Macで開いた記事をSafariから家族や同僚に共有したいのにボタンの場所がわからず戸惑ってはいませんか?
ここではSafariの共有ボタンの基本操作からAirDropやメッセージを使い分けるコツ、タブグループごとの一括送信まで、実際に使い込んで得た流れを順序よく示しています。迷いやすい設定の呼び出し位置や通知の許可確認も言葉だけで伝わるよう細かく説明するため、調べ直しの手間が省けて作業時間を節約できます。
まずは最初の手順を試しつつ読み進め、ご自分の環境に合った共有方法を取り入れてみてください。ほんの数分で操作が身に付き、次に送りたいリンクが現れた瞬間に迷わずシェアできるようになります。
MacSafariでページを共有する方法ぜんぶみせます

MacSafariからページをシェアするときには、搭載されている機能をうまく使い分けるとスムーズに届けられます。ここでは実際に試して便利だった方法をまとめてご紹介します。
- 共有シートを活用:Safariのアドレスバー横の共有ボタンを押して、メールやメッセージ、ノートなど一般的なアプリとすぐ連携。
- AirDrop送信:近くのMacやiPhoneを選ぶだけでファイルの受け渡し感覚でリンクをシェア。
- メールでシェア:共有シートから直接メールアプリを開き、件名と本文を手早く編集して送信。
- メッセージ連携:友だちやチームチャットにURLを貼り付ける手間がなく、会話を止めずにリンクを送信。
- ショートカット自作:よく使うアプリやテンプレートをショートカットに登録して、ワンクリックでシェア処理を自動化。
用途に合わせて選ぶと、情報を渡したい相手にピンポイントでリンクを届けられます。例えば複数人に一気にシェアしたいときはメール、近くのデバイス間ならAirDropなど使い分けると快適です。
AirDropでサクッと送る

AirDropを使うと、Safariで開いているページをワンタップで近くのMacやiPhoneに送れます。URLだけでなく、表示中の画像やPDFもそのままシェアできるので、急いでいるときほど便利です。
- 高速・直結送信:クラウドを介さずWi-FiとBluetoothでデバイス間を直結
- その場でオフライン利用:インターネット接続がなくても送受信可能
- 多彩なコンテンツ対応:URLだけでなく画像やPDFも一緒にシェア
デバイスが複数あるときは、事前にAirDrop受信先の名前を「自分のMacBook」や「〇〇のiPhone」にしておくと、送信先を間違えにくくなります。
①Safariの共有ボタンをクリック
Safariウィンドウの右上にある四角形から上向き矢印が飛び出ているアイコンを見つけましょう。ページが完全に読み込まれるとアイコンがはっきり表示されるので、落ち着いてクリックしてください。
②AirDropアイコンを選ぶ
共有ボタンをクリックして開いたメニューの中からAirDropアイコンを選びます。青い同心円マークが目印です。
AirDropアイコンがメニュー内にない場合は、一番下の「その他を表示」から追加してみてください。
③送りたい相手のアイコンをタップ
シェアシートに並んだ丸いアイコンから、リンクを送りたい相手のアイコンをクリックします。
クリックするとメッセージ作成ウインドウが自動で開き、本文欄にリンクが配置されています。そのままエンターキーを押せば送信できます。
④相手の承認を待って完了
共有画面に「リクエスト中」と出たら、ペアリング待ちの状態に入っています。
相手が通知をタップして「許可」を選ぶと共有が始まります。画面上の共有ステータスが変わったら準備OKです。
メッセージでリンクをシェア

Safariで見つけたページをそのままメッセージにペーストすれば、相手がすぐにリンクをタップできます。友達や家族とのやりとりで「これ見てみて!」を手早く伝えたいときにピッタリです。
- 即座に知らせる:送信と同時に相手に通知が届くので、タイムラグなく共有できます。
- 会話しながら共有:リンクの感想や補足情報を同じスレッドでやりとりできるので便利です。
- 複数人に一括送信:グループメッセージに貼り付ければ、まとめて同じリンクを届けられます。
①共有ボタンをクリック
Safariのアドレスバー右側にある四角に上矢印の共有アイコンをクリックします。
②メッセージを選ぶ
Safariの共有アイコンをクリックすると表示されるメニューから「メッセージ」を選んでください。リストは横にスクロールできるので、見逃さないように探しましょう。
初めて使うときはmacOSの許可ダイアログが出る場合がありますが、「許可」を押せば次回からスムーズに共有できます。
共有メニューに「メッセージ」が見当たらないときは、メニュー右端の「その他」をクリックして、リストから追加できます。
③連絡先を入力して送信
Safariの共有メニューからメールやメッセージを選んだあとは、送信画面でTo欄に連絡先を正確に入力しましょう。
- To欄をタップして相手の名前やメールアドレスを入力する。
- 連絡先候補が表示されたら誤りがないか確認してタップで確定する。
- 本文に見落としがないかチェックして、右上の送信ボタンを押す。
宛先を間違えると思わぬ人にリンクが届くので、連絡先リストから選ぶかクリップボードでコピー&ペーストするとミスを減らせます。
メールでじっくり送る

