MacでChromeをまるごと削除!アンインストール手順とスッキリ整理ワザ

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MacでChromeをまるごと削除!アンインストール手順とスッキリ整理ワザ

Macで使っているchromeをアンインストールしても関連データが削除されずに残ってしまうのではありませんか?

このガイドでは、見落としがちなライブラリフォルダ内のファイルやキャッシュまで丁寧に整理する手順を、わかりやすい表と図で示しながら紹介します。操作ごとに注意点と時短のコツを添えているため、無駄な再起動やトラブルを避けながらすっきり片づけられます。

順番どおりになぞるだけで不要な痕跡が残らなくなりますので、Macを安心してリフレッシュしたいと感じた今、手順を確認しながら作業を始めてみてください。

目次

まずはここ!ChromeをMacから安全にアンインストールする流れ

まずはここ!ChromeをMacから安全にアンインストールする流れ

Chromeをただドラッグするだけじゃ、隠れた設定ファイルが残ってしまうこともあります。ここでは実体験から編み出した、面倒な手順をサクッと片付ける流れを紹介します。

  1. Chromeを完全に終了:画面上のウィンドウを閉じるだけでなく、メニューバーの「Chrome」→「終了」も選んでおく
  2. アプリケーションフォルダから削除:Finderで「アプリケーション」→「Google Chrome.app」をゴミ箱にドラッグ
  3. ライブラリ内の関連ファイルも削除:~/Library/Application Support/Google/Chromeや~/Library/Caches/Google/Chromeを手動でゴミ箱へ
  4. ゴミ箱を空に:Dockのゴミ箱を右クリック→「ゴミ箱を空にする」で完全消去
  5. ターミナルでプロセス確認:lsofコマンドでChrome関連の動作中プロセスがないかチェックすると安心

この流れをきちんと押さえれば、設定ファイルやキャッシュの残し忘れも防げて、スッキリCleanなMacが手に入ります。

プログラマー視点のワンポイント:lsofコマンドで「lsof | grep Chrome」と入力すると、まだ動いている関連プロセスを見つけやすいです。

Finderでじっくり片づけるスタンダードルート

Finderでじっくり片づけるスタンダードルート

Finderを使うやり方は、Macに慣れてきた人にも安心の定番ルートです。アプリケーションフォルダからChromeをぱっとドラッグ&ドロップでゴミ箱へ移動するだけで、まずは本体がスッキリ片づきます。

さらに慣れてきたら、~/Library/Application Supportや~/Library/Preferencesといったフォルダを巡って、Chrome関連の設定ファイルやキャッシュを手動で削除できます。こうすると、まるで最初から入っていなかったかのようなクリーンさが手に入ります。

  1. 追加ツールいらず:標準のFinderだけで操作できるのでソフトを増やさずに済みます。
  2. 自分の目で確認:どのファイルが残っているかひと目でチェックしながら整理できます。
  3. 捨て忘れゼロ:ライブラリフォルダまで見渡して完全クリーンな状態を実現できます。

①Finderでアプリケーションフォルダを開く

手順
Finderを起動してアプリケーションフォルダを開く

DockのFinderアイコンをクリックしてFinderを立ち上げます。

メニューバーの「移動」を開いて「アプリケーション」を選択すると、アプリ一覧が並ぶフォルダに移動します。

⌘+Shift+Aのショートカットキーを使えば、一発でアプリケーションフォルダを呼び出せます。

ショートカットに慣れると、操作がとても速くなるのでぜひ覚えてみてください。

②GoogleChrome.appをゴミ箱にドラッグする

手順
GoogleChrome.appをゴミ箱にドラッグする

Finderを開いてサイドバーの「アプリケーション」を選択します。リストから「GoogleChrome.app」を見つけたら、アイコンをクリックしてそのままDockのゴミ箱アイコンまでドラッグします。

「移動」を求められることはないので、そのままドロップすればアプリケーション本体がゴミ箱に移動します。

アプリ本体を削除しても設定ファイルは残ります。あとから「~/Library/Application Support/Google/Chrome」などを手動で削除するとよりスッキリします。

