Macのバージョンを確認する方法

初めてMacを触って、どこでmacOSのバージョンを確認すればいいかわからず不安になっていませんか。

この記事を読むとAppleメニューのこのMacについてから正しくバージョンを確認する具体的な手順が図入りでわかり、バージョン番号の読み方や日常で役立つチェック方法まで身につきます。

項目	内容
実践的な手順	画面のどこをクリックするかを丁寧に示すので迷わず操作できます。
プログラマー視点のヒント	バージョン番号やビルド番号の見方、開発作業で注目すべき点をわかりやすく解説します。
トラブルと対処	バージョン確認後にアップデートが必要な場合の手順や注意点を具体的に紹介します。

画面を開きながら一つずつ進めばすぐに確認できますので、落ち着いて読み進めてください。

MacでAppleメニューのこのMacについてからバージョンを確認する方法

Macのバージョンを確認する一番やさしい方法は、画面左上のAppleメニューから「このMacについて」を開くことです。開くと、macOSの名前とバージョンが見やすく表示され、迷わず確認できます。

もっと詳しい情報が必要なときは「システムレポート」や「詳しい情報」をクリックするとビルド番号やハード情報に進めます。開発や配布の場面ではターミナルのsw_versやsystem_profilerコマンドで正確な文字列を取得すると安心です。

標準表示でmacOSのバージョンとビルドを確認するパターン

標準表示ではウィンドウの中央にmacOSの名前が太字で出て、その下にバージョン番号が続きます。表示がシンプルなので初めてでも迷いにくいのが嬉しいポイントです。

ビルド番号は標準画面では目立たないことが多く、バージョン番号部分をクリックすると表示される場合があります。確実に確認したいときはターミナルのsw_versやシステムレポートを使うと正確な情報が得られます。

画面左上のAppleメニューをクリックしてこのMacについてを選ぶ

Macのシステム情報からOSビルドとインストール日を確認する方法

まずは肩の力を抜いて大丈夫です。普段使っているmacOSのビルド番号やインストール日を把握しておくとアプリの動作確認やサポート時にとても役立ちます。画面を見ながら迷わず進める手順だけをやさしく紹介します。

確認方法は主に3つあります。いちばん手早いのがこのMacについてからシステムレポートを開いてソフトウェア概要を見る方法です。さらに詳しく日時を追いたいときはConsoleアプリやターミナルでインストールログを調べると確実です。

システム情報のソフトウェア概要で詳細を確認するパターン

ソフトウェア概要の画面ではmacOSのバージョン表記とビルド番号が一目で分かります。画面内の項目は「バージョン」「ビルド」「インストール日」といった表記で表示されることが多いです。

項目は選択してコピーできるので管理用メモやサポート問い合わせにそのまま貼り付けると便利です。インストール日が表示されないときはConsoleやターミナルでinstallログを検索すると初回の記録が見つかることが多いです。

このMacについてのウィンドウでシステムレポートを開きソフトウェアを表示する

Macのターミナルでsw_versとunameを使ってバージョンとアーキテクチャを確認する方法

ターミナルを使うと、macOSのバージョンや端末のアーキテクチャをすばやく確認できます。慌てずに知りたい情報だけ取り出せるので、トラブル対応やアプリのインストール前チェックに役立ちます。

ここではプログラマーにも便利な sw_vers と uname を使う方法を紹介します。コマンドは短くて覚えやすく、スクリプトに組み込めば自動チェックに使えます。

sw_versでProductVersionとBuildVersionを取得するパターン

sw_vers を単体で実行すると ProductName、ProductVersion、BuildVersion が行ごとに表示されます。特定の項目だけ欲しいときはオプションを使うと値のみが返るので、後ろで処理しやすくなります。

sw_vers -productVersion -buildVersion

ターミナルを開いてsw_versコマンドを実行しProductVersionとBuildVersionを読む

別のMacにSSH接続してリモートでmacOSバージョンを確認する方法

別のMacにSSH接続して、遠隔でmacOSのバージョンを確認する方法はとても実用的です。手元の端末から相手のMacで動いているOSの情報をさくっと確認できるので、トラブル対応や管理作業がぐっと楽になります。

準備としては対象のMacでリモートログインが有効であること、接続に使うアカウントの認証情報があることだけで十分です。公開鍵認証を使っておくと毎回パスワードを入力せずに済むのでおすすめです。

