Macを守る無料セキュリティソフト入門!はじめの一歩から安心設定まで

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Macを守る無料セキュリティソフト入門!はじめの一歩から安心設定まで

Macに強いと言われても、無料のセキュリティソフトをどれにするか迷っていませんか?

ここでは、長年Macで開発用マシンを動かしながら試した三つの無料保護ツールを導入手順から注意点まで順にお伝えします。複雑な英語の警告に戸惑わず、標準設定だけで守りを固めるこつもまとめました。さらに、トラブルで作業が止まる前に役立つ復旧メモも添えました。

このあと紹介する簡単なステップをなぞれば、数分でリアルタイム保護が働き、ダウンロードのたびに安心がプラスされます。Macの快適さを損なわない軽さも確かめながら進められるので、一緒に設定を済ませて安全な作業環境を手に入れましょう。

目次

無料でMacを守るセキュリティソフトの入れ方まるごとガイド

無料でMacを守るセキュリティソフトの入れ方まるごとガイド

まずは無料セキュリティソフトを導入する手順をざっくり押さえましょう。ダウンロード→インストール→初期設定の流れがスムーズに進めば、Macをしっかり守れます。

  1. 公式サイトから最新版をダウンロード:公式サイトのURLをブックマークしておくと安心です。
  2. dmgファイルを開く:ダウンロードフォルダからダブルクリックしてマウントします。
  3. Applicationsフォルダに移動:アプリをドラッグ&ドロップでコピーします。
  4. アプリを初回起動:Gatekeeperで「開く」を選んで許可設定を行います。
  5. 保護機能を有効化:フルディスクアクセスやリアルタイムスキャンをオンにします。
  6. 自動アップデートを設定:最新のウイルス定義を常にキープしましょう。

公式サイト以外でのダウンロードはマルウェア混入リスクが高いので避けましょう。初回起動時はシステム環境設定の「セキュリティとプライバシー」から許可を出す手順が必要です。

AppStoreから選ぶ方法

AppStoreから選ぶ方法

App StoreにはAppleの審査をクリアしたアプリだけが並んでいるので、初心者でも安心してセキュリティソフトを選べます。

ユーザー評価やレビューがまとめられているから、自分に合ったアプリがひと目でわかるのも嬉しいポイントです。

インストールはワンクリックで完了し、自動アップデート設定も簡単にできるので、常に最新状態をキープできます。

①DockからAppStoreを開いてトップ画面を表示する

手順
DockからAppStoreを開いてトップ画面を表示する

画面下部のDockにある青いAppStoreアイコンをクリックします。もしDockが隠れている場合は、画面下端にマウスを移動させて表示させてください。アイコンをクリックするとAppStoreが起動し、トップ画面が表示されます。

Dockをカスタマイズしている場合は白い点が付いているアプリが起動中の目印です。AppStoreアイコンに白い点が見えたらクリックでOKです。

②右上の検索バーに「Avast」など好みのソフト名を入力する

手順
検索バーにソフト名を入力

画面右上の検索バーをクリックして「Avast」や好みのセキュリティソフト名を入力します。入力中は候補が一覧で出るので、目的のアプリをクリックするとスムーズです。

③結果一覧の「入手」をクリックしてダウンロードを開始する

手順
結果一覧の「入手」をクリックしてダウンロードを開始する

画面に並んだアプリの中から、ダウンロードしたいものの「入手」をクリックするとすぐにダウンロードが始まります。

進行状況はランチパッドのアイコン上やFinderの「ダウンロード」フォルダでチェックできます。

ダウンロードが途中で止まる場合はApple IDのサインイン状態や通信環境を見直してください

④表示されたダイアログでAppleIDのパスワードを入力して確認する

手順
表示されたダイアログでAppleIDのパスワードを入力して確認する

画面中央に出るポップアップでAppleID入力欄を選択してください。キーボードで普段使うAppleIDのパスワードを正確に打ち込みます。入力後はキーボードのEnterキーか「サインイン」ボタンをクリックして先に進みます。パスワードが合っていればダイアログが閉じて設定が続行されます。

⑤ダウンロード完了後「開く」を押して初回設定へ進む

ダウンロードが終わると、インストーラー画面が自動で立ち上がります。ウインドウ中央にある開くボタンをクリックして初回設定を始めましょう。

もし「システム拡張がブロックされました」という表示が出たら、「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」→「一般」を開き、画面下部の許可を押してから、再度インストーラーに戻って開くを選んでください。

