Macメールこれで迷わない!使い方まとめ完全ガイド

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Macメールこれで迷わない!使い方まとめ完全ガイド

Macの画面を開いてもメールの送り方が分からず、断片的な使い方まとめを読んでも設定や整理が混乱してしまうことはありませんか。

このガイドでは、長年Macに向き合ってきたプログラマーの実体験をもとに、初期設定から自動振り分け、素早い返信のコツまでを迷わず再現できるように順序立てて説明します。メールアプリ内の隠れたショートカットやトラブル時の即席リセット術も盛り込み、習得にかかる時間と試行錯誤をぐっと減らせます。

今すぐ手順を一つずつ試して、快適なメール生活を始めましょう。扱いやすさを実感できたら、自分流のフォルダ整理や署名作成にも挑戦してみてください。

目次

Macメールを送受信できるようになる手順

Macメールを送受信できるようになる手順
  1. メールアカウントを登録:メールアプリのアカウント設定画面からメールアドレスとパスワードを入力。
  2. 受信/送信サーバー設定:IMAP(受信)とSMTP(送信)のホスト名やポート番号を正しく指定。
  3. 認証方法を選択:TLS/SSLを有効にして安全に接続できるようにする。
  4. 送受信テスト:テストメールを自分宛に送信して受信ボックスをチェック。
  5. エンジニア視点の裏技:ターミナルでログを監視して問題箇所を素早く特定。

初回起動ウィザードで設定する

初回起動ウィザードで設定する

Macメールをはじめて起動すると、初回起動ウィザードが自動で表示されます。画面に沿ってメールアドレスとパスワードを入力するだけで、さまざまなサービスの設定がまとめて完了します。

ウィザードは自動でサーバー設定を検出してくれるのが大きな魅力です。SSLやポート番号などを意識せずに、Gmail/Outlook/Yahoo!メールをスムーズに登録できます。

もしGmailなどで二段階認証を使っている場合は、あらかじめ<em>アプリパスワード</em>を取得しておくと入力時に戸惑いません。プログラマー経験から言うと、こうした準備でトラブルを減らせます。

①Dockからメールを開く

手順
Dockからメールを開く

Dockに並んでいる青い封筒アイコンがMailアプリです。アイコンをポチッとクリックすると、メールがパッと立ち上がります。

もしDockが隠れているときは、画面端にマウスポインタを近づけると自動で現れます。慌てずゆっくり探してみましょう。

それでも起動しない場合は⌘+SpaceでSpotlightを呼び出し、Mailと入力してEnterキーを押す方法もあります。

DockにMailアイコンが見当たらないときはLaunchpad(ロケットマーク)から探すとすぐ見つかります。

Dockの自動表示やサイズは「システム設定>Dockとメニューバー」でカスタマイズできます。

②ウィザードでアカウント種類を選ぶ

手順
ウィザードでアカウント種類を選ぶ

メールプロバイダーの一覧から登録したいサービスを選んでください。GmailやYahoo!メールなどよく使うアカウントはアイコン付きで表示されています。

もしリストに目的のサービスが見当たらないときは「その他のメールアカウント」を選び、自分で受信・送信サーバーの情報を入力しましょう。

複数の端末でメールの既読状態を合わせたいなら、IMAP形式のアカウントを使うのがおすすめです。同じメールがどこからでも同期されて便利ですよ。

③AppleIDとパスワードを入力する

手順
AppleIDとパスワードを入力する

AppleID欄に登録済みのメールアドレスをタイプし、パスワード欄にはパスワードを入力します。入力ミスを防ぐには、キーチェーンからコピー&ペーストすると便利です。最後に「サインイン」をクリックします。

