iTunesで音楽を買おうとしたとき、ストアから「現在アイテム購入処理できません」と表示され、何度試しても先へ進めず困っていませんか？
このページでは、長年Macを使い込んできたエンジニアの経験を基に、時刻合わせからキャッシュ掃除まで、効果を確かめた対処法を順序立てて解説します。画面のどこをクリックするかを丁寧に示すため、迷うことなく再挑戦できます。
手順に沿って数分試すだけで、音楽や映画の購入が再びスムーズに行えます。トラブルを早く解消し、好きな作品を楽しむ時間を取り戻しましょう。
実体験に基づく具体的な手順でiTunesストアの購入エラーを解消しよう
iTunesストアで「現在アイテム購入処理できません」と表示されるとドキッとしますよね。そんな時は慌てずに次の方法を順番にチェックしてみてください。
- Apple IDとお支払い情報の確認：設定アプリから再度サインインし、請求先情報をチェックします。
- iTunesストアの再起動とサインアウト：ミュージックアプリを完全に閉じてからApple IDをサインアウトし、再度サインインします。
- ネットワーク設定のリセット：Wi-Fiのオンオフやルーターの再起動で通信状況をリフレッシュします。
- キャッシュクリアと再サインイン：アプリの再インストールでキャッシュをクリアし、再度サインインします。
- 最新OSとミュージックアプリのアップデート：古いバージョンでは決済周りが不安定になる場合があります。
通信量制限中やVPN接続をしていると決済サーバーへの接続が遮断される場合があります。
これらの手順を順番に進めることで、スムーズに購入エラーが解消できます。
Macの日時を正しく合わせてみる
購入処理がはじかれる原因のひとつに、Macの時計がずれていることがあります。
「システム環境設定＞日付と時刻」で自動的にネットワーク時間を使うように設定すると、サーバー証明書との齟齬を防げます。また、プログラマー目線ではターミナルからntpサーバーに同期させる方法も手軽なので、日付の不一致が疑わしいときには試してみるといいですよ。
①メニューバー右端の日付をクリック
メニューバーの右端にある日付表示をクリックします。そっと押し込むようにゆっくりクリックしてみてください。
macOS Sonomaでは日付をクリックするとカレンダーのウィジェットが開き、内部のキャッシュがリフレッシュされます。そのあとで再度購入処理を試すと、エラーが消えることがよくあります。
②表示されたカレンダーでシステム設定を開くを選ぶ
小さなカレンダーがポップアップしたら、その上部にあるシステム設定を開くをクリックしてください。これで日付と時刻の設定画面にスムーズに移動できます。
③一般から日付と時刻を開く
ホーム画面から設定アプリをタップします。
設定画面で一般を選びます。
つづいて日付と時刻をタップして開きます。
④日付と時刻を自動的に設定にチェックを入れる
「日付と時刻」タブで「日付と時刻を自動的に設定」にチェックを入れます。この操作でAppleのサーバーと時刻同期が行われ、購入処理エラーの原因となる時間ズレを防ぎます。
もしチェックがグレーアウトしている場合は、サーバーメニューから「time.apple.com」を選ぶか、直接入力して有効化してください。
パッドアイコンのロックを解除していないと設定変更できません。事前に鍵マークをクリックしパスワードを入力しておいてください。
⑤ウインドウを閉じてiTunesストアを再試行する
iTunesのストア画面をいったん閉じて内部データをリセットします。画面右上の×をクリックするか、Command＋Wでウインドウを閉じましょう。
ウインドウを閉じたらメニューバーのStoreからiTunes Storeを表示を選んで再度アクセスします。ページが新しく読み込まれるので、購入処理をもう一度試せます。
こうすると内部キャッシュがクリアされて通信エラーが改善しやすくなるので、エラーが続くときはぜひ活用してください。
AppleIDをサインアウトしてサインインし直す
購入処理で「現在アイテム購入処理できません」が出続けるときには、AppleIDをいったんサインアウトしてサインインし直すと驚くほどあっさり直ることがあります。
この操作をすると認証情報がリセットされるため、古いセッションが原因で起きていたストアとのやりとりエラーが消えて、再度購入ボタンを押せるようになります。
①ミュージックアプリのメニューバーからアカウントを選ぶ
