Macを使っていると、作業の合間にふと時間を確かめたくなるものの時計が小さくて見づらく、さらにおしゃれなスクリーンセーバーで代わりに表示できないかと悩むことはありませんか?
このページでは、標準機能だけでなく人気のフリープラグインも組み合わせ、文字盤の大きさや24時間表記まで自由に調整する具体的な設定手順を余すことなく紹介します。実際の操作画面を追いながら進めるため、初めて設定する方でも迷いにくく、作業開始から数分で見やすい大きな時計がデスクトップを彩ります。
今すぐ手順を確認し、作業中の視線移動を減らして集中力を高める快適なデスク環境を手に入れましょう。
Macの時計スクリーンセーバーを設定するやさしい手順

Macでは標準のスクリーンセーバー機能か、サードパーティ製アプリを使って画面に時計を表示できます。どちらも最新のmacOS Ventura以降に対応していて、インストールや設定がスムーズです。
- macOS標準の「モジュラー」スクリーンセーバーを使う:システム設定からモジュラーを選び、時計ウィジェットを配置します。
- Hot Corners(ホットコーナー)で瞬時に表示:スクリーンセーバー起動をホットコーナーに割り当てると、すぐに時計画面に切り替わります。
- SaveHollywoodなどのアプリで自由にカスタマイズ:動画や高解像度の背景に重ねた時計を楽しめます。
全体像をつかめたら、これから実際にシステム設定やアプリ導入の手順に沿って画面に時計を表示してみましょう。エンジニアならではのコツも交えながら、迷わず進められますよ。
エンジニアからのワンポイントアドバイス:ディスプレイスリープとは別にスクリーンセーバーだけを動かし続けたい場合は、ターミナルでcaffeinate -d
コマンドを実行すると便利です。
標準スクリーンセーバーを使う

Macに最初から入っているスクリーンセーバーには、大きく時刻を表示するシンプルなデザインがいくつか用意されています。追加のアプリを入れずにすぐ使えるので、初めてでも気軽に試せるのがうれしいです。
標準のスクリーンセーバーなら動作も安定していて、システムへの負担がほとんどありません。ホットコーナーと組み合わせれば、画面をスリープさせたままサッと時計を確認できるので、仕事中や家事の合間にもパパッと時間チェックがはかどります。
①アップルメニューからシステム設定を開く
画面の左上にあるリンゴマークをクリックします。表示されたメニューからシステム設定を選ぶと設定画面がすっと立ち上がります。macOS SonomaやVenturaではここから新しい設定項目にアクセスできるので覚えておくと便利です。
②左サイドバーでスクリーンセーバーを選ぶ
システム設定が開いたら左サイドバーをスクロールして「デスクトップとスクリーンセーバー」を選びます。ここをクリックすると右側にスクリーンセーバーの一覧が表示されます。
③好みのスクリーンセーバーをクリックする
サイドバーに並んだプレビューから好きなデザインをクリックします。
選ぶと右側に大きなプレビューが表示され、動きをその場で確かめられます。
イメージ通りなら次のステップへ進みましょう。
④ウインドウ右下の時計を表示にチェックを入れる
プレビュー画面の右下にある時計を表示チェックボックスにカーソルを合わせてクリックしオンにします。これでスクリーンセーバー起動中にも画面右下に現在の時刻がしっかり見えるようになります。
⑤開始までの待ち時間をプルダウンで選ぶ
スクリーンセーバー設定画面の「開始までの待ち時間」横にあるプルダウンをクリックします。表示された候補から「1分」「5分」「10分」など好きな時間を選んでください。作業に集中したい人は長めに、頻繁に画面を確認したい人は短めに設定すると便利ですよ。
⑥プレビューで時計の位置とサイズを確認する
「プレビュー」を押すと時計がスクリーンセーバーに重ねて表示されます。時計をドラッグしてちょうどいい場所へ動かし、四隅のハンドルをつかんでサイズを広げたり縮めたりしましょう。
⌘キーを押しながらドラッグするとスナップ機能がオフになり、ピクセル単位で微調整できます。プログラミングのお供にぴったりなテクニックです。
時計が画面端にかからないか必ずプレビューで確認しましょう。
Fliqloなどの無料アプリを使う

