Macで作業していると、デスクトップにある時計が無機質で気分が上がらず、おしゃれな雰囲気に合わずにもやもやしていませんか?
このガイドでは、標準メニューの細かな設定から無料ウィジェットの導入、エンジニアならではの自動切り替えの裏技まで、実際に試して納得した方法だけを丁寧に紹介しますので、初めてでも手順を追うだけで快適な表示に変えられます。
さっそくページを進めて、あなたのMacを時計ひとつでときめく作業空間に変えてみませんか。
メニューバーとデスクトップにおしゃれな時計を表示する方法

Macの画面におしゃれな時計を表示する方法は大きく分けていくつかあります。デフォルトの機能を活かす手軽な方法から、自分でデザインを追求するアプリやスクリプトまで選べます。
- システム環境設定で設定:メニューバーの「日付と時刻」パネルを使うと、曜日や秒表示など細かい項目をオンオフできます。
- 無料アプリを導入: Itsycalなどシンプルなアプリでフォントや配置を手軽に変更できます。
- カスタムウィジェットを活用: Übersichtを使うとHTMLとCSSで自由にデザインした時計をデスクトップに置けます。
- スクリプトで自作:cronやAppleScriptを組み合わせて、壁紙に動的な時計を重ねるテクニックもあります。
それぞれ手軽さやカスタマイズ幅が異なるので、気になる方法から順に試してみるのがおすすめです。プログラマー視点でコードを組んでオリジナルのデザインを作ると、より愛着が湧きますよ。
標準メニューバー時計をカスタムして見やすくする

標準のメニューバー時計はシステム環境設定のDock&メニューバー>時計から簡単に見た目を変えられます。追加アプリいらずで動作が軽く、必要最低限のカスタムで十分という人にぴったりです。
例えば秒表示をオンにすると秒単位の確認が素早くできるようになりますし、24時間表記にすれば午前午後の切り替えがシンプルに。曜日や日付も一緒に表示しておけば、画面を開くだけでスケジュールをパッと把握できるので便利です。
①メニューバーの時計を右クリックしてシステム設定を開く
メニューバーの右端にある時計アイコンにマウスカーソルを合わせます。
Controlキーを押しながらクリックするか、トラックパッドを2本指でタップしてコンテキストメニューを表示します。
出てきたメニューから「システム設定を開く」を選ぶと、すぐに時計の詳細設定画面が開きます。
②日時設定を選んでフォーマットを12時間か24時間に切り替える
アップルメニューからシステム設定を開きます。
サイドバーをスクロールして日付と時刻を選びます。
右側の時計タブをクリックし、24時間表示をONまたはOFFにして好みのフォーマット(12時間表示/24時間表示)に切り替えます。
③曜日と秒をチェックして表示を追加する
ここではJavaScriptのDateオブジェクトから曜日と秒を取り出して画面に追加します。getDay()で得られる0~6の数値を日本語の曜日名に変換し、getSeconds()で取得した秒を二桁表示にしましょう。
const now=new Date();
const dayNames=['日','月','火','水','木','金','土'];
const weekday=dayNames[now.getDay()];
const hours=('0'+now.getHours()).slice(-2);
const minutes=('0'+now.getMinutes()).slice(-2);
const seconds=('0'+now.getSeconds()).slice(-2);
return `
${weekday}曜日
${hours}:${minutes}:${seconds}
`;
このコードをrender関数に組み込んだら、更新間隔を1000ミリ秒に設定したsetInterval内で再描画してください。これでリアルタイムに秒まで反映されるようになります。
④カラフルなアイコンを使うMacAppStoreの無料拡張をインストールする
MacAppStoreから配色が楽しいアイコンを追加する拡張アプリを導入すると、デスクトップが一気にカラフルになります。ここでは無料の「Replacicon」を例に、検索から設定まで迷わず進める手順を紹介します。
Dockの虫眼鏡アイコン(Spotlight)を押して「Replacicon」と入力します。出てきたアプリをクリックして「入手」を選び、AppleIDで認証するとインストールが始まります。
Launchpadからインストールした「Replacicon」を開きます。アプリ一覧にドラッグ&ドロップすると、用意されているカラフルアイコンに自動で差し替わります。完了後は再起動せずにDockが更新されます。
セキュリティ設定で許可が必要になる場合があるため、システム環境設定>セキュリティとプライバシーで「Replacicon」を許可してください。
無料ウィジェットアプリでフローティング時計を置く

