Macユーザー名を変えたいならこれ!安心ステップと便利ワザ全部入りガイド

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Macユーザー名を変えたいならこれ!安心ステップと便利ワザ全部入りガイド

Macを使い始めたばかりでログイン時のユーザー名を途中で変更したいものの、何から手を付けるべきか迷ってしまっているのではありませんか?

この記事では、システム設定を使った安全な方法とターミナルで素早く行う方法の両方を、実際に成功させた手順に沿って丁寧にまとめました。つまずきやすい権限の落とし穴や再起動後の確認ポイントまでカバーしているため、不安なく作業を進められます。

パソコンの動作を止める前に、まず手順をひと通り眺めてイメージを固めてください。読み終える頃には自信を持ってキーボードを打てる状態になり、作業後には新しい名前で快適にMacを使い続けられます。

目次

Macユーザー名を安全に変更する手順をまるっと解説

Macユーザー名を安全に変更する手順をまるっと解説

長く使っているMacでユーザー名を変えるとき、途中でドキッとしないように実体験から編み出した安全な手順をまるっとまとめました。

  1. Time Machineでバックアップ:外付けドライブやNASにシステムまるごと保存しておく。
  2. 新しい管理者アカウントを作成:Appleメニュー>システム設定>ユーザとグループで新規管理者を追加。
  3. 新アカウントでログイン:いま作った管理者に切り替えて操作できる状態にする。
  4. ホームフォルダ名を変更:Finderで/Users内のフォルダ名を新しいユーザー名にリネーム。
  5. アカウント名を編集:システム設定>ユーザとグループ>詳細オプションからアカウント名(内部名)を新しい名前に。
  6. フォルダ所有権を修正:ターミナルで以下のコマンドを打ち、フォルダと内容の権限を新アカウントに合わせる。

    sudo chown -R 新しいユーザー名:staff /Users/新しいユーザー名

  7. 再起動&動作確認:新アカウントで問題なくログインできたら、古い管理者を削除して完了。

ホームフォルダ名とアカウント名は完全に一致させないとログインできなくなるので要チェックです。

管理者アカウントを切り替えるときは開いているアプリを保存しておくと混乱しにくいですよ。

システム設定を使う方法

システム設定を使う方法

System Settingsの「ユーザとグループ」を使う方法は、パッと開いてクリックだけで表示名を変えられる手軽さが魅力です。メニュー項目を探すストレスが少ないので、新人さんでも安心して挑戦できます。

  1. 初心者向けの親切設計:設定アプリ内の明瞭な項目名で迷わない
  2. ホームフォルダはそのまま:短い名前(ショートネーム)は変更せずに表示名だけ切り替え可能
  3. 即時反映:ログアウト→ログインだけで新しい表示名が画面全体に反映
  4. 複数アカウントを一気に管理:管理者権限があれば、ほかのユーザも同じ流れでまとめて更新できる

プログラマー経験からひとことアドバイスすると、表示名だけ変えたいケースは意外に多いです。リポジトリやターミナルでコミットするときの名前をそろえたいときなど、影響を最小限にしてユーザ名を整えられるのがうれしいですね。

①Appleメニューからシステム設定を開く

手順
Appleメニューからシステム設定を開く

画面左上のAppleマーク()をクリックして“システム設定”を選びます。慣れないうちはSpotlight(⌘+Space)で“システム設定”と入力して起動すると素早くアクセスできます。

②ユーザとグループを選び鍵アイコンでロックを解除する

まず「システム設定」のサイドバーにある「ユーザとグループ」をクリックして画面を表示します。

手順
鍵アイコンをクリックして解除

画面の左下にある鍵マークをクリックします。

Touch ID対応機種は指紋認証、非対応機種は管理者パスワードを入力して認証してください。

管理者権限のないアカウントでは解除できません。利用中のアカウントが管理者グループに入っているか確認しましょう。

③プラスボタンで新しい管理者アカウントを作る

手順
プラスボタンで新しい管理者アカウントを作る

システム環境設定のユーザとグループを開いたら、左下にある鍵アイコンをクリックして管理者パスワードを入力して解除してください。

鍵が解除されたら同じく左下のプラスボタンをクリックします。アカウント作成のダイアログが表示されたら、アカウントの種類を管理者に設定します。

フルネーム、アカウント名、パスワードを入力して新規アカウントを作成すれば完了です。新しい管理者アカウントでログインすれば、安心して元のユーザ名変更に取りかかれます。