メールでじっくり送る方法は、単にリンクをポンと渡すだけでなく自分の言葉で補足が添えられるのがうれしいところです。
Safariの共有ボタンから「メールで送信」を選ぶと本文にリンクとページタイトルが自動挿入されます。ここに感想や注意点、スクリーンショットを貼り付けると相手がじっくり理解しやすくなります。
プログラマー視点では、Automatorで「現在のWebページをメール送信」サービスを作ってショートカットを割り当てたり、AppleScriptで件名や宛先を自動入力する仕組みを組むと日々の作業がさらにスムーズになります。
①共有ボタンをクリック
Safariの右上にある四角形から上向き矢印のアイコンをクリックします。
もしアイコンが表示されていない場合は、メニューバーの表示→ツールバーをカスタマイズで共有ボタンをドラッグして追加してください。
②メールを選ぶ
共有シートのアイコンが並ぶエリアを左右にスワイプしてメール(またはメールApp)アイコンを探します。
見つかったらタップしてください。件名や本文の下書き画面が開きます。
③件名と本文を整えて送信
共有画面が開いたら件名欄を選択します。
自動で挿入されたタイトルを、受け取る相手が一目で内容を掴めるよう短く書き直しましょう。
本文欄にはURLやページタイトルが入っています。
「参考になったので共有します」など軽いひとことを加えると、気持ちが伝わりやすくなります。
修正が終わったら画面右下の送信アイコンを押して完了です。
リンクをコピーして好きなアプリに貼る

Safariのアドレスバーからリンクをコピーして、よく使っているチャットやメモ、Todoアプリなどにそのまま貼り付ける方法です。専用の共有ダイアログを介さずに動作するので、好きなアプリへサクッと送れるのがうれしいポイントです。
例えばグループチャットで「このページ見てね」と一言添えたい時や、あとでじっくり読みたい記事をメモにまとめたい時に最適です。余計な手順が少ない分、スピード重視のシーンで役立ちます。
①アドレスバーを右クリック
Safariで共有したいページを開いたら、アドレスバーの空いている部分にポインタを移動させます。
トラックパッドなら二本指でタップ、マウスなら右クリックをすると、コンテキストメニューが現れます。
メニュー内の「共有」を選ぶと、AirDropやメッセージ、メールなどの共有手段が並ぶ一覧が表示されます。
二本指タップが有効でない場合は、controlキーを押しながらクリックする方法でも同じメニューが出せます。
副ボタンクリックの設定がOFFだと右クリックできないので、システム環境設定の「トラックパッド」や「マウス」で「副ボタン」を有効か確認してください。
②リンクをコピーを選ぶ
共有メニューが開いたら表示されたアイコンの中からリンクをコピーをクリックします。これでページのURLがクリップボードに保存され、好きな場所へペーストできます。
③チャットやノートにペースト
まずはチャットやノートアプリを開いて、新しいメッセージやノートを用意します。
入力欄をタップしてカーソルを表示させ、キーボードからCommand+Vを押してペーストします。
リンクの前後に不要な改行やスペースがないか確認します。余計な書式が混ざるときはOption+Shift+Command+Vでスタイルを合わせたペーストがおすすめです。整ったら送信または保存して共有完了です。
共有メニューを自分好みに並べ替える

