MacでFirefoxを安心して使う!Ken流安全設定パーフェクトガイド

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MacでFirefoxを安心して使う!Ken流安全設定パーフェクトガイド

Macでウェブを楽しみたいけれどFirefoxの安全性が気になって手が止まっていませんか?

長年Mac環境を仕事道具にしてきたプログラマーの体験をもとに、危険を招きやすい設定を避けながらFirefoxを安心して使える状態へ導く手順と、作業を短縮する細かなコツまで具体的にまとめています。これを読めば、はじめてでも不安なくブラウジングを楽しめます。

設定に迷う時間を減らし、大切なデータを守る第一歩を踏み出したい方は、このまま読み進めて今日中に安心の環境を整えてみませんか。

目次

MacのFirefoxで安全性を高める準備から設定までぜんぶやるよ

MacのFirefoxで安全性を高める準備から設定までぜんぶやるよ

Firefoxを安心して使うには、まず全体像をつかむのが大事です。準備から設定までのステップをざっくり押さえておくことで、あとで「あれ?どうやるんだっけ?」と困らずにすみますよ。

  1. 自動更新の有効化:最新バージョンを保ち、潜む脆弱性をすぐに対策
  2. プライバシー設定の強化:トラッキング防止レベルをカスタムにして情報漏えいをガード
  3. 拡張機能の厳選:NoScriptやuBlock Originで不要なスクリプトをシャットアウト
  4. 証明書のチェック:自己署名サイトは警告画面をしっかり確認して安全性を見極め
  5. サンドボックス活用:macOSのサンドボックス機能でブラウザプロセスを隔離
  6. about:config微調整:プログラマー視点で不要サービスをオフにしてリスクを減らす

この手順を順番に進めれば、Firefoxの安全性がぐっとアップします。次のステップでは、具体的に設定画面を開くところから見ていきましょう。

AppStore版Firefoxを入れるときの流れ

AppStore版Firefoxを入れるときの流れ

AppStore版はAppleの審査を経ているからウイルスの心配が少なく、更新も自動で受け取れるからとても安心です。

  1. AppStoreアプリを開く
  2. 検索タブで「Firefox」を入力する
  3. 表示されたFirefoxのページでインストールをタップする
  4. Apple IDでサインインまたはTouch ID/Face IDを認証する
  5. インストール完了後にホーム画面からFirefoxを起動する

①FinderでAppStoreを開く

手順
①FinderでAppStoreを開く

Dockにある青い顔アイコンをクリックしてFinderを起動します。

Finderのサイドバーから「アプリケーション」を選び、リスト内のApp Storeアイコンをダブルクリックしてください。

②検索欄にFirefoxと打つ

手順
検索欄にFirefoxと打つ

App Storeを開いたら画面上部の検索欄をクリックして、キーボードが英字入力モードになっていることを確かめてからFirefoxと入力します。入力ミスを避けるため、大文字と小文字の切り替えにも気をつけましょう。

③入手ボタンを押してTouchIDで認証する

手順
入手ボタンを押してTouchIDで認証する

App Storeで表示された入手ボタンをクリックしてください。

TouchID対応のMacなら、キーボードの右上にあるセンサーに指をそっと乗せるだけで認証が始まります。

  1. 指をセンサーに置いたら、ライトが点灯して認証中の合図が見えます。
  2. 認証が終わるとボタンが「入手」から「開く」に変わり、インストールが完了します。
  3. 指紋認証に失敗した場合は、別の指を試すかパスワード入力に切り替えてください。

④LaunchpadからFirefoxを開く

手順
LaunchpadからFirefoxを開く

画面下部のDockにあるLaunchpadアイコン(ロケットマーク)をクリックします。

Launchpadが開いたら、上部の検索バーにFirefoxと入力します。

表示されたFirefoxのアイコンをクリックすると、ブラウザが起動します。

Launchpadにアイコンが見当たらない場合は、Finderの「アプリケーション」フォルダからFirefoxを探して開いても大丈夫です。

⑤初回の権限確認で開くをクリックする

手順
初回の権限確認で「開く」をクリック

Firefoxを初めて起動すると「このアプリケーションを開いてもよろしいですか?」というダイアログが表示されます。迷わず開くをクリックしてください。

この許可をしないとFirefoxが起動できません。かならず「開く」を選びましょう。

公式サイト版Firefoxを入れるときの流れ

公式サイト版Firefoxを入れるときの流れ

プログラマーならではの自由度を求めるなら、公式サイトからダウンロードするFirefoxがイチオシです。ここなら最新の安定版に加え、ベータ版やNightly版も選べるので、新機能をいち早く試したり、将来の仕様に備えたりできます。