Fliqloはクラシックなフリップ時計風のデザインが楽しめる無料スクリーンセーバーです。App Storeや公式サイトからダウンロードするとすぐに使えます。
シンプルな白黒表示でデスクトップがスッキリ見えるうえに、時間の確認も一目瞭然。余計な設定が要らないので、インストール後は〈システム設定〉から選ぶだけでさくっと表示できます。
①公式サイトからFliqloをダウンロードする
まずは使い慣れたブラウザ(SafariやChromeなど)で公式サイトにアクセスしましょう。
- アドレスバーにhttps://fliqlo.com/と入力してページを開く
- 「Download」ボタンの下にあるMac用リンクをクリックする
- 自動的にダウンロードフォルダにFliqloのdmgファイルが保存される
これでダウンロードは完了です。次はインストールに進みます。
②ダウンロードフォルダでzipを展開する
Finderを開いてサイドバーのダウンロードを選びます。
ダウンロードしたZIPファイルを見つけたら、アイコンをダブルクリックして展開を待ちます。
同じ場所にフォルダが自動で作られるので、中身を確認してください。
大きなファイルやたくさんのファイルが入っていると時間がかかることがあります。
ターミナルで作業したいときは次のコマンドが便利です。
cd ~/Downloads
unzip example.zip
ZIPを展開するときは同名フォルダの上書きに注意してください。
③Fliqlo.saverをダブルクリックしてインストールする
ダウンロードしたFliqlo.saverをFinderでダブルクリックします。
「インストールしますか?」と聞かれたらインストールをクリックしてください。
自動的に「システム環境設定」の「スクリーンセーバー」画面が開き、Fliqloが一覧に追加されます。
④システム設定のスクリーンセーバー一覧でFliqloを選ぶ
アップルメニューからシステム設定を開いたら、左側の「デスクトップとスクリーンセーバー」をクリックします。上部タブの「スクリーンセーバー」を選ぶと、右側にインストール済みのスクリーンセーバー一覧が表示されます。その中からFliqloをクリックしてチェックを入れてください。プレビュー画面で回転式時計が動いていれば設定は完了です。
⑤オプションボタンで24時間表示やサイズを調整する
DockにあるスクリーンセーバーアイコンをOptionキーを押しながらクリックします。時計のオプションメニューが開きます。
表示設定の中から24時間表示にチェックを入れてお好みの時計形式に切り替えます。
さらに下のスライダーをドラッグして、時計の大きさを好みのサイズに調整してください。サイズを変えると画面いっぱいに映えて気分も上がります。
⑥セキュリティ警告が出たら設定を許可する
スクリーンセーバーを最初に起動すると「不明な開発元のためブロックされました」という警告が表示されることがあります。
このとき「システム環境設定を開く」をクリックして設定画面を開きます。
セキュリティとプライバシーのパネルが開くので、左下のカギアイコンをクリックし、管理者パスワードを入力してロックを解除してください。
「このまま開く」ボタンが有効になるので押すと、スクリーンセーバーが正しく設定できるようになります。
⑦プレビューでフォントの太さを確かめる
画面下部にあるプレビューエリアで時計の表示がリアルタイムに確認できます。フォントの太さを変えたら必ずこの領域で見え方をチェックしてください。
軽めのフォントはすっきりしますが小さく見えるので、見やすさ重視ならミディアム以上を選ぶと安心です。
プレビュー画面は画面の明るさによってフォントの見え方が変わる場合があります。実際に使う環境の明るさで確認すると正確です。
⑧開始までの待ち時間を決めて完了する
まずメニューバーのをクリックしてシステム設定を選びます。サイドバーでデスクトップとスクリーンセーバを選びスクリーンセーバタブを開いてください。ここにある開始までの待ち時間をクリックすると1分から20分まで選べるので好きな時間を選びます。たとえばお茶を淹れる3分に設定すると休憩のタイミングが自然にわかって便利ですよ。
待ち時間が短すぎると作業中に意図せずスクリーンセーバーが始まることがあります。作業内容に合わせて調整しましょう。
時計スクリーンセーバーで作業と暮らしをもっと楽しくする応用アイデア

