iTunesで突然表示される不明なエラーに作業を止められて途方に暮れてしまいますよね。
原因を一つずつ切り分ける再起動からケーブル交換、デバイス復元までの手順をまとめ、手元のMacだけで素早く正常動作に戻すためのコツを紹介します。さらにトラブル解消後のライブラリ整理やWi-Fi同期設定など快適さを底上げする応用ワザも盛り込み、余計な時間とストレスを省けます。
準備はMacとLightningケーブルだけ、順番通りに進めればつまずきやすいポイントもすぐ解消できます。安心して次のステップへ進み、すっきりした環境を取り戻しましょう。
iTunesの不明なエラーをまるっと直す具体的な手順

iTunesを使っていると、いきなり「不明なエラーが発生しました」と出て操作がストップして、まさに顔面蒼白になることがありますよね。でも落ち着いてください。実際にプログラマーの先輩がトラブルシューティングした手順をそのまま紹介しますので、パパッと直してまた音楽ライフを楽しみましょう。
エラーを解消するためにはいくつかの方法があります。まずは全体像をつかんで、どの手順から試すかイメージしてもらえたらと思います。
- 再起動でリセット:Mac本体とiTunesを再起動して、プロセスの状態をきれいにします。
- ソフトウェアの最新化:macOSとiTunes(Finder経由を含む)が最新バージョンかを確認してアップデートします。
- 設定ファイルのリセット:iTunesの設定ファイル(~/Library/Preferences/com.apple.itunes.plistなど)をバックアップしてから削除してみます。
- アクセス権の修復:ターミナルでディスクユーティリティのコマンドを使い、権限の問題をチェック&修復します。
- ログを確認:ConsoleアプリでiTunes関連のログを見て、特定のエラーコードやファイル名から原因を探ります。
上記のどれかが効けばラッキーですし、効かない場合でもこの流れに沿うことで問題のポイントが絞り込めます。次は具体的なステップをひとつずつ実体験ベースで紹介していきますので、順に試してみてください。
アプリを再起動して接続をリセットする

突然iPhoneがiTunesにつながらずドキッとしたら…。いったんアプリを閉じて再起動してみるだけで、USBの小さなつまずきがすっきり解消してくれることが多いです。音楽ライブラリはそのままなので、手早く再接続したいときにぴったりの方法です。
①メニューバーのiTunesをクリックして終了を選ぶ
画面上部のメニューバーでiTunesと書かれた部分をクリックしてください。
プルダウンメニューが表示されたら、一番下にある「終了」を選ぶとiTunesがきちんと閉じられます。
②DockのiTunesアイコンをOptionクリックして再起動する
DockのiTunesアイコンをOptionキーを押しながらクリックするとiTunesが強制的に終了・再起動され、小さな動作不具合ならこれだけでリセットできます。
キーボードのOptionキーを押しっぱなしにして、DockのiTunesアイコンをクリックします。
エラーが消えない場合は、iTunes自体のキャッシュリセットや再インストールも試してみると◎です。
③Lightningケーブルを抜き差ししてデバイスを再接続する
Lightningケーブルの接続不良がiTunesのエラーを引き起こしていることがあります。いったん抜き差しして接点をリセットすると通信が安定しやすくなるので、さくっと試してみましょう。
MacのUSBポートからLightningケーブルを静かに引き抜きます。デバイス側のコネクタも同様にまっすぐ引き抜いてください。
ケーブルのコネクタ部分とMacのポートにホコリやゴミがないか確認します。爪楊枝など先端が鋭いものは使わず、乾いた綿棒で優しく掃除しましょう。
ケーブルを向きを合わせてまっすぐ奥まで差し込みます。浅く差すと接続が不安定になるので、軽くカチッと音がする位置まで入れましょう。
iTunesを開いて左上にデバイスアイコンが出ているかチェックします。表示されればOKです。うまく表示されない場合はMacを再起動して再度試しましょう。
ケーブルの端子部分が折れたり曲がったりしていると接触不良を起こしやすいので、新しいケーブルに交換を検討しましょう。
macOSとiTunesを最新バージョンに更新する

