Macでゲームモードを楽しもう!静かでスムーズなプレイの秘訣

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Macでゲームモードを楽しもう!静かでスムーズなプレイの秘訣

Macで遊ぶたびに動きがもたつき、せっかくのゲームモードの効果が分からずもやもやしていませんか?

この記事では長年Macを開発環境として使い倒してきた経験から、メニューバーの小さな切り替えだけで描画を軽くし、ファン音も抑える具体的な手順と、Steamや録画ソフトと組み合わせた応用まで丁寧に紹介します。

手順を追いながら設定を済ませれば、今夜すぐに快適なフレームレートで遊べますので、飲み物を片手にMacの設定画面を開いて一緒に進めてみませんか。

目次

Macゲームモードをオンにする流れを全部見せます

Macゲームモードをオンにする流れを全部見せます

静かな環境でサクサク遊びたいなら、GameModeをパッと有効にする流れを知っておくと安心です。ここではmacOS Sonoma以降を使う前提で、実際の操作手順をざっくりまとめました。

  1. コントロールセンター経由:メニューバーから「コントロールセンター」を開き、GameModeアイコンをクリックしてオンにする
  2. システム設定経由:アップルメニュー→システム設定→「バッテリーとパフォーマンス」を選び、ゲームモードを有効に切り替える

このどちらかを使えば、バックグラウンド処理が抑えられてゲームにリソースを集中できます。

エンジニア視点のコツ:外部モニタや録画アプリを同時に立ち上げるとGameModeの効果が薄れるときがあるので、必要なアプリ以外は終了しておくとより安定します。

コントロールセンターから切り替える方法

コントロールセンターから切り替える方法

コントロールセンターを使えば、メニューバーの右上にあるアイコンをワンクリックしてすぐにゲームモードのオンオフを切り替えられます。操作はとてもシンプルなので、ゲームの起動前やプレイ中にパっと切り替えたいときにぴったりです。

特にM1やM2チップ搭載のMacでは、パフォーマンスと省電力のバランスを瞬時に調整できるのがうれしいポイントです。システム環境を開かずに呼び出せる手軽さで、初めての方にも安心しておすすめできる方法です。

①メニューバーのコントロールセンターをクリック

手順
①メニューバーのコントロールセンターをクリック

画面右上のコントロールセンターアイコン(2つのスライダー形状)を見つけてクリックします。

クリックするとWi-FiやBluetooth、音量などの設定パネルが一気に表示されます。

②ゲームコントローラーのアイコンを押す

手順
ゲームコントローラーのアイコンを選ぶ

メニューバーに並ぶコントローラー型のアイコンを探してください。見つかったらクリックしてゲームモードのパネルを開きます。

メニューバーアイコンが表示されていないときは、システム設定>コントロールセンターで「ゲームコントローラー」をオンにしてみましょう。

③トグルスイッチをオンにする

手順
トグルスイッチをオンにする

「ゲームモード」の画面上部にあるトグルスイッチをクリックしてオンにします。

スイッチが緑色に変われば、ゲームモードが有効になったサインです。

有効化後はゲーム起動中の通知が自動で抑えられ、パフォーマンスが優先されるようになります。

④青い表示を確認してパネルを閉じる

手順
④青い表示を確認してパネルを閉じる

トグルスイッチの背景が青く光っていればゲームモードが有効になっています。

画面右上の閉じるボタンをクリックするか、ウィンドウ外をクリックしてパネルをしまいましょう。

もしグレーに戻っていたら、もう一度スイッチ部分をクリックしてみてください。

システム設定で常時オンにする方法

システム設定で常時オンにする方法

システム設定からゲームモードを常時オンにしておくと、Macをゲーム用に再起動するたびに設定を切り替える手間がなくなります。アプリごとの個別設定ではなく、システムレベルで最適化がかかるので、どんなゲームでも安定したフレームレートをキープしやすくなります。

常時オンにすることで背景プロセスの優先度調整がずっと有効なままになるため、ゲーム中の動作がスムーズになります。複数のゲームをはしごプレイしたり、長時間連続プレイを楽しむ人には特におすすめです。

ただし、ずっと最適化モードを維持するとファンの回転数が高めに保たれる場合があります。バッテリー駆動時間を気にするときや静音を優先したいときは、必要に応じて手動でオフに切り替えると安心です。