二段階認証を設定している場合は、別デバイスに届いた確認コードを入力してください。

AppleIDを初めて設定する場合は、appleid.apple.comでアプリ用パスワードを発行するとスムーズに連携できます。

④同期したい項目をチェックする

手順
同期したい項目をチェックする

アカウント追加画面の「同期する情報を選択」欄で、メール・連絡先・カレンダー・メモの中から必要なものだけを有効にします。

仕事用のメールだけ使いたいときは、メールだけにチェックを入れると余計な同期を抑えられてスッキリします。

サーバーの設定によっては一部の項目がグレーアウトしてチェックできないことがあります。

iCloud以外のアカウントでは同期項目が限られることがあるので、必要に応じてアカウントのWeb管理画面で設定を確認しましょう。

⑤完了をクリックして画面を閉じる

手順
「完了」をクリックして画面を閉じる

ここまできたら、画面右下にある「完了」をクリックしましょう。設定ウィンドウが閉じてMacメールのトップ画面に戻ります。サイドバーに登録したアカウントが並んでいれば登録成功です。もしメールの受信がすぐに始まらないときは、画面左上のメールメニューから「アカウント設定」を開き、接続状況を確認してみてください。

メール環境設定から手動で追加する

メール環境設定から手動で追加する

プロバイダーや独自ドメインのメールを使いたいとき、自動設定に頼らず自分で一つずつサーバー情報を入れられるのがメリットです。

SMTPやIMAPのポート番号、暗号化方式を自由に選びたいエンジニアや、会社で配布された設定情報をそのまま反映したいときにとても頼りになる方法です。

①メニューバーからメール設定を開く

手順
メニューバーからメール設定を開く

まずはメールアプリを前面に出して、画面上部のメニューバーにある「メール」をクリックします。その後表示されるメニューから「環境設定…」を選ぶと、設定画面が立ち上がります。

キーボードショートカットの⌘+,を使うと、素早く環境設定を開けるので便利です。

②アカウントタブをクリックする

手順
アカウントタブをクリックする

環境設定画面の上部にあるアカウントタブをクリックしてください。

ここに登録済みのメールアカウントが一覧で並び、設定の追加や変更ができるようになります。

③プラスボタンで新規アカウントを選ぶ

手順
プラスボタンで新規アカウントを選ぶ

画面左下にある+(プラス)ボタンをタップするとアカウント追加メニューが開きます。リストの中から「新しいメールアカウントを追加」を選択してください。

④IMAPかPOPを指定してサーバ情報を入力する

手順
IMAPかPOPを選ぶ

受信メールをどう管理したいかでプロトコルを決めます。スマホやタブレットを含めて同じメールをどこでも確認したいときはIMAP、受信したメールを1台だけに残したいときはPOPを選ぶと安心です。

手順
受信サーバ情報を入力する

受信サーバのホスト名とポート番号を入力します。たとえばIMAPならimap.example.comポート993、POPならpop.example.comポート995を入れてSSLを有効にします。

手順
送信サーバ情報を入力する

送信用のSMTPサーバ名とポートも設定します。一般的にはsmtp.example.comポート465でSSLを使うと安全です。認証が必要なのでユーザー名とパスワードも同じものを入力してください。

各メールサービスでサーバ名やポート番号が違うので公式サポートページを参考にすると迷わず設定できます。

⑤保存して右上の完了を押す

入力情報に問題がなければ、まず画面下部の「保存」をクリックします。そのあとウインドウ右上の「完了」を選ぶと設定内容が反映され、メールの送受信ができるようになります。

サーバー設定に誤りがあると同期エラーが発生するため、ポート番号やSSLのオンオフを保存前にもう一度確認してください。

外部ネットワークから接続する場合は、社内VPNやプロキシの設定も同時に見直すとスムーズです。

署名とテンプレートでメール作成を時短する手順

署名とテンプレートでメール作成を時短する手順

メール作成で前文や署名を毎回入力していませんか。署名機能とテンプレート機能を組み合わせると、定型文や連絡先情報をワンクリックで呼び出せるので、ぐっと作業が楽になります。

  1. 署名を登録する:よく使う連絡先情報や会社ロゴを設定しておくと、署名欄をワンクリックで挿入できます。
  2. テンプレートを作成する:日報や定型連絡メッセージをテンプレート化しておくと、本文全体を一瞬で呼び出せます。