Safariのシェアボタンを開いたあと、一番下にある「編集メニュー」を使えば、自分がよく使う項目をドラッグ&ドロップで自由に並べ替えられます。例えばAirDropを先頭に置いたり、ほとんど使わない項目を非表示にしてスッキリさせたり、シェア操作が一気に軽やかになります。
- よく使うアクションを先頭に配置:クリック回数を減らしてサクッと共有
- 不要な項目を非表示:選ぶリストが短くなるので迷わず操作できる
- 目的に合わせたカスタマイズ:仕事用ならメール、プライベート用ならメッセージなど使い分け
この並べ替えはシステム設定の「一般>共有メニュー」でも同様に行えます。こっそり自分好みに仕上げて、毎日のシェアタイムを快適にしましょう。
①共有ボタンを長押し
Safariのアドレスバー右にある四角から矢印が出ているアイコンを指でゆっくり押し続けると、ショートカットメニューがぱっと出てきます。
②その他を選ぶ
共有メニューが開いたらリストをスクロールしながらその他をクリックします。
一部アプリは共有拡張機能を持たないためリストに表示されない場合があります
③表示する項目をチェックして並べ替え
Safariのシェアアイコンをクリックすると表示されるメニューの一番下にある「編集」を選びます。ここでカスタマイズ画面に切り替わります。
「よく使う項目」欄に表示したいアクションをチェックします。チェックを入れた項目を長押しすると掴めるので、使いやすい順番にドラッグして並べ替えましょう。
MacSafariの共有ワザで広がる楽しい活用レシピ

Safariの共有機能を使うとただリンクを送るだけではない活用方法が楽しめます。
活用シーン | どう役立つ |
---|---|
旅行プランの共有 | マップと観光情報を集めてリンクひとつで友達と調整 |
レシピのシェア | お気に入り料理をメモアプリに保存して家族とワイワイ楽しむ |
学習リソース整理 | 調べたサイトをノートにまとめてチームにサッと共有 |
スクリーンショット付きメモ | Safariのスクショ機能と共有を組み合わせて解説資料に活用 |
上の活用レシピを試すと、Safariがもっと身近になり毎日のちょっとしたアイデア共有がグッと楽になります。
タブグループごとチームに渡す

タブグループをまるごとチームで共有すると、一度にまとめた複数のページをそのまま渡せます。iCloudを通じてタブグループのリンクを送れば、相手がSafariで開いて編集や追加もできるので、ミーティング資料や案件リサーチがスムーズになります。
プログラマーならではのコツとして、開発中のドキュメントやエラーログをまとめたタブをグループ化して共有すると、レビュー依頼やコードチェックのやり取りが効率アップします。タブを整理しておけば、チームメンバーも見やすくなり、コミュニケーションが軽やかになります。
タブバーのプラスボタン横で新規タブグループを作成
タブバー右端のプラスボタンを長押しすると、新規タブグループを作成するメニューが現れます。
マウスカーソルをタブバー右端のプラスアイコンに合わせたまま長押しします。
表示されたメニューから「新規空白タブグループを作成」をクリックし、好みの名前を入力してEnterキーを押します。
グループ名をクリックし共有リンクをコピー
Safariのサイドバーにある共有グループの名前をクリックします。グループ名が青くハイライトされれば選択できています。
選択中のグループ名を右クリックして“共有リンクをコピー”を選びます。これでクリップボードにリンクが保存されます。
コピーしたリンクを貼り付ける前に、末尾に余分なパラメータが入っていないかチェックすると安心です。
メッセージやSlackに貼って共有
Safariで見ているページのURLをコピーして、普段使っているメッセージアプリやSlackにペーストすると、すぐに共有できます。
Safariのアドレスバー右端にある共有ボタンをクリックし、メニューから「リンクをコピー」を選びます。
メッセージアプリやSlackを開いて、入力欄で⌘+Vでペーストし、送信ボタンを押します。
リーディングリストを家族と一緒に使う

Safariのリーディングリストは自分だけでなく家族とも簡単にシェアできます。例えばパパが朝見つけたニュース記事を、ママのMacBookや子どものiPadでもすぐに読めるようになるんです。
- アカウントを共有せずに自動で同期される
- オフラインでも記事を読むチャンスをキープ
- 読むタイミングを家族のスケジュールに合わせられる
こんなふうにリーディングリストを家族で活用すると、誰かが見つけた面白い記事をみんなで楽しめるので、話題が広がって食卓も盛り上がります。
サイドバーでリーディングリストを開く
Safariウインドウ左上の四角に三本線のアイコンを押して、サイドバーを表示します。
サイドバー上部にあるブックアイコンの横にある眼鏡アイコンをクリックして、リーディングリストを開きます。
共有したい項目を右クリックしてリンクをコピー
リンクを準備している状態で右クリックかトラックパッドの二本指タップをしてみましょう。
マウスなら右ボタン、トラックパッドなら二本指タップでコンテキストメニューを表示します。
表示されたメニューの中から「リンクをコピー」をクリックするとURLがクリップボードに保存されます。
注意:リンクではなくテキスト選択用のメニューが表示された場合があります。そのときはリンクテキストの上端を狙うと正しくコピーできます。
Family共有用チャットに貼る
Safariで見ているページをFamily共有チャットに送るときの手順です。
Safariのツールバー右上にある共有アイコンをクリックします。
共有メニューからメッセージをクリックします。
宛先欄にある「Family」グループをクリックして選択します。
テキストフィールドにURLが自動で入っていることを確認して、送信をクリックします。
Familyグループが表示されないときは、メンバー全員がiMessageを有効にしているか確認してください。
共有リンクをショートカットに登録してワンタップ送信