①Dockのシステム設定アイコンをクリック

手順
Dockのシステム設定アイコンをクリック

まず画面下部のDockをじっくり見てみましょう。

ギアの形をしたシステム設定アイコンを探します。

見つかったらそっとクリックして、設定アプリを開いてください。

②サイドバーのゲームモードを選ぶ

手順
サイドバーでゲームモードを選ぶ

システム設定のウインドウ左側に並ぶメニューからゲームモードを探してクリックしてください。

もしリストに見当たらないときは、画面上部の検索フィールドに「ゲームモード」と入力すると素早く表示できます。

③常にオンにするチェックボックスを入れる

手順
常にオンにするチェックボックスを入れる

Game Mode の設定画面にある「常にオンにする」にチェックを入れると、どのアプリでも自動的にゲームモードが有効になります。

チェックを外すと、特定のゲームだけ Game Mode を使う設定に戻るので、普段からゲームプレイが多い方はオンがおすすめです。

たまに開発用ツールでパフォーマンスを測りたい場合は、オンにしたままだと影響を受けることがあります。その時だけチェックを外すと便利です。

④左上の赤丸でウインドウを閉じて設定を保存

手順
左上の赤丸をクリック

ウインドウ左上にある赤丸ボタンをクリックしてください。これだけで設定が自動保存され、ウインドウが閉じます。

複数の設定ウインドウが開いている場合は、意図したウインドウを閉じるように注意しましょう。

AppleScriptで一発トグルする方法

AppleScriptで一発トグルする方法

AppleScriptを使うと、ワンクリックでゲームモードのオンオフを切り替えられます。メニューバーやDockにスクリプトを置いておくと、面倒な設定画面を開かずにすぐ起動できて便利です。さらに、Automatorやショートカットアプリと組み合わせれば、好きなキーに割り当ててゲームを始める前にさっと切り替えられるので、集中したいときにもたつく心配がなくなります。

①アプリケーションフォルダのスクリプトエディタを開く

まずはDockにあるFinderのアイコンをクリックしてFinderを開きます。

左側のサイドバーにあるアプリケーションを選ぶとアプリケーションフォルダが表示されます。

一覧を上から下へスクロールして「スクリプトエディタ」を探しましょう。

見つかったらダブルクリックして起動します。これでスクリプトエディタを開く準備が完了です。

②スクリプトにゲームモードオンコマンドを貼り付ける

手順
スクリプトをテキストエディタで開く

前のステップで作成したシェルスクリプトを好みのエディタで開きます。例としてターミナルからnanoを使うならnano ~/enable_game_mode.shを入力してください。