古いOSやiTunesでは細かい不具合が残っていることが多いので、まずはアップデートで必要な修正や機能改善をサクッと取り込んでおきましょう。最新のmacOSではシステム環境設定(または「ソフトウェア・アップデート」)からワンクリックで更新でき、iTunesを使っている場合はApp Storeのアップデートタブからすぐに最新版へアップグレード可能です。こうすることで、OSやアプリ同士のかみ合わせによる不明なエラーをぐっと減らすことができます。
①Appleメニューからシステム設定を開く
まず画面の左上にあるAppleメニュー(リンゴマーク)をクリックしてください。
続いてメニュー内に表示される「システム設定」を選ぶと設定画面が開きます。
②一般を選びソフトウェアアップデートをチェックする
画面左上のAppleメニューからシステム設定を開きます。
サイドバーの項目から一般を選び、右側に出てくる「ソフトウェアアップデート」をクリックします。
自動でアップデートの確認が始まるので終了まで待ちます。もし新しいバージョンが見つかったら今すぐアップデートを押してください。
③更新があれば今すぐアップデートをクリックする
App Storeの「アップデート」タブでiTunesの項目を見つけたら、今すぐアップデートをクリックしてください。ダウンロードとインストールは自動で進むので、完了まで待ちましょう。
通信環境が不安定だと途中で止まることがあります。できるだけWi-Fiに繋いで作業してください。
USBケーブルとポートをトラブルシュートする

USBケーブルの不具合やポートの接触不良はiTunesのエラーを引き起こすことが多いです。まずは手もとにあるケーブルにキズや断線がないか、端子部分の汚れやホコリがないかを確かめてみましょう。純正ケーブルやMFi認証取得のケーブルを使うことで通信安定性がグッとアップします。
Mac側のUSBポートを変えて試すのも大事なステップです。USBハブを介さず直接Mac本体のポートに挿し込み、反応が変わるか確認してください。プログラマー経験から言うと、ポートの耐久性が落ちてくると内部の電極が緩みやすくなることがあります。別のポートや別のケーブルでサクッとチェックすると、原因切り分けがスピーディーに進みます。
この方法はiTunesやmacOSの設定に触る前にできるため、トラブルシュートの入り口として最適です。まずは身近なハードウェアを見直して、問題解消への第一歩を踏み出しましょう。
①純正ケーブルに差し替えてMacに接続し直す
純正のLightningケーブルに差し替えると接続が安定しやすくなり、iTunesの不明なエラーをガツンと減らせます。
iPhoneに付属していたケーブルやApple Storeで購入したMFi認証済みケーブルを手元に準備してください。
準備した純正ケーブルをMacのUSBポートにしっかり挿し込みます。緩みがないか軽く引っ張って確認してください。
ケーブルに目立つ傷や断線がないか必ずチェックしましょう。
②Mac本体右側の別ポートに挿して動作を確認する
今接続しているケーブルをやさしく抜いてみます。
次にMacの右側に並んでいる別のUSBポートへケーブルをゆっくり差し込みます。
iTunesを起動するか画面を再読み込みして、デバイスが認識されるか確かめましょう。
③ハブを介している場合は直挿しに変更する
USBハブを経由すると信号が不安定になりエラーの原因になることがあります。ハブを外して直接Macに接続してみましょう。
USBケーブルをハブから抜いて、Mac本体のUSBポート(背面や側面)に直接差し込みます。
iTunesを開いてデバイスが問題なく表示されるか確認してください。表示されれば完了です。
リカバリーモードでデバイスを復元する