共有リンクをショートカットに登録すると、Safariの共有メニューから直接登録したアクションを選べます。事前に宛先やメッセージを決めておけば、リンクをワンタップで送信できる手軽さが魅力です。
- 素早い送信:共有シートから一瞬でショートカットを起動してリンクを送れる
- 定型文対応:よく使う文面やハッシュタグをあらかじめ登録できる
- マルチアプリ:メールやチャット、リマインダーなど好きなアプリへ直接シェア可能
ショートカットアプリを起動して新規ショートカットを作成
DockやLaunchpadからショートカットアプリを選んでクリックします。Spotlight(⌘+Spaceキー)から「ショートカット」と入力して起動する方法も便利です。
画面右上の「+」ボタンをクリックすると新しいショートカットが作成されます。初期画面が表示されたら、すぐにアクション追加の準備が整います。
Safari共有アクションを追加
Safariを起動して、画面上部の共有アイコン(四角から上向き矢印)をクリックしてください。
共有メニューの一番下にある「その他…」を選び、macOSの「システム設定」または「環境設定」が開くのを確認します。
「拡張機能」または「Extensions」の「共有メニュー」欄で、使いたいアプリやショートカットにチェックを入れてください。
チェック項目が表示されない場合は、対象アプリが最新バージョンか、必要な拡張機能がインストール済みかを確認してください。
トリガーにキーボードショートカットを設定
Safariの共有機能をもっと手軽に呼び出すために、キーボードショートカットを設定するとかなり楽になります。最新のmacOS Venturaならシステム設定からすぐに登録できます。
画面左上のAppleメニューから「システム設定」を選んで起動します。
サイドバーから「キーボード」を選び、「ショートカット」をクリックします。
「Appショートカット」(アプリケーションショートカット)を選んで「+」をクリックします。
アプリケーションに「Safari」を選び、メニュータイトルに共有メニュー名(例:Share Link via Messages)を正確に入力して、好みのキーを登録します。
Safariに戻り、設定したショートカットを押して共有メニューが呼び出せるか確かめます。
登録するメニュータイトルはメニューバーに表示されている文言とまったく同じように入力してください。
オートメーションでお気に入り記事を毎朝メール配信

お気に入りリストにたまった記事を毎朝自動でメールにまとめておくと、ブラウザを開かずにサクッと目を通せます。朝の時間を有効活用したい人にぴったりです。
ショートカットアプリやオートメーターを使って配信フローを組めば、毎朝のルーチンに組み込むだけで面倒な手作業は一切ナシ。習慣化しやすく、情報収集がグッとラクになります。
ショートカットアプリのオートメーションタブを開く
Dockにあるショートカットアイコンをクリックするか、Spotlightで「ショートカット」と入力してアプリを起動します。
表示された画面の下部にある「オートメーション」をクリックすると、自動化の一覧画面が開きます。
時刻トリガーを設定して共有アクションを組む
「ショートカット」アプリを開いて、下部の「オートメーション」をクリックしてください。右上の+ボタンから「個人用オートメーションを作成」を選びます。
「時刻」を選び、好みの時間帯を入力します。次に「アクションを追加」で「Webページを取得」を検索し「現在のWebページを取得」を選びます。続けて「共有」を追加して、送信先(メールやメッセージなど)を設定します。
右上の「実行前に尋ねる」をオフにすると自動で動くようになります。最後に「完了」を押して設定を保存しましょう。
Macがスリープ中だと実行されないので、重要な時間帯は「システム環境設定」でスリープを無効にしておくと安心です。
メール送信先を指定して保存
メールの作成ウィンドウが開いたら宛先欄をクリックして送信先のメールアドレスを入力します。入力が終わったらキーボードでCommand+Sを押すと下書きボックスにページが保存されます。これで宛先付きのメール下書きをすばやく作れます。
メールアプリにアカウント登録がないと下書き保存ができないので事前に設定画面で確認しておいてください。
よくある質問

