上へドラッグし、優先順位を変更します。最上位が優先されます。
目的の言語が一番上にあることを確認してください。必要ならもう一度ドラッグして順番を調整します。
ログアウトか再起動で表示言語が切り替わっているか確認する
設定後に画面左上のAppleメニューからログアウトか再起動を行ってください。設定の反映に再起動が必要なことがあります。
サインインし直してメニューやシステムの表示が指定した言語になっているかを確認します。変わっていない場合は優先順位を見直してください。
アプリごとに表示言語を指定するパターン


アプリごとに表示言語を指定すると、例えばブラウザだけ英語にして他は日本語のまま使うことができます。多言語対応のアプリを試したいときや翻訳のチェックをするときに便利です。
個別設定は言語と地域の「アプリ」セクションから追加します。設定後は対象のアプリを再起動する必要がある点に注意してください。
システム設定の言語と地域でアプリを追加するボタンを押す
システム設定の「言語と地域」を開きます。先にアカウント全体の設定と同じ画面です。
言語と地域の画面で「アプリを追加」や+のボタンを押して、アプリ個別の設定画面を開きます。
一覧から対象のアプリを選んで使いたい表示言語を指定する
表示されるアプリ一覧から設定したいアプリを選びます。見つからないときはアプリを一度起動してからリストを更新してください。
選んだアプリの設定でプルダウンから使いたい表示言語を選び、「追加」を押して設定を保存してください。
指定後にそのアプリを再起動して言語切替が反映されるか確認する
設定を反映させるために、指定したアプリを完全に終了します。Dockのアイコン右クリックから終了を選べます。
再びアプリを起動して表示が指定した言語になっているか確認します。反映されない場合はMacを再起動してみてください。
Macで入力ソースを追加してキーボード言語を切り替える方法


キーボードの入力言語を増やすと英語や日本語を素早く切り替えられて作業が楽になります。ここではシステム設定から入力ソースを追加しメニューバーやキーで切り替えるまでの流れをやさしく案内します。
プログラミング中に英字配列を使ったりチャットで絵文字を入れるときなど切り替えがスムーズだと作業効率が上がります。まずは追加してみて切り替え方法を一つずつ試してみましょう。



初めてでも心配いりません。落ち着いて順番に進めればすぐに慣れて快適に使えるようになりますよ。
メニューバーで切り替えるための入力ソース追加パターン


メニューバーで切り替える方法は視覚的でわかりやすいです。入力ソースを追加すると画面右上にアイコンが表示されここから言語や配列をクリックして選べます。
普段はメニューバーで切り替えつつ必要に応じてショートカットも設定しておくとさらに便利です。まずは追加から表示の確認までを行いましょう。
システム設定のキーボードを開いて入力ソースの項目に進む
画面左上のアップルメニューからシステム設定を開きます。
左側の一覧からキーボードを選んで設定画面を表示します。
キーボード設定内の入力ソースを選んで追加画面に進みます。
+ボタンで使いたい言語や配列を選んで入力ソースを追加する
入力ソースの画面で右下の+ボタンを押して追加リストを開きます。
使いたい言語と配列を選んで追加を押します。英語はUS配列やJIS配列などを選べます。
メニューバーの入力メニューから追加した入力ソースを選んで切り替えを確認する
入力ソース一覧でメニューバーに入力メニューを表示する設定をオンにします。
画面右上の入力メニューをクリックして追加した入力ソースを選び切り替わることを確認します。
ショートカットやキーで素早く切り替えるパターン


ショートカットで切り替えると手をホームポジションから離さずに済むので作業が速くなります。システム設定で割り当てられるショートカットを使うのが基本です。
物理キーに割り当てたいときはグローブキーの動作を変えるだけで済む場合があります。もっと細かく変更したいときはサードパーティ製のキーリマップアプリを使うのもおすすめです。
システム設定のキーボードショートカットで次の入力ソースを割り当てる
システム設定のキーボード内でショートカットの項目を開きます。
リストから次の入力ソースを選び希望のキーコンビネーションを押して割り当てます。
設定後に実際にショートカットを押して切り替わるか確認します。
グローブキーやCapsLockに切替を割り当てて物理キーで切り替えをテストする
キーボード設定でグローブキーの動作を入力ソースの切り替えに設定してからテストします。
標準設定で直接割り当てられないときはキーリマップアプリを使ってCapsLockに切り替えを割り当てます。
設定後に実際に押して反応を確認し誤動作があれば微調整します。
よくある質問


- 表示言語を追加してアカウントで切り替えるには
システム設定→一般→言語と地域で言語を追加してください。追加後に一覧で優先順位を上げるとその順で表示されます。変更はアプリを再起動するかログアウトで反映します。ログイン画面はMac全体の主要言語を使い、ユーザーごとに別の設定が可能です。
- アプリだけ別の言語で使いたいときはどうする
システム設定のアプリ欄でアプリごとの言語を指定できます。Finderでアプリを選んで情報を見るから指定する方法も使えます。設定後は対象のアプリを再起動すると確実に切り替わります。
- 入力ソースを追加して切り替える方法とプログラミング時のコツは
システム設定→キーボード→入力ソースでキーボードを追加し、メニューバーやショートカットで簡単に切り替えてください。コーディング中は英語配列を常備して素早く切り替えると作業が快適になります。自動変換は必要に応じてオフにすると誤変換を減らせます。
まとめ


ここまでの内容をまとめます。macOSでは表示言語と入力言語は別々に扱えます。表示言語はシステム設定の言語と地域から追加してアカウントごとに切り替えられます。
入力は入力ソースに好きなキーボードを追加して切り替えて使います。アプリごとに表示言語を決められるので英語で動作確認したいアプリは個別設定がおすすめです。言語を追加したあとにアプリを再起動したりログアウトすると確実に反映されます。
プログラマー向けのちょっとしたコツとしてコードを書くときはUS配列を登録しておくと記号入力が安定します。入力切替はグローブキーやControl+Spaceで素早く切り替えられるようにショートカットをカスタマイズしておくと効率が上がります。