初めて使うアプリの場合、管理者パスワードの入力が必要になることがあります。

公式サイトから直接ダウンロードする方法

公式サイトから直接ダウンロードする方法

公式サイトから直接ダウンロードする方法は、開発元が用意した最新バージョンをすぐに手に入れられるうれしい選択肢です。不要なバンドル広告が含まれないため、ダウンロード後の設定もシンプルに進められます。公開されているチェックサム(ファイル整合性を確認するための値)を使って署名を照合すると、より安全性が高まります。

公式サイトダウンロードのメリット
  • 強制アップデート前提で常に最新版をキープできる
  • インストーラーに余計な広告やツールが混ざらない
  • 公開されているチェックサム照合でダウンロード時の改ざんを防止できる
  • 公式の自動更新設定がしっかり動作する

①Safariでソフトの公式ページを開く

手順
Safariを起動して公式ページを開く

DockやLaunchpadからSafariのアイコンをクリックして起動します。

アドレスバーにセキュリティソフトの公式サイトURLを直接入力するか、信頼できるリンクをクリックしてください。

表示された鍵マークを確認し、SSL保護されていることをチェックすると安心です。

②「無料ダウンロード」ボタンをクリックしてdmgファイルを保存

手順
「無料ダウンロード」ボタンをクリック

ダウンロードページで「無料ダウンロード」ボタンを見つけてクリックしてください。

クリックすると自動でdmgファイルの保存が始まります。Safariなら画面右上の矢印アイコン、Chromeならウィンドウ左下の進行状況で確認できます。

公式サイト以外からのダウンロードは避けると安心です。

保存先は通常「ダウンロード」フォルダです。Finderのサイドバーから開くと探しやすいですよ。

③ダウンロードフォルダのdmgをダブルクリックしてマウントする

手順
ダウンロードフォルダからdmgファイルをマウント

Finderを開き、サイドバーまたは上部メニューの「ダウンロード」を選びます。

ダウンロード済みの「〇〇.dmg」をダブルクリックして開きます。

数秒でデスクトップやFinderのサイドバーに仮想ディスクが現れます。

公式サイトからダウンロードしたかを必ず確認してください。不明な配布元だとマルウェアが紛れ込む恐れがあります。

仮想ディスクがマウントされたらアイコンを右クリック→情報を表示で開発元をチェックすると安心です。

④表示されたウインドウでアプリをApplicationsフォルダへドラッグ

手順
④表示されたウインドウでアプリをApplicationsフォルダへドラッグ

ウインドウ内に表示されたアプリのアイコンをつかんで、横にあるApplicationsフォルダにドラッグします。この操作でアプリがシステムにコピーされます。

ドラッグ後に管理者パスワードの入力を求められることがあります。その場合はMacに登録したパスワードを入力してコピーを完了させてください。

⑤Launchpadからアプリを起動し初回ウィザードに従う

手順
Launchpadを開く

Dockのロケットアイコンをクリックするかトラックパッドをピンチイン(親指と3本の指を内側に寄せる)してLaunchpadを呼び出します。

手順
アプリを起動して初回ウィザードに従う

一覧からセキュリティソフトのアイコンをクリックすると初回ウィザードが表示されます。画面に沿って利用許諾への同意や基本設定を順番に進めてください。

macOS標準セキュリティ機能の設定を見直す方法

macOS標準セキュリティ機能の設定を見直す方法

Macには最初からGatekeeper、ファイアウォール、FileVaultという頼れるお助け機能が入っています。Gatekeeperは「このアプリ大丈夫?」と確認してくれるので、知らない作者の怪しいソフトをストップできます。ファイアウォールは外からの不要なアクセスを静かにシャットアウトしてくれます。FileVaultは内蔵ディスクをまるごと鍵付きの金庫にしてくれる機能です。

これらは「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」からすぐ確認できます。GatekeeperはApp Storeと確認済みデベロッパーのアプリだけを許可する初期設定で安心です。ファイアウォールは基本オンにしておけば外部からの余計な侵入を防いでくれます。FileVaultを有効にすると、ログインのたびに自動でディスクを暗号化してくれるので、大切なデータをしっかり守れます。

①アップルメニューからシステム設定を開く

手順
アップルメニューからシステム設定を開く

画面左上のAppleマークをクリックします。

表示された一覧からシステム設定を選びます。

macOS Ventura以降では「システム設定」、それ以前のバージョンでは「システム環境設定」と表記されます。

トラックパッドを動かしてメニューバーを表示するときは、ポインタを画面端に置くと反応しやすくなります。

②プライバシーとセキュリティを選択する

手順②
プライバシーとセキュリティを選択する

画面左上のリンゴマークをクリックして「システム設定」を開き、サイドバーからプライバシーとセキュリティを選びます。ここではセキュリティソフトに必要なアクセス許可をまとめて調整できます。