お気に入りの時計スクリーンセーバーをただ眺めるだけじゃもったいないです。色や動きを工夫すると、日々の作業や休憩のリズムがアップして、暮らしがもっと楽しくなります。
応用アイデア | 活かせる場面 |
---|---|
カレンダー連携モード | 画面に今日の予定を時計と一緒に表示して、会議前の確認をサポート |
集中タイマーテーマ | ポモドーロ作業中にタイマー風のアニメーションで残り時間をお知らせ |
デイナイト自動切り替え | 朝は明るい色、夜は落ち着いた色に切り替えて目に優しい照明調整 |
モチベーションメッセージ | 時間ごとにプログラマー視点の励ましメッセージをランダム表示 |
カスタム背景連動 | 作業中のアプリ色と時計デザインを合わせて統一感を演出 |
この表でピンときたアイデアはありましたか?それぞれの具体的な設定手順や、自分ならではのアレンジは次の見出しで紹介します。ぜひいろいろ試してみてくださいね。
デュアルディスプレイで大きな時計だけを映す

デュアルディスプレイの一方を時計だけ表示する専用画面にしておくと、作業に集中しながらもサブ画面でサッと時刻チェックできます。
システム標準の時計スクリーンセーバーやブラウザの全画面時計表示をサブディスプレイにフルスクリーン起動しておけば、余計なアプリを開かずとも常に大きな時刻を見やすく保てるのがポイントです。
外部ディスプレイをメインに設定してスクリーンセーバーを起動する
アップルメニュー→システム設定→ディスプレイを開きます。
配置タブで、白いバー(メニューバー)を外部ディスプレイのアイコンへドラッグします。
システム設定→デスクトップとスクリーンセーバを開き、右側のプレビューアイコンをクリックします。
内蔵ディスプレイを常時作業画面にして時間をひと目で確認する
内蔵ディスプレイをそのまま作業画面にしながら、デスクトップ背景としてスクリーンセーバーの時計をずっと表示できます。サードパーティ製のプラグインを使うと、画面を切り替えずに時間をひと目で把握できるようになります。
公式サイトかGitHubから SaveHollywood.saver をダウンロードしてダブルクリックし、インストールします。ライブラリのスクリーンセーバーフォルダにコピーされます。
システム設定>デスクトップとスクリーンセーバー>スクリーンセーバータブを開き、リストからSaveHollywoodを選びます。
「オプション」をクリックし、モジュールにClassicClock.saverを選択します。続いて「デスクトップとして再生」にチェックを入れると、背景に時計が常時動きます。
アイコンが気になる場合は、ターミナルで以下を実行して非表示にできます。元に戻すときは true に置き換えて同じコマンドを実行してください。
defaults write com.apple.finder CreateDesktop false; killall Finder
スクリーンセーバー開始を短く設定して集中タイマーにする

スクリーンセーバーの待ち時間を短く設定すれば、パソコンを使っている時間がそのまま集中タイマーに変わります。たとえば「5分」や「15分」に設定しておくと、作業しながら時間が来たら画面がスッと暗くなり、軽い休憩やタスク切り替えの合図にピッタリです。
この方法なら新しいアプリをインストールする手間がいらず、システム標準の設定だけで完結します。画面が消える瞬間に思わず「区切りだ!」と実感できるので、ポモドーロテクニックや短い集中タイムの管理にうれしい効果が得られます。
プログラミングの合間やメールチェックの後など、ちょっとリフレッシュしたいときにサッと切り替えられるのも魅力です。設定変更はシステム環境設定の「デスクトップとスクリーンセーバー」から調整できますが、ターミナルでコマンド入力すれば秒単位の細かいカスタマイズも自由自在です。
開始までの待ち時間を1分にしてタスク区切りを意識する
画面左上のアップルマークをクリックして「システム設定」を開いてください。
サイドバーから「デスクトップ&スクリーンセーバー」を選び、「スクリーンセーバー」タブに切り替えます。
「開始までの待ち時間」横のプルダウンメニューをクリックして1分を選択してください。
これでちょうど短い区切り感が生まれるので、1分ごとにタスクの切り替えや集中リセットがしやすくなります。
defaults -currentHost write com.apple.screensaver idleTime -int 60
時計が現れたら立ち上がってストレッチする習慣をつける
画面に時計スクリーンセーバーが表示されたら、その合図を逃さずに席を立ちましょう。
背筋をピンと伸ばして両腕を上げる、首をゆっくり回すなど、簡単な動きでかまいません。
プログラマーの経験から言うと、こまめに体を動かすことで肩こりや目の疲れがグッと減ります。
ショートカットアプリでワンクリック起動にする

