Macでスクリーンセーバーに動画を流して気分転換!やさしい設定ガイド

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています。
Macでスクリーンセーバーに動画を流して気分転換!やさしい設定ガイド

Macの画面がふと暗くなるたび、静止画像のスクリーンセーバーでは物足りず、お気に入りの動画を流したいと感じていませんか。

無料のスクリーンセーバー拡張を入れるだけで、手持ちのムービーやYouTubeの景色を滑らかに再生でき、作業の合間に気分を切り替えたり来客時のアイキャッチに役立てたりできます。さらに設定はクリック数回で終わるため、難しい操作を覚える手間はありません。

これから紹介する手順を順に試せば、今日から自分好みの映像が机上のMacを彩ります。ぜひ一緒に設定を進め、仕事も休憩もわくわくする環境を整えてみましょう。

目次

Macで動画をスクリーンセーバーにするやさしい手順

Macで動画をスクリーンセーバーにするやさしい手順

Macで動画をスクリーンセーバーにしたいけど、どう設定すればいいのか迷いますよね。実は無料のプラグインを追加したり、よく使うソフトをひと工夫するだけで、簡単に動画を流せるようになります。

以下の方法から手軽に試せるものを選んでくださいね。

  1. SaveHollywood:定番の無料プラグインで動画をそのままスクリーンセーバーにできる
  2. VLCメディアプレイヤー:再生リストをフルスクリーン再生して擬似スクリーンセーバーにする
  3. ScreenRecordSaverアプリ:App Storeから導入できて設定画面もわかりやすい

どの方法も最新のmacOS SonomaやVenturaで問題なく使えます。動画はH.264形式にしておくとスムーズに動くので覚えておくと便利ですよ。

Aerialを使ってAppleTV風の映像も自分の動画も楽しむ

Aerialを使ってAppleTV風の映像も自分の動画も楽しむ

AerialはAppleTVの美しいスクリーンセーバー映像をMacでも楽しめる無料ツールです。海や宇宙、都市の夜景など迫力ある映像が定期的に切り替わるので、画面を眺めるだけで気分転換になります。

さらに自分の動画も組み込めるのがAerialの大きな魅力です。個人的に撮影した旅行ムービーやお気に入りのBGM付きクリップを追加して、自分だけのスクリーンセーバーを作ることもできます。

カスタマイズ項目も豊富なので、再生リストの順番や再生間隔を自在に設定できます。プログラマーの実体験として、作業の合間にオリジナル映像が流れるとリラックスしつつも集中力が保てるのでおすすめです。