④一度サインアウトし新管理者でログインする

手順
現在のアカウントからサインアウトする

デスクトップに開いているファイルをすべて保存し、起動中アプリを終了します。メニューバー左上のAppleマークをクリックし、サインアウトを選択してください。

手順
新しい管理者アカウントでログインする

ログイン画面が表示されたら、作成済みの管理者アカウントを選び、パスワードを入力してサインインします。もしアカウントが表示されない場合は、画面左下のユーザ切り替えアイコンをクリックしてください。

サインアウト前に作業中のデータを保存しないと、変更内容が失われる可能性があります。

Fast User Switchingを有効にしていると、サインアウトではなくユーザ切り替えになる場合があります。

⑤対象ユーザーを右クリックして詳細オプションを開く

手順
対象ユーザーを右クリックして詳細オプションを開く

アカウント一覧から変更したいユーザーを見つけたら、その名前かアイコンをControlキー+クリックまたは2本指タップしてメニューを表示します。

メニュー内の詳細オプション…を選ぶと、本名/アカウント名/ホームフォルダのパスなどを編集できる画面が開きます。

詳細オプションをいじるとログインできなくなることがあります。アカウント名以外は変更しないか、必ずバックアップを取ったうえで操作してください。

⑥アカウント名とホームフォルダ名を同じ新名に書き換える

手順
ホームフォルダ名を変更する

Finderを開いて「移動」>「コンピュータ」>「Macintosh HD」>「ユーザ」と進みます。「旧アカウント名」のフォルダを選択してEnterキーで新アカウント名に書き換えたら、管理者パスワードを入力して確定してください。

手順
アカウント名を新名に変更する

「システム環境設定」>「ユーザとグループ」を開きます。左下の錠前アイコンをクリックし、管理者パスワードで解除します。該当ユーザをcontrolキーを押しながらクリックし「詳細オプション」を選んでください。

「アカウント名」欄と「ホームディレクトリ」パス(/Users/新アカウント名)の両方を新しい名前に書き換え、「OK」を押します。

手順
所有権を修正する

ターミナルを開き、ホームフォルダの所有者を新アカウント名に合わせて直します。以下を入力してEnterキーを押してください。

sudo chown -R 新アカウント名:staff /Users/新アカウント名

処理完了後、Macを再起動すると反映します。

詳細オプションの設定ミスやフォルダ名とアカウント名の不一致でログインできなくなることがあるため、慎重に入力してください。

プログラマー目線では、最初にHomeフォルダをバックアップしておくと安心です。Time Machineや別の外付けディスクがおすすめです。

⑦再起動して元のユーザーでログインし動作を確認する

変更を確実に反映させるために、画面左上のAppleメニューから「再起動」を選びます。すべてのアプリはあらかじめ保存・終了しておくと安心です。

再起動が完了したらログイン画面で新しいユーザー名ではなく元のユーザー名を選び、パスワードを入力します。

ログイン後にデスクトップや書類フォルダを開き、ファイルがきちんと揃っているか、アプリの設定や動作に問題がないかを確認しましょう。

アカウントフォルダ名が変更後のユーザー名と一致していないと、ファイルが正しく読み込まれないことがあるので要チェックです。

ターミナルでサクッと済ませる方法

ターミナルでサクッと済ませる方法

ターミナルを使うと、マウス操作なしでユーザー名やホームフォルダ名を一気に変更できます。

この方法のいいところは、コマンドをコピペするだけで作業が完了するところです。スクリプト化しておけば、同じ手順を何度も安全にくり返せるので、Macを複数台管理しているエンジニアさんにもぴったりです。

ただし、コマンド操作が苦手な方は、入力ミスでシステムに影響が出る可能性があります。ターミナルに慣れている人向けの方法なので、心配な場合はバックアップをとってから挑戦してください。