- サムネイル付きプレビューでリンクを送るには?
Safariの共有シートから「メール」や「メッセージ」を選ぶと自動でサムネイルが付いて送信できます。プログラマー視点で言うとメタタグ「og:image」がしっかり設定されたページほど美しく表示されるので、自分のテスト環境でOGタグを追加してプレビューを確認してみると勉強になります。
- 共有シートのアイコン並び替えはできる?
共有シートを開いて下にスクロールし、「その他…」をクリックします。表示されたリストでドラッグ&ドロップすれば好きな順番に並び替えでき、不要なアクションはチェックを外して非表示にできます。頻繁に使う共有先だけを残しておくと迷わず操作できて快適です。
- 複数タブのURLを一括で共有する方法は?
Safari 17以降では共有シートに「タブをコピー」が追加され、開いている全タブのURLが改行区切りでクリップボードに格納されます。スクリプトを書く手間が省けるので、メールやチャットにペーストするだけでまとめて共有可能です。
共有ボタンが見当たらないときは?
ページを見ていて共有ボタンがどこにもないときは、Safariのツールバー設定を変えてみると安心です。ツールバー上で右クリックして「ツールバーをカスタマイズ…」を選び、出てきたパネルから共有ボタンをドラッグで戻す方法が一番手軽に感じられます。
もう一つの手軽な方法として、メニューバーの「ファイル」>「共有」を使うやり方があります。キーボードショートカットの⌘+Shift+Iも覚えておくと、コードを書きながらでも指を大きく動かさずに共有画面を呼び出せるので便利です。
AirDropの相手が表示されないのはどうして?
AirDropの相手が表示されないのは、AirDropがBluetoothとWi-Fiを同時に使って通信しているからです。BluetoothかWi-Fiがオフだと相手が見えなくなりますし、機器同士が離れすぎていると検出範囲から外れてしまいます。さらに、受信設定を「連絡先のみ」にしていると、お互いが連絡先に登録されていないと表示されないことがあります。また、OSのバージョン差が大きいと互換性の問題で認識されにくくなったり、スリープ状態のままロックがかかっていると検出が遅れたりします。
リンクを短くして送りたいときは?
長いリンクはメッセージ画面でズラーッと並んでしまいがちで読みづらいですよね。そんなときは短縮サービスを使うのがおすすめです。見た目がスッキリするだけでなく、クリック数を把握できるものもあります。
- 文字数を抑えたいとき:SNSやメールで見栄えよく共有できる
- アクセス解析したいとき:bitlyなどのサービス連携でクリック数をチェック
- カスタムリンクにしたいとき:独自ドメインでブランディングも可能
通信量を抑えて画像なしで共有できる?
Safariのリーダーモードを使うと、記事の本文だけが表示されて画像がカットされます。ページを開いたらアドレスバー左のリーダーアイコンをクリックするだけで切り替えできます。
画像なしのビューで本文をコピーしたり、リンクを共有したりすると相手には文章だけが届くので、通信量をぐっと節約できます。文字情報だけならサクサク読めるのもうれしいですね。
プログラマーならではの裏技として、Safariの開発メニューから「画像を無効化」にしておく方法もあります。環境設定→詳細→「メニューバーに“開発”メニューを表示」をチェックしておけば、開発→画像を無効化で常に画像なしモードが作れます。
シェアメニューにTwitterが出てこないのはなぜ?
Safariの共有メニューにはよく使う機能だけが並ぶように絞られているため、Twitterが自動で現れないことがあります。
公式Twitterアプリをインストールしたうえで、共有画面の下部にある「アクティビティを編集」を開き、Twitterを有効にするとメニューに追加できます。
プログラマー視点でいうと、共有拡張を自作しておけばTweet処理をカスタマイズできるので、頻繁に使うならブックマークレットやショートカットを併用すると便利です。
まとめ

Safariでのページ共有は、シェアボタンをクリックしてから送信先を選ぶだけでさくっと完了します。
- シェアボタンをクリック
- メールやメッセージ、AirDropなど送信先を選択
- 必要に応じてコメントを追加して送信
カスタムアイコンの追加やキーボードショートカットを活用すると、さらにスピーディーに共有できるようになります。
以上の手順とコツを覚えれば、情報のやり取りがもっと楽しくなります。さあ、この方法で今日から気軽にシェアを楽しんでください!