まずミュージックアプリを前面に出してください。画面上部にあるメニューバーの「アカウント」をクリックすると、自分のApple IDに関する項目が一覧で表示されます。
もしメニューバーが隠れている場合は、Controlキーを押しながらF2キーを押すとメニュー操作モードに移ります。矢印キーで「アカウント」まで移動してEnterキーを押しましょう。
②サインアウトをクリック
「Apple IDを表示」をタップしたあと、表示された画面を一番下までスクロールします。いちばん下にあるサインアウトをクリックしてください。
ネット環境が弱いとボタンの反応が遅くなることがあります。Wi-Fiを一度オフ／オンしてから再度試すとスムーズです。
③同じメニューでサインインを選ぶ
iTunesストアの画面右上にあるアカウントアイコンをクリックします。
表示されたリストからサインインを選び、Apple IDとパスワードを入力してログインします。
④AppleIDとパスワードを入力
サインイン画面のメールアドレス欄をタップするとキーボードが表示されます。自分のAppleID（メールアドレス形式）を正確に入力してください。
続いてパスワード欄をタップし、画面に表示されるキーボードでパスワードを入力します。大文字・小文字や数字が混ざる場合は慎重に打ち込んでください。
両方の項目を入力し終えたら、画面右下の「サインイン」をタップして先に進みます。
AppleIDとパスワードを何度も間違えるとアカウントが一時ロックされることがあるので注意してください。
⑤購入済みのタブから正常に表示されるか確かめる
App Storeアプリを開いたら右上のアカウントアイコンをクリックします。
表示されるメニューから購入済みを選んでください。
一覧に探しているアイテムが載っていれば正常に処理されています。
iTunesストアのキャッシュを手動で消す
iTunesストアにたまった古いキャッシュが原因で購入処理が止まることがあります。この方法はiTunesストア専用のキャッシュだけをサクッと消せるので、アプリを再起動せずに読み込みがスムーズになるのがポイントです。購入画面が固まったり同じエラーが繰り返すときに便利です。
①Finderで移動メニューからフォルダへ移動を選ぶ
画面左上のFinderアイコンをクリックしてFinderを前面にします。次に、画面上部のメニューバーで「移動」をクリックしてメニューを開き、その中から「フォルダへ移動」を選びます。
⌘+Shift+Gを押すとメニュー操作なしで「フォルダへ移動」を呼び出せます。
②~/Library/Caches/com.apple.appstore と入力して移動
Finderの上部メニューから移動→フォルダへ移動を選んでください。現れた入力欄に~/Library/Caches/com.apple.appstoreを正確に貼り付けます。
Enterキーを押すと該当フォルダが開きます。隠しフォルダが表示されない場合はOptionキーを押しながら移動メニューを再度試してください。
③フォルダ内のファイルをすべてゴミ箱に入れる
Finderで対象のフォルダを開いて⌘+Aを押し、すべてのファイルを選びます。
選択したファイルを右クリックし“ゴミ箱に入れる”をクリックしてください。
④ゴミ箱を空にする
Dockにあるゴミ箱アイコンをクリックしてFinderでゴミ箱を開きます。
画面上部のFinderメニューから「Finder」→「ゴミ箱を空にする」を選び、表示されたダイアログで「ゴミ箱を空にする」をクリックします。
⑤Macを再起動して購入をやり直す
まず画面左上のアップルメニューをクリックして再起動を選びます。開いているアプリや書類は必ず保存してから操作してください。
再起動が完了したら
強制再起動は未保存データを消す恐れがあるので、通常の再起動を優先しましょう。
ネットワークをリフレッシュして通信を安定させる
ネットワークをリフレッシュすると接続先の情報が新しくなり、通信の抜けや遅延を解消しやすくなります。
方法はごくシンプルで、機内モードのオンオフやWi-Fiルーターの再起動、DHCPリースの更新、DNSサーバーの切り替えなどが挙げられます。これらを順番に試すだけで、つながりにくかったiTunesストアへのアクセスがスッと安定します。
①メニューバーのWi-Fiアイコンをクリック
画面右上にある扇形のWi-Fiアイコンを探してクリックします。
クリックするとネットワーク一覧がポップアップで表示されます。
②Wi-Fiを切にするを選ぶ