ゴミ箱を空にすると完全にアンインストールできます。

③⌘+Deleteキーで即ゴミ箱へ送る

手順
Chromeを完全に終了させる

⌘+Qで通常終了してください。万一応答なし状態ならアクティビティモニタでGoogle Chromeプロセスを選び、右上の停止ボタン→強制終了をクリックします。

手順
Finderの「アプリケーション」からChromeを選択

デスクトップかDockのFinderアイコンをクリックし、サイドバーの「アプリケーション」を開きます。一覧からGoogle Chromeを探してください。

手順
⌘+Deleteキーでゴミ箱へ送る

Chromeアイコンを一度クリックして選択状態にし、そのまま⌘+Deleteキーを押します。これで即座にゴミ箱へ移動します。

起動中のままだとアイコンがゴミ箱に移動できないことがあります。その場合は先に必ず終了してください。

ゴミ箱に入れたあとFinderの「ゴミ箱を空にする」で完全に削除できます。

④Finderメニューのゴミ箱を空にするをクリック

Finderのメニューバーにある「Finder」をクリックしてドロップダウンを開き、リストから「ゴミ箱を空にする」を選んでください。確認ダイアログが表示されたら、もう一度「ゴミ箱を空にする」をクリックすると完全に不要ファイルが削除されます。

⑤Finderでメニュー移動→フォルダへ移動を選ぶ

手順
Finderの移動メニューからフォルダへ移動を選択

画面上部のFinderメニューで移動をクリックし、一覧からフォルダへ移動…を選んでください。

キーボードショートカットを使うなら、Command + Shift + Gを同時押しするとダイアログがパパッと開きます。

この機能を使うと隠しフォルダ(Libraryなど)にも一気に飛べるので、Chromeの関連ファイルを漏れなく見つけられます。

⑥~/Library/ApplicationSupport/Google/Chromeをゴミ箱へ

手順
~/Library/ApplicationSupport/Google/Chromeをゴミ箱へ

Finderを開きメニューの「移動」をクリックしてOptionキーを押し「ライブラリ」を選びます。それから「ApplicationSupport」→「Google」→「Chrome」フォルダを探してゴミ箱へドラッグします。

この操作でChromeの設定やブックマークなどが完全に削除されます。必要なデータは事前にバックアップしてください。

⑦~/Library/Caches/Google/Chromeもゴミ箱へ

手順
Chromeのキャッシュフォルダをゴミ箱へ移動

Finderをアクティブにして、メニューバーから「移動」「フォルダへ移動」を選びます。

入力欄に~/Library/Caches/Google/Chromeと打ち込み、Enterキーを押します。

表示されたフォルダをまるごと選択して、ゴミ箱アイコンへドラッグ&ドロップしてください。

Finderの「ゴミ箱を空にする」をクリックして、キャッシュを完全に削除します。

ゴミ箱を空にするまでキャッシュは残るので、空にし忘れないように注意してください。

次回Chromeを起動すると新しいキャッシュフォルダが自動作成されますので、安心してください。

⑧もう一度ゴミ箱を空にして完了

手順
もう一度ゴミ箱を空にする

Dockのゴミ箱アイコンを右クリックして「ゴミ箱を空にする」を選ぶか、Finderのメニューバーから「Finder」→「ゴミ箱を空にする」をクリックしてください。

この操作は取り消せないので、重要なファイルがないかどうかをよく確認してください。

⌘+Shift+Deleteキーを同時に押すと、ダイアログ確認なしでゴミ箱を空にできるので作業が速くなります。

Launchpadでサクッとアプリ本体だけ消すミニマムルート

Launchpadでサクッとアプリ本体だけ消すミニマムルート

Launchpadならポチポチするだけでアプリ本体だけサクッと消せるんだ。AppStoreから入れたChromeならアイコン長押し→「×」をクリックするだけでアプリが消えるよ。ただし設定ファイルやキャッシュは残ったままだから完全に消し去りたいときはほかの方法も検討してみてね。

プログラマー視点だと構成ファイルを残しておくと再インストール後の環境復元が楽になるんだ。普段から動きが怪しいと感じたらLaunchpadでアプリだけリフレッシュすると気分もスッキリするからぜひ試してみよう。

