iTunesを開いても音楽が見つからず、メディアフォルダの場所が分からずに途方に暮れていることはありませんか。
このガイドでは、実際の画面を示しながらFinderと設定を切り替えるだけでフォルダを見つける手順を整理し、曲が再生できない不安をすぐに解消できるメリットを用意しました。さらに外付けドライブへの引っ越しにも応用できるコツも添えています。
安心してライブラリを扱える環境を手に入れたいなら、今すぐ手順に沿ってクリックを重ねてみてください。数分後にはファイルのありかが明確になり、音楽を気兼ねなく楽しめます。
iTunesメディアフォルダの場所をひと目で探し出す手順

iTunesメディアフォルダを探す方法は三つあります。それぞれにメリットがあるので、用途に合わせて選びましょう。
- システム環境設定から:ミュージックアプリの設定画面で保存先を表示できます
- Finderで直接移動:~/ミュージック/iTunes Mediaフォルダにアクセスすると一目瞭然です
- ターミナルで探る:defaultsコマンドで設定パスを確認できるので自動化スクリプト向きです
まずは一番簡単なシステム環境設定から試すのがおすすめです。すぐに保存先がわかるので初心者でも安心です。
Finderで場所を確かめる

Finderを使うとiTunesメディアフォルダの元の保存場所をその場で開けます。特別な設定やアプリは不要で、視覚的にフォルダ構造をたどれるのが魅力です。
- 素早く探れる:サイドバーの「ミュージック」から順にたどるだけで開ける
- 中身が見える:アイコンやプレビューでファイル構成が直感的にわかる
- 自由度が高い:フォルダごとドラッグ&ドロップで簡単に移動やコピーができる
①DockのFinderアイコンをクリックする
画面下部の青い笑顔アイコンをクリックしてください。Finderが前に出て、ファイル操作を始められます。
②メニューバーの移動からホームを選ぶ
まずデスクトップをクリックしてFinderをアクティブにします。その状態で画面上部のメニューバーから「移動」を選び、一覧に表示されるホームをクリックしてください。ユーザーのホームフォルダが開き、その中にある「Music/iTunes」フォルダへすぐアクセスできます。
③ミュージックフォルダをダブルクリックする
FinderのサイドバーでMusicフォルダを見つけてアイコンをダブルクリックしてください。保存先フォルダが一気に開いて、中の曲データが一覧表示されます。
④iTunesまたはMusicフォルダを開く
Finderのアイコンをクリックして開き、サイドバーにある「ミュージック」を選びます。
iTunesをまだお使いのときは「iTunes」フォルダ、macOS Catalina以降のMusicアプリなら「Music」フォルダが並んでいるので、該当するものをダブルクリックして入りましょう。
もしサイドバーに「ミュージック」が見当たらないときは、メニューバーの「Finder」→「環境設定」→「サイドバー」でミュージック項目にチェックを入れてから再度確認してください。
⑤Mediaフォルダが見えるかチェックする
Finderを前面にして、左側のサイドバーから「ミュージック」を開き、iTunes
フォルダ内にあるiTunes Media
フォルダを探します。
もしフォルダが表示されないときは、Finder上で⌘+Shift+.キーを押して隠しファイルを一時的に表示させてください。
ミュージックアプリの設定から確かめる

ミュージックアプリの環境設定を開くと、メディアフォルダのパスがひと目でわかります。Finderをあちこち開かなくても、アプリの設定画面でしっかりチェックできるので、初心者でも安心してフォルダ場所を見つけられます。
ミュージックアプリのメニューから「環境設定」を選び、「ファイル」タブを開くとメディアフォルダの場所が表示されます。表示されているパスをコピーすれば、そのままFinderで開けるので、アルバム整理やバックアップしたいときにとても便利です。
①ミュージックアプリを起動する
まずはDockを確認して、ミュージックアイコンをクリックしてください。
もしDockに見当たらない場合は⌘+スペースキーでスポットライトを呼び出し、「ミュージック」と入力したらEnterキーで起動できます。
②メニューバーの設定を開く
まずDockやSpotlightからミュージックアプリを起動します。起動したら画面上部のメニューバーを見てください。
メニューバー左端のミュージックをクリックし、表示されたメニューから環境設定…を選ぶと設定ウィンドウが開きます。
③ファイルタブで場所を確認をクリックする
ミュージックアプリを起動したら画面上部の「ファイル」を押します。次に「ライブラリ」「場所を確認」の順で選ぶとFinderに保存先フォルダがパッと開きます。
④表示されたパスをメモする
Finderのウインドウ上部にあるフォルダパスをドラッグして選択し、Command+Cでコピーします。
メモ.appやテキストエディタを開いてCommand+Vで貼り付け、分かりやすい名前を付けて保存します。
パスに空白や日本語が含まれる場合は、全体をダブルクォーテーションで囲むと安心です。
ターミナルコマンドでサクッと確認する

