Macメールで添付画像が埋め込まれる!?やさしく直す完全ガイド

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Macメールで添付画像が埋め込まれる!?やさしく直す完全ガイド

Macで送ったメールの画像添付が勝手に本文に埋め込まれることが続き、お困りではありませんか?

こちらのガイドでは、初期設定の見直しから圧縮ファイルの活用、相手の環境を選ばない送り方まで、現場で繰り返し試した方法を順に示し、どなたでも短時間でトラブルを解消できるように構成しています。

操作に慣れてしまえば、デザイン確認の行き違いや再送依頼に追われる日々から解放されます。静かなデスクで一緒に手順を進め、すっきりした送受信を取り戻してみませんか。

目次

Mailで添付が埋め込まれるときの送り方をぜんぶ試そう

Mailで添付が埋め込まれるときの送り方をぜんぶ試そう

画像が本文に埋め込まれてしまう場面は意外と多いものです。ここではすべての送り方を実体験をもとに紹介します。

  1. 環境設定でアイコン表示:Mailの設定画面から「添付ファイルをアイコンで表示」にチェックを入れてみよう。
  2. ドラッグ&ドロップ送信:Finderからファイルを直接本文にドラッグして落とすとアイコンで添付されることがあるよ。
  3. ZIPで圧縮:フォルダや複数ファイルは右クリックから「圧縮」でひとまとめにすると埋め込みを回避できる。
  4. Mail Dropを使う:大きなファイルはMail Dropを有効にしてiCloud経由で送ると本文に埋め込まれない。
  5. 共有リンクを利用:プログラマー仲間定番のDropboxやGoogleドライブのリンクを貼ってファイルを送る方法もおすすめ。

どの方法でも送信前にテストしてみると安心です。相手の環境でどう表示されるかをチェックしてから本番を送ってみてください。

プログラマーならではの裏ワザ:コマンドラインからbase64でファイルをエンコードしてテキスト扱いで送る手もあります。

アイコン表示で添付する標準設定を変える

アイコン表示で添付する標準設定を変える

標準設定を「アイコンで表示」に変えると、画像が本文に埋め込まれずに添付アイコンだけになるので、受信者がクリック一つで保存できます。メール>環境設定>作成タブ>“添付ファイルをアイコンで表示”にチェックを入れるだけで、送信時にすっきりアイコン表示に切り替わります。画像をたくさん送りたいときや、本文を読みやすく保ちたいときにぴったりの方法です。

①メニューバーの「メール」をクリック

手順
メニューバーの「メール」をクリック

macOS画面上部のメニューバーで、左端のAppleマークの隣にある「メール」を見つけましょう。

こちらをクリックすると、メールアプリ固有のメニューが開きますので次の操作に進めます。

②「設定」を開く

画面上部のメニューバーでMailアプリをアクティブにします。

メニューバーからメールをクリックして環境設定…を選んでください。

⌘ + ,(コマンドキーとコンマ)でも同じ設定画面が開けます。覚えておくと操作がスムーズになります。

ほかのアプリが前面だとメニューが出ないので、必ずMailをアクティブにしてから操作してください。

③「作成」タブで「添付ファイルを常にアイコンとして表示」にチェック

手順
「作成」タブを開いてアイコン表示をオンにする

Mailを起動して、画面左上の「メール」メニューから「環境設定」をクリックしてください。

表示された設定画面で上部の「作成」タブを選択します。

「添付ファイルを常にアイコンとして表示」にチェックを入れると、画像やPDFが本文内に埋め込まれずアイコンで表示されます。

プログラムのやり取り中は、本文内への自動展開を防ぐとコードや本文が見やすくなるので、この設定がおすすめです。

④ウインドウを閉じて変更を保存

手順
ウインドウを閉じて変更を保存

設定を変えたら、画面左上の赤い閉じるボタンをクリックしてウインドウを閉じます。変更は自動で保存されるので、新たな設定がすぐに反映されています。

メール作成時だけ送信オプションを切り替える

メール作成時だけ送信オプションを切り替える

メールを書いているときだけ画像を埋め込むか添付にするか、その場で切り替えられる方法があります。

  • メニューバーの「表示」: メール作成画面で「画像を添付ファイルとして表示」をオンオフできます。
  • キーボードショートカット: ⌥⌘P を押すだけで埋め込み表示と添付表示を切り替えられます。
  • 件名ごとに設定保持: 一時的な切り替えなので、ほかのメールには影響しません。