①DockのLaunchpadアイコンをクリック

手順
DockのLaunchpadアイコンをクリック

画面下部(または左右)に並ぶDockから、銀色のロケット型アイコンを探してクリックしてください。

アイコンを押すと画面全体にアプリ一覧が表示されるLaunchpadが開きます。

Dockを自動的に隠す設定にしている場合は、画面端にマウスを移動させるとDockが再表示されます。

キーボードのF4キー(またはLaunchpadキー)でもLaunchpadを呼び出せるので、ショートカットに慣れると効率アップします。

②GoogleChromeを長押しして×ボタンを押す

手順
Launchpadを開く

DockのロケットアイコンをクリックしてLaunchpadを起動してください。

手順
Chromeアイコンを長押し

表示されたアプリ一覧でChromeを見つけ、アイコンを軽く長押ししてください。アイコンが揺れ始めます。

手順
×ボタンを押して削除

揺れているChromeアイコンの左上に表示される×ボタンをクリックし、確認ダイアログで「削除」を選んで完了です。

③表示された削除ボタンをクリック

Chromeアイコンをゴミ箱にドラッグした直後に表示される「Chromeを削除しますか?」ダイアログで、画面上の削除ボタンをクリックしてください。これでアプリ本体のアンインストールが完了します。

④Finderで残るライブラリフォルダをゴミ箱へ移動

手順
残ったライブラリフォルダをFinderでゴミ箱へ移動

Finderを開き、画面上部のメニューから「移動」をクリックして「フォルダへ移動」を選びます。

入力欄に~/Library/Application Support/Google/Chromeと入力して「移動」を押します。

表示された「Chrome」フォルダをゴミ箱アイコンまでドラッグ&ドロップします。

Chromeが起動中だとフォルダ移動ができない場合があります。必ず終了を確認してください。

隠しフォルダが見えないときはFinderで⌘+Shift+.(ピリオド)を押すと一時的に表示できます。

Terminalで一気に削除するプロっぽいルート

Terminalで一気に削除するプロっぽいルート

Terminalを使うと、Chrome本体やキャッシュ、関連フォルダを一気に消し去れて気持ちいいです。ドラッグ&ドロップの手間を減らしながら、目に見えない隠しフォルダまできれいに片付けられます。

  1. 一発で完了:複数のコマンドを連結して実行すれば、Chrome関連ファイルをまとめて削除できます。
  2. 隠しフォルダ対応:ゴミ箱から漏れる隠しキャッシュや設定ファイルまできっちり掃除できます。
  3. 上級者っぽい見た目:ターミナル操作でスマートに片付けると、まるで達人のような気分を味わえます。

①SpotlightでTerminalを起動

手順1
Spotlightを開く

Command⌘キーとSpaceキーを同時に押してSpotlightを呼び出します。

手順2
「Terminal」と入力

表示された検索フィールドにTerminalと入力すると、アプリが候補に表示されます。

手順3
Terminalを起動

候補に表示されたTerminalアプリをEnterキーで起動します。

Spotlightが反応しないときはシステム環境設定→キーボード→ショートカットを開いてSpotlightのショートカット設定をチェックしましょう。

②sudorm-rf/Applications/Google\Chrome.appを実行

手順
ターミナルでChromeアプリを削除

ターミナルを使って管理者権限でChrome本体を丸ごと消します。コマンドを入力するとパスワードを求められますが、入力中は画面に表示されないのでそのまま入力してEnterしてください。