手順
ゲームモードオンコマンドを貼り付ける

エディタ内で改行位置を合わせたら下記のコマンドをそのまま貼り付けてください。

defaults write com.apple.AppleGSSApp GameModeEnabled -bool true

手順
変更を保存してエディタを閉じる

nanoならControl+Oで保存、Control+Xで終了します。他のエディタでも同様に保存操作を行ってください。

③⌘Sでアプリケーション形式として保存

⌘Sを押すと保存ダイアログが開きます。

ファイルフォーマットをアプリケーションに変更し保存先に「アプリケーション」フォルダやデスクトップなどアクセスしやすい場所を選びます。

アプリケーションとして保存するときは名前に使用する文字に注意してください。半角スペースや特殊記号が入ると起動できない場合があります。

これでダブルクリックすると作成したゲームモード起動アプリが立ち上がるようになります。

④Dockやショートカットキーに登録して呼び出す

Dockやキーボードショートカットからすばやくゲームモードを呼び出せるようにすると、プレイ中の操作がグッとラクになります。

手順
Automatorでゲームモード切替アプリを作成

LaunchpadからAutomatorを開き、「新規書類>アプリケーション」を選びます。

右上の検索欄で「シェルスクリプトを実行」をドラッグし、以下のコマンドを貼り付けてください。

名前は「GameModeToggle.app」として保存すると管理しやすくなります。

手順
アプリをDockにドラッグ

Finderで保存先のフォルダを開き、先ほど作った「GameModeToggle.app」をDockの好きな位置にドラッグ&ドロップします。

アイコンを右クリックして「オプション>Dockに追加」が表示されていればOKです。

手順
システム設定でショートカット登録

「システム設定>キーボード>ショートカット>サービス」を開き、リストの一番下にある「GameModeToggle」にチェックを入れます。

右側の「none」をクリックして好みのキー(例:Control+Option+G)を割り当てれば完了です。

ゲームモードでMacライフがもっと楽しくなる応用テク

ゲームモードでMacライフがもっと楽しくなる応用テク

Macのゲームモードを基本の使い方だけじゃもったいないですよね。ちょっとした工夫でさらに快適に遊べる応用テクを集めました。

応用テクニック活用シーン/メリット
Wi-Fi接続で自動ON自宅やゲーミングカフェのWi-Fiに繋いだ瞬間にゲームモードが有効になりプレイ準備がスムーズ
通知をワンタップでサイレント着信や通知を自動で抑えて集中力キープ
eGPU接続判定外部GPUを使うときだけパフォーマンス重視設定に切り替わるから重いゲームも快適
バッテリー性能優先モバイルMacでバッテリーセーバーをオフにして最大限のCPU/GPUパワーを引き出せる
ショートカットキーで即切り替えTouch BarやキーボードショートカットでON/OFFが楽々に行えてゲーム開始がスムーズ
プロセス優先度スクリプトターミナルからniceコマンドでゲームプロセスの優先度を上げてCPU余力をしっかり確保

Steamゲームでフレームレートを底上げする

Steamゲームでフレームレートを底上げする

Steamでフレームレートを底上げするなら、ゲームごとの起動オプションを活用すると良いですね。たとえば、-novsyncでVSyncを無効にしたり、-threads 4でCPUのスレッド数を指定したりすると、Macのリソースをより有効に使えて体感できるほど滑らかになります。

さらに、FinderでSteamアプリを選んで「情報を見る」を開き、外部GPUを優先にチェックを入れておくと、高性能GPUが積極的にゲーム処理を引き受けてくれるので、FPSが安定しやすくなります。

起動オプションや外部GPU設定はゲームによって相性があるので、いくつか試してみて一番滑らかに動く組み合わせを探してみると楽しいですよ。

Steamの設定ウインドウでゲームモード優先をチェック

手順
Steamの設定ウインドウでゲームモード優先をチェック

画面上部のメニューバーからSteamをクリックし、環境設定を選びます。

全般タブの中にある「ゲームモードを優先」にチェックを入れてください。

この設定でバックグラウンド処理を抑えつつ、CPUやGPUをゲームに集中させられます。

ゲーム内オーバーレイでFPSカウンターを表示して改善を確認

手順
Steam設定を開く

⌘,(コマンド+コンマ)でSteamの設定を開いて「ゲーム内」に進んでください。

手順
FPSカウンターを有効にする

「ゲーム内FPSカウンターを表示する」をオンにし、好みの画面位置を選びます。

手順
ゲームを起動して確認

設定後にゲームを立ち上げると画面にFPS表示が出るので、動きの滑らかさをチェックしてください。

画面録画しながらでもカクつかない配信を実現

画面録画しながらでもカクつかない配信を実現

ゲームのプレイを配信しながら、同時に画面録画もしたいとき、映像がカクつくと気分が下がりますよね。OBSで配信しつつ、QuickTimeなどで録画してもスムーズに動かすには、ハードウェアエンコーダーの活用がポイントです。

具体的には、配信設定で「AppleVT H264ハードウェアエンコーダー」を選ぶことでCPU負荷を減らし、録画設定も同じくハードウェアに任せます。こうすると、配信画面と録画ファイルの両方が快適に動き、あとから録画を確認するときにガクつきなしの高画質映像を楽しめます。

夜遅くにコーディングしながら実況したいプログラマーさんや、複数の角度からゲームプレイを記録したいストリーマーさんにピッタリの応用技です。

QuickTimeで画面収録を開始してからゲームモードをオンにする

手順
QuickTimeで新規画面収録を始める

QuickTimeを起動して、画面上部の「ファイル」メニューから「新規画面収録」を選びます。表示される録画バーで録画範囲を指定して、赤い録画ボタンをクリックすると画面収録がスタートします。

手順
コントロールセンターでゲームモードをオンにする

画面右上のコントロールセンターアイコンをクリックし、「ゲームモード」アイコンを探してオンに切り替えます。これで録画中でもCPUリソースがゲームに優先的に割り当てられ、快適にプレイできます。