SSHでリモートのMacに接続してsw_versを実行するパターン

SSHでリモートのMacに接続してsw_versを実行するパターンは単純で確実です。接続後にsw_versを打てばProductNameやProductVersionなど必要な情報が3行で返ってきます。

エンジニア的な裏技としては、公開鍵認証を使っておくと複数台を順に確認するときに手間が減ります。管理スクリプトでsshを使って一括取得する運用にも向いています。

ターミナルでssh user@ホストに接続してsw_versを実行しバージョンを確認する

確認したMacバージョンを使ってアプリ互換性やサポート状況を判断する方法

確認したMacのバージョンを使ってアプリ互換性やサポート状況を判断するときは、名前だけで安心しないことが大事です。バージョン番号とBuild番号、さらにCPUアーキテクチャを合わせて見ると実運用でのつまずきを減らせます。

まずは配布ページやAppStoreの動作要件をチェックしてください。そこに書かれた最小macOSと推奨macOS、対応アーキテクチャを自分の値と照らし合わせるだけで対応可否の見当がつきます。

実務で役立つ小ワザとして配布パッケージのInfo.plistやアプリ本体のContentsを確認するとBuild情報が詳しくわかります。迷ったときは配布側のBuild番号と自分のBuildを比べてテストするのが安全です。

アプリ要件と自分のmacOSバージョンを照らし合わせるパターン

アプリ要件と自分のmacOSを照らし合わせる基本パターンはシンプルです。まず最小要件を満たしているかを確認し、満たしていなければOSをアップデートするか旧バージョンを探す選択になります。

推奨要件を満たしていれば多くは問題ありませんが、ビルド番号やアーキテクチャの不一致で動作が怪しくなることがあります。リリースノートやサポート情報に細かい注意書きがないかも確認してください。

アプリの配布元が示す対応macOSバージョンとBuild情報を自分の値と比較する

項目	内容
配布元の表記	対応macOSの最小と推奨、Build番号や対応CPUアーキテクチャが記載されています。まずここを探してください。
自分の確認先	このMacについてやシステム情報、あるいはsw_versコマンドでバージョンとBuildを把握します。正確な値をメモしておくと便利です。
見るポイント	最小を下回る場合は動作しない可能性が高いです。Build番号に差がある場合は実際に動作テストをして安全性を確かめることを勧めます。

よくある質問

Macのバージョンはどこで確認すればいいですか。

画面左上のAppleメニューをクリックして、このMacについてを選ぶと表示されます。ここでmacOS名とバージョン、モデル名がすぐ分かります。詳しいハード情報はシステムレポートを開くと確認できます。

ビルド番号はどのように確認しますか。

このMacについてのバージョン表示部分をクリックするとビルド番号が表示されます。表示されない場合はバージョン文字列をさらにクリックしてみてください。正確なビルドは不具合報告やサポート時に役立ちます。

ターミナルで確認する方法はありますか。

ターミナルでsw_versコマンドを使うとOS名とバージョンが確認できます。開発現場では素早く情報を集めたいときに便利です。GUIが使えない状況でも安心して使えます。

アップデートが必要かどうかはどう判断すればいいですか。

このMacについてのソフトウェアアップデートを開いて利用可能な更新を確認してください。セキュリティ更新は優先して適用するのがおすすめです。メジャーアップグレード前にはTimeMachineなどで必ずバックアップを取ると安心です。

古いMacでもアップデートできますか。

対応はモデルや年式によって決まっていますのでメーカーの対応一覧を確認してください。アプリの動作要件も合わせて見ると安全です。迷うときはまずバックアップを取って、試しにアップデートするのが安心です。

まとめ

Macのバージョン確認はとてもかんたんです。画面左上のAppleメニューをクリックして「このMacについて」を選ぶだけで、macOSの名前とバージョンが大きく表示されます。最初にここを見れば、自分のMacがどの世代かすぐに分かります。

表示されるバージョン部分をクリックするとビルド番号やシリアル番号が確認でき、さらに詳しい機器情報は「システムレポート」で見ることができます。ソフトの更新はシステム設定の「ソフトウェア・アップデート」から行ってください。

サポートに問い合わせるときやアプリの互換性を調べるときは、画面に表示されたバージョン情報をそのままコピーして伝えるとやり取りがスムーズになります。トラブル時はビルド番号やシリアルを伝えると解決が早くなります。

古いmacOSでは表記や設定画面の名前が異なり、システム環境設定から操作する場合がありますので、その点だけ気をつけてください。