①公式サイトからAerialをダウンロードする

手順
Aerialをダウンロードする

お使いのブラウザでhttps://github.com/JohnCoates/Aerial/releases/latestにアクセスします。

「Assets」欄にあるAerial.saverをクリックしてダウンロードを開始します。

ダウンロードが完了したら、Finderのダウンロードフォルダ内にあるAerial.saverを確認してください。

②ダウンロードフォルダでAerial.saverを開く

まずはFinderでダウンロードフォルダを開きます。サイドバーの「ダウンロード」をクリックすると、先ほど保存したAerial.saverが見つかります。

手順
ダウンロードフォルダを表示

Finderのサイドバーで「ダウンロード」を選択し、ファイル一覧を表示します。

手順
Aerial.saverを開く

Aerial.saverをダブルクリックしてインストーラを起動します。

ZIPファイルだった場合は、Aerial.saver.zipをダブルクリックして解凍してから開いてください。

プログラマー目線のコツ:Finderのクイックルック(スペースキー)で事前にファイル内容を確認すると安心です。

③システム設定を開いてスクリーンセーバー一覧に追加されたAerialを選ぶ

手順
システム設定を開いてAerialを選択

Dockやアップルメニューのリンゴマークからシステム設定を開きます。

サイドバーでスクリーンセーバーを選ぶと、追加済みのスクリーンセーバー一覧が表示されます。

一覧の中からAerialを探してクリックしてください。追加直後は下のほうにあることがあります。

選ぶと右側でプレビューが再生されます。これで動画スクリーンセーバーの設定は完了です。

④SourceでCustomVideosを選んで自分の動画フォルダを指定する

手順
SourceでCustomVideosを選択しフォルダを指定する

スクリーンセーバー設定画面でSourceをクリックし、リストからCustomVideosを選びます。

「Choose Folder…」ボタンを押して、自分の動画が入ったフォルダを選択してください。

フォルダを決めると中の動画がプレビュー画面に反映され、すぐに動作を確認できます。

頻繁に切り替えるフォルダはFinderでエイリアスを作成し、サイドバーに置いておくとアクセスが楽になります。

指定したフォルダ内の動画はmp4(H.264)形式だとスムーズに再生されます。

AirDropやクラウド経由で同じフォルダを共有すれば、複数のMacで同じ動画をスクリーンセーバーに使えます。

⑤Previewを押して映像が流れるか確認する

手順
Previewを押して映像が流れるか確認

「Preview」をクリックすると、選んだ動画がスクリーンセーバーとして再生されるかチェックできます。動画がスムーズに動き出したら設定は完了です。

SaveHollywoodで手持ちの動画ファイルをループ再生する

SaveHollywoodで手持ちの動画ファイルをループ再生する

手元の動画を繰り返し再生できるスクリーンセーバーを探しているなら、SaveHollywoodが頼れる相棒になります。

このプラグインを使うと、動画ファイルをドラッグ&ドロップするだけでループ再生が設定できます。対応フォーマットも多彩なので、MP4やMOVを用意すればすぐに動き出します。

  1. 好きな動画をスクリーンセーバーにできる
  2. ループ再生や音声のオンオフが簡単に切り替えられる
  3. ffmpegで再エンコードすれば互換性をさらに高められる

大画面モニターでお気に入りの映像をながめたり、プレゼンテーションの合間に軽やかな雰囲気を演出したりと、いろいろ使えるのが嬉しいポイントです。

①SaveHollywood.dmgを公式ページから取得する

ブラウザを開いて公式サイトのダウンロードページにアクセスします。

アドレスバーに以下のURLを入力してください。

https://evansofts.com/savehollywood/

ページが表示されたら画面中央にあるDownload SaveHollywood.dmgボタンをクリックして保存を始めます。

ダウンロード中に中断しないようネットワーク環境を安定させてください。

完了すると「ダウンロード」フォルダに SaveHollywood.dmg が保存されます。

②dmg内のSaveHollywood.saverをダブルクリックしてインストールする

手順
SaveHollywood.saverをダブルクリック

マウントされたウィンドウ内のSaveHollywood.saverをダブルクリックします。

「インストールしますか?」というダイアログが出たらインストールをクリックします。

設定を変更するためのパスワード入力を求められたら、Macのログインパスワードを入力してロック解除を選びます。

インストール後にスクリーンセーバーの候補に出てこないときは、システム環境設定をいったん閉じて再度開いてみましょう。

うまくダブルクリックできない場合は、SaveHollywood.saverを右クリックして「開く」から実行するとスムーズにインストールできることがあります。

③システム設定のスクリーンセーバーでSaveHollywoodを選ぶ

手順
システム設定を開く

デスクトップ画面左上のAppleメニューからシステム設定を選びます。Spotlight(⌘+スペース)で「システム設定」と入力してもすぐ開けます。

手順
スクリーンセーバーでSaveHollywoodを選ぶ

サイドバーから「スクリーンセーバー」をクリックし、表示されるリストからSaveHollywoodを探してクリックします。選択するとプレビュー画面に動画が表示されます。

SaveHollywoodがリストに見当たらないときは、いったんシステム設定を再起動してみてください。

ターミナルでdefaults -currentHost read com.apple.screensaver moduleDictを実行すると現在選んでいるスクリーンセーバーの情報が確認できます。

④Optionsで再生順や音声オフを設定する

手順
Optionsで再生順や音声オフを設定する

選んだスクリーンセーバーの右下にあるOptionsをクリックします。ここで再生順音声オフを切り替えられます。

  1. 再生順から「順番通り」か「シャッフル」を選びます。
  2. 「音声を再生」のチェックを外すと、動画が無音で流れます。
  3. 設定後、ウィンドウ外をクリックして閉じれば反映されます。

プログラマー視点だと、動画ファイル名を先頭に番号を付けると順番どおりの再生が安定して狙いやすくなります。

⑤スクリーンセーバーの開始時間を好みに合わせて短くする

手順
システム設定を開く

画面左上のAppleメニューから「システム設定」を選びます。設定画面がすぐに表示されて安心です。

手順
開始時間を短く設定する

「デスクトップとDock」をクリックし画面セーバーのタブを開きます。開始までのスライダーを好きな時間まで左にドラッグすれば設定完了です。

開始時間を1分に短くしすぎると集中作業中に画面が切り替わることがあるので注意してください。

macOS Sonoma以降では「デスクトップとDock」に画面セーバー設定がまとまっていて探しやすいです。

WebViewScreenSaverでYouTubeやライブ配信を流す

WebViewScreenSaverでYouTubeやライブ配信を流す

WebViewScreenSaverは、Webページを画面いっぱいに表示できるスクリーンセーバーです。YouTubeの動画やライブ配信をそのまま流せるので、お気に入りのチャンネルや風景カメラをずっと眺められます。