設定アプリを開いて上部にある「Wi-Fi」をタップします。
表示されたスイッチをタップして色が白に変わったらオフの合図です。
③十秒ほど待ってWi-Fiを入にする
Wi-Fiをオフにしたら、そのまま十秒ほどゆったり待ちましょう。通信まわりの設定がリセットされる感覚でOKです。
落ち着いたら設定画面に戻り、再びWi-Fiのスイッチをオンにしてください。これだけでiTunesストアの接続がすっきり回復することがあります。
④Safariでウェブが開けるか確認
Safariを開いてアドレスバーにhttps://www.apple.comなどの簡単なウェブサイトを入力してみます。ページがスムーズに表示されればネットワーク接続に問題はありません。
もしページが読み込まれないときは、コントロールセンターからWi-Fiやモバイルデータ通信を一度オフにして再度オンにしてみてください。設定アプリで機内モードのON/OFFを切り替えるのも効果的です。
ネットワークが不安定だとiTunesストアへの接続も止まりやすいので注意してください。
⑤iTunesストアで購入を試す
まずミュージックアプリを開いて画面上部のメニューからStore→iTunes Storeを選びます。
次に上部の検索バーに欲しいコンテンツ名を入力し、表示されたアイテムの価格ボタンをクリックします。
画面の案内に従ってApple IDとパスワード、またはTouch ID/Face IDでサインインすると購入処理が始まりダウンロードがスタートします。
それでもエラーが出るときはApple IDをサインアウトしてから再度サインインか、お支払い情報の再登録を試してみてください。
Appleシステム状況ページでサーバを確認する
iTunes Storeで買い物できないトラブルが起きたとき、まずはApple公式のシステム状況ページをチェックしましょう。ここではAppleの各サービスが「稼働中」「メンテナンス中」「障害発生中」といった状態で一覧になっているので、自分側の問題かApple側の問題かがひと目でわかります。
もしサーバ側で障害やメンテナンス中と表示されていれば、設定変更や再起動を繰り返す必要はありません。復旧を待つだけで手間が減ります。またプログラマーなら、提供されているステータス APIを使って自分のツール内でサーバ状況を自動チェックすることもできるので、次回からもっとスムーズに確認できるようになります。
①SafariでAppleシステム状況を検索
DockまたはアプリケーションフォルダからSafariをクリックして起動してください。
画面上部のアドレスバーにhttps://www.apple.com/jp/support/systemstatus/と入力し、Enterキーを押してページを開いてください。
緑色のアイコンはサービスがオンライン、オレンジが部分的な問題、赤は停止を示しています。ページを更新するにはCommand+Rが便利です。
②ページを開いてiTunesStoreの項目を探す
Spotlight(⌘+Space)でミュージックアプリを開きます。サイドバーに「iTunesStore」があればそこをクリックします。表示されていないときは、画面上部の「ミュージック」→「設定」→「一般」で「iTunesStoreを表示」にチェックを入れてください。
③緑色の表示かどうか確認
ストア画面の右下にあるステータス表示が緑色になっているか確認します。緑色なら安全な通信が確立できているサインです。もし灰色や白っぽい表示のままなら、HTTPS接続に何らかの問題があるかもしれません。
④黄色や赤の場合は時間を置いて再挑戦
エラー表示が黄色や赤のときは、サーバーや通信の小さなつまずきで購入が止まっている場合が多いです。慌てずに約5分ほど待ってから、もう一度購入ボタンをタップしてみてください。待機するだけでトラブルが解消することがよくあります。
それでも同じ色が続く場合は、機内モードを一度オンにしてオフに戻し、通信をリセットしてから再挑戦するといいですよ。簡単な操作でリクエストが通りやすくなります。
⑤復旧後に購入を試す
復旧が完了したらiTunesストアを開き、問題があったアイテムを選んで購入ボタンをクリックします。通信環境が安定しているか確認しながら操作すると安心です。
ネットワークが不安定だとエラーが続くことがあるため、有線LANやWi-Fi接続を確認してください。
直ったあとにさらに快適！応用テクニックでiTunesストアをもっとスムーズに
