Macのマウスが動かないときは?原因と対策をやさしく解説!

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Macのマウスが動かないときは?原因と対策をやさしく解説!

macで矢印が止まり「マウス動かない」と戸惑い、原因と対策が浮かばず手が止まったことはありませんか。

このような緊張をほどくには、電池切れのチェックからBluetooth設定の再確認、さらにはSMCリセットまで順序立てて試すことが肝心です。現場で何度も助けられた確かな手順を一つずつ紹介し、どの段階で症状が消えるかを素早く判断できるようにします。

読み進めながら手元のMacを同じ手順で確認すれば、数分で矢印が動き出し、止まっていた作業を再開できます。落ち着いてチェックを進められるよう、必要な道具や設定画面へのショートカットも添えてありますので、安心して取り組んでください。

目次

実体験に基づく具体的な手順マウスが動かない原因チェックと対策

実体験に基づく具体的な手順マウスが動かない原因チェックと対策

マウスが動かなくなると焦りますが、まずは手軽に試せるチェック項目から順番に見ていきましょう。実際に試して効果があった順序でまとめているので、これに沿って進めるだけで原因を絞り込めます。

  1. 電池や充電の残量を確認:ワイヤレスマウスは電池切れや充電不足で動かなくなることが多いです。予備の電池に交換するか、充電ケーブルを挿して満充電を待ちましょう。
  2. センサーや底面の汚れを掃除:ゴミがセンサーに詰まって動きを妨げる場合があります。綿棒や乾いた布で底面とセンサー部分をやさしく拭き取りましょう。
  3. Bluetooth接続をリセット:システム環境設定>Bluetoothでマウスを一度「切断」し、再度ペアリングします。混線やプロファイルの不具合が解消されやすくなります。
  4. Macを再起動:一時的なシステムエラーやプロセスの競合でマウスが効かないことがあります。電源を切ってから再起動するとスッキリ直ることがあります。
  5. SMCリセット:ハードウェア制御周りの不具合に有効です。電源オフ後にShift+Control+Option+電源ボタンを10秒長押ししてから通常起動してみてください。
  6. NVRAMリセット:設定周りの狂いをリセットできます。電源オン直後にOption+Command+P+Rを20秒押し続け、再起動後にマウスが復活することがあります。
  7. セーフモードで起動:不要な拡張機能を読み込まずに起動するので、ドライバの衝突を切り分けられます。起動時にShiftキーを押し続け、ログイン画面に「セーフブート」が表示されれば成功です。
  8. Apple Diagnosticsでハード診断:電源オン直後にOption+Dを押し続けると診断モードに入ります。コードや異常情報が表示されたら、修理や交換の検討材料になります。

エンジニアのちょっとしたコツとして、Consoleアプリで「Bluetooth」や「USB」をキーワードにフィルタをかけると、接続エラーのログを手軽に見つけられます。問題箇所の手がかりが意外とつかみやすくなるのでおすすめです。

まずはハードを確認する方法

まずはハードを確認する方法

Macのマウスが動かないときは、まずはハード面をチェックしましょう。ワイヤレスマウスなら電池残量や充電状況を確かめ、底面や光学センサー部分の汚れをやわらかい布でそっと拭いてみてください。有線マウスの場合はケーブルがしっかり刺さっているか、一度抜き差しして接触を安定させるといいです。このシンプルな確認だけで動き出すことが意外と多いです。

①電源スイッチをオンにして電池残量をチェック

手順
電源スイッチをオンにして電池残量を確認

マウス裏面の小さなスイッチを右にスライドしてオンにします。スイッチ周辺のランプが数秒光るかどうかを見ましょう。

ランプが光れば電池残量は十分です。続けてMacのメニューバーにあるBluetoothアイコンをクリックし、マウスの名前を選ぶと%表示で残量が確認できます。

②センサー部分を柔らかい布でやさしく掃除

手順
センサー部分を柔らかい布でやさしく掃除

まずマウスの電源をオフにして、乾いた状態のマイクロファイバークロスを用意してください。底面のセンサー穴に向かって、軽い力で円を描くように拭き取ります。内部に入り込んだホコリもやさしく取り除くイメージで進めてください。