①新規メッセージウインドウをひらく

手順
新規メッセージウインドウをひらく

DockまたはLaunchpadからMailをクリックして起動してください。

Mailが開いたら、ウインドウ上部にある新規メッセージのアイコンをクリックします。

もっと速く操作したいときは、Command+Nを押すとすぐに新規メッセージウインドウが表示されます。

もし他のアプリが前面にあるときは、Command+TabでMailに切り替えてからCommand+Nを試してください。

②Shift+⌘+Aで添付したい画像を選ぶ

手順
Shift+⌘+Aで添付したい画像を選ぶ

メール作成ウィンドウでShift+⌘+Aを押すとファイル選択ダイアログがすぐに表示されます。

表示されたダイアログでは矢印キーや検索バーで目的の画像を素早く探せます。複数の画像を添付したいときはキーを押しながらクリックするとまとめて選択できます。

③ツールバーの表示形式ボタンから「アイコン表示」をえらぶ

手順
「アイコン表示」を選ぶ

ツールバーの表示形式ボタンをクリックして、一覧から「アイコン表示」を選びます。アイコンだけが並ぶので添付画像がひと目でわかりやすくなります。

④送信前に「Windowsフレンドリーな添付」をオンにする

手順
Mailを開く

DockやSpotlightからMailアプリを起動してください。

手順
環境設定を開く

画面上部メニューの「Mail」から「環境設定…」を選びます。

手順
作成タブに切り替える

環境設定ウィンドウの上部にある「作成」をクリックしてください。

手順
Windowsフレンドリーな添付をオン

「送信時にWindowsフレンドリーな添付を使用」にチェックを入れて設定完了です。

補足として、この設定をオンにすると画像はファイルとして添付されるので、Windowsユーザーでも埋め込みではなく別ファイルとして受信できます。

画像を自動でZIP圧縮して埋め込みゼロにする

画像を自動でZIP圧縮して埋め込みゼロにする

画像をそのままドラッグすると本文内に埋め込まれてしまう悩みを解消したいときは、添付前に自動でZIP圧縮する仕組みを用意すると便利です。この方法を使うと、圧縮されたファイルを添付するだけで埋め込み画像を完全にゼロにできますし、ファイルサイズも小さく保てます。

  1. 埋め込み回避:圧縮ファイルとして扱うので本文内に画像が表示されません。
  2. サイズ削減:ZIP圧縮をかけることで通信量を抑えられます。
  3. ワンクリック運用:Automatorやショートカットに設定すると操作がドラッグ&ドロップだけで完結します。
  4. スクリプトカスタマイズ:プログラマーならではの独自スクリプトで、ファイル名や圧縮オプションを細かく調整可能です。

①Finderで送りたいファイルを全部えらぶ

手順
①Finderで送りたいファイルを全部えらぶ

DockやデスクトップからFinderをクリックしてウインドウを開きます。サイドバーやウインドウ上部のパスバーでファイルがあるフォルダへ移動しましょう。

一覧表示に切り替えると複数選択がわかりやすくなります。⌘キーを押しながら各ファイルをクリックすると散らばった場所のファイルも一気に選べます。Shiftキーを使うと連続した範囲をまとめて選択できます。

もしファイルがあちこちにあるときは、新規フォルダを作ってまとめるとドラッグしやすくなるのでおすすめです。

②右クリックで「○項目を圧縮」を選ぶ

手順
右クリックで「○項目を圧縮」を選ぶ

Finderで圧縮したいファイルを選んだら、ファイル名を右クリックします。

表示されたメニューから「○項目を圧縮」をクリックすると、すぐにZIPファイルが作成されます。

③できたZIPをメールにドラッグ

手順
できたZIPをメールにドラッグ

まずDockからMailアプリを起動し、新規メールを作ります。Finderで作成済みのZIPを見つけ、そのままメールウインドウの本文エリアへドラッグ&ドロップしてください。

