Macで作業中にSafariに並んだタブが増え続け、グループを分けて整理したいのに方法がわからず戸惑っていませんか？
長年の現場経験で培った整理術を活用し、クリックひとつでタブを分類する手順からMacの動作を軽く保つコツ、さらにiPhoneと情報を共有する設定まで、図解と具体例でわかりやすく解説します。
整理のコツを身につければ、タブの散らかりに奪われていた時間が自由になります。手順を確認し、軽快なブラウジング環境で仕事も趣味も滑らかに進めます。
実体験からわかるMacSafariタブグループのつくりかたと切り替え手順
Safariでタブが増えすぎて、どこに何があるか探すのに時間がかかる経験はありませんか。どのページを開いたか思い出せずにウロウロすると、集中力も下がってしまいます。
ここでは実際に使ってきた流れをもとに、Safariのタブグループをパパッと整えて切り替える方法をお伝えします。
- 新しいタブグループを作成：Safariのタブバーを長押しして「新規タブグループ」を選ぶだけで準備完了。
- タブグループの名前変更：「タブグループを編集」で好きな名前を付けると、あとで探しやすくなります。
- タブグループの切り替え：サイドバーの一覧からクリックするか、メニューバーの「タブグループ」から切り替えが素早いです。
- キーボードショートカット活用：⌘+Shift+}／{で前後のグループを行き来できるので手が止まりません。
この流れをマスターすれば、散らかったタブが整理されて、見たいページにすぐアクセスできます。
プログラマー目線のヒント：作業ごとにウィンドウ単位でタブグループを分けると、メモリ負荷のバランスが取りやすくて安定感が増します。
メニューバーからまとめてタブグループを作る
Safariのメニューバーからまとめてタブグループを作る方法は、開いているタブを一気にテーマやプロジェクトごとに整理したいときにぴったりです。
メニューバーの「タブ」から「タブグループに追加」を選ぶだけで、複数タブをポンとまとめられるので、クリック操作だけで視界がスッキリします。あとから名前を付ければ、後で呼び出すときもわかりやすくて、作業の山場を超えたあとの整理にも助かります。
ちょっとしたプログラマー視点の豆知識ですが、関連するドキュメントやリファレンスを同じグループにまとめると、必要なときに⌘＋数字キーで瞬時に切り替えできるようになります。画面を行ったり来たりする手間が減って、集中力が途切れにくくなりますよ。
①Safariを開いて整理したいタブを全部表示する
Safariを起動して、ウインドウ右上のタブ一覧アイコン（ふたつの四角形）をクリックします。
すべてのタブがサムネイルで並び、ここから整理したいタブを選びやすくなります。
ピンチアウトのジェスチャが反応しない場合は、タブ一覧アイコンを使うと確実です。
②メニューバーの「ファイル」をクリックする
Safariが前面で動いているか確認してから、画面上部のメニューバーにあるファイルをクリックします。全画面時はカーソルを上端に動かすとメニューが表示できます。
Safariがアクティブでないとメニューバーが操作できません。他のアプリ上だとグレー表示になるので、ウィンドウをクリックしてアクティブ化してから進めましょう。
③「新規タブグループ」を選んで作成する
タブ一覧に戻ったら、画面左下の「新規タブグループ」をクリックしてください。名前入力欄が現れたらわかりやすいグループ名を入れてEnterキーを押します。これであっという間に新しいタブグループができます。
④サイドバーに表示された名前を入力してEnterを押す
サイドバーに「新規タブグループ」の入力欄が現れたら、好きな名前を入力してください。
名前を入力し終えたら、キーボードのEnterキーを押します。これだけでタブグループが登録されます。
名前は短めにまとめると、後から見返したときに探しやすくなります。
⑤サイドバーのタブグループをクリックして切り替えを確認する
Safariの左側にあるサイドバーを開き、切り替えたいタブグループ名をクリックします。
クリックすると、登録したタブがまとめて切り替わり、すぐに画面に表示されます。
タブバーを右クリックしてサクッと作る
最新のmacOSやSafariなら、タブバーで右クリックするだけで「新規タブグループにタブを追加」というメニューがサッと表示されます。開いているタブを一気にまとめられるので、資料収集や調べものをしているときにとっても便利です。