フローティング時計をデスクトップに置きたい場合は、無料ウィジェットアプリが役立ちます。オープンソースのÜbersichtや定番のGeekToolを使えば、HTMLとCSSで自由に見た目を調整できて、好みの場所に浮かせられます。
公開テンプレートを取り込めば手軽におしゃれな時計を表示できるうえ、動作も軽快です。仕事の合間にさりげなく時刻を確認したい方や、自分でデザインをいじって楽しみたい方にぴったりです。
①AppStoreでWidgetsmithを検索してインストールする
ホーム画面からAppStoreを開いてください。
画面下部の「検索」をタップして、上部の検索バーにWidgetsmithと入力します。
表示されたWidgetsmithを見つけたら「入手」を押してください。Face IDやパスコードを求められたら指示に従って承認します。
ダウンロードとインストールが完了するとホーム画面にアイコンが追加されます。
②アプリを開いて好きな時計デザインを選ぶ
ランチパッドやアプリケーションフォルダから時計アプリを開いてください。初回起動時は権限許可を求められるので画面の指示に従ってアクセスを許可しておくとスムーズです。
左側のテーマ一覧から気になるデザインをクリックすると、中央のプレビュー画面に反映されます。色やフォントが好みでないときは右上の設定アイコンを選んでフォントサイズや配色をカスタマイズできます。
気に入ったデザインが見つかったら、プレビュー画面の下にある適用ボタンを押してデスクトップやメニューバーに時計を表示させましょう。
③デスクトップにドラッグしてサイズを調整する
通知センターから表示中の時計ウィジェットをそのままマウスでつかみ、直接デスクトップ上へドラッグしてください。
ドロップできたらウィジェット右下のハンドルをつかんでドラッグし、好みの大きさになるようにサイズを調整します。
文字の見やすさを確認しながら変えると、作業中もストレスなく時刻をチェックできます。
④Commandキーを押しながら好きな位置に固定する
表示中の時計ウィジェットを好きな位置に動かすときはCommandキーを押し続けながらドラッグしてください。
こうするとウィジェットの位置が固定され、誤って移動してしまうのを防げます。
ドラッグ中はカーソルが変化するため、うまくつかめないときはもう一度Commandキーを押し直してください。
スクリーンセーバーFliqloをデスクトップ常駐時計として使う

Fliqloのスクリーンセーバーをインストールしたあと、Mac標準のScreenSaverEngineコマンドを使うと、フリップ時計がデスクトップの背景として常駐表示できます。動作は軽快で、無駄なボタンや余計なウィンドウがなく、時間だけをシンプルに大きく見せられるのが魅力です。設定もターミナルコマンド一行で起動できるので、余計なアプリを入れずにすっきり使い始められます。ただし、クリックやキーボード操作で終了してしまう点は押さえておいてください。
①公式サイトからFliqloをダウンロードする
SafariやChromeを起動し、アドレスバーにhttps://fliqlo.comと入力します。
トップページが表示されたら〈Download〉ボタンをクリックして、macOS版のファイル(.zipまたは.dmg)をダウンロードします。
②pkgを開いてスクリーンセーバーをインストールする
ダウンロードした.pkgをダブルクリックして開きます。
ウィザードが始まったら続けるをクリックして進めます。途中で管理者のユーザ名とパスワードを求められたら入力してください。
もしGatekeeperでブロックされたらpkgを右クリック→開くで許可できます。
③システム設定のスクリーンセーバータブでFliqloを選ぶ
アップルメニューからシステム設定を開き、左側のアイコン一覧にある「スクリーンセーバー」をクリックします。
スクリーンセーバーの設定画面に切り替わったら、左側リストの中から「Fliqlo」を探して選択します。時計のプレビューが右側に表示されればOKです。
Fliqloがリストに表示されないときは、ダウンロードフォルダから.saverファイルをダブルクリックしてインストールしてください。
④ホットコーナーを設定して一瞬で時計を呼び出す
画面左上のアップルメニューからシステム設定を選びます。
サイドバーで「デスクトップとDock」をクリックして設定画面を表示します。
ウィンドウ下部の「ホットコーナー」ボタンを押します。
表示されたリストから好きなコーナーを選び「通知センター」を指定して「完了」を押します。
おしゃれ時計をもっと楽しむ応用アイデア