リカバリーモードを使うと、iTunesが捉えにくい深いレベルでiOSを入れ直せるので、不明なエラーがいつもの方法で消えないときに頼れる手段になります。
デバイスをMacに繋いだまま電源オフ→専用キーで強制起動すると、画面にリカバリーモードのマークが表示されてiTunes(Finder)が「復元または更新」を提案してくれます。ここで「復元」を選ぶと、システムファイルを丸ごとアップデートしてくれるので、通常の操作では残ってしまう問題を一掃できます。
実機で何度も試したところ、パソコンを変えても同じエラーが出るときはこの方法が大当たりでした。ケーブルは純正かApple認定品を使い、MacのOSは最新版にしておくとスムーズなので、ぜひ覚えておいてください。
①LightningをMacに接続しながらデバイスのサイドボタンを長押しする
純正のLightningケーブルでiPhoneをMacのUSBポートに差し込みます。接続したらすぐにデバイスのサイドボタンをぎゅっと押したままにしてください。
画面にジャックとコンピュータのアイコンが並ぶまで押し続けると、リカバリーモードに切り替わります。
USBハブを介さず直接Mac本体のポートに差すと認識ミスが減ります。
②iTunesに復元またはアップデートのポップアップが出たら復元を選ぶ
iPhoneをMacに接続するとiTunes上に「復元またはアップデート」の案内が表示されます。このとき復元をクリックしてください。アップデートだけでは残る問題をすっきりクリアできることがあります。
復元を実行すると端末内のデータが初期化されるので、かならず事前にバックアップが完了しているか確認してください。
③完了後に新しいiPhoneとして設定する
電源を入れてHello画面が表示されたら、画面をスワイプして言語をタップし、続けてお住まいの地域を選んでください。
近くに別のiPhoneやiPadがある場合のQuick Start画面は「手動で設定」を選んで進んでください。
利用したいWi-Fiネットワークを選んでパスワードを入力し、接続を完了させてください。
指紋や顔認証の設定画面で画面の指示に従い、新しいパスコードを作成してください。
Apple IDとパスワードを入力してサインインします。後で設定したい場合は「後で設定」を選べます。
「App Storeからダウンロード」を選ぶと、必要なアプリを自分で選んでインストールできます。
エラー解消後にもっと快適!実体験から生まれた応用ワザ

修復が完了したiTunesをさらに快適に使いこなすために、実際に取り入れてきた応用ワザをまとめました。作業の合間にさくっと設定できるものもあるので、楽しみながら試してみてください。
応用ワザ | 役立つ場面 |
---|---|
iCloudミュージックライブラリ最適化 | デバイス間でコレクションを同期したいときに自動管理 |
スマートプレイリスト活用 | 好みや作業内容ごとに楽曲を自動振り分けしたいときに便利 |
AppleScript同期自動化 | 決まった時間にプレイリストを更新したいときに一括処理 |
サードパーティ製管理ツール導入 | ファイル名やタグの一括編集でライブラリをクリーンに保ちたいとき |
定期ライブラリクリーニング | 不要な重複やエラーを未然に防いで快適さを維持したいとき |
どのワザも、エラー対応後のシステムが安定している今ならスムーズに設定できます。ぜひ気になるものから試して、もっと楽しいMacライフに役立ててください。
ライブラリを整理してiTunesの動きを軽くする

iTunesの調子がもっさりしてしまうときは、ライブラリを整理するだけで軽やかな動きを取り戻せます。不要な楽曲データをまとめて片づけると、読み込みのたびに余計なファイルを探さなくなって、操作がキビキビします。
整理のメリットは読み込みスピードの向上とエラー発生率の低下です。楽曲の重複や壊れたファイルを減らせば、iTunesがデータベースを扱う負荷がグッと下がります。
特に曲数が数千を超えるときや、外付けドライブで管理しているときに効果バツグンです。物理フォルダをまとめてから「ライブラリを統合」機能を使うと、ファイルの散らばりを防ぎつつiTunes側の管理情報もスッキリします。
ミュージックフォルダの不要な重複曲をスマートプレイリストで抽出する
スマートプレイリストを使うと、ライブラリから不要な重複曲だけをサクッと抽出できます。
Musicアプリでライブラリを選び、Optionキーを押しながら「表示」→重複項目を正確に表示を選択します。
表示された重複曲を⌘+Aで全選択し、右クリック→「プレイリストに追加」→「新規プレイリスト」を選んで「重複曲」と名付けます。
ファイル→「新規スマートプレイリスト」を選択し、条件「プレイリスト」「が」「重複曲」と設定して「OK」を押します。
Optionキーを押さずに「重複項目を表示」するとアルバム違いの曲も含まれるので注意してください。
Alfredのワークフローで不要ファイルを一括ゴミ箱へ移動する
Alfredのワークフローに「ゴミ箱移動」アクションを組み込むと、Finderで右クリックしなくてもサクッと不要ファイルをまとめて捨てられます。初めてでも迷わないように手順を細かく紹介します。
Alfredの環境設定を開いて、左メニューから「Workflows」を選びます。右下の「+」をクリックして「Blank Workflow」を追加してください。
作成したワークフロー上で右クリックし、「Triggers」→「File Action」を選びます。名前を「Move to Trash」に設定し、「Argument Optional」を外してください。
ワークフロー画面で「Actions」→「Run Script」を追加し、File Actionとつなげます。言語は「/bin/bash」に設定しましょう。
以下のワンライナーを入力すると、選んだファイルがゴミ箱へ移動します。
mv "{query}" ~/.Trash/
自動バックアップスクリプトで安心を仕込む