sudo rm -rf /Applications/Google\ Chrome.app

スペースを入れたままだとパスが正しく解釈されないので、バックスラッシュでエスケープしています。

Google Chrome.appのスペースは「\」でエスケープするか、全体をクォート(例:”Google Chrome.app”)で囲んでもOKです。

③sudorm-rf~/Library/ApplicationSupport/Google/Chromeを実行

手順
Chromeのユーザーデータを完全に削除

ターミナルを起動して、ホームフォルダ内のChrome設定とキャッシュをまとめて消します。以下のコマンドをコピーして貼り付けてください。

sudo rm -rf ~/Library/Application\ Support/Google/Chrome

実行後にパスワード入力を求められるので、Macにログインするパスワードを入力してください。

「sudo rm -rf」は取り消せないので、コマンドを間違えないように注意してください。

④sudorm-rf~/Library/Caches/Google/Chromeを実行

ここではターミナルからキャッシュフォルダをまるごと削除します。タイピングミスに注意しながら進めてください。

手順
キャッシュフォルダを削除

以下のコマンドをそのままコピー&ペーストして実行します。

sudo rm -rf ~/Library/Caches/Google/Chrome

実行後はシステムの確認のためパスワードを求められますが、入力中は表示されない点に注意してください。

rm -rfコマンドは対象を完全に消します。フォルダパスを再確認してから実行してください。

キャッシュを消すと一時ファイルがリセットされるので、再ログインや設定のリロードが必要になることがあります。

⑤exitと入力してTerminalを閉じる

手順
exitと入力してTerminalを閉じる

ターミナルにexitと入力し、エンターキーを押します。現在のシェルが終了し、ターミナルウィンドウが自動で閉じます。

ウィンドウが残る場合は左上の閉じるボタンをクリックして終了してください。

Chromeを消した後に広がる便利な応用ワザ

Chromeを消した後に広がる便利な応用ワザ

Chromeをアンインストールしたらまだまだ序章です。これからはちょっと楽しい応用ワザでMacをもっと軽やかにするチャンスですよ。

応用テクニックうれしい効果
隠しキャッシュの手動削除ディスクに眠るゴミまで綺麗に取り除ける
Safariへのデータ移行ブックマークやパスワードをそのまま活用できる
デフォルトブラウザの再設定システム動作がスムーズに
DNSキャッシュのクリアネット接続の不具合を素早く解消できる

最新バージョンをクリーンインストールして動きを軽やかにする

最新バージョンをクリーンインストールして動きを軽やかにする

Chromeを使い続けていると、アップデートのたびに古いファイルやキャッシュが溜まって動作が重く感じることがあります。そんなときは最新バージョンを一度まっさらにしてからインストールし直す“クリーンインストール”が効果的です。

クリーンインストールでは、既存のアプリ本体や拡張機能、キャッシュなどを完全に削除してから最新版を入れ直します。これにより不要なゴミデータがなくなり、起動やページ表示がスムーズになります。特に複数のアカウント切り替えや大きなメモリを消費する拡張機能をよく使う場合は、定期的に行うことで安定した軽快さをキープできます。

SafariでGoogleChromeダウンロードページを開く

まずDockにあるSafariのアイコンをクリックしてSafariを起動します。

画面上部のアドレスバーにhttps://www.google.com/chrome/と入力してEnterキーを押してください。

鍵マークが表示されていることを確認してから、表示されたページのMac用Chromeをダウンロードボタンをクリックします。

ダウンロードしたdmgをダブルクリックしてインストーラを実行

手順
ダウンロードしたdmgをダブルクリックしてインストーラを実行

Finderでダウンロードフォルダを開き、ファイル名に「.dmg」が付いているアイコンをダブルクリックします。macOSがディスクイメージを検証してマウントするまで数秒待ちましょう。

デスクトップやFinderサイドバーにマウントされたボリュームが現れたら、その中にある「Install.app」や「Google Chrome.app」をダブルクリックします。インストーラが起動したら画面の指示に沿って「続ける」をクリックしてください。

もし「開発元を確認できません」といった警告が出たら、アップルメニュー>システム設定>プライバシーとセキュリティで「開く」を選ぶとスムーズに進められます。

アプリをApplicationsフォルダへドラッグする

手順
アプリをApplicationsフォルダへドラッグ

ダウンロードしたアプリケーションのアイコンをFinderのサイドバーにあるApplicationsへドラッグしてください。フォルダが見つからないときは、メニューバーの「移動」から「アプリケーション」を選ぶと簡単です。

プログラマー的には、⌘+Tabでアプリを表示させたままドラッグ先を間違えないようにするとミスが減ります。

プロファイルを整理して家族用と仕事用を分ける

プロファイルを整理して家族用と仕事用を分ける

Chromeには、ログイン情報やブックマーク、拡張機能をまとめて管理できるプロファイル機能があります。家族用と仕事用でプロファイルを分ければ、同じブラウザでもプライベートな趣味サイトへのアクセスと社内ポータルへのログインを混同する心配がなくなります。

たとえば、家族用プロファイルでは趣味の拡張機能やお気に入りの動画サイトを登録し、仕事用プロファイルでは業務系ツールや社内システムのブックマークだけを保持できます。プロファイルを切り替えるたびに別セッションとして扱われるので、パスワードの自動入力ミスやキャッシュの混在を防ぎつつ、必要な情報だけにサッとアクセスできます。

Chrome設定からプロフィール追加を選ぶ

手順
Chrome設定からプロフィール追加を選ぶ

Chromeウインドウ右上のプロフィールアイコンをクリックすると既存のプロフィールが一覧で表示されます。そのまま一覧下部にある「プロフィールを追加」を選んでください。