ターミナルからdefaultsコマンドを使うと、iTunesの設定ファイルを直接読み取ってメディアフォルダのパスを教えてくれます。
一行で完了するコマンドなのでFinder操作が苦手な人にも安心ですし、慣れてくればスクリプトに組み込んで一括でチェックするのにも役立ちます。
①Launchpadからターミナルを開く
DockにあるロケットアイコンをクリックしてLaunchpadを起動します。
Launchpadが開いたらアプリ一覧をスクロールし、
「その他」フォルダの中にあるTerminalアイコンを探してクリックします。
黒いウインドウが表示されたらターミナルの準備が整っています。
②defaultsコマンドでMediaFolderを読む
ターミナルを開んで、以下を入力してください。設定済みのメディアフォルダパスが出てきます。
defaults read com.apple.iTunes "iTunes Media folder location"
スペースを含むパスも問題なく扱えるように、キー名は“”で囲むのがおすすめです。
macOS Catalina以降でミュージックアプリを使っている場合は、ドメイン部分を変えるだけでOKです。
defaults read com.apple.Music "iTunes Media folder location"
③表示されたパスをコピーする
FinderのパスバーでiTunesメディアフォルダをクリックしてアクティブにしたら、⌥(オプション)キーと⌘(コマンド)キーを押しながらCキーを入力すると、表示されているフォルダのフルパスがクリップボードにコピーされます。
ターミナルに貼り付けるときは、スペースや日本語が含まれるパスの場合、バックスラッシュでエスケープするか引用符で囲むと安全です。
メディアフォルダの場所がわかったらできる応用ワザ

メディアフォルダの場所をしっかり把握すると、ただ保存するだけでなくいろいろな活用ができるようになります。たとえば容量管理やバックアップ、ほかのMacとの共有といった便利ワザを試してみましょう。
応用例 | 活用ポイント |
---|---|
外付けHDDへ移動 | 空き容量が増えて大容量ファイルも安心して保管できるようになる |
自動バックアップ設定 | Time Machineでメディアフォルダを指定すれば定期的に安全な場所へコピー |
複数ライブラリ連携 | 仕事用・プライベート用を別々に管理して混ざりを防止できる |
重複ファイルの手動整理 | Finderで同じ楽曲を探して削除することでディスクの無駄をカット |
ネットワーク共有 | 家庭内LAN経由でほかのMacやiOS端末から直接再生できる |
外付けドライブへ丸ごと引っ越し