公式サイト版はApp Storeの審査を経ないため、リリース直後のアップデートをすぐに受け取れるのも大きなメリットです。最新機能やセキュリティ修正をいち早く取り込みたい場合にぴったりです。

初回起動時はGatekeeperが「開発元未確認アプリ」と警告することがあります。その場合はControlキーを押しながらアイコンをクリックして「開く」を選ぶだけでスムーズに使い始められます。

さらにエンジニア的な安心ポイントとして、ダウンロードした.dmgファイルのSHA256ハッシュを公式サイトの値と照合すると、信頼性をしっかり確認できます。

①SafariでMozilla公式サイトを開く

手順
SafariでMozilla公式サイトを開く

DockやLaunchpadからSafariを起動します。

画面上部のアドレスバーに以下のURLを入力し、Enterキーを押してください。

https://www.mozilla.org/firefox/

公式サイト以外から入手すると偽サイトのダウンロードに繋がることがあるので必ず上記URLを利用してください。

②今すぐダウンロードをクリックする

Firefoxの公式ダウンロードページを開くと、画面中央あたりに今すぐダウンロードボタンが見つかります。念のためURLがhttps://www.mozilla.org/ja/firefox/new/になっているか確認してからクリックしてください。

クリックするとインストーラのダウンロードが始まります。ダウンロード状況は画面右上のダウンロードアイコンで確認できるので、完了するまで待ちましょう。

macOSの設定によっては「開発元が未確認のため開けません」と表示されることがあります。その場合はシステム環境設定の「セキュリティとプライバシー」から一時的にインストールを許可してください。

③ダウンロードしたdmgをダブルクリックする

手順
ダウンロードしたdmgをダブルクリックする

Finderのダウンロードフォルダにあるdmgファイルをダブルクリックします。これでインストール用の仮想ディスクがマウントされます。

セキュリティ警告が表示された場合は、システム環境設定>セキュリティとプライバシーで「開く」を許可してください。

dmgは読み込み専用のディスクイメージなので、このあとApplicationsフォルダへドラッグ&ドロップでコピーできます。

④Firefoxアイコンをアプリケーションフォルダへドラッグする

手順
Firefoxアイコンをアプリケーションフォルダへドラッグ

ダウンロードしたFirefoxの「Firefox.dmg」を開くと表示されるウィンドウで、キツネのアイコンをアプリケーションフォルダのアイコンにドラッグ&ドロップします。

アプリケーションフォルダへの書き込みに管理者権限が必要な場合は、パスワードを入力して続行してください。

インストールが完了したらLaunchpadやSpotlightで「Firefox」と入力して正常に起動できるか確かめましょう。

⑤LaunchpadからFirefoxを開いて開発元警告で開くを選ぶ

手順
LaunchpadからFirefoxを起動

DockのロケットアイコンをクリックしてLaunchpadを開きます。並んだアプリからFirefoxを探してアイコンをクリックすると起動が始まります。

手順
開発元警告で「開く」を選ぶ

初回起動時に「開発元を検証できません」というダイアログが表示されたら、ダイアログ内の「開く」をクリックします。これでGatekeeperを通過し、次回から普通に起動できるようになります。

もし「開く」ボタンが表示されないときはシステム設定→セキュリティとプライバシー→一般タブで「このまま開く」を選択してください。

右クリック(またはControl+クリック)して「開く」を選ぶ方法でも同じように起動できます。

初回起動後に必ずやるセキュリティ設定

初回起動後に必ずやるセキュリティ設定

Firefoxを初めて起動した直後は、更新の確認とプライバシー機能の有効化、マスターパスワード設定、HTTPS-Onlyモードの有効化など基本を押さえることで、安心して使い続けられる土台が整います。最新の更新を適用して脆弱性を防ぎ、トラッキング保護コンテンツブロッカーをオンにし、さらにマスターパスワードを必ず設定することで、初日から安全性の高い環境が手に入ります。