インストールも設定もシンプルで、URLを入力するだけで動かせるのが嬉しいポイントです。ネット接続環境があればいつでも最新の配信をチェックできるので、退屈しがちな待ち時間も楽しく過ごせます。

①MacAppStoreでWebViewScreenSaverを検索して入手する

手順
MacAppStoreでWebViewScreenSaverを入手

DockにあるApp Storeアイコンをクリックして起動します。

画面右上の検索欄にWebViewScreenSaverと入力してEnterキーを押します。

検索結果から該当の画面保護プログラムを選び、入手または雲マークをクリックしてダウンロードを始めます。

Apple IDのパスワード入力を求められたら、画面の指示に従ってサインインしてください。

macOSのバージョンによっては動かないことがあるので、事前に互換性をチェックしておくと安心です。

最新のアップデートが反映されたものを選ぶと、不具合が少なく安定して動作します。

②インストール後にシステム設定でWebViewScreenSaverを選ぶ

インストールが終わったら、まずはMacのシステム設定を開きましょう。

  1. 画面左上のAppleメニューからシステム設定をクリック
  2. サイドバーでデスクトップとスクリーンセーバーを選ぶ
  3. 右側のタブからスクリーンセーバーをクリック
  4. スクリーンセーバー一覧の中からWebViewScreenSaverを探して選択
  5. 必要に応じてスクリーンセーバーのオプションで表示内容やURLを設定

プレビュー画面でWebページが表示されないときは、URLを正しく入力できているか確認してみましょう。

③Optionsに動画サイトのURLを貼り付ける

動画をスクリーンセーバーで流すには、まず再生したいページをウェブブラウザで開き、画面上の「共有」アイコンをクリックして「リンクをコピー」を選びます。

次にシステム環境設定>デスクトップとスクリーンセーバーを開き、UseWebスクリーンセーバーを選んでからOptionsボタンをクリックします。表示されたURL入力欄に先ほどコピーしたリンクを貼り付けてください。

注意:YouTubeのモバイル用URL(youtu.be/〜)だと正常に再生されないことがあります。できれば「youtube.com/watch?v=〜」形式のリンクを使いましょう。

補足:一部の動画サイトでは再生制限がかかる場合があります。公開設定や再生可能形式を事前に確認しておくと安心です。

④ブラウザログインが必要な場合はチェックボックスを有効にする

手順
ブラウザログインが必要な場合はチェックボックスを有効にする

動画ストリーミングでサービスにログイン画面が表示されたら、ページ内にあるチェックボックスを探します。

ラベルは「ログイン情報を保存」や「常にログインを許可」のような文言です。クリックして色が変われば有効化されています。

チェックを入れた状態でログインすると、次回から認証を省略できるようになります。

共有のMacではログイン情報を保存すると他の人もアクセスできるので注意してください。

保存した認証情報を消したいときは、ブラウザの「設定→パスワード」から該当サイトを削除するとチェックの効果がリセットされます。

⑤再生を確認してウインドウサイズを調整する

プレビューで実際に動画が流れるかどうかを確かめます。スクリーンセーバーをプレビューボタンを押して、再生中のウインドウを確認してください。

黒い余白や映像の切れが気になるときは、SaveHollywoodのオプションから拡大モードを切り替えます。画面に合わせるアスペクト比を維持全画面に伸ばすのいずれかを選んで、再度プレビューしてみてください。

複数のディスプレイを使っている場合は、全画面表示のテストも忘れずに行うと、実際の動きをイメージしやすくなります。

動画スクリーンセーバーができたらこんな楽しみ方が広がる

動画スクリーンセーバーができたらこんな楽しみ方が広がる

動画スクリーンセーバーを取り入れると、ぼんやりと眺めるだけじゃなく、さまざまなシーンで気分を盛り上げることができます。

楽しみ方活用シーン
集中タイマーポモドーロ・テクニックに合わせた動画を流して、作業と休憩をリズミカルに切り替えられます。
リラックスタイム演出森や海などの自然映像でオフィスやリビングを癒やしの空間に変えられます。
プレゼン前のムード作りプロジェクトやイベントのテーマに合わせた短い予告編風動画で、聞き手の期待感を高められます。
思い出フォトギャラリー家族旅行や仲間との思い出動画をスライドショー形式で流し、笑顔が広がる待機画面にできます。
季節のムード演出四季折々の風景やイベント映像で、オフィスや部屋の雰囲気を手軽にチェンジできます。