エラーが直ったあとに、ひと手間加えるだけでiTunesストアの動作がさらに軽快になります。
| 応用テクニック | 役立ちポイント |
|---|---|
| DNSキャッシュの最適化 | ローカルDNSテーブルを整理してサーバーへの問い合わせを速め、ページ表示をスピードアップ |
| 自動ダウンロード設定の見直し | 購入後すぐにコンテンツを自動取得できるようにして、待ち時間をゼロに |
| レシートキャッシュクリアの自動化 | 古い購入情報を残さないスクリプトで、キャッシュ関連のエラー再発を防止 |
| 通信ログ出力スクリプトの導入 | トラブル時の原因追跡が容易になり、次回の対処をスムーズに |
ファミリー共有のMacやiPhoneでもエラーを防ぐ設定
ファミリー共有を使っていると、親アカウントの支払い方法をみんなで共有できてとっても便利です。この仕組みをちゃんと設定しておくと、家族のMacやiPhoneからアプリやコンテンツを買おうとしたときに「現在アイテム購入処理できません」が出るトラブルをぐっと減らせます。
具体的には、親アカウントで「購入の共有」を有効にし、子ども用アカウント側で「承認と購入」をONにしておくだけでOKです。これだけで自動的にお財布は親が管理してくれるようになり、購入処理で弾かれるリスクを大幅にカットできます。
とくに複数のMacやiPhoneから同じ購入方法にアクセスするときにおすすめです。家族全員が最新のOSにアップデートしたうえで共有設定を整えておけば、あれこれ面倒な確認作業に追われずにスムーズにストアを利用できます。
ファミリー共有メンバーのデバイスでも日時を自動設定にする
ファミリー共有のメンバーが使うiPhoneやiPadも、日時を自動設定にそろすと購入処理がスムーズになります。
ファミリー共有メンバーのデバイスで設定アプリをタップして開きます。
設定画面で「一般」をタップし、「日付と時刻」を選びます。
「自動設定」をタップして緑色に切り替えます。これでネットワーク経由で正確な日時を取得します。
スクリーンタイムの制限がかかっていると自動設定を切り替えられない場合があります。
共有メンバーそれぞれがAppleIDを再ログインする
ホーム画面から〈設定〉Appを見つけてタップしてください。歯車アイコンが目印です。
画面上部の自分の名前をタップし、「メディアと購入」を探してタップします。
画面下部にある〈サインアウト〉をタップして、一度現在のApple IDをログアウトしてください。
サインアウト後に表示される〈サインイン〉をタップし、Apple IDとパスワードを入力してログインします。
二要素認証を設定している場合は、別デバイスに届く確認コードを入力して認証を完了させましょう。
再ログイン中はWi-Fiまたはモバイル回線が安定している場所で作業してください。
これでFamily Sharingの購入処理エラーが解消しやすくなります。
購入共有をオンにして支払い情報を最新に保つ
画面左上のAppleマークをクリックして「システム設定」を選んでください。
左側メニューから「ファミリー共有」をクリックしてください。
「購入共有」をクリックして、トグルを緑色にしてオンにしてください。
同じ画面の「お支払い方法」を確認し、有効なカード情報を追加または更新してください。
ファミリー共有はファミリーの代表者（オーガナイザー）の支払い情報が優先されます。代表者の情報変更も忘れずに実施してください。
Automatorで定期的にキャッシュをクリーンアップする
Automatorを使うと、難しそうなキャッシュ掃除を一度だけちょこっと設定するだけで、あとはMacが自動でお掃除してくれます。バックグラウンドで動くので、作業中に邪魔されずに快適な動きをキープできます。
こんな人におすすめ：アプリをたくさん入れたり消したりしているうちにだんだん動きが鈍くなる、クリーンアップする作業をつい忘れがち、という方です。設定さえしておけば、メンテが面倒でもしっかりキャッチアップできます。
Automatorでフォルダの内容をゴミ箱へ送るワークフローを作る
Automatorを使うと指定フォルダに入ったファイルを見つけて自動でゴミ箱へ送るワークフローが簡単に作れます。
LaunchpadからAutomatorを開き「新規書類」→「フォルダアクション」を選んで「選択」をクリックします。
画面上部の「フォルダアクションが受信するファイルのフォルダ」をクリックしてゴミ箱へ送りたいファイルが入るフォルダを指定します。