①Firefoxメニューから設定を開く

手順
Firefoxメニューから設定を開く

Firefoxを起動し画面上部のメニューバーにある「Firefox」をクリックします。

現れたリストから「設定」を選ぶと新しいタブで設定画面が開きます。

②プライバシーとセキュリティタブを選ぶ

手順
プライバシーとセキュリティタブを選ぶ

環境設定ウィンドウの左側メニューから「プライバシーとセキュリティ」を選択します。ウィンドウ幅が狭いと見つけにくいので、必要に応じて横幅を広げておきましょう。

③強化型トラッキング防止を厳格に切り替える

手順③
強化型トラッキング防止を厳格に切り替える

Firefoxを起動してメニューバーの「Firefox」から「設定」を開きます。

サイドバーで「プライバシーとセキュリティ」を選択してください。

「強化型トラッキング防止」のセクションにある選択肢から厳格をクリックして切り替えます。

設定後はよく使うサイトをいくつか開いて、表示やログインに問題がないか確認すると安心です。

厳格設定にすると一部サイトで表示崩れや機能制限が出ることがあるので、必要に応じて例外サイトに追加してください。

④HTTPSオンリーモードを有効にする

手順
HTTPSオンリーモードを有効にする

Firefoxのアドレスバーにabout:preferences#privacyと入力してEnterキーを押してください。

プライバシー設定の画面でHTTPSオンリーモードを探し、スイッチをクリックしてオンにします。

これで保護されていないHTTP接続は自動でHTTPSへ切り替わるようになります。

注意: 一部のサイトではHTTPS未対応のままなのでアクセスできなくなることがあります。

⑤バックグラウンド更新をオンにする

手順
バックグラウンド更新をオンにする

Firefoxを起動してメニューから「Firefox」>「環境設定」を開きます。

左側の「一般」タブを選び、画面を少し下にスクロールして「Firefoxの更新」セクションを探します。

バックグラウンドで新しいバージョンをインストールする」にチェックを入れてください。

最後にFirefoxを再起動すると、バックグラウンド更新が有効になります。

アドオンで防御力を底上げする

アドオンで防御力を底上げする

まずはFirefoxに優秀なアドオンを入れて、守備力をキュッと引き上げましょう。素のままでも安心感はあるけれど、実際にスクリプト攻撃や追跡トラッカーをバシッと防ぎたいなら、いくつかのプラグインが強力な味方になります。

例えば「uBlock Origin」は広告や怪しいスクリプトをサクサク遮断してくれる頼れる相棒ですし、「Privacy Badger」は知らないうちに貼られたトラッカーをゴソッと取り除いてくれます。さらに「NoScript」を組み合わせると、必要なサイトだけJavaScriptを安全に許可できるので、攻撃リスクをグンと下げられます。

ただしアドオンを入れすぎるとブラウザがモッサリしやすいので、使い心地を試しつつ必要最低限で絞り込むと快適に使えます。バージョンアップが頻繁なものを選ぶと、セキュリティ対策も常に最新に保てるのでおすすめです。

①アドオンとテーマを開く

手順
Firefoxを起動してメニューボタンを押す

DockやアプリケーションフォルダからFirefoxを起動して、ウィンドウ右上の≡アイコンをクリックします。

手順
「アドオンとテーマ」を選ぶ

表示されたメニューから「アドオンとテーマ」をクリックするか、command+Shift+Aのショートカットで開きます。

②uBlockOriginを検索して追加する

Firefoxのアドオン画面からサクッと導入します。

手順
アドオン画面を開く

右上のメニューアイコンをクリックして「アドオンとテーマ」を選びます。

手順
uBlockOriginを検索して追加

検索欄に「uBlock Origin」と入力し、公式アイコンを確認して「Firefoxへ追加」をクリックします。

公式マークのない類似拡張には注意してください。

インストール後、拡張機能アイコンを右クリック→「ツールバーに表示」を選ぶといつでもワンクリックでon/offできます。

③NoScriptを追加して許可サイトを設定する

手順
NoScriptをFirefoxに追加する

Firefoxを起動して⌘+Shift+Aを押し、「アドオン」画面を開きます。検索欄にNoScriptと入力してNoScript Security Suiteを見つけ、「追加」をクリックしましょう。