これらの活用例を組み合わせれば、自分だけのオリジナル空間が手軽に完成します。

好きな旅行動画でリラックスタイムを演出

好きな旅行動画でリラックスタイムを演出

お気に入りの旅行動画をスクリーンセーバーに流すと、デスクワークの合間にふっと旅先の風景が目に飛び込んできて、リラックスムードが一気に高まります。海辺の穏やかな波音や山あいの清々しい空気感を思い出せば、短い休憩でも心がスッと落ち着くので、集中力をキープしたまま作業に戻れます。

写真appに保存した4K旅行動画をSaveHollywoodに読み込む

手順
写真ライブラリのパッケージを開く

Finderで写真ライブラリファイルを右クリックしてパッケージの中身を表示します。

手順
元動画ファイルを探してSaveHollywoodに追加

Mastersフォルダ以下の撮影日フォルダから4Kの.movファイルを見つけ、SaveHollywoodの設定画面へドラッグします。

写真ライブラリの内容を直接操作する前にライブラリのバックアップを作成してください。

Mastersフォルダは階層が深いので、Finderの検索で「.mov」と撮影日を絞り込むとすばやく見つかります。

ナイトシフトをオフにして色鮮やかに映す

Night Shiftが有効だと画面全体がほんのり暖色寄りになって動画の色合いがくすんでしまいます。ここではNight Shiftをオフにして本来の鮮やかな映像を楽しむ手順をご紹介します。

手順
システム設定を開く

画面左上のAppleマークをクリックして「システム設定」を選びます。

手順
ディスプレイ設定でNight Shiftをオフ

「ディスプレイ」を開き、「Night Shift」タブを選んでスケジュールを「切」にします。手動でオフにしたい場合は「今すぐオフにする」をクリックしてください。

True Tone(自動色調調整)も色味に影響するので、より鮮やかさを求める場合は「ディスプレイ」設定でオフにしてみてください。

時間帯でフォルダを切り替えて朝昼夜の雰囲気を自動チェンジ

時間帯でフォルダを切り替えて朝昼夜の雰囲気を自動チェンジ

朝起きたばかりのぼんやりした時間に、まるで窓の外から朝日が差し込むかのような映像がスクリーンセーバーに流れていると、なんだか気持ちまでリセットできます。昼間はカラッと明るい雰囲気、夜にはゆったりしたムードにチェンジすることで、1日の流れに合わせた心地よいデスク周りが実現できます。

この応用テクニックのポイント
  • 時間ごとに指定フォルダを自動切替:手動操作なしでムードに合わせた動画を再生
  • macOS Sonomaのカレンダー連携もOK:祝日や週末用フォルダを追加して特別感アップ
  • AppleScriptやlaunchdを活用:深い設定不要で軽快に動作

AerialのTimeBand機能でフォルダを時間ごとに設定する

手順
AerialのTimeBandで動画フォルダを時間帯ごとに割り当てる

Aerialの環境設定からTimeBandタブを開き、時間帯ごとに再生したい動画フォルダを登録していきます。自分だけの時間帯設定を作ると、朝・昼・夜で違う動画が流せるようになります。

  1. メニューバーのAerialアイコンをクリックして「設定…」を選ぶ
  2. 「TimeBand」タブに切り替える
  3. 画面下の+ボタンを押して新しい時間帯を追加する
  4. 追加した時間帯の「フォルダを選択」で再生させたい動画が入ったフォルダを選ぶ
  5. スライダーや入力欄で開始時間と終了時間を希望どおりに設定する
  6. 同じ手順で複数の時間帯とフォルダを登録し、[適用]をクリックして設定を反映する