ドロップするとZIPが添付ファイルとしてアイコン表示されます。こうすることで相手側へ展開済みではなくZIPのまま届きます。

④そのまま送信ボタンを押す

手順
そのまま送信ボタンを押す

ウィンドウの左上にある青い紙飛行機アイコンをクリックします。

添付画像のアップロードが完了したことを確認してから押すと、メールが途中で止まらずに送れます。

埋め込みを回避できたらもっと便利になる応用ワザ

埋め込みを回避できたらもっと便利になる応用ワザ

画像が埋め込まれない設定がマスターできたらさらに日々のメール作業がスムーズになりますよ。ここでは実際に試してみた便利なテクニックを紹介します。

応用ワザ役立つシーン/メリット
MailDrop活用5MB超えの画像もiCloud経由で自動アップロード&リンク挿入できるので大容量ファイルも安心して送れる
Automatorで一括リサイズ複数のスクリーンショットをまとめて軽量化したうえで添付できるので送信前の手間がグッと減る
ショートカット.appでワンクリック添付よく使うフォルダや日付フォルダからすぐに選択して添付できるので作業フローを自動化できる

AirDrop用に自動ZIPするショートカットを作る

AirDrop用に自動ZIPするショートカットを作る

AirDropで複数ファイルを送るときに、いちいち圧縮してから移動するのは意外と手間ですよね。そこでショートカットアプリ(ショートカットとも呼ばれます)で、選択したフォルダやファイルを自動的にZIPにまとめてAirDrop画面を開く仕組みを作っておくとグッと楽になります。

使い方はシンプルで、Finderで対象を選んで右クリック→「ショートカットから実行」を選ぶだけ。あらかじめショートカット内で「ファイルを圧縮」と「AirDropで共有」のアクションをつなげておけば、手動でZIPを作る必要がなくなります。

プログラマー視点のワンポイントアドバイスとして、ZIPファイル名に日付やタイムスタンプを付けると整理しやすくなります。あと、ショートカットをFinderのクイックアクションに登録しておくと、右クリックメニューを開くだけで実行できるのも覚えておくと役立ちます。

ショートカットAppを開いて「新規ショートカット」をクリック

手順
ショートカットAppを開いて「新規ショートカット」をクリック

Dockにない場合はCommand+SpaceキーでSpotlightを開いて「ショートカット」と入力し、アプリを起動してください。

アプリが立ち上がったら、ウインドウ右上の「新規ショートカット」ボタンをクリックしましょう。

「ファイルを圧縮」を追加し共有先をAirDropに設定

Finderの共有メニューに「ファイルを圧縮」を追加しておくと、大量の画像や資料をまとめたzipファイルをそのままAirDropで送れるようになります。

手順
システム環境設定で「ファイルを圧縮」を有効化

左上のアップルメニュー→システム環境設定→拡張機能を開き、サイドバーの共有メニューを選択します。リストからファイルを圧縮にチェックを入れるだけで完了です。

手順
Finderでzipに圧縮してAirDrop送信

Finderで送りたいファイルやフォルダを選択し右クリック→共有→ファイルを圧縮をクリックします。生成されたzipファイルを右クリック→共有→AirDropを選び、相手の名前をクリックすると送信が始まります。

AirDrop送信前にWi-FiとBluetoothが両方オンになっているか確認してください。

相手の受信設定が「連絡先のみ」になっていると検出できない場合があります。必要に応じて「すべての人」に切り替えておくと安心です。

ワンアクションでZIPして転送できるかテスト

Automatorで作ったクイックアクションがFinderからワンクリックで動いているか確かめます。

手順
クイックアクションをテスト実行

Finderでテストしたい画像を選んで、右クリックからクイックアクション→ZIPしてメール送信を選びます。

メールアプリが立ち上がり、zipファイルが添付された新規メールが開いたら成功です。

クイックアクション名は短めにしてメニューが見やすくなる工夫をしましょう。

Finderのメニューに反映されない場合はターミナルでkillall Finderを実行するとリフレッシュできます。

ターミナルで一括設定を切り替えてチームに配布

ターミナルで一括設定を切り替えてチームに配布

ターミナルからdefaultsコマンドでMailの添付スタイルを切り替える方法は、手元にある複数のMacにぱぱっと同じ設定を反映したいときに頼もしいです。

設定ファイルを直接書き換えるので、クリック操作を繰り返す必要がなく、スクリプトやMDMツール経由で配布すればチーム全員が一瞬で同じ環境になります。

  1. 複数台への一括対応:コマンドを流すだけで全台同じ設定に揃う
  2. バージョン差の解消:最新OSでも同じ挙動を約束できる
  3. 運用の自動化:シェルスクリプトやプロファイル配布と相性抜群

defaultsコマンドで添付の表示設定をオフにするスクリプトを書く

defaultsコマンドを使ってMailの添付画像埋め込み表示を切り替えるスクリプトを用意します。このスクリプトを実行すると、一度に複数の設定をまとめて反映できて便利です。