手順
信頼サイトを許可リストに登録する

右上のNアイコンをクリックして設定パネルを開き、「許可するサイト」に利用しているドメインを入力して追加します。設定後はページをリロードして正常に表示されることを確認しましょう。

④Firefoxを再起動して反映を確認する

手順
Firefoxを再起動して反映を確認

画面左上の「Firefox」メニューから「終了」を選んでブラウザを完全に閉じてください。

DockのFirefoxアイコンをクリックして再起動します。

アドレスバーにabout:preferences#privacyと入力し、プライバシー設定画面で先ほど変更した項目が正しく反映されているかチェックします。

再起動時には必ずすべてのウィンドウを閉じること。タブを開きっぱなしだと設定が反映されない場合があります。

知っておくと差がつくFirefox安全活用ワザ

知っておくと差がつくFirefox安全活用ワザ

基本の安全設定にひととおり慣れたら、ここからが腕の見せどころです。実際にプログラミング現場で試して「効果バツグンだな」と感じた応用テクをご紹介します。

テクニック役立ちポイント
コンテナタブの自動振り分けサイトごとにクッキーやキャッシュを分離して追跡リスクを低減
about:configで細かなチューニングトラッカー遮断フィルタやJavaScript制御を強化して読み込みを高速化
プロファイルマネージャー活用業務・プライベート・検証を別プロファイルで使い分けて設定混乱を回避
拡張機能の署名チェック自動化未署名や古いバージョンを即検知してセキュリティホールをふさぐ
セキュアDNS(DoH/DoT)カスタム設定DNS問い合わせを暗号化して通信傍受や改ざんを防止
自動更新の微調整セキュリティパッチは自動、メジャーアップデートは通知後手動で安定性を確保

開発者ツールで怪しいスクリプトを見抜く

開発者ツールで怪しいスクリプトを見抜く

Firefoxに標準で備わっている開発者ツールを使うと、表示中のページで読み込まれているスクリプトを丸ごとチェックできます。怪しい広告や不審な通信がないか、ソースコードやネットワークタブで手早く見つけ出せるのが安心ポイントです。

特別な拡張機能をインストールしなくても、Cmd+Option+Iを押せばすぐにコンソールやネットワークのログが確認できます。ブラウザに詳しくなくても、動いているJavaScriptの一覧と通信先が一覧化されるので、本当に安全かどうか一目瞭然になります。

  • 追加インストール不要:Firefoxだけで使えるから手軽
  • リアルタイム監視:ページ読み込み中の通信も即チェック
  • 透明性の確保:どんなコードが動いているか丸見え

ネットワークタブで不審なドメインをチェックする

手順
Firefoxで開発ツールを起動する

SafariやChromeと同じように、⌥+⌘+I(またはメニューから「ウェブ開ロップツール」を選択)で開発ツールを表示します。

手順
ネットワークタブを表示する

ツール上部のネットワークアイコンをクリックして、Networkタブに切り替えます。

手順
サイトをリロードして通信をキャプチャ

画面上部のリロードボタンを押すか⌘+Rでページを再読み込みし、Networkタブに通信一覧を集めます。

手順
ホスト名でフィルターをかける

Networkタブ内のフィルタバーでdomain:と入力して、任意のドメイン名を指定すると、そのドメインだけを絞り込めます。

手順
不審なドメインを確認する

サイトと無関係なホスト名や、長いランダム文字列のドメインをチェックします。見慣れないドメインはクリックして詳細を見て、信頼性を判断しましょう。

プライバシー保護やトラッカー検出には、追加で「uBlock Origin」などの拡張機能を有効にするとさらに安心です。

コンソールのエラーメッセージを読む

手順
コンソールを開く

Firefoxで安全性チェックしたいページを表示して⌥⌘Iを押します。画面下部に開発ツールが現れたらConsoleタブを選んでください。

手順
エラーレベルでフィルタリング

Consoleタブの上部にあるフィルターアイコンをクリックしてErrorsだけ表示します。表示が赤くなるログがセキュリティに関係する可能性が高いです。

手順
メッセージを読み解く

赤い行をクリックすると、どのファイルの何行目で起きたかが表示されます。Mixed ContentやCSP違反などキーワードをチェックして、必要ならコードを修正してください。