空のフォルダを指定すると動画が表示されないので、フォルダ内に必ず動画ファイルを準備してください。

時間帯ごとにフォルダを整理しておくと、管理が楽になります。たとえば「morning」「afternoon」「night」と名前を付けるとわかりやすいです。

Shortcutsアプリで夜だけ暗め動画フォルダを指定するオートメーションを作る

手順
Shortcutsアプリを開く

LaunchpadやSpotlightでShortcutsを起動してください。

手順
個人用オートメーションを作成

画面左の「Automation」から「+」を選び、「個人用オートメーションを作成」をクリックしてください。

手順
開始条件を夜の時間に設定

「時間帯」を選び、「夕方~夜間(例:19:00〜翌朝5:00)」を指定して「次へ」をクリックします。

手順
シェルスクリプトでフォルダを切り替え

「アクションを追加」から「スクリプトを実行」を選び、以下を貼り付けます。~/Videos/DarkVideosは暗め動画フォルダのパスに変更してください。

defaults -currentHost write org.sweenc.zip.SaveHollywood slideshowPath -string "$HOME/Videos/DarkVideos"

このコマンドはSaveHollywoodの再生フォルダを夜向けに差し替えます。

手順
確認と保存

「次へ」でアクション内容を確認し、「実行前に尋ねない」をオンにしたら「完了」で保存してください。

デュアルディスプレイで左右に別映像を流して気分転換

デュアルディスプレイで左右に別映像を流して気分転換

デュアルディスプレイを使うと、左右でまったく違う動画を同時に楽しめます。片方ではゆったりした風景映像を流しつつ、もう片方でお気に入りの音楽ビデオや作業用タイマー動画を流せば、視覚的にも聴覚的にも気分を自由に切り替えられて、リフレッシュ感がアップします。

外部モニターをつなぐときは、システム環境設定の「ディスプレイ」で配置を整えてあげるだけで、ドラッグ&ドロップする感覚でウィンドウを移動できます。QuickTime PlayerとVLCなど、別々のプレーヤーを使うと音声のオンオフ管理がしやすくなります。

作業の合間にさっと切り替えられるのも魅力です。コードを書きながら片方でチュートリアル動画を流し、もう片方で集中力を高めるBGM映像を再生すれば、気分転換しつつ作業効率も落としません。

プログラマー視点の小ワザとして、ウィンドウ配置用のショートカットアプリ(例:Rectangle)を導入しておくと、ディスプレイ間の移動が一瞬です。デュアルで別映像を流すときの手間が一気に減るのでおすすめです。

システム設定でディスプレイを個別スペースにする

手順
システム設定を開く

画面左上のAppleマークをクリックして「システム設定」を選びます。

手順
デスクトップとDockを選ぶ

左側のサイドバーから「デスクトップとDock」をクリックします。

手順
ディスプレイごとにスペースを個別化

「ディスプレイごとにスペースを個別に操作」のスイッチをオンに切り替えます。

手順
設定を反映する

案内が出たらログアウトまたは再起動して、変更を有効にしましょう。

外部ディスプレイを増減したときは設定がリセットされることがあります。

macOS Sonomaでは「システム設定」アプリになっている点に注意してください。

SaveHollywoodのMultipleMonitors設定をDifferentで分ける

手順
ターミナルでDifferent設定を入力

まずターミナルを起動して、SaveHollywoodの複数モニタ動作をDifferentに切り替えるコマンドを入力します。

defaults write com.sabi.SaveHollywood MultipleMonitors -string Different
手順
設定反映と動作確認

設定をすぐに反映させるために以下のコマンドでキャッシュをクリアします。そのあと「システム設定>画面表示とスクリーンセーバー」からSaveHollywoodを選び、モニタごとに異なる動画が流れるか確認しましょう。

killall cfprefsd

プレビュー中に設定が反映されない場合は一度別のスクリーンセーバーに切り替えてからSaveHollywoodに戻すと直ることがあります。

よくある質問

よくある質問
動画がスクリーンセーバーの一覧に出ないのはどうしてですか

動画ファイルの置き場所やフォーマットが原因になりやすいです。動画は「~/ライブラリ/Screen Savers/」フォルダに入れる必要があります。また、最新の macOSでは MP4(H.264)形式が安心なので、ほかの形式は事前に変換しておくとスムーズです。

どんな動画フォーマットに対応していますか

標準的には MP4(H.264)をおすすめします。Mov や M4V も動くことがありますが、互換性を考えると MP4 安定です。手持ちの動画が対応外の場合は、「HandBrake」などで MP4 に変換してみてください。

複数の動画を順番やランダムで流せますか

標準機能では1本ずつの再生になりますが、AppleScript でフォルダ内の動画をランダムに呼び出す方法を試せます。プログラマー視点だと、Automator やスクリプトを組んで複数指定し、その都度スクリーンセーバーを切り替える手順が便利でした。

セキュリティリスクはありませんか

動画ファイル自体は再生専用なので大きなリスクはありません。ただし、ダウンロード元の信頼性やファイルに悪意あるコードが含まれていないかは確認しましょう。自作の動画や信頼できるサイトから入手したものを使うと安心です。

Aerialは無料で安全に使えるの?