ゲームモードが見当たらない場合は、システム設定の「コントロールセンター」→「ゲームモード」を表示に追加してみてください。

配信ソフトのビットレートを上げて高画質を維持する

配信の映像がカクついたりぼやけたりするのは、ビットレートが低すぎることが原因になりやすいです。ビットレートを上げると映像情報をしっかり送れるので、高画質をキープしつつ視聴者に快適なプレイ映像を届けられます。

以下の手順でビットレートを適切な値に設定し、画質と配信の安定性を両立しましょう。

手順
配信ソフトの設定画面を開く

OBS Studioなどお使いの配信ソフトを起動して、画面右下の「設定」をクリックします。

手順
出力タブでビットレートを調整

「出力」→「配信」タブを開き、「ビットレート(kbps)」に希望の数値を入力します。6000kbps前後を目安にすると多くの回線で高画質を維持できます。

手順
エンコーダプリセットを見直す

CPU使用率を抑えたいときは「x264」のプリセットを「veryfast」「superfast」に変更してみましょう。GPUエンコーダ(NVENC)を使うとさらに負荷が下がります。

手順
テスト配信で確認

配信プラットフォームのテストモードや非公開配信を使い、実際に映像が滑らかに届くかチェックします。

回線状況が不安定なときは、ビットレートを少し下げつつエンコーダを軽めの設定にすると配信が途切れにくくなります。

家庭のWi-Fiやモバイル回線を使う場合は上り速度テストを行い、ビットレートの上限を確認しておくと安心です。

バッテリー駆動で静かに遊ぶときの省電力ワザ

バッテリー駆動で静かに遊ぶときの省電力ワザ

外出先やカフェでMacをバッテリー駆動にするときは、内部のパーツがフル回転しないように抑えるのがコツです。CPUやGPUの“ちょい抑え”で消費電力を減らしながら、静かなままゲームを楽しめます。

たとえば、グラフィック設定を中くらいに落としたり、フレームレート制限を60fpsにすると、パフォーマンスは安定しつつファンの回転も控えめに。バッテリー持ちと静音の両立が叶います。

システム設定のバッテリー項目で省エネルギーモードも併用

手順
システム設定を開く

画面左上のアップルメニューをクリックしてシステム設定を選びます。

手順
バッテリー項目に移動

サイドバーのバッテリーをクリックして、バッテリー設定画面を表示します。

手順
省エネルギーモードをオンにする

「バッテリー使用時に省エネルギーモードを使用」をチェックしておくと、バッテリー駆動時間がぐっと伸びます。

省エネルギーモード中はプロセッサの速度が抑えられるので、重いゲームではラグを感じる場合があります。

バッテリー残量が気になるときは、ゲームモードと併せて省エネルギーモードを試してみましょう。

輝度を50パーセント以下に下げてファン回転を抑える

手順
コントロールセンターを開く

画面右上のコントロールセンターアイコンをクリックしてメニューを表示します。

手順
ディスプレイの輝度を調整する

コントロールセンター内の「ディスプレイ」スライダーを左へドラッグし、50パーセント以下に下げます。

輝度を極端に下げると画面が暗くなりすぎて作業しにくくなる場合があります。

キーボードのF1キーやTouch Bar、外部ディスプレイのボタンでも同じ操作ができます。

よくある質問

よくある質問
Macにゲームモードはありますか?

macOSVentura以降のAppleSilicon搭載機種で「ゲームモード」を使えます。対応ゲームはMetal対応が条件ですが、オンにするとフレームレートが安定しやすくなるので、対応タイトルを遊ぶときにぜひ試してみてください。

ゲームモードをオンにすると何が変わりますか?

背景で動くプロセスの優先度を下げて、ゲームのGPUクロックが安定するよう制御してくれます。自分で手動設定するより簡単にフレームレート低下やカクつきを防げるので、スムーズさを重視したいときに役立ちます。

特定のゲームだけ優先度を上げるコツは?

ActivityMonitorで当該ゲーム名を右クリックし、「優先度を上げる」を選ぶと手動でも設定できます。自動化したいならターミナルでreniceコマンドを使う方法もおすすめです。細かく動きを調整したいときに便利です。

ゲーム中に画面がかくつくときの対処は?