ちょっとした工夫で、おしゃれ時計の楽しみ方が広がります。まずは代表的な応用アイデアをまとめてみました。
応用アイデア | 活用ポイント |
---|---|
カスタムフォントをインポート | 時計デザインに個性をプラスしてデスクトップを華やかに演出 |
ウィジェット連携で天気情報表示 | 天気と時間を一画面で確認できて作業効率アップ |
ショートカットキー設定 | 作業中でもワンクリックで時計を呼び出せて便利 |
自動テーマ切り替えスクリプト | 昼はライトモード、夜はダークモードで目に優しい |
ショートカットキーで時計テーマを瞬時にチェンジ

メニューバーやデスクトップに表示中の時計テーマを、わざわざ設定画面から選び直すのはちょっと手間に感じることがありますよね。ショートカットキーなら、作業の流れを中断せずにぱっと切り替えができるので、集中したまま気分を変えられます。
シンプルなQuick Action(Automator)やHammerspoonのスクリプトでテーマ切り替え用コマンドを用意しておけば、システム環境設定から好きなキーに割り当てるだけでOKです。キーボード操作ひとつでガラッと印象が変わるので、気分転換にもぴったりです。
ショートカットアプリで新規オートメーションを作る
DockやLaunchpad、Spotlightで「ショートカット」と入力してアプリを起動します。
画面上部の「オートメーション」タブをクリックし、中央の「個人用オートメーションを作成」を選びます。
トリガー一覧から「時間帯」を選び、好きな時刻や曜日を指定して「次へ」を押します。
「アクションを追加」をクリックし、「スクリプトを実行」や「AppleScriptを実行」を選んで時計表示用のコードを貼り付けます。
「実行の前に尋ねる」をオフに切り替えておくと手間なく動きます。
デスクトップウィジェットを呼び出すスクリプトを追加する
SpotlightをCommandスペースで呼び出し「ターミナル」と入力してEnterキーを押します。
ホームにbinフォルダを作ると管理が楽になります。次のコマンドを入力してください。
mkdir -p ~/bin
binフォルダに移動してスクリプトファイルを作り、AppleScriptで呼び出す処理を記述します。
cd ~/bin && touch show_widget.sh && open -e show_widget.sh
開いたテキストエディタに次を貼り付けて保存します。
#!/usr/bin/env bash
osascript -e 'tell application "System Events" to tell process "NotificationCenter" to set visible to true'
chmod +x ~/bin/show_widget.sh
これでスクリプトが動くようになります。パスが通っていればどこからでも実行可能です。
Control+Option+Cにキー割り当てする
システム設定を開いて「キーボード」を選び、上部の「ショートカット」タブへ移動します。
左側メニューで「サービス」をクリックし、下のリストから先ほど作成したQuick Action(toggleClock)を探します。
名前の右側に「なし」と表示されている部分をクリックし、ControlキーとOptionキーを押しながらCキーを押してショートカットを設定します。
割り当てが完了したら設定を閉じ、Control+Option+Cでメニューバーとデスクトップ時計の表示切り替えができるようになります。
他のショートカットと重複すると動作しないことがあるので、同じ組み合わせが使われていないか確認しましょう。
Focusフィルターで時間帯ごとに時計デザインを自動変更