外付けドライブへiTunesメディアフォルダを丸ごと引っ越しする方法は、内蔵SSDの容量をゆったり使いたいときや、大量の音楽や動画を一元管理したい場合に心強い選択肢です。
USB-C接続のSSDや大容量HDDをAPFSまたはMac OS Extended(ジャーナリング)でフォーマットしておくと、Library全体を移動したあともFinderやミュージックアプリの動作がサクサクでした。外付けに置くとMac本体は軽やかになり、ライブラリのバックアップや他のMacとの共有も簡単になります。
①外付けドライブを接続して新しいフォルダを作る
外付けドライブをMacのUSBポートに差し込みます。電源が必要なモデルは背面のスイッチをオンにしてください。
Finderのサイドバーにドライブ名が現れたらクリックします。表示がない場合はデスクトップ上のアイコンからも開けます。
ウィンドウ内で右クリック(トラックパッドなら二本指タップ)して「新規フォルダー」を選びます。フォルダ名は半角英数字で「iTunesMedia」などシンプルにすると安心です。
②ミュージック設定で場所を変更する
ミュージックアプリの設定から直接メディアフォルダの場所を変える方法はとても簡単です。以下の手順で新しい保存先を指定しましょう。
画面左上の「ミュージック」をクリックして「設定」を選びます。キーボードショートカットは⌘,
です。
「詳細」タブをクリックして「メディアフォルダの場所」の横にある「変更」ボタンを押します。Finderが開くので、新しい保存先フォルダを選んで「開く」をクリックしてください。
すでに曲データを移動している場合は設定前に新フォルダへまとめておくと曲が正しく読み込まれます。
③ライブラリを統合してコピー完了を待つ
「Music」アプリを起動して、画面上部の「ファイル」>「ライブラリ」>「ライブラリを整理…」をクリックします。表示されたダイアログでファイルを統合にチェックを入れて「OK」を押すと、指定したメディアフォルダへ既存のファイルがコピーされ始めます。
コピー量が多いと時間がかかるので、進行バーが消えるまで落ち着いて待ちましょう。途中で中断すると不完全なファイルが残るおそれがあるので、寝る前や休憩時間に実行するのがおすすめです。
統合前に古いメディアフォルダ内の不要ファイルを整理しておくと、無駄なコピーを減らせます。
④アプリを再起動して再生をテストする
DockのMusicアイコンをControlキーを押しながらクリックし、表示されたメニューから終了を選びます。メニューバーのMusic→終了からも同じ操作ができます。
アプリを再び起動して、ライブラリから曲をダブルクリックしてみます。正常に再生できれば設定は完了です。もし音が出ない場合は、Option+Command+Escで強制終了し、もう一度起動を試してみてください。
複数のMacでフォルダを共有して同期

自宅のiMacと外出先で使うMacBookAirで同じ音楽ライブラリを楽しみたい場合、ひとつのメディアフォルダを共有しておくと便利です。
iCloud DriveやSMB共有を活用すると、どちらのMacでも同じフォルダを開くだけで最新の曲やプレイリストがスッと反映されます。実際に手元のMacBookAirから曲を追加しても、自宅に戻ったiMacでFinderを開くとすぐに同期されている快適さはクセになります。
ただし同時に両方のMacでiTunes(ミュージックアプリ)を立ち上げるとデータ競合が起きやすいので、どちらか一台だけでライブラリ操作する習慣をつけると安心です。また、ネットワークの速度によっては曲の再生までに少し待ちが生じるので、有線LANや高速Wi-Fiの導入も検討するといいですよ。
①共有先Macに同じユーザー名を用意する
まずは共有先のMacに、iTunesのメディアフォルダと同じホームフォルダパスをそろえましょう。ユーザー名が変わるとパスがずれてメディアが読み込めなくなるので、同じユーザー名を新規作成します。
画面左上のAppleメニューから「システム設定」を選び、サイドバーで「ユーザとグループ」をクリックします。
鍵マークのロックを解除し「+」ボタンをクリックします。アカウント種類を「標準」にしたうえで、元のMacとまったく同じ氏名とアカウント名(短いユーザー名)を入力します。
わかりやすいパスワードとパスワードヒントを入力します。元のMacと同じパスワードにしておくと、ファイル共有時の認証がスムーズになります。
ユーザー追加後は一度ログアウトし、追加したアカウントでログインします。これでホームフォルダのパスが元と同じになります。
同名のユーザーがすでにあるときはホームフォルダ名が重複します。既存ユーザーの名前を変えるか、別のMacを使うと安全です。
②ネットワーク共有でMediaフォルダを公開する
共有したいMediaフォルダをFinderで開いておきます。
システム設定を開き、左側で共有を選びます。
ファイル共有のスイッチを入れたあと、「共有フォルダ」の+ボタンを押してMediaフォルダを追加します。
「ユーザとアクセス権」欄で接続に使うアカウントを読み/書きに設定し、「フォルダ内の項目に適用」をクリックします。
必要であれば「オプション…」からSMBを有効にし、接続用アカウントにチェックを入れてパスワード入力で承認してください。
別マシンのFinderやエクスプローラーから smb://
にアクセスするとMediaフォルダが見えるようになります。
公開設定後にアクセスできない場合は、macOSのファイアウォール設定がSMBをブロックしていないか確認しましょう。
③各Macのミュージック設定で場所を揃える
DockやSpotlightでMusicアプリを起動して、メニューバーの「Music」から「環境設定」を選ぶ。
環境設定画面内の「ファイル」タブを開いて「メディアフォルダの場所」の横にある「変更」ボタンをクリックする。
Dropboxや外付けドライブに置いた共有フォルダを選んで「開く」を押す。同じ場所をほかのMacでも指定するとライブラリがそろう。
共有フォルダがマウントされていないと参照できないので、各Macで同期状態を確認してください。
④同時再生できるかチェックする
ミュージックアプリで曲を再生したまま、ウィンドウ右上のAirPlayアイコンをクリックします。
表示された出力先リストから複数のスピーカーやApple TVを順にクリックしてみて、チェックマークが同時につけばOKです。
同一ネットワーク内の機器でないと表示されない点に気を付けてください。
バックアップスクリプトで自動保護