手順
スクリプトファイルを作成

ターミナルを開き、任意のディレクトリに新規ファイルを用意します。例としてホーム直下のbinフォルダに作成します。

mkdir -p ~/bin
touch ~/bin/disable_inline_mail.sh
手順
スクリプトに内容を記述

作成したファイルをエディタで開き、以下の内容を貼り付けます。シェバンとdefaultsコマンド、Mail再起動の処理を入れています。

#!/usr/bin/env bash

# 添付画像をインライン表示オフにする
defaults write com.apple.mail DisableInlineAttachmentViewing -bool true

# Mailアプリを再起動して設定を反映
osascript -e 'quit app "Mail"'
open -a Mail
手順
実行権限を与える

ターミナルで実行権限を付与します。これでスクリプトが動くようになります。

chmod +x ~/bin/disable_inline_mail.sh
手順
スクリプトを実行

準備ができたらスクリプトを動かして設定を反映します。

~/bin/disable_inline_mail.sh

スクリプト配置後、PATHに ~/bin が含まれているとどこからでも実行できて便利です

macOS Ventura以降で動作確認済みです

スクリプトを共有しメンバーがダブルクリックで実行

手順
Automatorで実行形式に変換

Automatorを起動し「アプリケーション」を選びます。シェルスクリプトを追加し、対象のスクリプトをコピペして保存してください。

手順
共有フォルダへ配置

iCloudドライブや共有ネットワークフォルダに先ほど保存したアプリケーションをコピーします。メンバー全員のアクセス権を確認しておくと安心です。

手順
実行権限を確認

ターミナルを開きアプリケーションファイルに実行権限を付与します。

chmod +x ~/iCloud\ Drive/Shared/RunScript.app/Contents/MacOS/applet

手順
ダブルクリックで起動

共有フォルダ内のアプリをダブルクリックすると、Gatekeeperの警告が出るかもしれません。その場合は「システム環境設定>セキュリティとプライバシー」で「許可」を選んでください。

右クリックメニューに「アイコン添付で新規メール」を追加

右クリックメニューに「アイコン添付で新規メール」を追加

Finderで送りたいファイルを右クリックしたときに、直接Mailの新規ウィンドウが立ち上がり、アイコンのまま添付できる機能です。macOS Sonomaでも安定動作して、わざわざドラッグ&ドロップしなくて済むから手間が減ります。

Automator(クイックアクション)を利用してサービスメニューに登録するだけの手軽な仕組みです。Finderからバシッとメールを作成できるから、パッとファイルを付けたいときに最速の手法になります。

頻繁に資料や写真を送る人にぴったりで、複数ファイルもまとめて添付が可能です。Finderから右クリック→アイコン添付で新規メールと選ぶだけで、誤って本文に埋め込まれる心配もなくスマートに送れます。

Automatorで「サービス」を選びアクション「新規メール」を追加

Automatorを起動すると「新規書類を選択」画面が表示されます。ここでサービスをクリックして「選択」を押します。

手順
サービスの受け取り設定を確認

画面上部の「サービスは受け取る」欄がなしに設定されているかチェックしましょう。

手順
アクション「新規メール」をワークフローへ追加

左側のライブラリ検索欄に「新規メール」と入力し、見つかったアクションをドラッグして右側のワークフロー領域にドロップします。

「添付ファイルを常にアイコン表示」にチェックを入れて保存

手順
「添付ファイルを常にアイコン表示」にチェックを入れて保存

Macのメールを開いたら画面上部の「メール」メニューから「環境設定」を選びます。「作成」タブをクリックして「添付ファイルを常にアイコン表示」にチェックを入れたら、ウィンドウを閉じて設定完了です。

よくある質問

よくある質問
メールに貼り付けた画像が送信先で本文に埋め込まれてしまうのはなぜ?