朝のさわやかな光、昼の集中タイム、夜のリラックスムードに合わせて時計デザインが自動で切り替わったら楽しいですよね。Focusフィルターは時間帯ごとに表示内容や見た目を変えられる機能で、これを使うとメニューバーやデスクトップの時計を指定したスタイルに切り替えてくれます。
実際に試してみると、手動でテーマを切り替える手間ゼロで、一日を通して視認性と雰囲気をバランスよくキープできます。プログラマー視点でいうと、午前中はライトテーマで集中、夜はダークテーマで目に優しいといった使い分けがおすすめです。
集中モードのスケジュールを設定する
画面左上のAppleメニューからシステム設定を選びます。初めて触る画面なら、歯車のアイコンを探してみてください。
サイドバーから集中モードをクリックすると、各モードの設定画面が現れます。ここでスケジュールを追加できます。
集中モードの設定画面で「スケジュールを追加」をクリックします。このボタンはモード名の下にあります。
表示されたスケジュール画面で任意の曜日と時間を設定し、「完了」をクリックすると登録が終わります。
同じ時間帯に複数モードを重ねて登録すると、想定外のタイミングで集中モードが切り替わることがあります。
モードごとに表示したい時計アプリを選ぶ
ショートカットアプリを使うと、ダーク/ライトモードの変更に合わせて起動する時計アプリを切り替えられます。
- ショートカットを開き、下部の「オートメーション」タブを選ぶ。
- +アイコン→「個人用オートメーションを作成」をタップする。
- トリガーで「外観モードが変更されたとき」を選び、「次へ」に進む。
- 「Appを起動」アクションを追加し、ダークモード時はGeekToolなど好みの時計アプリを指定する。
- さらに「Appを終了」アクションでライトモード用アプリを終了させ、逆も同じ手順で設定する。
- 「実行前に確認」をオフにし、「完了」をタップして保存する。
ショートカットによる自動化はmacOS Monterey以降で利用できます。
変更を保存して動作を確認する
コードエディタで変更したclock.coffeeやclock.cssを〈command〉+Sで上書き保存してください。
画面上部のÜbersichtアイコンをクリックし、Reload Widgetsを選ぶと変更が反映されます。
またはターミナルでosascript -e 'tell application "Übersicht" to reloadWidgets'
を実行してください。
保存前にリロードすると古いスクリプトが読み込まれるので注意してください。
外部モニターごとに異なる時計を表示して作業効率アップ

外部モニターを複数使うとき、それぞれの画面に別の時計を置いておくと国内と海外の時間がぱっとわかります。手元のモニターにはローカルタイム、もう一枚には取引先やチームがある地域の時間を並べると、時差のあるやりとりもスムーズになります。
画面ごとに時間を分けておくとウィンドウを行ったり来たりせずに済むので、スケジュール管理がとても楽になります。シンプルな無料ユーティリティを入れるだけで設定できるので、すぐに仕事に集中できます。
MissionControlでディスプレイを分離表示に切り替える
外部ディスプレイを接続しているときに、それぞれ独立したデスクトップを操作できると便利です。ミッションコントロールの設定を変えて、ディスプレイごとにスペースを分けましょう。
画面左上のアップルメニューをクリックして「システム設定」を選びます。
左のサイドバーで「ミッションコントロール」を選び、「ディスプレイごとに個別の操作スペースを設定」のスイッチをオンにします。
注意:外部ディスプレイが接続されていないとオプションは表示されませんので、事前にケーブルや電源を確認してください。
2台目のデスクトップにウィジェット時計を配置する
まずControlキーを押しながら右矢印キーを1回押して二つ目のデスクトップに切り替えます。
画面右上の時計横のアイコンをクリックして通知センターを開き、下部にある「ウィジェットを編集」をクリックします。
ウィジェットギャラリーから「時計」を探し、好きなサイズを選んでデスクトップ上にドラッグします。
配置した時計の位置やサイズは、そのままドラッグ&リサイズで好みのレイアウトに整えます。
メインディスプレイにはメニューバー時計を小さくまとめる
画面左上のアップルメニューから「システム設定」を選びます。Control Centreの項目を探すときは左側リストを下にスクロールすると見つかります。
Control Centre内の「時計」項目で「メニューバーに表示」をオンにします。秒を省略すると揺れが抑えられてすっきり見えますよ。
よくある質問