右下の鍵アイコンをクリックしてパスワードを入力しロック解除してください。続いて「フルディスクアクセス」の項目を探し、セキュリティソフトのスイッチを緑色にして有効にします。

同じ画面で「ネットワークモニタリング」や「入力監視」もオンにしておくと、不審な通信やキー入力に対応できるようになります。

③Gatekeeperの「AppStoreと確認済み開発元」を選ぶ

手順
Gatekeeperの「AppStoreと確認済み開発元」を選ぶ

左上のAppleマークをクリックして「システム設定」を開きます。

サイドバーから「プライバシーとセキュリティ」を選び、画面を下にスクロールして「セキュリティ」セクションを探します。

「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」項目で「AppStoreと確認済み開発元」にチェックを入れます。

この設定にしておくと、信頼できる開発元のアプリをスムーズに起動できるので便利です。

④ファイアウォールをオンにして詳細オプションを開く

手順
ファイアウォールをオンにして詳細オプションを開く

画面左下の鍵アイコンをクリックし、管理者のユーザ名とパスワードを入力してロックを解除します。

「ファイアウォールを入にする」ボタンを押してファイアウォール機能を有効化します。

「詳細オプション」ボタンをクリックして、アプリごとの通信設定やステルスモードなどの追加設定画面を開きます。

⑤自動ダウンロードの検疫設定を確認する

手順
システム設定で検疫機能を有効にする

システム設定>プライバシーとセキュリティを開き、「App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーション」にチェックを入れてください。これで自動ダウンロードしたファイルに検疫属性が自動付与されるようになります。

手順
ターミナルで検疫属性を確認する

ターミナルを起動しダウンロードフォルダへ移動してください。

cd ~/Downloads

次に確認したいファイル名を指定して以下を実行します。

xattr -l ファイル名

出力に com.apple.quarantine があれば検疫が働いています。

ターミナルのコマンドはコピー&ペーストすると入力ミスを防げます。

検疫属性が見つからない場合は、システム設定で機能がオフになっていないか再度チェックしてください。

無料ソフトの力を最大化!ワンランク上の使いこなしアイデア

無料ソフトの力を最大化!ワンランク上の使いこなしアイデア

無料セキュリティソフトを導入しただけで満足していませんか?ちょっとした工夫をくわえるだけで、もっとしっかりMacを守れます。日々の安心感が格段にアップする応用アイデアを紹介します。

応用アイデア役立つ場面
定期スキャンをスケジュール登録夜間や離席中に自動チェックして、ウイルス侵入を未然にブロック
ネットワーク保護機能を有効化カフェや共有Wi-Fiで通信を監視し、不審なアクセスをシャットアウト
ブラウザ拡張と連携悪質なサイトやフィッシングページへのアクセスを事前にブロック
定期レポートの確認検出状況や動作ログをチェックして、異常動作の予兆を把握

これらの応用を組み合わせると、無料ソフトとは思えない強固な防御ラインが完成します。毎日のちょっとした設定で、Macライフがもっと快適に、もっと安全になります。

毎日自動でフルスキャンさせる

毎日自動でフルスキャンさせる

フルスキャンを毎日自動で動かすように設定しておくと、うっかり実行を忘れても大丈夫で、常にマックの健康チェックが続けられます。

多くの無料セキュリティソフトにはスケジュール機能があるので、インストール直後に深夜のアイドルタイムを指定すると、作業を邪魔せずに検査を走らせられます。それでウイルスやマルウェアの検出も見逃しにくく、安心感がずっと続きます。

スケジュールタブで毎日を選択し時間を設定する

手順
スケジュールタブを開く

セキュリティアプリのメニューバーから環境設定をクリックし、上部のスケジュールタブを選んでください。

手順
毎日を選んで時間を指定

スケジュール一覧から毎日をクリックし、右側の時間欄に好みの時刻(例:02:00)を入力します。

Macがスリープ状態だとスケジュール実行されないので、指定時間はスリープ解除を検討してください。

業務時間外や夜間など負荷が少ない時間帯を狙うと、処理中の動作が軽やかになります。

スリープ解除時にスキャンを再開をオンにする

手順
スリープ解除時にスキャンを再開をオンにする

画面左上のメニューバーからアプリ名>環境設定を選びます。表示されたウインドウで保護タブを開いて、リアルタイムシールドまでスクロールします。

「スリープ解除時にスキャンを再開」という項目のスイッチをクリックしてオンに切り替えます。これで、Mac がスリープから復帰したときに自動でウイルスチェックが走るようになります。