汚れがしつこいときは、クロスに極少量の無水エタノールを含ませてから拭くと効果的です。ただし、センサーに液体が直接かからないように注意してください。

センサー部分を強くこすらないことが大切です。細かな部品を傷つけないようにやさしく扱ってください。

掃除後は再度電源を入れて動作を確認しましょう。改善が見られない場合は、別の原因を探してください。

③USBケーブルやレシーバーを抜き差しして再接続

手順
レシーバーまたはケーブルを抜く

パソコンのUSBポートからマウス用のレシーバーやUSBケーブルをゆっくりまっすぐ引き抜きます。角度を付けず、無理な力をかけないよう注意してください。

手順
数秒待って再挿入する

抜いたあと5秒ほど待ってから、同じポートまたは別のポートにレシーバーやケーブルをしっかり奥まで差し込みます。接触が緩いと認識が悪くなることがあります。

USBポートにホコリや他の機器が詰まっていると差込が浅くなる場合があります。エアダスターなどで軽く掃除してから再接続しましょう。

抜き差し後は1分ほど待って、マウスの反応を確認してください。

Bluetooth設定を見直す方法

Bluetooth設定を見直す方法

ワイヤレスマウスがつながらないときは、まずMacのBluetooth設定をリセットするといいです。システム設定のBluetooth画面で一度オフにしてからオンにし、マウスを再度ペアリングするとスムーズにつながりやすくなります。

ペアリングをやり直すとOS内部のつながり情報が新しくなり、細かな通信トラブルがリセットされます。再起動より手軽に試せるので、電池やセンサー清掃のあとにさっとチェックしてみるのがおすすめです。

①メニューバーのBluetoothをオフにして10秒後オンにする

Bluetoothアイコンが見当たらないときはシステム環境設定>Bluetoothで「メニューバーに表示」をオンにしてください。

この操作でMacのBluetooth機能がリフレッシュされ、マウスとの再接続がスムーズになります。

②設定アプリでマウスを削除して再ペアリング

Macのシステム設定「キーボード」画面で「キーボードショートカット」を選択し、「アプリのショートカット」で「+」ボタンを押してショートカットを追加する画面
手順
システム設定でマウスを削除

画面左上のAppleメニューから「システム設定」を選んでください。サイドバーで「Bluetooth」をクリックし、一覧から問題のマウスを見つけて横の「…」を押し、「デバイスを削除」を選びます。

手順
マウスをペアリングモードに切り替え

一度マウスの電源をオフにしてから数秒待ち、再度オンにします。ペアリングボタンがある場合は押し続け、LEDが点滅するペアリング待機状態にしてください。

手順
再ペアリングして動作確認

「システム設定」→「Bluetooth」に戻り、検出されたマウスを選んで「接続」をクリックします。接続後はトラックが滑らかに動くか試してみましょう。

Bluetooth接続が不安定な場合は、Mac側でBluetoothをオフ・オンしてから再試行するとスムーズです。

③接続が安定しないときは周辺の干渉源を離す

手順
周辺の電子機器をチェックする

Bluetoothは2.4GHz帯を使うため、電子レンジやWi-Fiルーター、USBハブなどが近くにあるとつながりにくくなります。まずマウスとMacの間にあるスマホやスピーカーなどを探してください。

手順
干渉源から距離をとる

見つけた機器とは最低でも1メートル以上離してみてください。キーボードやモニターの後ろに隠れていると気づきにくいので、机の上をすっきりさせると効果的です。

システムリセットで復旧させる方法

システムリセットで復旧させる方法

SMCリセットやNVRAMリセットは、こまかい設定や電源まわりの状態をいっぺんリフレッシュする方法です。再起動だけでは直りにくいBluetoothの接続トラブルや、マウスを認識しない原因の多くを解消できます。