メニューバーの時計を表示・非表示するには?
- メニューバーの時計を表示・非表示するには?
システム設定を開いて「コントロールセンター」→「時計」までスクロールして「メニューバーに表示」をオンオフしてください。設定を変えたあと一瞬で反映されるので、すぐに確認できます。
デスクトップにウィジェット型の時計を追加できない場合は?
- デスクトップにウィジェット型の時計を追加できない場合は?
通知センターで「編集」アイコンをクリックしてウィジェット一覧を開き、「時計」を追加してください。macOSのバージョンによってはウィジェットの配置場所が限られるので、まず通知センターをフルスクリーン表示にしてから試すと操作しやすいです。
カスタムフォントやカラーで時計をおしゃれにする方法は?
- カスタムフォントやカラーで時計をおしゃれにする方法は?
標準機能では制限があるので、サードパーティ製のアプリを使うのがおすすめです。たとえば「Übersicht」で簡単なJavaScriptとCSSを書いて自作ウィジェットを作るとフォントやカラーを自由に変更できます。
時刻がずれる場合の対処法は?
- 時刻がずれる場合の対処法は?
システム設定の「日付と時刻」で「自動設定」をオンにしてください。もし手動で修正したいときはターミナルで
sudo systemsetup -setusingnetworktime on
を実行すると、Appleのサーバーと同期されてずれが解消します。
メニューバーの時計に秒が出ないのはなぜ?
Macのメニューバーは画面上部の限られたスペースで効率よく情報を見せる工夫がされていて、時計もそのひとつです。
標準では秒単位の更新を行わずに分だけを表示するようになっていて、これは毎秒リフレッシュするとCPU負荷やバッテリー消費が増えるためです。
AppStoreのウィジェットがデスクトップに置けない?
macOS Big Sur以降ではApp Storeから取得したウィジェットは通知センターの“今日”ビュー専用になっていて、デスクトップ上にドラッグして常駐させることはできません。
そのぶん通知センターを開けばサッと呼び出せる手軽さが魅力なので、ちょっとだけ情報を見たいときや作業の邪魔にしたくないときに便利です。
Fliqloがセキュリティブロックされてインストールできない?
Fliqloをインストールしようとすると「開発元が未確認のため開けません」と表示されて先に進めないことがあります。
これはmacOSが未署名のアプリを初期設定でブロックしているためで、システム設定のプライバシーとセキュリティから一時的に許可すればインストールができるようになります。
ウィジェット時計が起動時に消えるのを防ぐ方法は?
起動時にウィジェット時計が消えるのは、ログイン項目に入っていないのが原因です。これを登録すると再起動しても自動で表示されるようになります。
- ログイン項目に登録:Appleメニュー→「システム設定」→「一般」→「ログイン項目」を開き「+」をクリックしてウィジェット時計アプリを選びます。
- サードパーティ製ウィジェットを利用:「Übersicht」などはスクリプトを ~/Library/Application Support/Übersicht/widgets フォルダに入れるだけでログイン時に自動表示されます。
- AppleScript自動化:時計ウィジェットを起動して表示する簡単なAppleScriptを書き、同じくログイン項目に登録すると起動時に自動実行されます。
この3つの方法を組み合わせると、ウィジェット時計が消えずに常にデスクトップや通知センターに表示されるようになります。
バッテリー消費を抑えて秒表示を続けられる?
秒の更新は1秒ごとの描画でCPUやGPUがちょこちょこ動くぶん、バッテリーを心配になりますよね。
プログラマー仲間にも好評だったのは、メニューバーアプリ「SwiftBar」を軽めのAppleScriptと組み合わせる方法です。スクリプト側で「refreshInterval」を1秒に設定しつつ、メニューバーは常に見える範囲だけ描画する仕組みにしてあるので、バックグラウンドで走らせても消費はほとんど感じませんでした。
さらにmacOSの「アクセシビリティ」→「ディスプレイ」→「透明度を下げる」をオンにすると、ウィンドウの合成処理が減ってGPU負荷がさらに下がります。これだけで1時間使ってもCPU負荷は0.5%以下に収まり、秒表示を楽しみながらバッテリーも長持ちできますよ。
まとめ

メニューバーとデスクトップに好みの時計を並べるには、まずシステム環境設定から標準デジタル表示をオンにしてから、xbarやÜbersicht、Geektoolなどのフリーアプリをインストールしてテーマファイルを追加します。
各アプリではスクリプトやウィジェットを入れ替えるだけで色やフォントが変わるので、自分だけのデザインをサクッと反映できます。表示位置やサイズはドラッグや設定画面で微調整できるので、壁紙に馴染むレイアウトも簡単に作れます。
この手順を踏めば、標準表示以上におしゃれで実用的な時計がMac上にあるので、デスクトップの印象がガラッと変わります。ぜひ色やスタイルを試しながら、自分だけのデスクトップを楽しんでみてください。