メディアフォルダを毎回手動でバックアップするのは面倒ですが、バックアップスクリプトを仕込めば気づかないうちに自動でコピーしてくれるので安心感がぐっとアップします。
ターミナルで数行書いてlaunchdに登録すれば、指定した間隔で外付けドライブやNASにメディアフォルダをまるごと転送できます。プログラマーならではのちょっとした工夫で差分バックアップにしたり、失敗時にメール通知を飛ばすように改造したりと遊び心を活かせるのも魅力です。
①rsyncコマンドを書くシェルスクリプトを用意する
ターミナルでスクリプトを置きたいフォルダへ移動して、新しいファイルを用意します。
touch ~/bin/backup_itunes.sh
続いて実行できるように権限を付けておきましょう。
chmod +x ~/bin/backup_itunes.sh
ファイルの先頭にシェバン(#!/bin/bash)を置いて、その下にバックアップ用のrsyncコマンドを書き込みます。
#!/bin/bash
rsync -avh --delete "/Users/ユーザー名/Music/iTunes/Media/" "/バックアップ先/Media/"
ここでは-a(アーカイブ保持)、-v(詳細表示)、-h(人間向け表示)、–delete(削除同期)を組み合わせています。
②cronまたはlaunchdに登録する
ターミナルを開いてcrontabを編集します。iTunesメディアフォルダのパスを定期的にログ出力する例です。
crontab -e
エディタが開いたら以下のように追記して保存してください。毎日0時に出力します。
0 0 * * * echo "$(defaults read com.apple.itunes PrefsDatabaseLocation)" > ~/itunes_folder_path.log
自分のユーザーディレクトリにplistを作成します。パスは<code>~/Library/LaunchAgents/com.user.itunespath.plist</code>です。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd"> <plist version="1.0"> <dict> <key>Label</key> <string>com.user.itunespath</string> <key>ProgramArguments</key> <array> <string>sh</string> <string>-c</string> <string>echo "$(defaults read com.apple.itunes PrefsDatabaseLocation)" > ~/itunes_folder_path.log</string> </array> <key>StartCalendarInterval</key> <dict> <key>Hour</key> <integer>0</integer> <key>Minute</key> <integer>0</integer> </dict> </dict> </plist>
plistをロードして正しく動くか試します。ログファイルにパスが出ていればOKです。
launchctl load ~/Library/LaunchAgents/com.user.itunespath.plist
launchctl start com.user.itunespath
③ログを確認して定期実行を見守る
Finderかターミナルで~/Library/Logs/iTunes/フォルダを開いてみよう。そこにMediaFolderSync.log
というファイルがあれば正解だよ。
ターミナルを開いて以下のコマンドを実行すると、新着ログをリアルタイムで追いかけられるよ。
tail -f ~/Library/Logs/iTunes/MediaFolderSync.log
ログに「Sync completed」やエラーメッセージが出ていないかを確認しよう。問題があったら設定ファイルを見直して再度実行してみてね。
よくある質問