ブラウザ拡張でフィッシングをブロックする

ブラウザ拡張でフィッシングをブロックする

ネットをウロウロしていると、ついクリックしたくなる見た目のサイトがありますよね。そんなとき役立つのが、ブラウザ拡張のフィッシングブロック機能です。ChromeやSafariに入れるだけで、怪しいURLを自動で判別してアクセス制限してくれます。

おすすめは「Avast Online Security」や「Bitdefender TrafficLight」などの拡張で、実際に試したところ、本物そっくりの偽サイトも見逃さずキャッチできました。リアルタイム保護やアクセス履歴を元にした評価表示が便利で、どのリンクが安全かひと目で判断できます。

導入するときは拡張のアップデートをオンにしておくと、新しいフィッシング手口にもすぐ対応できて心強いです。ネットバンキングやネットショッピングをよく利用する方は、まずは無料版から試してみると安心感がグッとアップします。

Safariの設定から拡張機能に移動しプラグインを有効にする

インストール済みのプラグインはSafariの環境設定からかんたんに有効化できます。つぎの手順で進めてみましょう。

手順
Safariの環境設定を開く

画面左上の「Safari」をクリックし「環境設定…」を選びます。ショートカットキーは⌘+カンマです。

手順
拡張機能タブに移動する

設定画面の上部にあるアイコンバーからパズルピース型の「拡張機能」をクリックします。

手順
プラグインを探してチェックを入れる

一覧から有効化したいプラグインを見つけ、右側のチェックボックスをオンにします。

手順
Safariを再起動して反映を確認

設定を閉じたらSafariを再起動し、プラグインのアイコンや機能が追加されているかチェックします。

プラグインが見つからないときは、インストール済みか「App Store」や開発サイトで確認してください。

実体験として、複数の拡張機能をオンにすると動作が重くなる場合があります。必要なものだけ有効化すると快適です。

リアルタイム保護をオンにして通知を許可する

手順
セキュリティソフトを起動する

インストール済みのセキュリティソフトをDockやLaunchpadから開いてください。起動直後にメイン画面が表示されます。

手順
リアルタイム保護をオンにする

メイン画面の「リアルタイム保護」スイッチをクリックし、オンに切り替えます。緑色の表示が出れば有効化完了です。

手順
通知を許可する

初回オン時に表示されるダイアログで「通知を許可」を選んでください。もし表示が出ない場合は、Appleメニュー→システム設定→通知でセキュリティソフトを探し、通知をオンにしてください。

通知をオフにすると脅威検出のアラートが届かず危険です。

補足: リアルタイム保護は常駐機能なので、CPU使用率に少し影響しますが、普段使いではほとんど気になりません。

通知を静かにして作業を邪魔させない

通知を静かにして作業を邪魔させない

最近はバックグラウンドでウイルスチェックやファイルスキャンが動いていて、ポップアップ通知が頻繁に表示されることがあります。でも大事な作業中に画面を遮られるとイライラしがちです。

そんなときはシステム設定の通知と集中モードから、セキュリティソフトの通知をオフにしておくと便利です。通知がないおかげで画面がすっきり集中力アップになりますし、必要なときはソフトを起動して手動でチェックできるので、安心感もキープできます。

アプリの環境設定でサイレントモードを選択する

手順
サイレントモードを有効にする

アプリを起動して画面右上の歯車アイコンをタップします。

表示されたメニューから環境設定を選びます。

「通知設定」までスクロールし「サイレントモード」をオンに切り替えて完了です。

サイレントモードを有効にすると通知音とバナー表示が止まり、落ち着いて作業できます。

macOS集中モードにアプリを追加する

集中モードで特定のアプリだけ通知を受け取れるようにすると、作業に集中しやすくなります。追加したいアプリを登録する手順をお伝えします。

手順
システム設定を開く

画面左上のAppleメニューから「システム設定」を選びます。

手順
集中モードを選ぶ

設定画面のサイドバーから「集中モード」をクリックし、通知制限を設定したいモードを選びます。

手順
許可されたアプリを追加

「許可されたアプリ」欄の「+」ボタンをクリックします。

手順
アプリを選んで完了

リストから追加したいアプリをチェックし、「完了」を押すと登録できます。

アプリが一覧に出ないときは、一度起動してからもう一度「+」を押すと表示されやすくなります。

メモリ使用量を減らして軽く使う

メモリ使用量を減らして軽く使う

最新のmacOS Sonoma(14)でも、セキュリティソフトがたくさんのメモリを使うとアプリの切り替えでモタつきが気になることがあります。こんなときには「メモリ使用量を減らす」設定にチェックを入れるだけで、常駐プロセスをぐっとスリムにできます。