実際にプログラマー目線で試したところ、iCloud同期をオンにしておくと、複数端末で署名やテンプレートが自動で共有されて便利でした。

署名を作成して名前と連絡先を自動入力する

署名を作成して名前と連絡先を自動入力する

いちいち名前や連絡先を手入力するのはちょっと面倒ですよね。署名を作っておけばメール作成のたびに自動で挿入してくれるので、あっという間に送信準備が整います。

ビジネスメールで毎回同じ情報を繰り返す必要がなくなるうえ、うっかりミスも防げるのがうれしいポイントです。プレーンテキスト用とリッチテキスト用の両方を用意しておくと、相手先の環境に合わせて見た目が崩れにくくなるのでプログラマー視点でも安心しておすすめできます。

①メール環境設定の署名タブを開く

手順
メール環境設定の署名タブを開く

Macのメールを起動したら、画面上部のメニューバーからメール環境設定…を選びます。

開いた設定ウィンドウで、上部に並ぶタブの中から署名をクリックして表示させましょう。

②プラスボタンで新しい署名を追加する

手順
プラスボタンをクリックして新規署名を作成

署名タブの左下にあるをクリックします。新しい署名がリストに追加されるので、すぐに名前を入力しておくとあとで迷いません。

アカウントを選んだ状態でないとプラスボタンが有効になりません。かならず目的のメールアカウントをクリックしてから新規署名を追加しましょう。

署名の名前は「仕事用」「プライベート用」など用途を入れておくと、後から選ぶときにわかりやすくなります。

③本文エリアに定型文を入力する

手順
本文エリアに定型文を入力する

新規メッセージの本文エリアをクリックしてカーソルを表示させます。

あらかじめ用意した定型文をクリップボードにコピーし、⌘+Vで貼り付けます。

プログラマー流のコツとして、テキストエクスパンダーを使うと、大量の定型文でもワンキーで展開できて便利です。

④既定の署名に設定する

署名を既定に設定すると、新規メールや返信時に自動で挿入されるので、タイプミスや抜けを防げます。

手順
メールの環境設定を開く

メールアプリを起動して、左上の「メール」メニューから環境設定を選択してください。

手順
署名タブでアカウントを選ぶ

環境設定ウィンドウの「署名」タブを開き、左側リストから設定したいメールアカウントをクリックします。

手順
既定の署名を設定する

右側の「既定の署名」ドロップダウンから、新規メッセージ用と返信/転送用に使いたい署名をそれぞれ選んでください。

署名はアカウントごとに独立しているので、複数アドレスを使う場合は必ず各アカウントで設定を確認してください。

HTML形式の署名を使う場合は、画像やテーブルの崩れに注意しつつ、シンプルな構成にまとめると安定します。

ステーショナリテンプレートをカスタム登録する

ステーショナリテンプレートをカスタム登録する

Macメールのステーショナリ機能を使うと、毎回好みのレイアウトや背景をパパッと呼び出せます。会社ロゴを入れたビジネス用テンプレートや、イベント用のカラフルな装飾デザインなどを事前に用意しておけるので、送信時の見た目がいつも整っていて気持ちいいです。

自分だけのテンプレートをカスタム登録すると、デフォルトの中から探す手間がなくなります。毎回レイアウトを作り直す必要がなくなるので、時間を節約しつつブランドイメージや個性を大切にしたいときにとても頼りになります。

①新規メールでレイアウトを整える

手順
新規メールでレイアウトを整える

メールアプリで「新規作成」をクリックしてリッチテキストの編集画面を開きます。画面右上のAaアイコンをクリックするとフォントやサイズ、色、リスト、整列などのツールバーが表示されます。

  1. フォントセレクタからMonacoやCourier Newなどの等幅フォントを選ぶ。
  2. サイズメニューで文字の大きさを調整して読みやすく保つ。
  3. 箇条書きや番号リストアイコンで段落を整理する。
  4. 整列アイコンで左揃え・中央揃え・右揃えを切り替える。

インデントを微調整したいときはTabキーやスペースを活用するとテキストの開始位置をそろえやすいです。

②メニューバーからテンプレートとして保存を選ぶ

手順
メニューバーからテンプレートとして保存を選ぶ

画面上部のメニューバーで「ファイル」をクリックし「テンプレートとして保存」を選んでください。すでに作成しておいたひな形メールが新しいテンプレートとして登録されます。