iTunesメディアフォルダのデフォルトの場所はどこですか?
- iTunesメディアフォルダのデフォルトの場所はどこですか?
macOSの最新版では、ホームフォルダ内のミュージックフォルダ配下に「iTunes」フォルダがあり、その中の「iTunes Media」が標準のメディアフォルダです。
メディアフォルダの保存先を変更するにはどうすればいいですか?
- メディアフォルダの保存先を変更するにはどうすればいいですか?
ミュージックAppを開き、メニューの「ミュージック」>「環境設定」>「詳細」タブを開いてください。そこで「メディアフォルダの場所」を任意のフォルダに変更できます。
メディアフォルダが見つからないときはどう探せばいいですか?
- メディアフォルダが見つからないときはどう探せばいいですか?
Finderでホームフォルダを開き、⌥キーを押しながら「移動」メニューをクリックすると「ライブラリ」が表示されます。その中の「Music」>「iTunes」配下にメディアフォルダがあります。
場所を変更すると曲が再生できなくならない?
iTunesの設定画面から「メディアフォルダの場所」を変更しても、曲の再生に支障は出ません。iTunesは内部データベースでファイルのパスを管理しているので、環境設定→詳細→「メディアフォルダの場所」を指定し直すと、自動的に新しいフォルダを参照します。ただし、設定後に既存のファイルを新フォルダに移したい場合は「ファイル」→「ライブラリ」→「ライブラリを整理」で“コンソリデート”を実行すると、全曲をまとめて移動できます。
Finderで曲ファイルを直接ドラッグすると、iTunesデータベースとのリンクが外れて再生不能になるので気をつけてください。
iTunesフォルダがMusicという名前になっているのは大丈夫?
長年iTunesを使っていると「iTunesフォルダ」が「Musicフォルダ」に変わっているとドキッとしますよね。でもこれはまったく問題ありません。
macOS Catalina以降、iTunesが「ミュージック」アプリに変わったので、メディアフォルダ名もMusicに変わっただけです。中身の構成もこれまで通りなので、そのまま使い続けて大丈夫です。
もしフォルダ名を手動で変更してしまうと、ミュージックアプリがファイルを見つけられなくなることがあります。なるべくFinder上では名前をいじらず、必要があればミュージックアプリの環境設定からライブラリの場所を指定しましょう。
外付けドライブが外れているときはどうなる?
- 外付けドライブが外れているときはどうなる?
-
外付けドライブを外すとミュージックアプリは元の音楽ファイルを見にいけなくなります。ライブラリ上では曲名の横にビックリマークが出て、再生しようとすると「ファイルが見つかりません」というメッセージが表示されます。このままだと音楽は再生できないので、ドライブを再接続するか、「ファイル>ライブラリ>ライブラリを整理」から新しい場所を指定してあげる必要があります。
Windowsから移行した場合のフォルダはどこ?
Windows版iTunesからデータを移した場合、メディアフォルダはMacのホームフォルダ内「Music」>「iTunes」フォルダにそのまま置かれることが多いです。移行時のフォルダ構造が保たれているので、再インポートの手間を大幅に省けます。
- メディアフォルダの場所:/Users/ユーザー名/Music/iTunes/iTunes Media
- Finderで探す方法:Finderのサイドバーから「ミュージック」を開き、「iTunes」フォルダをクリック
- Spotlight活用:画面右上の虫眼鏡アイコンで「iTunes Media」と入力して直接開く
ターミナルのコマンドがうまく動かないときは?
コマンドが見つからないエラーが出たらまずは場所を探してみましょう。which コマンド名
で返り値がなければインストールが必要です。Homebrewがあればbrew install パッケージ名
で追加できます。インストール済みなのに動かない場合はecho $PATH
でパス設定をチェックしてみてください。~/.zshrc
にexport PATH="/usr/local/bin:$PATH"
を追記し、source ~/.zshrc
で反映したあと再度コマンドを試すと解決しやすいです。
まとめ

iTunesメディアフォルダはFinderでミュージックフォルダを開き、その中のiTunesフォルダ→iTunes Mediaと進めばすぐに見つかります。
保存先を変更したいときはミュージックアプリの環境設定→詳細タブからフォルダを指定するだけでOKです。自分好みにカスタマイズすると管理がもっと楽しくなりますよ。