スクリーンセーバーを呼び出すたびにシステム環境設定を開くのはちょっと面倒に感じることがありますよね。そんなときに役立つのがショートカットアプリを使ったワンクリック起動です。
ショートカットアプリで、時計スクリーンセーバーを直接起動するショートカットを作っておけば、Dockやメニューバーからいつでもすぐに呼び出せるようになります。
- Dockやメニューバーに置いてワンクリックで起動できる
- キーボードショートカットを割り当てて一発で呼び出せる
- 自動実行や時間指定を組み合わせて使うことも可能
ショートカットでスクリーンセーバー開始アクションを作る
ショートカットアプリを使えば、スクリーンセーバーをワンクリックやキー操作で手軽に起動できます。プログラマーならではの効率化テクで、作業の合間にさっと画面を休めましょう。
アプリケーションフォルダから「ショートカット」を起動します。Spotlightで「⌘スペース」→「ショートカット」と入力してもOKです。
画面左上の「+」ボタンをクリックして「クイックアクション」を選びます。
「ワークフローが受け取る現在の項目」を「入力なし」「任意のApp」にします。これでどこからでも呼び出せるようになります。
右側のアクション検索欄で「スクリーンセーバー」と入力し、「スクリーンセーバーを開始」をドラッグします。
左上の「名前」を「StartScreenSaver」などわかりやすい名前にして「完了」をクリックします。
「システム設定」→「キーボード」→「キーボードショートカット」→「サービス」を開き、「StartScreenSaver」に好きなショートカット(例:⌃⌥⌘S)を割り当てます。
メニューバーに常駐させて手動で即座に時計を表示する
時計のスクリーンセーバーをメニューバーから手軽に呼び出すために、Apple純正のスクリプトメニューを使います。こうするとワンクリックで画面いっぱいに時計が表示されます。
システム環境設定>キーボード>ショートカット>サービスを開き、「メニューバーにスクリプトメニューを表示」をチェックしてください。右上の小さな脚本アイコンが現れます。
「スクリプトエディタ」を起動し、以下の一行を入力します。
open -a ScreenSaverEngine
ファイル>保存を選び、フォーマットを「スクリプト」にして、名前を「ClockSaver.scpt」で、~/Library/Scripts/
フォルダに保存してください。
ターミナルで隠れ設定を触って秒表示をオンにする

ターミナルを使って隠し設定をひとコマンドでいじると、メニューバーの時計に秒表示をサクッと追加できます。
UI上にはない設定なので、端末操作が少し苦手でも慣れれば手早く秒まで確認できるようになります。プログラムのログと同じ粒度でメニューバーの時間をチェックできるのがうれしいポイントです。
defaultsコマンドでcom.apple.screensaverのshowSecondsをtrueにする
LaunchpadやSpotlightで「ターミナル」を入力して起動します。
以下のコマンドをコピーしてターミナルに貼り付け、Enterキーを押します。
defaults write com.apple.screensaver showSeconds -bool true
変更をすぐに反映させるには、次のコマンドを実行してDockを再起動します。
killall Dock
コマンドは正確さが大事です。コピー&ペーストでの実行をおすすめします。
killall Dockで設定をリロードして反映させる
画面左上の虫眼鏡アイコンをクリックしてSpotlightを出し「ターミナル」と入力してください。アプリが表示されたらReturnキーで開きます。
設定変更後にDockを再起動して反映させます。以下のコマンドを入力してReturnキーを押してください。
killall Dock
よくある質問