メールの件名にプロジェクト名や日付を入れておくと、あとで探しやすくなります。

③保存先にステーショナリを指定する

手順
保存先にステーショナリを指定する

メッセージを編集後、メニューの「ファイル」→「ステーショナリとして保存」を選んでください。保存ダイアログが開いたら、左側サイドバーからユーザーステーショナリフォルダをクリックします。

ファイル名を入力し「保存」をクリックすると、自作テンプレートがステーショナリに登録されます。

保存先を間違えると既存テンプレートを上書きする恐れがあるので、ファイル名はわかりやすく設定しましょう。

ステーショナリフォルダはユーザーライブラリのStationeryフォルダです。Finderでライブラリが見えない場合はOptionキーを押しながら「移動」を開くと表示できます。

受信トレイをすっきり保つスマートフォルダ設定手順

受信トレイをすっきり保つスマートフォルダ設定手順

受信トレイに大事なメールが埋もれてしまうと、本当に必要な情報を見逃しがちですよね。スマートフォルダを使えば、自動で条件に合うメールをまとめてくれるので、スッキリした受信トレイが維持できます。

ここでは、プログラマー目線で使いこなせるように、条件設定のコツも交えながら手順を紹介します。

  1. スマートフォルダを新規作成:Mailアプリを開き、メニューから「メールボックス」→「スマートメールボックスを新規作成」をクリック。
  2. 絞り込み条件を設定:差出人や件名、本文に含むキーワードなど複数条件を追加。プログラミング関係の通知は「件名に[CI]を含む」などワイルドカード代わりに部分一致を活用。
  3. フォルダ階層で整理:複数スマートフォルダをプロジェクトごとに作成し、サイドバーでドラッグ&ドロップ。視覚的にも整理しやすくなります。
  4. 定期的に条件を見直し:プロジェクト移行や通知サービスの変更に合わせて条件を更新すれば、不要メールの取りこぼしを防げます。

この手順を一度おさえておけば、新着メールは自動的に振り分けられて、受信トレイがいつでもスッキリ。コードレビュー依頼やサーバログのアラートなど、大切な通知を見逃す心配も減りますよ。

未読メールだけをまとめるスマートメールボックス

未読メールだけをまとめるスマートメールボックス

受信トレイに未読が増えてくると、どこから手をつけていいかわからなくなることがありますよね。スマートメールボックスを活用すると、そんな不安からさっと解放されます。

スマートメールボックスは、未読メールだけを自動でまとめる“魔法のフォルダー”のような機能です。画面を切り替えずに新着を追いかけられるので、仕事の合間や移動中にさっとチェックできます。

  1. 複数アカウント対応:仕事用とプライベートを一か所で追跡できるので、見落としゼロ。
  2. リアルタイム更新:新着メールが届くと即座にリストに追加されるから、手動リフレッシュは不要。
  3. 絞り込みカスタマイズ:差出人や件名キーワードでさらにフィルターを追加できるので、重要度の高い未読だけを狙い撃ち可能。

実際のところ、設定して数日使うと「未読だけ」がこんなに楽に追えるとは…という感動が得られます。プログラマー視点では、キーワードフィルターで定型通知を除外すると大事なメッセージだけが浮かび上がってさらに便利です。