たとえばリアルタイムスキャンの頻度を「軽め」にしてみたり、通知や外部ドライブの監視をオフにするだけで、メモリ占有量がぐっと下がります。低スペックのMacや複数ソフトを同時に動かすときでもサクサク動かせるようになるのでおすすめです。

常駐サービス一覧で不要モジュールのチェックを外す

手順
システム設定からログイン項目を開く

画面左上のAppleアイコンをクリックしてシステム設定を開き、サイドバーの一般を選んでから「ログイン項目」をクリックしてください。

手順
不要な項目のチェックを外す

「開くAppとサービス」の一覧から、起動不要なアプリやヘルパーツールを見つけてチェックを外すか、名前を選んで「ー」ボタンを押して削除してください。

自分でインストールしたもの以外は外さないでください。

ログイン項目に表示されない常駐サービスは、Terminalで整理できるので次章を参考にしてください。

自動起動をオフにし手動で定期スキャンだけ行う

Mac起動時にウイルス対策アプリがバックグラウンドで動き続けると、メモリ消費が気になります。ここでは自動起動を切って、自分で定期スキャンを実行する方法を紹介します。

手順
ウイルス対策アプリの環境設定を開く

メニューバーのアプリアイコンをクリックして環境設定を選びます。プログラマー視点では、設定画面を開くだけでもアイコン長押しや右クリックが役立ちます。

手順
自動起動のチェックを外す

「ログイン時に起動」の項目のチェックを外してオフにします。これでMacの起動時にアプリが立ち上がらず、余計なリソース消費を防げます。

手順
手動で定期スキャンを実行

メニューバーのアプリアイコンから「今すぐスキャン」を選びます。初回は全フォルダスキャンに時間がかかるので、作業の合間や寝る前に実行すると安心です。

補足:定期実行を忘れないように、カレンダーアプリで週に一度「今すぐスキャン」を起動するリマインダーを設定すると便利です。

よくある質問

よくある質問

無料のセキュリティソフトは安全に使えますか?

無料のセキュリティソフトは安全に使えますか?

公式サイトやApp Storeからダウンロードすれば安心です。未認証の配布元を避けることでマルウェア混入のリスクを下げられます。

開発者IDが認証されたソフトかどうか、システム環境設定の「セキュリティとプライバシー」でチェックしましょう。

インストール後に動作が重くなりませんか?

インストール後に動作が重くなりませんか?

軽量なエンジンを選べば目立った遅延はありません。リアルタイムスキャンは必要なフォルダだけに絞ると、普段の操作に影響しにくくなります。

プログラマー視点では、負荷が気になるプロジェクトフォルダを除外リストに登録すると快適です。

アップデートは自動で行われますか?

アップデートは自動で行われますか?

多くのソフトは自動更新に対応しています。インストール時に自動更新をオンにしておくと最新の脅威にもすぐ対応できます。

自動更新が不安な場合は週に一度手動で状況を確認する習慣をつけると安心です。

Windows版や他のOSでも同じソフトが使えますか?

Windows版や他のOSでも同じソフトが使えますか?

ベンダーによってはMac専用のものもありますが、クロスプラットフォーム対応のソフトを選ぶと他端末でも設定を共有できます。

プログラマー的には、同じライセンスでMacとWindowsを一括管理できる製品がおすすめです。

無料ソフトでもウイルスは本当に防げる?

無料のセキュリティソフトでも基本的なウイルスやマルウェアの侵入はしっかり防げますので安心してください。たとえば「Sophos Home Free」はリアルタイムスキャンと自動更新を無料で提供していて、ダウンロードファイルやメール添付を開くたびに怪しい動きをチェックしてくれます。

実際に使ってみると、Webブラウズ中に知らぬ間に忍び込もうとするアドウェアや不正スクリプトをサイレントでシャットアウトしてくれるので、Macの日常利用ならまず十分な守りになります。

ただし高度なランサムウェア対策やフィッシングサイトの詳細分析など、見えないリスクに深く切り込む機能は有料版にしかないことが多い点は覚えておくといいでしょう。

無料版でまず安心感を得て、足りない機能が気になったら有料版を検討するのがプログラマー視点のおすすめスタイルです。

有料版との違いは何?