①アプリケーションのユーティリティからターミナルを開く

手順
ターミナルを開く

Finderをアクティブにしてサイドバーの「アプリケーション」を選び、「ユーティリティ」フォルダ内のターミナルをダブルクリックします。

さらに手早く起動したいときは⌘+Spaceを押してSpotlightを呼び出し、「terminal」と入力してEnterを押すとすぐアクセスできます。

②sudoを付けて新しい管理者パスワードを入力する

手順②
sudoで管理者パスワードを設定する

ターミナルでsudo passwd 管理者ユーザー名と入力します。実際のユーザー名に置き換えたあとEnterキーを押すと、現在のアカウントパスワードを求められます。

認証が通ると新しいパスワードの入力を促されるので先ほど決めた新しいパスワードを入力し、再度同じパスワードを入力して確定してください。

sudoは管理者権限を扱うコマンドなので、パスワード入力を数回間違えるとタイムアウトが発生します。慎重に入力してください。

管理者ユーザー名がわからない場合はターミナルでwhoamiを実行すると確認できます。

③dsclコマンドでRecordNameを旧名から新名へ変更する

ここではdsclコマンドを使い、システム上のRecordNameを旧名から新名へ変えます。ターミナルで管理者パスワードを入力できる状態にしてください。

手順
RecordNameを変更

ターミナルで次のコマンドを実行し、RecordNameを旧名から新名に変えます。旧名と新名は実際のユーザー名と一致させてください。

sudo dscl . -change /Users/旧名 RecordName 旧名 新名

RecordNameが合っていないとログインできなくなるので、入力ミスに気をつけてください。

RecordName変更後はFinderでホームフォルダ名を合わせると一貫性が保たれます。

④mvコマンドでホームフォルダを新名にリネームする

手順
mvコマンドでホームフォルダを新名にリネーム

ターミナルを起動して、現在のホームフォルダ名を新しい名前に変更します。

以下のコマンドを入力して実行してください。

mv /Users/oldusername /Users/newusername

管理者パスワードの入力を求められたら、ログインパスワードを入力して確定します。

システムの根幹を動かす操作です。入力ミスがないか必ず確認してください。

リネーム後は再起動し、システム環境設定の「ユーザとグループ」でアカウント名とホームフォルダ名を一致させるのを忘れずに。

⑤chownコマンドでフォルダの所有者を新名に直す

名前を変えたフォルダを開くと、前のユーザー名のままでアクセス権がうまく働かないことがあります。

そんなときはターミナルでchownコマンドを使って所有者を一気に直しましょう。

まずは管理者権限でフォルダ以下すべての所有者とグループを新しい名前に置き換えます。

sudo chown -R 新しいユーザー名:新しいグループ名 /Users/変更したフォルダ名

sudo実行時はパスワード入力が必要です。入力中は文字が見えませんが心配いりません。

多くの場合グループ名はstaffのままで大丈夫なので、新しいユーザー名:staffを指定すると手間が減ります。

⑥再起動してログインできるかチェックする

手順
再起動してログイン確認

Macを再起動します。ロック画面が現れたら、先ほど名前を変更したアカウント名を選んでパスワードを入力してください。ログイン画面にスムーズに入れたら、ホームフォルダ名や環境設定が正しく反映されているかチェックしましょう。

FileVaultを有効にしている場合は、復号化に時間がかかることがあります。

ユーザー名が変わった後に試したいプチ応用ワザ

ユーザー名が変わった後に試したいプチ応用ワザ

ユーザー名を変更したあとは設定が反映されただけで満足しないでくださいね。ちょっとした応用ワザを取り入れると、さらにスムーズに操作できるようになりますよ。

応用ワザどんな時に役立つか
ホームディレクトリのエイリアス設定ターミナルで旧パスにアクセスしたいとき
SSH接続先のパス更新リモートサーバーで認証エラーを防ぎたいとき
スクリプト内パス一括置換自作スクリプトが古いユーザー名のまま動かないとき
Spotlightの再インデックス実行新ユーザー名でファイルを確実に検索したいとき
ログファイルのパス修正監視ツールやログ解析で正しい場所を指定したいとき

これらのプチ応用ワザは、名前変更後のちょっとしたストレスを解消してくれます。使いこなせば、トラブル知らずでMacライフがもっと快適になりますよ。

iCloudフォルダをすぐに再リンクする

iCloudフォルダをすぐに再リンクする

ユーザー名を変えた直後は、iCloud Driveのフォルダパスがズレて同期が止まりやすいです。でも、FinderのiCloud Drive設定をいったんオフにしてからオンに戻すだけで、名前変更後のずれがリセットされます。これだけで再リンクが完了し、デスクトップや書類フォルダも再びクラウドと同期されるので、手軽にトラブル解消できます。