①サイドバーのスマートメールボックスを追加する

スマートメールボックスをサイドバーに置くと、特定の条件に合うメールだけをすぐチェックできて便利です。

手順
サイドバー下部の「+」ボタンをクリック

Mailアプリの左下にある「+」を押して「スマートメールボックスを追加」を選びます。

手順
フィルタ条件と名前を設定

名前をわかりやすく入力し、差出人や件名など必要な条件を追加します。ANDやORで複数条件を組み合わせると絞り込みが自在です。

手順
新しく追加されたスマートメールボックスを確認

OKを押すとサイドバーに表示されます。ドラッグで並べ替えると使いたい順に配置できます。

複数のプロジェクトメールをまとめたいときは「件名に含まれるキーワード」で条件を作ると、あとから管理しやすくなります。

②条件で未読を指定する

手順
未読だけを選ぶ条件を作る

Macメールを開いて、画面左上のメニューからメール > スマート受信ボックスを作成を選びます。

ダイアログが出たら「条件を追加」をクリックし、左側のプルダウンでステータスを選びます。

真ん中のプルダウンをが未読にし、右側は変更せずにそのままにします。

名前を付けて「OK」を押すと、サイドバーに未読メールだけを集めたスマート受信ボックスが作られます。

③名前を付けて保存する

手順
名前を付けて保存ダイアログを開く

添付ファイルのアイコンをcontrol+クリックしメニューから名前を付けて保存を選びます。

手順
保存先とファイル名を指定する

表示されたダイアログで保存先フォルダを選びファイル名を入力します。後から見つけやすいように日付やプロジェクト名を追加すると便利です。

手順
保存ボタンをクリックする

ファイル名と保存場所を確認して右下の保存を押します。これで任意の名前でファイルが保存されます。

差出人ごとに自動振り分けするルール

差出人ごとに自動振り分けするルール

差出人ごとに自動で振り分けるルールを設定すると、受信トレイがすっきり片付きます。特定の相手から届くメールをあらかじめ指定したフォルダへ移すことで、大事なやりとりを見逃しにくくなります。

  1. 大切な相手を優先:上司やクライアントからのメールをすぐチェックできる。
  2. ノイズを減らす:ニュースレターや広告は別フォルダに自動移動して受信トレイを整理。
  3. プロジェクト別管理:プロジェクト担当者ごとにフォルダを作り、メールを自動で振り分け。
  4. メンテナンスしやすい:ルール名に「部署名_担当者名」の形式を使うと後から見直しやすい。

①メール環境設定のルールタブを開く

手順
メール環境設定のルールタブを開く

まずMailアプリを立ち上げてから、画面上部のメニューバーで「メール」>「環境設定」を選びます。開いた設定ウインドウの中に並ぶタブから「ルール」タブをクリックしてください。

②新規ルールをクリックする

手順
②新規ルールをクリックする

メールルール一覧の上にある「新規ルール」を探してクリックします。

ボタンが隠れている場合は、ウィンドウ幅を少し広げると表示されやすくなります。

③差出人条件を設定する

メールを振り分ける際、差出人条件を正しく設定するとほしいメールだけをキャッチできます。

手順
条件の種類を「差出人」に切り替える

ルール編集画面の左側にある最初のプルダウンをクリックし、一覧から差出人を選んでください。

手順
条件を「次を含む」に設定

真ん中のプルダウンを「次を含む」に変えて、差出人アドレスを柔軟にマッチさせましょう。

手順
差出人アドレスを入力

右側のテキスト欄にフィルタしたいメールアドレスを入力します。複数指定する場合はカンマで区切ると便利です。

注意点:メールアドレスの前後に余計な全角スペースが入るとマッチしないので気をつけてください。

補足:ドメインだけで振り分けたい場合は「@example.com」と入力すると、該当ドメインから来るメールをまとめてキャッチできます。

④移動先フォルダを選ぶ

手順
移動先フォルダを選ぶ

ドラッグしたままサイドバーのフォルダ一覧にカーソルを合わせると、対象のメールボックスがハイライトされます。

目的のフォルダ上でマウスボタンを離すと、メールがそのフォルダに送られます。

サイドバーに目的のフォルダが見当たらないときは、各メールアカウント名の横にある三角マークをクリックしてください。

プログラマーなら⌘キー+ドラッグで複数のメールをまとめて移動するコツも覚えておくと便利です。

⑤OKを押して適用する

手順
⑤OKを押して適用する

設定画面の右下にあるOKボタンをクリックすると、変更内容が保存されてアカウント設定画面が閉じます。そのままMacメールのメイン画面に戻って、送受信が正しく動くか確認しましょう。

Macメールで仕事を加速させる応用ワザ

Macメールで仕事を加速させる応用ワザ

メール機能をちょっと使いこなすだけで、日々のやりとりがスムーズになります。ここでは、プログラマーならではの視点で見つけた生産性をぐっと高める応用ワザを紹介します。