本体に保存されている設定情報をいじるわけではなく、あくまでハードウェア周りを整える操作なので安心して試せます。もしそれまでの手順でマウスが動かなかったなら、次の手順でシステムリセットを試してみましょう。

①SMCをリセットしてハードウエア設定をリフレッシュ

IntelMacでSMCリセットをするためのコマンド(IntelMacならShift+Control+Option+電源)

SMCリセットは電源管理まわりの設定を初期化して、マウスの動かないトラブルを解消しやすくする方法です。Intel Macで有効です。

手順
Macをシャットダウンする

左上のAppleメニューから「システム終了」を選び、画面が暗くなって完全に電源が切れるのを待ちます。

手順
キーを押しながら電源ボタンを10秒間押す

ノートモデルは「Shift」+「Control」+「Option」キーと電源ボタンを同時に10秒間押し続けます。デスクトップモデルは電源ケーブルを抜いてから電源ボタンを10秒間押します。

手順
キーを離して通常起動する

すべてのキーを離し、再び電源を入れるとSMC設定がリフレッシュされた状態で起動します。

Apple Silicon搭載モデルではSMCリセット操作は不要です。

手順が合わない場合はモデル番号を確認し、Apple公式サポートページを参照してください。

②NVRAMをクリアしてマウス設定を初期化

MacでNVRAMクリアのためのコマンド(⌥⌘PR)
手順
Macを完全にシャットダウン

画面左上のアップルメニューから「システム終了」を選び、完全に電源を切ります。

手順
Option+Command+P+Rを同時に押して起動

電源ボタンを押した直後から4つのキーを同時に押し続けます。

手順
約20秒後にキーを放して起動完了

起動音が二度鳴るかAppleロゴが二回現れたらキーを離し、通常の画面が立ち上がるまで待ちます。

この操作でNVRAMに保存されたマウスやディスプレイの設定がリセットされるため、特に動きがおかしいときに効果が高いです。

③セーフモード起動でソフトの競合を切り分け

Mac電源長押しで表示できるスタートアップオプション画面
手順
セーフモードで起動する

まずMacの電源を完全に切ります。Intel Macはシャットダウン後にShiftキーを押しながら電源ボタンを押し続けてください。Appleシリコン搭載Macは電源ボタンを長押ししてオプション画面が表示されたら起動ディスクを選び、Shiftキーを押しつつ「続ける」をクリックしてください。

手順
セーフブートを確認して動作を試す

ログイン画面に「セーフブート」と表示されたら成功です。その状態でマウスを動かしてみましょう。スムーズに動けばサードパーティ製ソフトや拡張機能の影響が考えられます。

注意点:セーフモードではネットワーク機能や画面表示が制限されます。あくまで原因切り分け用なので操作が不安な場合はメモを取りながら試してください。

補足:通常モードに戻すには再起動するだけでOKです。再起動後にマウスが動くようになれば、インストール済みのアプリや拡張機能を順番に見直してみてください。

基本手順ができたらもっと快適!応用テクニック

基本手順ができたらもっと快適!応用テクニック

基本の電池交換や接続をマスターしたら、次はちょっとした工夫を加えてマウス操作をもっと気持ちよくしてみましょう。

応用テクニック活用するときのポイント
カーソル加速の微調整システム環境設定>マウスで移動量に応じた速度をカスタムして、手首の負担を減らす
BetterTouchToolでジェスチャー追加定型アクションやアプリ切り替えをマウスジェスチャーに登録して、クリックを減らす
複数プロファイルの瞬間切り替え作業内容ごとにDPIやボタン割り当てを設定し、専用キーで切り替えて効率アップ
AppleScriptで接続自動化Bluetooth接続の手順をスクリプト化し、Dockやショートカットキーからワンアクションで呼び出す