CSP違反が頻出する場合は宣言内容を見直すと安全性が高まります。

補足として、MozillaのMDNドキュメントでエラーコードを検索すると具体的な原因がわかるので活用してみてください。

プロファイル分けで仕事とプライベートを切り離す

プロファイル分けで仕事とプライベートを切り離す

仕事用とプライベート用で別のFirefoxプロファイルを用意すると、それぞれのブックマークや拡張機能、ログイン情報を完全に分けられます。例えば仕事用プロファイルでは社内システムだけにアクセスして、プライベート用ではSNSや個人用メールを開くといった使い分けが可能です。

実際にプロジェクトごとにプロファイルを作ったところ、社内外の認証トークンが混ざる心配がなくなり、切り替えもメニューバーからワンクリックで完了。色付きアイコンを設定しておくと、どちらの環境かひと目でわかるので、うっかりプライベートアカウントで仕事チャットに書き込むミスも減りました。

プロファイルマネージャーを呼び出す

手順
プロファイルマネージャーを呼び出す

まずFirefoxを完全に終了させます。開いているウィンドウがすべて閉じていることを確認してください。

次に、アプリケーション→ユーティリティ→ターミナルを開いてください。

ターミナルで以下のコマンドをコピー&ペーストして、Enterキーを押します。

"/Applications/Firefox.app/Contents/MacOS/firefox" -ProfileManager

コマンドが実行されるとプロファイルマネージャーが立ち上がり、ここから新しいプロファイル作成や既存プロファイルの選択が簡単にできるようになります。

新しいプロファイルを作成する

手順
新しいプロファイルを作成する

まずはFirefoxを完全に閉じておきます。開いたままだとプロファイルマネージャーが起動できないので注意してください。

次に「アプリケーション」フォルダからターミナル.appを開き、下記コマンドを入力してプロファイルマネージャーを起動します。

"/Applications/Firefox.app/Contents/MacOS/firefox" -ProfileManager

プロファイルマネージャーが立ち上がったら「新しいプロファイルを作成」ボタンをクリックし、わかりやすい名前(例:SecureProfile)を入力して「完了」を押します。

最後に作成したプロファイルを選んで「Firefoxを起動」をクリックすれば、別環境でブラウジングを始められます。

FirefoxSyncで設定とブックマークを守る

FirefoxSyncで設定とブックマークを守る

FirefoxSyncをオンにすると、ブラウザの設定からブックマーク、パスワードまでクラウドに保存されるので、Macを買い替えたときや別の端末で使うときにも手間なく環境を再現できます。

  • 設定そのまま:拡張機能やタブ配置、テーマのカラー設定もピタッと同期される
  • ブックマークを安全保管:大事なサイト情報が消えないクラウドバックアップになる
  • パスワードも一緒に管理:別のMacやiPhoneでもワンクリックでログイン情報を呼び出せる
  • 強力な暗号化:全部暗号化されるから自分以外は中身を見られない

アカウントを作成してサインインする

手順
Firefoxを起動してサインイン画面を開く

メニューバーの右端にあるアイコンをクリックして「サインイン」を選んで画面を表示します。

手順
メールアドレスとパスワードを入力してアカウント作成

「アカウント作成」をクリックしてメールアドレスと安全なパスワードを入力します。

手順
認証メールのリンクをクリック

登録したメールアドレス宛に届くリンクを開いてメール認証を完了させます。

手順
Firefoxに戻ってサインイン

認証が終わったらブラウザに戻り、メールアドレスとパスワードを入力してサインインします。

同期するデータをカスタム選択する

手順
Firefoxを開いて設定ウィンドウを表示

画面左上の「Firefox」メニューから⌘+,を押して設定を開きます。

手順
Firefoxアカウントの同期設定を選ぶ

左サイドバーのFirefoxアカウントをクリックし、「同期設定」を押します。

手順
同期するデータを自由にチェック

「同期するデータ」の一覧から、ブックマークやタブ、ログイン情報など必要なものだけにチェックを入れます。

手順
設定を閉じて変更を反映

設定ウィンドウを閉じると、チェック項目だけがすぐに同期されます。

同期項目を減らすとネットワークとストレージの負荷を抑えられます

プログラマー視点では、不要なアドオン同期を外すと拡張同士の干渉リスクも減少します。

よくある質問

よくある質問
Firefoxの自動更新をオフにしても大丈夫ですか?