応用ワザ仕事への貢献
ショートカットキー活用キーボードだけで送受信やフォルダ移動がサクサク進むので時間を大幅節約
ルール自動振り分け特定の送信元や件名を自動で分類して、重要メールの見逃しを防止
署名テンプレート登録複数パターンの署名を瞬時に切り替えられ、書き間違いをゼロに
VIPメール機能重要な取引先や上司だけを優先表示して、急ぎの連絡をすぐ把握
メールDropで大容量送信重いファイルを添付せずにクラウドリンク送信でき、容量エラーを回避

紹介した応用ワザを身につければ、メールにかける手間が減って、クリエイティブな作業に集中できます。ぜひ気になるテクニックから試してみてください。

ショートカットキーで瞬時に返信

ショートカットキーで瞬時に返信

メール一覧で返信したいメッセージを選んだら、キーボードだけでサクッと返信画面を呼び出せます。Command+Rキーを押すとすぐに返信ウィンドウが開くので、本文を書き終えたらそのままCommand+Shift+Dキーで送信できるのが最高です。マウスに手を伸ばす必要がないから、ちょっとした合間にポンポン返せてストレスフリーですよ。

受信画面でCommand+Rを押す

手順
受信を更新するショートカットを実行

受信画面を開いた状態でキーボードのCommandキーとRキーを同時に押します。

新着メールのチェックがすぐに始まり、一覧が最新の状態になります。

複数アカウントを設定している場合は、更新したいアカウントを左サイドバーで選んでからショートカットを押しましょう。

ネットワークが不安定だと更新が遅くなることがあります。Wi-Fiの接続状況を確認するとスムーズに受信できます。

本文入力後Command+Shift+Dで送信する

手順
本文を入力したらCommand+Shift+Dを押す

メールの本文欄に書き終わったら、キーボードでCommand+Shift+Dを同時に押してください。すぐに送信されます。

フォーカスが本文欄になっていないと動かないので、宛先や件名を選択中の場合は本文欄をクリックしてください。

プログラマーならメーラーのショートカットを好む人が多いので、手の移動を減らすと気持ちいいですよ。

Automatorで定型報告をワンクリック送信

Automatorで定型報告をワンクリック送信

毎朝や月末に同じ形式の報告メールを送るのは手間がかかって気が重くなりがちです。

Automatorを使うと、あらかじめ用意した定型文と宛先をワークフローに登録しておくだけで、メニューバーやショートカットキーからワンクリックでメール送信ができます。

プログラマーならではのちょっとしたコツとして、AppleScriptを組み込めば件名や本文の一部を動的に変更できて、今日の日付や進捗率を自動で挿入することも可能です。