左側のアクション一覧から「Finder項目をゴミ箱に移動」をドラッグして右側のワークフロー領域に配置します。
⌘+Sで名前を付けて保存するとフォルダアクションが有効になります。
サブフォルダ内のファイルも対象にしたい場合は、先に「Finder項目を取得」を挿入して「再帰的に検索」にチェックを入れると漏れなく処理できます。
カレンダーアラームとして毎週実行に設定する
Dockからカレンダーを起動します。左上の＋ボタンをクリックして新規イベントを追加し、タイトルに「iTunesキャッシュクリア」などわかりやすい名前を入力します。
開始日時は任意ですが、毎週同じ時間に実行したい時間を設定してください。繰り返しメニューを開き、毎週を選びます。
「詳細を表示」でアラートをカスタムに切り替え、「ファイルを開く」を選びます。ダイアログでAutomatorで作成したスクリプト（例：~/scripts/clear_itunes_cache.command）を指定して保存します。
実行後に自動再起動するアクションを追加する
右側のアクション一覧にある検索欄に「再起動」と入力するとコンピュータを再起動アクションが表示されます。
「コンピュータを再起動」アクションをドラッグして、先に追加した「シェルスクリプトを実行」アクションの下に配置します。
メニューの「ファイル」→「保存」でわかりやすい名前を付けて保存し、ダブルクリックで実行すると最後に自動で再起動されるか確認します。
AppleScriptでキャッシュクリアをワンクリックにする
何度もキャッシュを手動で消すのは面倒ですよね。AppleScriptを使うとワンクリックですべてのキャッシュをクリアできるので、毎回同じ操作を繰り返す時間をぐっと節約できます。作成したスクリプトをアプリとして保存しDockに登録すれば、クリックひとつで古いキャッシュがさっぱり消えてくれる仕組みです。
ScriptEditorでキャッシュ削除スクリプトを作成する
ScriptEditorを使ってキャッシュ削除用のAppleScriptを組んでみましょう。初心者でも迷わずコピペできるように細かく手順を追っています。
SpotlightやLaunchpadからScriptEditorを開いてください。
メニューバーから「ファイル」→「新規」で新しいウィンドウを開き、言語にAppleScriptを選んでください。
tell application "Finder"
set cachePaths to {"/Users/¥<ユーザ名¥>/Library/Caches"}
repeat with p in cachePaths
do shell script "rm -rf " & quoted form of p
end repeat
end tellユーザ名は実際のログイン名に置き換えてください。
「ファイル」→「保存」で名前を付け、ファイルフォーマットを「アプリケーション」に変更して保存します。
保存したアプリをダブルクリックしてキャッシュが正常に削除されるか確認してください。
Finderを開いたまま実行すると一部のキャッシュが削除できない場合があります。事前にFinderを終了しておくと安心です。
アプリケーション形式で書き出す
Automatorで作成したワークフローをダブルクリックで実行できるアプリに書き出す方法を紹介します。簡単な手順なので安心してください。
Automatorで作業を終えたら、画面上部の「ファイル」メニューから「書き出す」を選びます。ショートカットは⌘+Eです。
書き出しダイアログで「ファイルフォーマット」のプルダウンを「アプリケーション」に変更します。
アプリ名をわかりやすく入力し、保存先を選んで「書き出す」をクリックすると完了です。
署名なしのアプリは起動時に警告が出るので、必要に応じて「システム環境設定＞セキュリティとプライバシー」から許可を与えてください。
Dockに追加していつでも実行できるようにする
Dockに追加しておくと、いつでもワンクリックで起動できるようになります。
まずはアプリを起動して、Dockにアイコンを表示させます。まだ起動していない場合は、LaunchpadやSpotlightからアプリを開いてください。
Dockに表示されたアイコンをControlキーを押しながらクリックまたは右クリックして、オプション一覧を表示します。
表示されたメニューから「オプション」にカーソルを移動し、「Dockに追加」をクリックすれば完了です。アイコンが常にDockに残ります。