iTunesのエラーで大切なライブラリが突然壊れる心配があると、毎回ドキドキしてしまいますよね。そんなときは、Mac起動時や指定した時間に自動でバックアップを取り続けるスクリプトを仕込むと安心感がアップします。
- 定期的にライブラリを複製:ミラーリングでデータを丸ごとキープ。
- 全自動の実行:手動操作が不要でつい忘れても大丈夫。
- エラー発生時のリカバリ:バックアップからすぐに復元できる安心設計。
ターミナルでcrontabを開きiTunesバックアップ用シェルを登録する
Spotlight(⌘+スペース)で「ターミナル」と入力して起動します。
つぎにcrontab -e
を実行してください。初回はnanoかvimが選べるので、迷わずnanoを選ぶとやさしいですよ。
エディタが開いたら、ファイルのいちばん下に次の行を追加します。毎朝2時にバックアップシェルを実行する例です。
0 2 * * * /Users/username/scripts/backup_itunes.sh
シェルスクリプトはフルパスで指定してください。
nanoなら⌃+O→Enter→⌃+X、vimならEsc→:wq→Enterで保存して閉じます。
最後にcrontab -l
で登録内容が表示されれば完了です。
バックアップシェルに実行権限(chmod +x)があるか必ずチェックしてください。
TimeMachineと組み合わせて二重バックアップにする
TimeMachineと手動コピーを併用するとiTunesの大切なライブラリを失いにくくなります。
バックアップ用に容量が十分な外付けHDDまたはSSDをMacに接続します。
Finderを開きホーム>Music>iTunes
フォルダを外付けドライブにドラッグ&ドロップでコピーします。
メニューバーのAppleメニューからシステム設定を選び<TimeMachine>をクリックします。
<バックアップディスクを選択>をクリックし先ほど接続した外付けドライブを選んで登録します。
外付けドライブはバックアップ完了後に必ずFinderの取り出し操作を行ってから取り外してください。
Wi-Fi同期に切り替えてケーブル依存から卒業する

Wi-Fi同期に切り替えると、iPhoneやiPadをケーブルにつながなくてもMacとデータのやり取りができるようになります。充電ケーブルを差し替える手間がなくなるので、デスク周りがすっきりして気持ちよく使えます。
同期は同じWi-Fiネットワーク内で自動的に行われるので、端末をロック解除しておくだけでバックアップや音楽・写真の転送が始まります。初期設定さえ済ませておけば、以降はケーブル探しから卒業できます。
- 机まわりがスッキリ:充電ケーブルを差し替える手間がなくなり、作業スペースに余裕が生まれます。
- 自動同期で抜け漏れ防止:Macと端末が同じネットワークにいるだけでバックアップやメディア同期が走ります。
- 自由な作業スタイル:ケーブルに縛られないので、動きながらでも端末を手放して作業に集中できます。
iTunesの概要タブでWi-Fi経由で同期にチェックを入れる
MacでiTunesを起動し、上部に表示されるデバイスアイコン(スマホのマーク)をクリックして概要タブを開きます。
概要タブ内の「Wi-Fi経由でこのiPhoneと同期」にチェックを入れます。
チェック後、右下の「適用」ボタンをクリックして設定を確定します。
同一ネットワークで自動同期が走るかテストする
MacとiPhoneそれぞれの「Wi-Fi設定」を開き、同じルーター名を選んでネットワークに接続してください。
iTunesを起動してiPhoneをUSBケーブルでつなぎ、「概要」タブにある「Wi-Fi経由でこのiPhoneを同期」にチェックを入れてください。
USBケーブルを外してしばらく待ち、iTunesのサイドバーにiPhoneが再び表示されるか確認してください。表示されれば自動同期が動いています。
iTunesメニューの「ウィンドウ」>「同期ログ」を開き、最新のタイムスタンプが更新されているか見てみましょう。
よくある質問