ゲームモードオンでもかくつく場合は、システム環境設定の「省エネルギー」で「高パフォーマンスモード」を選ぶとさらにGPU負荷を優先できます。また、バックグラウンドアプリを終了したり、外部USBデバイスを外して帯域を空けるのも効果的です。

ゲームモードがメニューに見当たらないときは?

もしメニューにゲームモードが出てこなくても大丈夫です。あわてずに状況を確認してみましょう。

主に考えられる理由は「macOSのバージョンが古い」「コントロールセンターに表示設定がされていない」「非対応モデルを使っている」などです。以下の方法で解決できます。

  1. macOSを最新にする:設定アプリの「一般」>「ソフトウェア・アップデート」で最新版にアップデートします。
  2. コントロールセンターをカスタマイズ:設定アプリの「コントロールセンター」でゲームモードを表示するよう追加します。
  3. ターミナルで表示:ターミナルを開き、管理者権限でキーを書き換えて再起動すると追加できます(やさしく後述)。
  4. サードパーティ製ツールを試す:iStat MenusなどでCPUやGPUの負荷を確認しつつ、ゲーム用プロファイルを組めます。

ゲームモードにするとバッテリーの減りは早い?

ゲームモードをオンにすると、CPUやGPUがパフォーマンスを優先して動くため、高負荷のゲームではバッテリーの減りが少し早く感じることがあります。しかし最新のAppleシリコン搭載Macは省電力性能が高いので、負荷を中程度(30~60fps程度)に抑えれば実際の差はわずかです。

外出先で長時間プレイしたいときは、画面の明るさを下げたり、バックグラウンドのアプリを終了したりすると効果的です。さらにバッテリー残量を気にするなら、システム環境設定のバッテリーで低電力モードを併用すると安心です。

AppleSiliconとIntelMacで効果は変わる?

macOS Sonomaのゲームモードは、AppleSiliconとIntelMacの両方で動作しますが、体感できる効果は少し変わります。

AppleSilicon搭載機では、高性能コアと省電力コアをOSがうまく振り分けるので、ゲームモードをオンにすると背景で動くアプリに省電力コアを優先して割り当て、パフォーマンスコアをゲームに集中させます。そのおかげでロード中のカクつきが軽減され、発熱やファンの回転音もより抑えられることが多いです。

IntelMacではコアの種類が同一なので、リソース制御の恩恵はAppleSiliconほど顕著ではありません。それでもバックグラウンドタスクの優先度を下げることで、CPU負荷のピークをなだらかに抑え、プレイ中のフレーム安定度がわずかに上がります。古めのIntelモデルほど差を感じやすいでしょう。

エンジニア視点のひとこととして、ActivityMonitorを使ってGame Modeオンオフ時のCPU使用率を確認すると、AppleSiliconではゲームプロセスのコア使用がぐっと明確になるので興味深いですよ。

ワイヤレスコントローラーが途切れるのはゲームモードのせい?

ワイヤレスコントローラーが突然コントロールを失うと「あれゲームモードのせいかな?」とドキッとしますよね。実はゲームモードはCPUやGPUの動作やネットワークの優先度をちょこっと変えてくれる機能で、Bluetooth機器そのものをいじるわけではありません。なのでコントローラーの接続が途切れる主な原因は混線や距離だったり、ほかのアプリがBluetoothをがっつり使っている場合がほとんどです。でもひとまずゲームモードをオフにして様子を見れば、問題の切り分けができるのでおすすめです。

まとめ

まとめ

macOS Sonomaで「ゲームモード」をオンにすると、バックグラウンド作業が抑えられ、通知もシャットアウトされるので、ゲームに集中できます。

やり方はシンプルです。メニューバーのコントロールセンターから「ゲームモード」を有効にして、お気に入りのタイトルを起動するだけです。終わったら同じ手順でオフに戻せば平常運転に切り替わります。

プラスアルファで、使っていないアプリは終了したり、アクティビティモニタ―でCPUやメモリの消費状況をチェックしたりすると、より快適に動作します。

ネットワーク関連が気になるときは、Wi-Fiの優先ネットワーク設定を見直すのもおすすめです。ラグが減ってスムーズな対戦が楽しめます。

この記事のポイントを試してプレイしてみれば、きっと今まで以上に静かでスムーズなゲーム体験が得られるはずです。さあ、実際にゲームを起動して違いを体感してみましょう。

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