無料版はウイルスやマルウェアを見つける基本的なスキャンとリアルタイム保護が利用できます。定期的に手動スキャンを行えば、身近な脅威から十分に守ることが可能です。

機能無料版有料版
リアルタイム保護対応対応
手動ウイルススキャン対応対応
メール/ウェブ保護簡易高度
フィッシングブロックなしあり
ファイアウォールなしあり
自動スケジュール手動のみあり
サポートコミュニティ24時間優先対応

基本的な保護だけで十分という方には無料版で問題ありません。もっと手厚く守りたいなら、有料版にアップグレードするとフィッシングや不正侵入からも安心感が高まります。

無料版でもウイルス検出率は同等なので、まずは試してみると違いが実感しやすいです。

普段は無料版を使いながら、必要に応じて有料版を試用してみると機能の価値がつかみやすいでしょう。

Macに複数のセキュリティソフトを入れても大丈夫?

「セキュリティソフトを二つ入れたらもっと安心かな?」と思うことありますよね。でも二つのソフトがお互いビックリしてパフォーマンスがガクンと落ちたり、ひとつのファイルに二重に反応して誤検知が増えたりすることがあります。

普段はひとつの信頼できるセキュリティソフトを使うのがいちばんです。どうしてももう一つ試したいときはオンデマンドスキャンタイプを選ぶと、リアルタイム保護同士がぶつからず安心ですよ。

同時に動くソフトが増えると起動やアプリ切り替えの速度が落ちやすいので注意してください。

補足:Mac標準の「XProtect」はバックグラウンドで動いているので、追加のソフトはひとつにまとめるとすっきり使えます。

パフォーマンスが遅くならない?

パフォーマンスが遅くならない?

無料のセキュリティソフトでも最近は動作がとても軽く設計されているので、普段の作業で重さを感じることはほとんどありません。自分が使っているMacBook Pro(最新OS搭載)では、リアルタイム監視をオンにしてもメモリ使用量は50MB以下、CPU負荷もアイドル時で1~2%程度でした。

もしスキャン中の一時的な重さが気になる場合は、スケジュール設定で夜間や作業と重ならない時間にまとめて実行するのがおすすめです。さらに除外フォルダを指定しておくと、頻繁に更新するプロジェクトフォルダへの負荷を避けられて快適です。

定期的に何を更新すればいい?

安心してMacを使い続けるには、以下の項目を定期的にアップデートしておくと安心感がぐっと高まります。

  1. macOSのアップデート:システム環境設定の「ソフトウェア・アップデート」で最新のセキュリティパッチや機能改善を適用しましょう。
  2. セキュリティソフトの定義ファイル:ウイルス対策ソフトの設定画面で自動更新をオンにしておくと、新種マルウェアへの対応が早くなります。
  3. アプリケーションのバージョン:日常的に使うブラウザやオフィスソフトは、最新版にして脆弱性を減らしておきましょう。
  4. ブラウザ拡張機能やプラグイン:不要になったものは無効化したうえで、必要なものは最新バージョンに保つと安全性が上がります。
  5. ハードウェアファームウェア:外付けドライブやルーターなどのファームウェア更新も忘れずにチェックするとデータ保護に役立ちます。

アプリを削除したいときどうする?

App Storeから入れたアプリならLaunchpadで消すのがすっきりです。Launchpadを開いてアイコンを長押しし、揺れ始めたらバツ印をクリックするだけで削除できます。

それ以外のアプリはFinderのアプリケーションフォルダにある本体をゴミ箱にドラッグ&ドロップしましょう。ゴミ箱を空にすればアンインストール完了です。

ただし設定ファイルが残る場合があります。~/Library/Application Supportや~/Library/Preferencesを覗いて不要フォルダを手動で削除するか、AppCleanerのような無料ツールでまとめて消すとあとくされなくて安心です。

まとめ

まとめ

先ほど紹介したステップを踏むだけでMacの安全性はぐっと高まります。無料セキュリティソフトの公式サイトからダウンロード&インストール→初回スキャン→自動更新をON→リアルタイム保護を有効化→定期的な手動スキャンを確認する流れが基本です。

最初はドキドキするかもしれませんが、慣れてしまえば日常の一部になります。さっそく実践して、安心してMacライフを楽しんでください。

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