- iTunesで不明なエラーが出たとき、最初に試すべきことは?
-
エラーが出たらまずiTunesをいったん終了してMacを再起動してみてください。実はシンプルに再起動するだけでキャッシュがクリアされ、エラーが解消することが多いです。さらにUSBケーブルを抜き差しすると接続トラブルがリセットされるので、併せてお試しください。
- iTunesが最新なのに「エラー 1061」や不明なコードが表示されるのはなぜ?
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実際にはiTunes本体ではなく、バックアップファイルやロックファイルが壊れていることがあります。Finderで~/Music/iTunesの中にある「.lock」ファイルを探してゴミ箱に移動すると動くようになる場合が多いです。
- 「不明なエラー(-50)」が出るときの対処法は?
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ファイルアクセス時の権限トラブルが原因になるケースがあります。Finderで問題の曲ファイルを右クリック→「情報を見る」を選び、共有とアクセス権を「読み/書き可能」に設定してみてください。それでもダメなら、その曲だけを別フォルダに移して再度読み込んでみると直った実例があります。
- iTunesのライブラリ再構築はどうすればいい?
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音楽データを失わないよう、まず~/Music/iTunesフォルダを丸ごとコピーしてバックアップしてください。そのあとOptionキーを押しながらiTunesを起動し「ライブラリを選択」→「新規ライブラリを作成」。新しい状態で問題がなければ、先ほどのバックアップデータから必要なファイルを少しずつ移してエラーの原因を切り分けましょう。
- macOS Catalina以降でiTunesが見当たらないのはなぜ?
-
macOS Catalina以降、iTunesは「ミュージック」「Podcast」「TV」アプリに分割されました。音楽管理は「ミュージック」アプリで行うので、FinderのサイドバーかSpotlightで「ミュージック」を開いて操作してください。
エラーコード50って何?
iTunesで同期やバックアップのタイミングで表示されるエラーコード50は、MacとiPhone(またはiPad)のあいだでデータのやり取りに問題が起きたサインです。USBケーブルの不調や一時的な通信の途切れ、古いファームウェアなどが原因になりやすいです。
特にケーブル接続中に急に抜けたような挙動を感じたときに出やすいので、まずはケーブルやポートの接触状態をチェックしてみましょう。
アップデート後にデバイスが認識されないのはなぜ?
macOSを最新にアップデートすると、バックグラウンドで動くApple Mobile Deviceサービスの設定がリセットされたり、USBドライバーがまだ古いまま残っていたりして、iTunesがデバイスを見つけられなくなることがあります。
さらにアップデート時に「このMacを信頼しますか?」の確認がもう一度求められて、承認しないと通信がブロックされたり、システムのファイルアクセス許可が外れていたりする場合もあります。原因を知ることで適切な対処にスムーズに進めます。
バックアップが途中で止まるときは?
バックアップが途中で止まるときはいくつか大きな原因があるので、焦らず一つずつ潰していくのがおすすめです。まずはログを見てデータ破損や空き容量不足をチェックし、ケーブルやネットワークの接続を確認しましょう。さらに、古いバックアップフォルダをリセットするとスムーズに再開しやすくなります。プログラマー流のコツを押さえておけば、次回から途中で止まるストレスとおさらばできますよ。
Windows用iTunesでも同じ手順で直せる?
Windows版iTunesでもご紹介した手順はほぼ同じように使えます。ただし、設定ファイルやキャッシュの保存場所がMacと異なるので、ファイルを削除するときはWindows特有のフォルダを確認してください。
たとえば、ゴミ箱に投げ込むのは「C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Apple Inc\iTunes」配下のiTunesPrefs.plistにあたるPreferences.xmlです。そして再インストールするときは、必ず管理者として実行してインストーラーを起動するとエラーを避けやすくなります。
このように設定ファイルの場所だけ押さえれば、エラーの原因をひとつずつ消していく操作はWindowsでも同じ感覚で行えます。慣れてくるとMac版と並行して対処できるので助かりますよ。
まとめ

これまでに、最新のmacOSにアップデートしてiTunesのバージョンを確認するところからスタートしました。再起動で一時的なもやもやをすっきりクリアするのは意外と効果的でしたね。
続けて、iTunes関連のキャッシュや設定ファイルを削除し、必要に応じてiTunesをクリーンインストールしました。キーチェーンに潜むエラーもリセットしてあげると、思わぬ不具合が消えてくれます。
これで不明なエラーにびくびくすることなく、音楽管理や同期を楽しめます。大切なデータは日頃からバックアップしておくと、さらに安心です。今すぐスムーズなiTunesライフを満喫してくださいね。