FinderのサイドバーからiCloudDriveを開き再同期を待つ

手順
Finderを起動する

Dockにある笑顔のアイコンをクリックしてFinderウインドウを開きます。

手順
サイドバーのiCloud Driveを選ぶ

Finderの左側に並ぶサイドバーでiCloud Driveをクリックします。

手順
同期アイコンを確認して待機する

ファイル名横の雲アイコンがクルクル回ると同期中です。完了マークに変わるまで数分待ちましょう。

同期が長引くときはインターネット環境を確認してください。

大きなファイルは時間がかかる場合があります。

開発ツールのパスエラーを一掃する

開発ツールのパスエラーを一掃する

開発ツールを起動したときに「コマンドが見つかりません」と表示されるときは、環境変数 PATH の設定がずれているのが原因です。この見直し方法を使えば、複数のツールをまとめて正しいディレクトリに紐付けられます。ターミナルで which コマンドを使って実行ファイルの場所を一発確認し、シェル設定ファイル(~/.zshrc や ~/.bash_profile)に追加するだけで、次回からスムーズにコマンドが動くようになります。ローカル開発環境をすっきり整えたい人にぴったりの方法です。

VisualStudioCodeやXcodeの設定ファイルを新パスで上書きする

次にVisualStudioCodeやXcodeの設定ファイルを新しいホームパスに上書きしていきます。ここまでくれば設定の引き継ぎもスムーズですよ。

手順
VSCodeの設定ファイルをコピー

Finderで旧ホームの設定フォルダを開きます。

~/Library/Application\ Support/Code/User内にあるsettings.jsonkeybindings.jsonを選択してください。

新ホームの同じフォルダにドラッグ&ドロップで上書きします。

手順
Xcodeのユーザーデータを上書き

旧ホームの~/Library/Developer/Xcode/UserDataフォルダを丸ごとコピーします。

新ホームの同じパスに貼り付けて上書きしてください。

コピー前に必ずアプリを終了しておくと設定ファイルの競合が防げます

コピー後はVSCodeとXcodeを再起動して、正しく設定が読み込まれたか確認しましょう。

TimeMachineバックアップをそのまま引き継ぐ

TimeMachineバックアップをそのまま引き継ぐ

ユーザーアカウントやアプリの設定を丸ごと移したいなら、TimeMachineバックアップをそのまま引き継ぐのが一番手軽です。外付けドライブに取ったバックアップを新しいMacに接続し、移行アシスタントを起動すれば、ほとんど設定を触らずに元の環境が復元できます。

プログラミング用のライブラリや細かい環境設定を一から組み直すのが面倒なときにもぴったりです。最新のバックアップを選んでおけばOSバージョンのズレも少なく、作業中も旧Macを使いながら準備できるのでスムーズに移行できます。

バックアップディスクを指定し直し不要ファイルを再スキャンさせる

Time Machineの設定からいったんバックアップ先を解除して同じディスクを再度指定すると、次のバックアップで全データを再スキャンし、最新の除外設定が反映されます。

手順
システム設定でTime Machineを開く

Appleメニューからシステム設定を開き、左サイドバーの「一般」→「Time Machine」をクリックしてください。

手順
バックアップディスクを一度解除する

現在指定中のディスクを選び、「ディスクを削除」を押していったん外してください。接続が切れていないと表示されないことがあります。

手順
同じディスクを再度追加する

「バックアップディスクを追加」をクリックして、先ほどと同じディスクを選びます。ダイアログで「以前のバックアップを使用」を選ぶと続きから再開できます。

バックアップディスクの解除中は他のアプリがディスクを参照しないように注意してください。Finderで開いているフォルダがあるとエラーになることがあります。

再追加後はメニューバーのTime Machineアイコンで「バックアップを今すぐ作成」を選び、スキャン状況を確認してみましょう。

よくある質問

よくある質問
ユーザー名を変更したあと、ログイン画面に古い名前が表示されたままなのですが?