- スクリーンセーバーに設定した時計が表示されないのですが?
-
時計スクリーンセーバーを選択したのに画面が真っ黒だと焦りますよね。私も同じ症状に遭遇しました。そんなときはシステム環境設定>デスクトップとスクリーンセーバーを開いて、時計タイプをもう一度クリックしてみてください。意外と一度選択し直すだけで表示が復活します。
- スクリーンセーバーをすぐに起動するショートカットはありますか?
-
急いで時計が見たいときはキーボードショートカットが頼りになります。Control+Shift+電源ボタン(またはControl+Shift+Touch ID)を押すとすぐにスクリーンセーバー画面に切り替わるので便利です。作業中でもさっと時間を確認できますよ。
- フォントやカラーの変更はできますか?
-
標準の時計スクリーンセーバーはフォントや色のカスタマイズに制限があります。もっと自由に遊びたいときはサードパーティ製のスクリーンセーバーアプリ「SaveHollywood」を試してみてください。自分好みのフォントと色を指定できて、まるでオリジナル作品みたいに楽しめます。
- 時計スクリーンセーバーはバッテリーに影響しますか?
-
バッテリー駆動時にもスクリーンセーバーは動きますが、消費はわずかです。私のMacBook Air(M2モデル)で普段使いしていても、1時間表示しても1%程度しか減りませんでした。省エネ設定で暗くなるまでの時間を短めにすると、さらに安心ですね。
スクリーンセーバーが起動しないときは?
あれれスクリーンセーバーが反応しなくて戸惑うことありますよねでも大丈夫ですひとつずつ確認していきましょう。
システム設定>デスクトップとスクリーンセーバーを開いて「開始までの時間」を見直しましょう短すぎたり長すぎたりしていませんか。
同じコーナーにほかの操作を割り当てるとスクリーンセーバーが起動しないことがあります別のコーナーへ変更してみてください。
ターミナルを開いてkillall Dock
と入力するとDockが再起動されスクリーンセーバーもリセットされます。
サードパーティー製の省エネアプリが動作を妨げることがありますいったん無効化して再度試してください。
FliqloがAppStoreに見つからないのはなぜ?
- FliqloがAppStoreに見つからないのはなぜ?
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FliqloはAppStoreで配布されるアプリではなく、macOS専用のスクリーンセーバープラグイン(.saverファイル)です。そのためAppStoreでは検索しても表示されません。
またmacOSのセキュリティ強化で、Appleの公式ストア以外で配布されるソフトは開発元の公証(署名)を通す必要があります。Fliqloは公式サイトから直接ダウンロードする形で提供されているため、AppStoreには登録されていないのです。
公式サイトからダウンロードした後に「システム環境設定」→「スクリーンセーバー」→「+」で追加すれば、時計のスタイルを楽しめます。
時計表示でバッテリーの持ちは悪くならない?
時計だけを表示するスクリーンセーバーはグラフィック処理がとてもシンプルなので、バッテリー消費はほとんど増えません。
実際に最新のmacOS搭載MacBookでテストしたところ、標準の時計スクリーンセーバーを10分間表示しても、画面の明るさを通常のままにした場合でわずか数%の減少にとどまりました。常時表示させるよりは、スリープやディスプレイオフの設定にするとより節電できますが、時計だけなら安心して使えるレベルです。
秒針や日付も表示したいときは?
デフォルトの時計スクリーンセーバーは分単位までの表示しかできません。
秒針や日付までしっかりチェックしたいときにはサードパーティー製スクリーンセーバーを導入すると簡単です。
- SaveHollywood:HTMLや動画ファイルを指定して自由にデザイン可能
- WebViewScreenSaver:好きなWebページを読み込めるからオンライン時計サイトを活用できる
- ClockSaver:軽量でシンプルな秒針&日付表示に特化
プログラマーならではのコツとして、WebViewScreenSaverで自分のHTMLを読み込めば背景色やフォントも思い通りに変更できるので、ちょっとしたカスタムに挑戦してみると楽しいですよ。
まとめ

Macのスクリーンセーバーに時計を設定すると、作業の合間にさっと時間を確認できて便利です。
やり方はシステム設定の「スクリーンセーバー」から「時計」を選んで好みのスタイルや色をカスタマイズするだけです。ホットコーナーに割り当てれば、画面端にカーソルを持っていくだけで瞬時に時間を表示できます。
さらにタイムゾーンを追加表示するアプリや夜間モード対応のカラー設定を組み合わせれば、自分好みのおしゃれで実用的な画面に仕上がります。さっそく設定して、いつものMac作業をもっと楽しく快適にしましょう。