この方法のいいところは、いちいちメニューからグループを選ぶ手間がいらない点です。複数のタブをすぐにひとまとめにしてから、あとで名前を変えて整理すれば、作業の流れを止めずに効率的に使いこなせるようになります。
①まとめたいタブ上で右クリックメニューを開く
まとめたいタブの上にカーソルを動かしてトラックパッドで二本指タップするか、マウスなら右クリックしてください。
トラックパッドの感度設定は「システム環境設定＞トラックパッド」で確認できるので、もし反応が鈍いと感じたらチェックしておくと安心です。
②「タブを新規タブグループに移動」を選ぶ
タブの上で右クリックしてメニューを開いたら、タブを新規タブグループに移動をクリックします。これで新しいタブグループが作成され、対象のタブがその中に入ります。
③ポップアップに好きな名前を入力してEnterを押す
ポップアップ欄にわかりやすいグループ名を入力し、キーボードのEnterキーを押してください。
④サイドバーに追加されたタブグループを確認する
Safariのウィンドウ左上にあるサイドバーアイコンをクリックしてサイドバーを開いてください。
サイドバー内のタブグループ一覧に、先ほど作成したグループ名が表示されていることを確認します。
リストが長くてスクロールが大変なときは、グループ名の先頭文字を入力すると絞り込まれるので便利です。
⑤切り替えたいときはサイドバーでタブグループ名をクリックする
画面左上のタブバーの左端にあるサイドバーアイコンをクリックしてサイドバーを表示します。
表示された一覧から、切り替えたいタブグループ名をクリックしてください。選択した瞬間にそのグループ内のタブだけが並び替わります。
サイドバーが表示されていないときは、Safariメニューの「表示」→「タブグループサイドバーを表示」を選ぶとすぐに現れます。
タブグループで自由自在！MacSafariがもっと楽しくなる応用ワザ
ここで紹介する応用ワザを使えばSafariがもっと楽しく便利になります。
| 応用ワザ | メリット |
|---|---|
| キーボードショートカット活用 | Safariから手を離さずに瞬時にグループ切替ができる |
| ショートカットアプリ連携 | ワンクリックで好きなタブグループを開く自動化が手軽 |
| 時間帯別の自動表示 | 朝は仕事用夜はプライベート用に自動切替して集中度アップ |
| スクリプトで一括起動 | 開発プロジェクトや調査用タブをまとめてサッと立ち上げられる |
この応用ワザを組み合わせればさらに快適に使えます。
仕事と趣味をワンクリックで切り替えるスイッチ術
仕事用と趣味用のタブを別々にまとめておけるから、画面がすっきりして気分に応じたブラウジングがすぐ始められます。
- 切り替えがワンクリック：ツールバー横のタブグループアイコンを押すだけで仕事⇔趣味の切り替えが即完了
- 不要なタブを非表示：現在使わないタブは隠れているので散らからず作業に集中
- 集中力アップ：作業ごとにタブを分けることで「これだけを見る」状態をすぐに作れる
サイドバーで仕事用タブグループをダブルクリックして開く
Safariのサイドバーには、すでに作っておいた仕事用タブグループが表示されています。名前を見つけてダブルクリックするだけで、そのグループ内のタブが一気に開いてくれます。
画面上部の「サイドバー」アイコンをクリックするか、トラックパッドで二本指スワイプしてサイドバーを出します。
サイドバーの「タブグループ」の欄から、仕事用と書かれたグループを探します。
グループ名をダブルクリックすると、そのグループに登録した全タブが一瞬で開きます。
ダブルクリック前にグループ名を変更しておくと、どのプロジェクト用かすぐ分かるので便利です。
作業が終わったらサイドバーで趣味用タブグループをクリックする
Safariウィンドウ左上のサイドバーアイコンをクリックしてタブグループ一覧を表示します。
一覧から「趣味用」と書かれたグループを見つけてクリックしてください。自動で開いていた作業用タブが閉じられ、趣味用タブがずらりと並びます。
不要になったタブはタブバーで右クリックしてタブグループから削除する
Safariのウィンドウ上部にあるタブバーで、もう使わないタブを探します。プログラミング中に調べ物で開いたままのタブなどが該当します。
対象のタブ上で右クリックしてください。
表示されたメニューから「タブグループから削除」を選ぶと、そのタブだけがグループから外れます。
連続したタブをまとめて外したいときは、Shiftキーを押しながらクリックすると便利です。