表示されたダイアログで「続行」をクリックすると新しいウインドウが立ち上がり、Googleアカウントのログインやテーマ選択ができるようになります。

複数の作業環境を分けたいときは、各プロフィールに独立したデータフォルダが割り当てられるので、キャッシュや拡張機能が混ざらずにスムーズに切り替えられます。

不要なプロフィールを削除してシンプルに保つ

手順
Chromeサポートフォルダを開く

Finderを開いてメニューバーから移動>フォルダへ移動を選び、~/Library/Application Support/Google/Chromeと入力してEnterキーを押します。

手順
不要なプロファイルフォルダを削除

「Profile 1」「Profile 2」など用途の終わったフォルダを右クリックしてゴミ箱へ移動します。残したいデータは「Default」フォルダだけにするとスッキリします。

本当に不要なプロファイルか念のため中身を確認してから削除してください。

プログラマーあるあるですが、プロファイル名が日本語化されていることもあります。フォルダサイズで判断すると間違いが減ります。

Automatorでアンインストールをワンクリック化

Automatorでアンインストールをワンクリック化

プログラマーならではの裏ワザがAutomatorを使ったワンクリックアンインストールです。あらかじめ自作のアンインストーラーアプリを作っておくことで、アイコンをダブルクリックするだけでChrome本体から設定ファイルやキャッシュまでまとめて消せます。

Automatorでは「シェルスクリプトを実行」アクションを利用して、/Applications配下のChrome.appやLibrary配下の関連フォルダを一気に削除できるフローを組み立てます。初回設定さえ終えれば、以降はターミナル操作不要で手軽に実行可能です。

複数ユーザー環境にも対応できるようにスクリプトを調整すれば、家族やチームで同じMacを使っている場合も安心してアンインストールできます。

Automatorでアプリケーションを新規作成

デスクトップやSpotlightからAutomatorを起動します。Dockに並べておくと次回以降楽になります。

起動後の画面で「新規書類」をクリックして、表示されるメニューからアプリケーションを選んだら「選択」を押します。

これで空のワークフローがアプリケーション形式で作成され、好きな自動化処理を追加できる状態になります。

プログラマー目線だと、この形式はドラッグ&ドロップだけで配布用のアプリが作れるので重宝します。

シェルスクリプト実行アクションにrmコマンドを記述

まずAutomatorの「シェルスクリプト実行」アクションを選び、シェルに「/bin/bash」を指定します。ここに削除したいファイルやフォルダを指すrmコマンドを記述していきます。

以下の例のように、ホームフォルダ内のChrome本体と設定ファイルをまとめて削除できます。

rm -rf ~/Applications/Google\ Chrome.app rm -rf ~/Library/Application\ Support/Google/Chrome rm -rf ~/Library/Caches/Google/Chrome

進行状況を確認しながら実行したいときは、-vオプションを付けて削除したパスを表示すると安心です。

rmコマンドは対象を完全に消去します。パスを間違えると大切なファイルが消えるので、必ずバックアップを取ったうえで実行してください。

実際に試したところ、パス内のスペースが原因で処理が失敗しやすかったです。バックスラッシュやシングルクォートで正しくエスケープするのがポイントになります。

保存してDockに置き次回からクリックだけで完了

手順
Automatorでアンインストーラを作成

アプリケーションフォルダからAutomatorを開き新規書類を選びます。書類の種類はアプリケーションにしてください。

「ユーティリティ」から「シェルスクリプトを実行」をドラッグして追加し、下記のコマンドを貼り付けます。

rm -rf "/Applications/Google Chrome.app" ~/Library/Application\ Support/Google/Chrome

実行時に管理者パスワードを求められる場合がありますが、Automatorがアプリとして動くときに自動で許可ダイアログが出ます。

手順
アプリ化してDockへ登録

⌘+Sで名前を「Chromeアンインストーラ.app」など分かりやすく付け、保存場所はアプリケーションフォルダにします。

アプリケーションフォルダから作成したアプリをDockにドラッグすれば完了です。次回からはDockのアイコンをクリックするだけでChromeがまるごと削除できます。

よくある質問

よくある質問

Chromeの関連データも完全に削除できますか?

Chromeの関連データも完全に削除できますか?