Macは表示名とアカウントのフォルダ名を別管理しています。システム環境設定>ユーザとグループで表示名だけ変更した場合は、ログアウト/再起動で反映しないことがあります。安全なのは「シングルユーザー名(短縮名)+ホームフォルダ名」を一緒に切り替える方法です。手順紹介の手順3以降を参考に進めるとスムーズですよ。

ホームフォルダ名とアカウント名が違うとファイルが開けなくなることはありますか?

短縮名(ホームフォルダ名)が合っていないと、アプリやターミナルからファイルパスがずれて「ファイルが見つからない」状況になります。プログラマー目線では、絶対パスが変わるとスクリプトや設定ファイルが死ぬので、ホームフォルダ名の変更は慎重に。Finderの情報ウィンドウで確認しながら進めると安心です。

管理者権限がないアカウントでもユーザー名を変えられますか?

管理者権限がないとシステムファイルやホームフォルダの名前を変更できません。自分のアカウントに管理者権限を付与してもらうか、既存の管理者アカウントで一度サインインしてから手順を進めるのがおすすめです。

変更作業中にトラブルが起きたら元に戻せますか?

事前にTime Machineや外付けストレージへバックアップをとっておくのが安全です。万が一ログインできなくなったら、リカバリーモードで起動してターミナルから手動で元の名前に戻すことも可能です。手順紹介の注意点に復旧方法も書いているので、合わせて確認してください。

ホームフォルダの名前とユーザー名は必ず一致させる必要がある?

ホームフォルダ名とユーザー名は同じにしておくと、システムがユーザー認証やファイルアクセス権を迷わず扱ってくれるのでトラブル回避につながります。名前がずれていると「アクセスできません」エラーが出たり、アプリの設定がリセットされたりすることがあるので、安心して使いたいなら両方を一致させるのがいいでしょう。

途中でログインできなくなったらどうする?

途中でログインできなくなったらどうする?

アカウント名やホームフォルダ名を変更したあと、ログイン画面でパスワードを受け付けなくなることがあります。そんなときは慌てずにリカバリーモードから修正しましょう。

手順
リカバリーモードで起動

Macを再起動し、起動音直後に⌘+Rを押し続けるとリカバリーモードに入れます。

手順
ターミナルで resetpassword を実行

メニューのユーティリティからターミナルを開き、resetpasswordと入力して実行します。

手順
ホームフォルダを再指定

表示された画面で問題のアカウントを選び、新しいホームフォルダ名を念のため指定して保存します。

リカバリーモードのパスワード入力は普段のログインと同じです。慌てず正確に入力しましょう。

この方法で直らない場合は、別の管理者アカウントからシステム環境設定のユーザを開いて修正する手もあります。

ターミナルのコマンドがこわいんだけど大丈夫?

ターミナルの画面を前にするとドキドキしてしまうのは当然です。

でもこの手順で使うコマンドはホームフォルダの名前を変えるだけで、危険な処理は含まれていません。

コマンドを打つときはウィンドウに表示される内容をよく確認しながら実行できるので、むしろ安全に進められます。

慣れるとGUIよりも断然早く作業できるので、コマンドに親しんでおくと後々すごく助かります。

ターミナル操作のポイント
  • 実行前にechoでコマンドの動作を確認
  • lspwdで現在地やフォルダ名をチェック
  • 大切なファイルは事前にバックアップしておく
  • コピペで間違い防止。手打ちより安全です

FileVaultをオンにしていても変更できる?

FileVaultをオンにしたままだと、システム環境設定からユーザー名を変えようとしてもボタンがアクティブにならないことがあります。

それでも安心してください。macOSのリカバリーモードに入ってターミナルを使うと、暗号化をそのまま維持しつつユーザー名を変更できます。普段からセキュリティ重視でFileVaultをオンにしている人にぴったりのやり方です。

まとめ

まとめ

ここまで見てきたように、Macのユーザー名変更はバックアップの準備からリカバリーモードでの操作、ユーザーフォルダ&ショートネームのリネーム、そしてシステム情報の更新まで、ひとつずつ丁寧に進めると安心して行えます。

大切なのはTimeMachineや別ドライブへのバックアップを必ず取っておくことと、ひとつの手順が完了するたびに再起動して動作を確認することです。こうすることで万が一のトラブルもすぐに元に戻せます。

これでユーザー名の変更は完了です。新しいユーザー名でスムーズにMacを使って、さらに自分好みの環境を楽しんでください。

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