iCloud連携でiPhoneとタブグループを共有する
iCloudでSafariを共有しておけば、MacでまとめたタブグループがそのままiPhoneにも現れてくれます。朝、通勤中にiPhoneで調べものを始めて、職場に着いたらMacで続きを開く。そんな気軽な流れができあがるので、ブラウジング中に「あとでまとめて見るつもりだったのに忘れた！」なんて慌てる心配が減ります。
同じApple IDでサインインし、iPhone・Macそれぞれの設定でSafariをiCloudにオンにしておくだけ。特別な操作は不要なので、試しにタブグループを作ってみて、両端末でどう同期されるかワクワクしながら使ってみてください。
MacのSafari設定で「iCloudタブ」をオンにする
- 画面左上のアップルマークをクリック。
- 「システム設定」を選択。
- サイドバー最上部の自分の名前をクリックしてApple ID画面を表示。
- 「iCloud」をクリック。
- 表示されたアプリ一覧から「Safari」のトグルをクリックしオンに切り替える。
iPhoneの設定→AppleID→iCloud→Safariをオンにする
ホーム画面で歯車アイコンの「設定」をタップして開きます。
設定画面の最上部に表示された自分の名前をタップしてApple ID画面に移動します。
Apple ID画面で「iCloud」をタップしてiCloud設定へ進みます。
iCloud一覧で「Safari」を探してスイッチを右へ動かし、緑色のオン状態にします。
Apple IDでサインインしていないとiCloud設定が表示されないので、事前にアカウント登録を済ませておきましょう。
iPhoneのSafariサイドバーで同じタブグループを開く
ホーム画面からSafariアイコンをタップして、ブラウザを開きます。
画面下部のタブアイコン（四角が重なったマーク）をタップしてタブビューに切り替えたあと、左上のサイドバーアイコンをタップします。
サイドバーに並ぶタブグループ一覧から、開きたいグループ名をタップして同じタブをまとめて呼び出します。
一覧にグループが見当たらない場合は、設定アプリの「AppleID > iCloud > Safari」がオンになっているか確認しましょう。
ショートカットアプリでタブグループを一発起動する
ショートカットアプリなら、あらかじめ作ったタブグループをワンクリックでパッと開けます。普段は仕事用とプライベート用で使い分ける人や、プロジェクトごとに複数のサイトを行ったり来たりする人にとってはぴったりです。
たとえば「開発用タブ」「調査用タブ」など好きな名前とアイコンを設定しておけば、ショートカットメニューやメニューバーから迷わず選択できます。Safariを起動したら自動でタブグループを表示してくれるので、手動で切り替える手間がゼロになります。
ショートカットアプリを開いて新規ショートカットを作る
Dockのアイコンか画面右上のSpotlight（⌘＋スペース）で「ショートカット」と入力して、表示されたアプリアイコンをクリックしてください。
初めて開く場合は、もともと用意されているサンプルショートカットが一覧表示されます。
ウインドウ左上の「＋」ボタンをクリックして、空のショートカット作成画面に移動します。
タイトルバーをダブルクリックして分かりやすい名前（例：Safariタブ切り替え）を入力してください。
「Safariでタブグループを開く」アクションを追加する
Macでショートカットアプリを起動します。DockやSpotlightからすばやく探しましょう。
左上の「＋」をクリックして新しいショートカットを用意します。空のワークスペースが表示されます。
右上の検索バーにSafariでタブグループを開くと入力し、見つかったアクションをワークスペースにドラッグします。
追加したアクション内で開きたいタブグループ名をプルダウンから選びます。名前が合っているか確認してください。
タイトルをわかりやすく変更し、左上の「完了」をクリックすれば設定は終わりです。
タブグループ名が正確でないと動作しないので、Safariの表示とショートカットの入力を一致させてください。
ショートカットに好きな名前とアイコンを付けて保存する
アイコンや名前を変更したいショートカットをアプリ内で長押しします。
表示されたメニューから名前やアイコンを変えられる項目をタップします。
テキスト欄に好きな名前を入れて、アイコン部分をタップすると色や絵文字が選べます。