Chrome本体をアプリケーションフォルダからドラッグアウトしただけでは、設定ファイルやキャッシュが残ることがあります。プログラマー視点では、~/Library/Application Support/Google/Chrome~/Library/Caches/Google/Chromeのフォルダを手動でゴミ箱に入れるとスッキリします。大事なデータは削除前にバックアップしてください。

ターミナルを使わなくてもアンインストールできますか?

ターミナルを使わなくてもアンインストールできますか?

はい、Finderだけでアンインストールできます。アプリケーションフォルダからChromeをゴミ箱にドラッグし、そのあと関連フォルダをFinderで開いて削除するだけです。ターミナル操作が苦手でも迷わず進められる方法なので安心してください。

再インストールしたい時はどうすればいいですか?

再インストールしたい時はどうすればいいですか?

公式サイトから最新のインストーラーをダウンロードして開くだけでOKです。プログラマー流としては、Homebrew Caskでも管理できます。brew install --cask google-chromeと打つと、常に最新バージョンをサクッと入れられて便利です。

Chromeを削除したらブックマークは消える?

Chromeを削除したらブックマークは消える?

Chromeのアプリ本体をゴミ箱に移しただけでは、ブックマークなどのユーザーデータは消えません。

Finderで「移動」→「ライブラリ」→「Application Support」→「Google」→「Chrome」のフォルダを手動で削除しない限り、ブックマークはそのまま残ります。

さらにGoogleアカウントで同期している場合、クラウドに保存されているので再インストール後にログインすれば元のブックマークが戻ってきます。

アンインストールが途中で止まるときはどうすればいい?

アンインストールが途中で止まるときはどうすればいい?

Chromeの関連プロセスが残っていると削除処理が止まることがあります。Dockのアイコンを右クリックして「終了」か「強制終了」を試しましょう。

それでも消せないときは残ったフォルダを手動で強制削除するとラクになります。

手順1 ターミナルを起動する

sudo rm -rf ~/Library/Application\ Support/Google/Chrome

パスワード入力後にEnterキーを押すとChromeの設定フォルダを丸ごと消去できます。

手順2 Homebrewで入れている場合はアンインストールコマンドを使う

brew uninstall --cask google-chrome

最後にMacを再起動してゴミ箱をチェックすると、ロックされたファイルも外れてスムーズに完了します。

Terminalのrmコマンドが怖いけど本当に安全?

ターミナルのrmコマンドは、一度実行するとごみ箱を経由せずにファイルを削除するので、初めて使うと確かにドキドキします。でも、正しいオプションと手順を守れば意外と安全に活用できます。

エンジニアの現場では、隠し設定ファイルや大量のキャッシュをサクッと消せる点で重宝されています。特に-iオプションを付けると、削除前に確認プロンプトが出るので、うっかり削除を防げます。タブ補完を活用してパスを間違えないようにすれば、慣れるほどに安心感が増していきます。

とはいえ、何がなんでも一発で消したいときは、rm -rfだけは絶対に慎重に。バックアップを取った上で実行するのが賢い選択です。コマンド履歴を見返してパスを確認するクセをつけると、怖さはだんだん薄れていきます。

再インストールしたら設定は戻る?

再インストール後にGoogleアカウントで同期を有効にしていればブックマークやパスワード拡張機能の設定は自動で戻ります。

同期を使っていない場合は事前にユーザープロフィールフォルダ(~/Library/Application Support/Google/Chrome)をコピーしておくのがおすすめです。再インストール後に同じ場所へ戻せば細かな設定もそのまま復活します。

まとめ

まとめ

MacからChromeをすっきり削除する流れを振り返ると、最初にChromeをしっかり終了させてからアプリケーションフォルダへ移動し、ゴミ箱にドラッグ。そして、ライブラリ配下のキャッシュや設定ファイルを探し出して削除する点がポイントでした。

具体的には、Library内の「Application Support」「Caches」「Preferences」フォルダからChrome関連のファイルを探し出し、ゴミ箱へ。最後にゴミ箱を空にしてあげれば、残りカスなしのクリーンな状態になります。

この手順でディスク容量も整理できるうえ、不要な競合もなくなるので起動トラブルの心配も解消できます。もしまた使いたくなったら、App Storeや公式サイトからいつでも再インストールできますから、安心して試してみてくださいね。

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