Aerialは無料で安全に使えるの?

Aerialは完全に無料で使えるオープンソースのスクリーンセーバーです。GitHubで公開されているソースコードはMITライセンスのもと配布されているため、利用や改変も自由です。

セキュリティ面では、公式リリースの配布ファイルを利用すれば安心です。ダウンロード後にmacOSの「システム環境設定>セキュリティとプライバシー」でインストール許可を求められることがありますが、AppleのGatekeeper機能が動いているおかげで、安全性が担保されています。

万が一心配な場合は、Homebrewを使ってインストールする方法もおすすめです。Homebrew経由なら整合性チェックも自動で行われるので、安全に導入できます。

動画が途切れたりカクつくときはどうすればいい?

動画がカクつくと気分転換どころじゃないですよね。私も最初はお気に入りのムービーがガタガタ動くとがっかりしました。

カクつきの原因は、映像のビットレートが高すぎたり、対応コーデックで再生できていなかったりすることが多いです。スクリーンセーバー用には再生の負荷を下げる調整がポイントになります。

  1. 効率的なコーデックに変換ffmpeg -i 入力.mov -c:v libx264 -crf 23 出力.mp4のようにH.264へ再エンコードするとスムーズになります。
  2. 解像度を下げる:フルHD(1920×1080)よりも720p程度に落とすと動作が軽くなります。
  3. 専用アプリを使う:SaveHollywoodなど、動画再生に特化したスクリーンセーバーを入れるとカクつきが減ります。
  4. ほかの重いアプリを閉じる:再生中はCPUやGPUのリソースを確保すると安定しやすいです。

これらの対策を組み合わせると、カクつきがかなり改善しますよ。映像の調整は少し手間に感じますが、一度設定を決めてしまえばあとは気持ちよく流れっぱなしです。

スクリーンセーバーが開始しないのは設定ミス?

スクリーンセーバーが期待どおりに動かないときは、システム設定まわりの細かいズレが原因になっていることが多いです。

「システム設定」>「スクリーンセーバー」で、起動までの待ち時間や選んだモジュールを確認してみましょう。設定が長めにされていると、画面が真っ暗になるまで待ちぼうけを食らってしまいます。

プログラマー視点でひとつ裏技を挙げると、ホットコーナーの設定チェックも忘れずに。角にカーソルを動かして見ても反応がないときは、ここがオフになっているサインです。

この方法なら手軽に設定を見直すだけなので、まずはここをチェックしてスクリーンセーバーの再スタートを狙ってみてください。

バッテリーへの影響は大きい?

動画をスクリーンセーバーにすると、画面をただ真っ暗にするだけのときよりも映像を再生する分だけCPUやGPUに負荷がかかり、バッテリーの減りが早くなります。特に高画質な4K動画や長時間のループ再生だと、その差をより感じやすいでしょう。

MacBookをバッテリー駆動で使う場合は、電源に繋いだ状態に比べて画面の輝度を下げたり、動画の解像度を落として再生時間を短めに設定することをおすすめします。

電源アダプタをつないでいるときはほとんど気にならず、充電しながらおしゃれな動画を楽しめます。外出先で長く使いたいときだけ少し設定を調整すると、バッテリーへの影響を抑えつつ気分転換ができます。

音声を完全にオフにするには?

動画ファイルから音声を完全に消したいなら、プログラマー御用達のffmpegを使った前処理が手軽です。音声トラックだけをサクッと取り除けるので、スクリーンセーバーに設定しても絶対に音が鳴りません。操作は一度コマンドを覚えてしまえば、ほかの動画でも同じように使えるのも魅力です。

まとめ

まとめ

今回の記事では、SaveHollywoodを使った動画スクリーンセーバーの導入方法から実際に設定を確認するまで、初心者でも迷わず進められる3つのステップをお伝えしました。

好きな動画を流しながら気分転換できるスクリーンセーバーは、作業の合間にリフレッシュするのにぴったりです。ぜひいろいろ試して、自分だけの癒しタイムを楽しんでみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次