Automatorを起動して新規ワークフローを選ぶ

手順
Automatorを起動して新規ワークフローを選ぶ

Command+SpaceでSpotlightを開き、Automatorと入力してReturnキーを押します。

起動後に表示されるダイアログでワークフローを選択し、「選択」をクリックします。

メールアクションで新規メッセージを追加する

Mailアプリのツールバーに「新規メッセージ」ボタンを追加すると、ワンクリックでメール作成画面を呼び出せます。

手順
Mailを起動してツールバーを開く

DockやSpotlightでMailアプリを立ち上げます。

手順
ツールバーをカスタマイズに切り替え

画面上部の「表示」メニューから「ツールバーをカスタマイズ…」を選びます。

手順
新規メッセージアイコンをドラッグ

カスタマイズパネルにある封筒マークの「新規メッセージ」アイコンをツールバー上へドラッグします。

手順
完了ボタンをクリック

配置が終わったら「完了」を押して設定を保存します。

Cmd+Nでも同じく新規メール作成画面をすばやく開けます。

宛先件名本文を入力して保存する

手順
宛先件名本文を入力して保存する

「宛先」欄に送信先のメールアドレスを入力します。途中まで名前やアドレスを入れると候補が出るので、上下キーで選んでEnterを押すと楽です。

「件名」欄には用件がひと目でわかる短めのタイトルを入れます。プログラマーなら課題番号やチケットIDを頭に書くと後から探しやすくなります。

本文欄に挨拶や要点を書いていきます。よく使う定型文は環境設定で登録しておくと入力が速くなります。

入力が終わったら⌘+Sで下書き保存します。メニューバーの「保存」を押しても同じなので、好みで使い分けましょう。

補足:下書きしたメールはサイドバーの「下書き」に入るので、後で本文を修正したり複数まとめて送信したりできます。

Dockに置いてアイコンをクリックする

手順
DockのMailアイコンをクリック

Dockにある青い封筒マークのMailアイコンを探してクリックします。すぐにメールアプリが起動して受信トレイが表示されます。

もしMailアイコンがDockに見当たらないときは、LaunchpadからMailを検索して、Dockへドラッグ&ドロップで追加してみてください。

アイコンに数字バッジが表示されるときは新着の合図です。クリックするとすぐに未読メールを確認できます。

タッチバーにお気に入りフォルダを配置

タッチバーにお気に入りフォルダを配置

Mailを使っていると、特定のフォルダにすぐアクセスしたい場面が出てきますね。そんなとき、Touch Barにお気に入りフォルダを置いておくと編集中でもワンタップでジャンプできます。

この応用技は、プロジェクトごとにメールを整理している人や、ひんぱんに片付け用フォルダに移動する必要がある人にピッタリです。わざわざサイドバーを開かなくてもTouch Barから呼び出せるので、サクサク操作できます。

Touch Barへの登録はドラッグ&ドロップするだけなので、慣れてしまえばひと手間も感じません。お気に入りのフォルダに瞬時に飛べる便利さをぜひ体感してみてください。

メニューバー表示設定でタッチバーをカスタマイズする

手順
システム設定を開く

画面左上のAppleメニューをクリックして「システム設定」を選びます。

手順
キーボード設定へ移動

左サイドバーで「キーボード」をクリックし、画面下部にある「Touch Barをカスタマイズ」を押します。

手順
アイコンをドラッグして配置

画面下のアイコン群から好みの機能をTouch Barへドラッグし、順番を入れ替えます。配置が決まったら画面右下の「完了」をクリックしてください。

Touch Barに登録できるのはApple純正の機能のみです。サードパーティ製アプリのショートカットは追加できないのでご注意ください。

プログラマーならコードスニペット起動や〓キー(ファンクションキー)切替を優先して配置すると、作業効率がグンと上がります。

ドラッグで移動ボタンをタッチバーへ追加する

手順
カスタマイズモードを開く

Mailアプリを起動してからメニューバーの「表示」をクリックし、「Touch Barをカスタマイズ」を選ぶ。

手順
移動ボタンをドラッグ

画面に表示されたボタン一覧から「移動」を指で掴んでTouch Bar上にドラッグする。

手順
完了をタップ

配置が決まったら画面右下の「完了」をタップしてカスタマイズを終了する。

Touch Barのカスタマイズ中は画面表示が変わるから指の動きを落ち着かせて操作しよう。

よく使うフォルダをあらかじめサイドバーに並べておくと、移動ボタンから選ぶだけで素早く振り分けられて便利。

よくある質問

よくある質問

メールが送れないときはどうすればいいですか

メールが送れないときはどうすればいいですか

まずはインターネット接続を確認しましょう。Wi-Fi が安定していないと送信に失敗しやすくなります。そのあと、メール>環境設定>アカウントで送信(SMTP)サーバーの設定をチェックしてください。プログラマー視点では、自分用に別の SMTP サーバー(例:Gmail)を追加して切り替えながら動作確認すると原因が絞りやすいです。

受信できないメールがあるのはなぜですか

受信できないメールがあるのはなぜですか

迷惑メールフォルダやフィルタ設定を確認してみましょう。フィルタのルールが強すぎると特定の送信元だけ受信拒否になることがあります。実体験では、プログラミング系ニュースレターがフィルタに引っかかっていたので、送信元ドメインをホワイトリストに追加して解決しました。