Macメールはデフォルトでリッチテキストメールを送るとき、画像をそのまま本文に貼り付ける仕様になっています。実際にパーツをドラッグ&ドロップしてみると、一瞬で本文に「ペタッ」と埋め込まれるんですよね。自分も最初は驚きましたが、環境設定で「添付ファイルをアイコンで表示」に切り替えれば、本文に埋め込まれずにアイコン形式で送れます。

画像を必ず「添付ファイル」として送るにはどうすればいい?

メニューバーの「メール」>「環境設定」>「表示」タブを開いて、「添付ファイルをアイコンで表示」にチェックを入れてみてください。これだけで、ドラッグ&ドロップしても本文内に埋め込まれず、アイコン表示になります。プログラミングの仕事でクライアントにログ画像を送るとき、相手のシステムでうまく開けないトラブルが減りました。

すでに作成した下書きメールの画像埋め込み設定をあとから変更できる?

下書きメールを開いた状態で、メニューバーの「メッセージ」>「添付ファイルとして送信」を選び直してください。こうすると既に本文に貼られた画像がまとめて添付ファイルに変わります。自分も慌てて大量のスクリーンショットを埋め込んでしまったとき、この裏ワザで一括修正しました。

相手がWindowsやスマホユーザーでも見やすい送り方は?

一番確実なのは、画像をZIP圧縮してから添付する方法です。圧縮ファイルはどのOSでも同じ扱いになるので、本文に埋め込まれず、相手がダウンロードして展開するだけ。現場で複数枚まとめて送るときに、イメージ崩れや表示エラーがほぼゼロになったのでおすすめです。

画像が縮小されて埋め込まれることもある?

メール本文に画像をドラッグすると、Mailが自動で埋め込み用サイズに縮小して送信することがあります。データ量を抑えられるぶん読み込みが速くなる一方で、細かい文字やデザイン要素がつぶれてしまうこともあるので注意が必要です。

埋め込み縮小のポイント
  • 縦横800px前後にリサイズされやすい
  • メールの読み込みが速くなる
  • 細かい文字や線が潰れるリスクあり

送ったあと相手の画面ではどう見える?

インラインで送った画像はメール本文の中にそのまま表示されるため、相手の画面でもパッと目に飛び込んできます。受信側のメールアプリが画像の自動読み込みに対応していれば、開いた瞬間からバッチリ画像が見えるのが嬉しいポイントです。

一方で添付ファイルとして送った場合は本文の下や上にアイコンだけがずらりと並ぶ形になります。クリックしないと中身が見えないので、相手に「画像があること」をしっかり伝えたいときに役立ちます。

Gmailなら添付がサムネイル表示され、ホバーで大きくプレビューできるのでイメージをつかみやすいですし、Outlookではインライン画像を一旦ダウンロードフォルダに保存する動きになることもあります。送る方法を変えるだけで、受け取り手の体験もグッと変わるので、どちらが最適か考えながら選んでみてください。

PDFもアイコン表示にできる?

PDFファイルは、Optionキーを押しながらメール本文にドラッグすると、プレビューではなくアイコン表示で挿入できます。

また、添付済みのPDFを右クリックして「アイコンとして表示」を選ぶ方法もあります。シンプルな見た目にまとまるので、複数ファイルを送るときに役立ちます。

設定を戻したら過去のメールは変わる?

設定を戻しても、これから作成するメールに対してのみ反映されます。

すでに送受信が完了している過去のメッセージは、すでにファイルとして保存されているので、設定を切り替えても書き換わりません。

もし埋め込まれたままの画像を取り出したい場合は、該当メールの添付部分を右クリックして「保存」を選ぶか、FinderでMailデータの添付フォルダから直接ドラッグするとスムーズです。

まとめ

まとめ

Macメールで添付画像が埋め込まれてしまう悩みは、ちょっとした設定と操作の工夫でスッキリ解消できます。

まずはメール環境設定の書き出しタブで添付ファイルとして送信に切り替えましょう。それでも埋め込みになるときは、Optionキーを押しながらドラッグで貼り付け方法を変えられます。また、ファイルメニューからPDF化して添付するのもおすすめの裏ワザです。

これらの方法を使えば、受け取った相手の環境にかかわらず画像をちゃんと添付ファイルとして扱ってもらえます。

ここまでの手順を覚えておけば、これからは埋め込み画像にドキドキせず安心してやりとりできますよ。快適なメールライフを楽しんでください。

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