設定が終わったら右上の完了ボタンを押して変更を保存します。
よくある質問
タブグループの作り方がわかりません
- タブグループの作り方がわかりません
-
Safariのアドレスバー横にあるタブグループアイコンをクリックして「新規タブグループ」を選ぶと簡単に作れます。プログラマー目線では、プロジェクトごとに色分けしたり、よく使うURLをドラッグして整理すると後で見返しやすくなります。
タブグループの切り替え方法を教えてください
- タブグループの切り替え方法を教えてください
-
タブグループアイコンをクリックすると、作成したグループが一覧で表示されるので選ぶだけです。またトラックパッドで二本指を左右にスワイプすると直感的に切り替わります。作業中のスムーズさがグッと上がるのでぜひ試してください。
タブグループを削除したいのですが
- タブグループを削除したいのですが
-
タブグループアイコンを開いて、削除したいグループ名を右クリック（またはcontrolキー＋クリック）して「削除」を選ぶと消えます。不要な状態をこまめに片付けておくと、次に同じミスを減らせます。
タブグループを削除したらタブも全部消える？
タブグループを削除すると、その中にあったタブはまとめて閉じられます。ただし削除前に確認ダイアログが出るので、うっかりミスを防げます。大事なページを残したいときは、あらかじめ「すべてのタブ」へ戻すか、別のグループへドラッグしておくと安心です。
違うMacでも同じタブグループは見られる？
- 違うMacでも同じタブグループは見られる？
-
同じApple IDでiCloudにサインインし、Safariの同期をオンにしておくと、タブグループが自動で各Macに反映されます。設定アプリの「Apple ID」→「iCloud」からSafariを有効にしておけば、別のMacを起動してSafariを開くだけで、作成済みのタブグループがサイドバーにずらりと並びます。
注意したいのは、iCloud同期はネット接続が必須な点と、設定がオフだと同期されない点です。全てのMacで同じ環境を使いたいときは、Safariの環境設定で「タブグループをiCloudと共有」を確認しておくと安心です。
タブグループ内でさらにタブを並び替えられる？
Safariのタブグループでは、タブをドラッグ＆ドロップするだけで順番を入れ替えられます。
- 直感操作：タブ同士をつかんで動かすだけで完了。
- 読みやすさアップ：作業の流れに合わせて順番を調整できる。
- 整理整頓しやすい：よく使うタブを手前に並べてすぐ開ける。
タブグループに色やアイコンを付けられる？
Safariのタブグループは直接色を変えたりアイコンを設定したりできません。ただし、グループ名に絵文字を入れることで擬似的にアイコン代わりにできます。この方法ならタブバーやサイドバーで一覧を見たときにパッと目を引くので、用途ごとに識別しやすくなります。
ショートカットが動かないときはどうする？
- ショートカットが動かないときはどうする？
まずシステム設定のキーボード＞ショートカット＞Safariを開いて、タブグループ切り替え用の項目にチェックが入っているか確認してください。
同じショートカットがほかのアプリで割り当てられていると競合して反応しないことがあるので、競合があれば割り当てを変更しましょう。
それでも直らないときはSafariを再起動すると、なぜかリセットされて動くようになることがあります。
よく使うタブグループには自分だけのカスタムショートカットを設定しておくと、かぶりを避けられて快適になります。
まとめ
Safariのタブグループは散らかったタブをすっきりまとめて、作業ごとに切り替えやすくする便利な機能です。記事を通してタブグループの作成から名前変更、切り替え、不要なグループの削除まで実際の手順を丁寧にご紹介しました。
まずは新規タブグループを作成して、プロジェクトや用途ごとにタブを分類します。わかりやすい名前にしておくとあとから見つけやすくなります。切り替えはサイドバーや⌘＋数字キーを使うとスムーズです。使わなくなったグループはサイドバーを右クリックして閉じることで画面を常にすっきり保てます。
慣れてきたらキーボードショートカットで素早く呼び出したり、ドラッグでタブを別グループへ移動する応用ワザにもチャレンジしてみてください。整理されたブラウザ画面で集中力が高まり、新しいワークスタイルを楽しめるはずです。さっそくタブグループを活用して作業効率アップを実感しましょう。