添付ファイルが開けないときの対処法はありますか

添付ファイルが開けないときの対処法はありますか

プレビューで開けない場合は、ファイル形式に対応するアプリが必要かもしれません。PDF なら『プレビュー』、Office 形式なら『Microsoft Office』や『LibreOffice』を入れると開きやすくなります。個人的には、拡張子を右クリック>『情報を見る』で両面いずれのアプリで開くかチェックしてからインストールしています。

送受信を手動で実行するにはどうすればいいですか

送受信を手動で実行するにはどうすればいいですか

ウインドウ上部の『受信』ボタンをクリックすると、手動で最新のメールを取り込みます。送信したいメールは作成画面の『送信』を押せば即時に送信できます。プログラマー流の裏ワザとしては、メニューバーに表示しておくとワンクリックで操作できて便利ですよ。

パスワードを変更したら送信できなくなった?

パスワードを変えたあと送信ボタンを押してもエラーになるのは、Macメールがまだ古い認証情報でSMTPサーバーにログインしようとしているからです。新しいパスワードを反映させるには、アカウント設定とキーチェーンの両方に残った古いパスワードをクリアして、新しいパスワードを登録する必要があります。これからご紹介する手順でサクッと送信できる状態に整えましょう。

メールが急に受信できないときの確認場所は?

メールが急に届かなくなると焦りますよね。そんなときは慌てずに、まずチェックすべきポイントを順番に確認してみましょう。

  1. ネットワーク接続:Wi-Fiやモバイルデータが問題なく動作しているか、Safariなどでページを表示して確かめてみましょう。
  2. メールサーバーの稼働状況:プロバイダーやGmailなど、使っているメールサービスに障害情報が出ていないか公式サイトやSNSでチェックしましょう。
  3. アカウント設定:受信(IMAP/POP)のサーバー名やポート、パスワードに間違いがないかを「メール」>「アカウントを編集」から見直しましょう。
  4. SSL/TLS設定:証明書の更新などで通信が遮断されることがあります。セキュリティ設定が「SSLを使用」に合っているか確認しましょう。
  5. ローカルディスクの空き容量:保存領域が不足すると同期が止まる場合があります。Finderの「このMacについて」>「ストレージ」で空き容量をチェックしましょう。
  6. 同期ログの確認:プログラマー視点で言うと、/ユーザー/[ユーザ名]/ライブラリ/Containers/com.apple.mail/Data/Library/Logs/MailSync.log を見ると、通信エラーの原因がわかりやすいです。

上から順に確認すると、どこでつまずいているか絞り込めます。特にログを覗くと、自分では気づきにくいトラブル原因が見つかることが多いのでおすすめです。

署名が勝手に二つ挿入されるのはなぜ?

署名が勝手に二つ挿入されるのは、メールアカウントごとに設定した署名と「すべてのアカウント用」に設定した署名が両方適用されているからです。

不要なほうの署名を外すには、メールアプリの「メール」メニューから「環境設定」を開き、「署名」タブでアカウントごとの項目を確認し、重複している署名を選んで削除してください。

Windowsユーザーに添付ファイルが開けないと言われた?

Macの書類をそのまま送ったらWindowsで開かなくて焦ることがあります。

こんなときは互換性の高い形式に変換してあげると喜ばれます。

  1. PDF変換:文字やレイアウトがずれずに開ける
  2. ZIP圧縮:複数ファイルをまとめて送るときに便利
  3. クラウド共有:大容量や共同編集もスムーズ

まとめ

まとめ

ここまで紹介した手順をおさらいすると、まずはシステム環境設定からメールアカウントを追加して、受信・送信サーバーの情報をきちんと入力することが重要でした。

続けて、迷わずメールをやりとりできるように「送受信テスト」を実行して、アカウント設定に問題がないかを必ず確認してください。

さらに、フォルダ整理やルール機能を活用することで、忙しい毎日でもメールをスマートに管理できます。

今回は基本から応用まで優しくお伝えしましたので、これでMacメールを思いどおりに使いこなせるはずです。さあ、新しい環境で気持ちよくメールを楽しんでくださいね!

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