自動更新はセキュリティパッチや重要な修正を逃さずに受け取るためにとても役立ちます。もしオフにしたい場合は設定画面の「一般」>「Firefox更新」から手動更新を選べますが、更新をチェックする習慣をつけることが大切です。

キャッシュやクッキーの削除方法がわかりません。

メニューバーから「履歴」>「最近の履歴を消去」で期間を選んで削除できます。プログラマー目線だと、開発者ツールの「ネットワーク」タブでキャッシュを無効にしてから実際の動作確認をすると便利でした。

拡張機能はどのくらい入れても問題ありませんか?

機能が重複しないよう厳選するのがおすすめです。試しに入れすぎてブラウザが重くなった経験があるので、本当に必要なものだけを残すと快適に使えます。

プライベートブラウジングだけで十分な防御になりますか?

プライベートモードはローカルに履歴やクッキーを残さない仕組みですが、トラッキング防止やネットワーク上の情報は遮断しません。より安全にしたい場合は、トラッキング防止機能やHTTPS化する拡張を併用すると安心です。

SafariよりFirefoxのほうが安全?

Safariは最新のMacに最適化されていて、普段使いにはとても頼れる相棒です。でもFirefoxはオープン源(ソース)で中身が丸見えだから、問題が見つかったらみんなで直しやすいんです。

たとえばFirefoxには強力なトラッキング防止機能が標準で入っていて、知らないうちに追いかけられる心配をガードしてくれます。さらに「コンテナタブ」という機能でサイトごとにクッキーや閲覧履歴を分けられるので、広告会社に行動パターンをざっくり把握されにくくできます。

こんなふうに、自分のオンラインプライバシーをしっかり守りたいときにはFirefoxがぴったりです。最新のMacOSでもさくさく動くから、安心して使ってみてください。

ウイルス対策ソフトは必要?

Macには「XProtect」やGatekeeperといった標準機能があって、基本的には安全に使えます。でもインターネットの世界は日々変化していて、Firefoxで知らないうちに怪しい拡張を入れたり、不意にマルウェアを含むファイルをダウンロードしてしまうこともあります。

そんなときにウイルス対策ソフトが盾となってくれます。たとえばMalwarebytesの無料版やAvastを入れておくと、ダウンロードファイルのリアルタイムスキャンが働いて怪しい動きを先回りでキャッチしてくれます。どちらもCPU負荷が低めなので、Firefoxの快適さを損ないにくいのがうれしいポイントです。

自動アップデートはオフにしてもいい?

自動アップデートはオフにしてもいい?

自動アップデートはできるだけオンにしておくのがおすすめです。最新のセキュリティ修正や高速化パッチが自動で反映されるので、手動で更新を確認する手間が省けます。とはいえ、通信環境が不安定なときや帯域制限がある場合は、一時的にオフにして手動でアップデートする選択肢もあります。その場合は、定期的に「Firefoxメニュー→設定→一般→Firefoxアップデート」から手動更新を忘れずに行ってください。自分で更新を管理するときは、毎週か2週間に1度くらいはチェックする習慣をつけると安心です。

拡張機能を入れすぎると遅くなる?

拡張機能はページ表示をカスタマイズできる反面、追加した数が増えるとメモリやCPUの負荷が高まってブラウジングが重く感じることがあります。

プログラマーの経験から言うと、複数の拡張機能が同時に動作しているときほど影響が大きくなるため、about:performanceタスクマネージャーでリソース消費をチェックする習慣をつけるのがおすすめです。

実際に使っていない拡張機能はオフにするかアンインストールしておくと、Firefoxがスッキリ軽くなって快適に作業できます。

まとめ

まとめ

ここまで確認した手順に沿ってMacのFirefoxを調整すれば、自動更新の有効化、不要な通信の遮断、拡張機能の導入、プライベートブラウジング設定やマスターパスワードの設定など、主要なセキュリティ対策をしっかり押さえることができます。

これらの設定を実践したら、定期的にバージョンチェックを行い、必要に応じて微調整してください。安心できる環境でストレスフリーなWebブラウジングを楽しんでいきましょう。

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