Dockから外すときは、アイコンをDock外へドラッグして離せばOKです。
よくある質問
- なぜ「現在アイテム購入処理できません」と表示されるのですか？
サーバーが一時的に混み合っていたり、デバイスの時間設定がずれていると、このメッセージが出ることがあります。Apple側のメンテナンスも多いので、まずは数分待ってから再試行するとすんなりいくことが多いです。
- 支払い方法を更新するにはどうすればいいですか？
システム環境設定の「Apple ID＞支払いと配送」からカード情報を追加・編集できます。カード入れ替え後はサインアウト→サインインすると、反映がスムーズになります。
- MacのApp Storeキャッシュをクリアする方法は？
App Storeを開いてOption+Commandキーを押しながら「ストア」メニューをクリックし、デバッグ＞キャッシュをクリアを選ぶだけです。この裏技で表示トラブルが解消することがあります。
- それでも購入できない場合は？
他のネットワークに切り替えたり、Macを再起動してみましょう。これでもダメならAppleサポートに問い合わせると、チャットや電話で具体的なアドバイスをもらえます。
エラーがまだ直らないときはどうすればいい？
それでもエラーが直らないときは、次の方法を試してみましょう。
- Appleシステム状況ページでストアに障害が出ていないか確認
- 端末のApple IDを一度サインアウトして再ログイン
- 支払い方法をいったん削除して再登録（クレジットカード情報の再入力）
- 別のWi-Fiやモバイル回線に切り替えてネットワークを再チェック
- Appleサポートに問い合わせてログ情報をもとに診断依頼
サインアウト／サインイン直後は反映に数分かかることがあるので少し待ってから再確認してください。
クレジットカードの問題が原因になることはある？
まれにクレジットカードの登録情報に誤りがあると購入が止まることがあります。例えば有効期限切れやカード裏面のセキュリティコード（CVV）が違っていると決済が通りません。
また限度額オーバーが原因でカード会社から承認が得られないケースもあります。オンライン取引はカード会社の承認ステップがあるので要チェックです。
エラーが続くときは別のカードを試すか、カード会社のWebサイトで利用制限や取引履歴を確認してみてください。
iPhoneでも同じエラーが出た場合Macでできる対策は？
iPhoneでも購入エラーが続くときは、Macの大きな画面と快適な操作を活かして対策するのが頼もしい方法です。
まずはMacのApp Storeまたはミュージックアプリで同じApple IDにサインインし、購入処理を試してみましょう。支払い方法の再登録や請求先住所の確認はMacのほうが入力ミスを見つけやすく、スムーズに直せます。
さらにMacの「キーチェーンアクセス」を開いてApple IDに関連する資格情報をいったん削除し、再度サインインすると認証トークンがリフレッシュされてエラーが解消しやすくなります。
大画面でログや設定をじっくりチェックできるのは、プログラマー目線でも嬉しいポイントです。iPhoneでどうしてもわかりにくいときは、Macに切り替えてみてください。
ミュージックアプリとiTunesどちらを操作すればいい？
Macをお使いでmacOS Catalina以降なら、音楽再生もストア利用もミュージックアプリで完結します。iTunesという名前のアプリが見当たらないときはミュージックアプリを起動してみてください。
一方WindowsではiTunesが最新プログラムとして用意されています。画面上部の「ストア」タブを開けば、購入処理の確認やエラー対策がスムーズに進みます。
まとめ
iTunesストアで「現在アイテム購入処理できません」が出たときは、通信環境のチェックからApple IDの再サインイン、支払い情報の確認などを順番に進めるとスムーズに解決できます。
- Wi-Fiやモバイルデータ通信が安定しているか確認する
- iOSとiTunesアプリを最新バージョンへアップデートする
- 設定からApple IDをサインアウトし、もう一度サインインする
- 支払い方法が有効か、カード情報や請求先住所を見直す
- それでも解決しないときはAppleサポートへ連絡して詳しい状況を伝える
この流れに沿って進めれば、多くのケースで購入エラーが消えて新しいコンテンツをストレスなく楽しめるようになります。安心してチャレンジしてみてください。