上のテクニックを一つずつ試すことで、マウス操作がワンランク上の快適さに早変わりします。

トラックパッドと併用して作業効率を上げる

トラックパッドと併用して作業効率を上げる

マウスで細かいポイントを狙うときは精度抜群ですが、ウインドウの切り替えやデスクトップ移動はトラックパッドのジェスチャ機能が得意です。例えば3本指スワイプでデスクトップを行ったり来たりすれば、アプリ間の移動が一瞬になります。

実際に仕事で使っているときは、マウスでカーソル操作と並行して、トラックパッドのピンチやスワイプで画面ズームやMission Controlを活用しています。これだけでタスクの切り替え時間がぐっと短くなります。

システム設定でジェスチャーをカスタマイズ

Macのシステム設定の「ロック画面」のスリープやスクリーンセーバーに関する設定画面
手順
システム設定を開く

画面左上のメニューから「システム設定」を選択します。

手順
トラックパッド設定に移動

サイドバーで「トラックパッド」をクリックし、ジェスチャーの一覧を表示します。

手順
ジェスチャーを有効化・調整

好みのジェスチャー横のチェックをオンにし、詳細オプションをクリックして感度や動作範囲をカスタマイズします。

アプリごとにマウスとトラックパッドを使い分け

作業内容に合わせてマウスとトラックパッドを自動で切り替えると、手の移動が減って快適に操作できます。

手順
BetterTouchToolをインストールする

無料トライアルで動作を確認できるので、公式サイトから最新バージョンをダウンロードしてください。

手順
アプリ別プロファイルを作成する

BetterTouchToolを起動して「アプリケーション」タブから新しいプロファイルを追加し、対象のアプリを選びます。

手順
入力デバイスの切り替えを設定する

「トラックパッドを無効化」「マウスを優先」のアクションをプロファイルに追加して、アプリ起動で自動適用されるようにします。

注意点:設定後はアプリ切り替え時に反映されるまで数秒かかる場合があります。

ショートカットキーでマウス不調を回避する

ショートカットキーでマウス不調を回避する

マウスが急に動かなくて焦る場面でも、キーボードだけで操作を続けられると安心です。慌てて修理や再接続を試みる前に、まずはショートカットキーを使って普段の画面操作を補う方法を活用してみましょう。

macOSはアプリ切り替えやウィンドウ操作、メニューバー移動などをキーボードで完結できる機能が充実しています。特にControl+Fn+F7を有効にすると、すべてのコントロールをタブキーで移動できるようになり、クリックなしでボタンやチェックボックスを操作可能です。急ぎの作業があるときも、マウス不調に振り回されずに済みます。

MissionControlをキーで呼び出してウインドウ整理

Spotlight検索でアプリを即起動

手順
Spotlightを呼び出す

Commandキーとスペースキーを同時に押します。画面中央にSpotlightの検索ウィンドウが現れます。

手順
アプリ名を入力して起動

起動したいアプリの名前を入力し、カーソルキーで選択したあとEnterキーを押します。最初の数文字だけでも正確に候補が表示されます。

自動バッテリー通知で突然の停止を防ぐ

自動バッテリー通知で突然の停止を防ぐ

メニューバーにバッテリー残量を常に表示しておくと、あとどれくらい使えるかぱっとわかります。「システム設定>コントロールセンター>バッテリー」で「メニューバーに表示」をオンにしてください。

さらに「システム設定>通知>バッテリー」に移動し、通知を許可すると、残量が一定%を下回ったタイミングでポップアップが届くようになります。突然マウスが止まる前に知らせてくれるので安心です。

プログラマー目線のひと工夫としては、ターミナルのpmset -g battを使い、残量が20%を切ったらAutomatorやAppleScriptでカスタム通知を飛ばすスクリプトを定期実行する方法があります。より細かいタイミングで知らせてほしいときに役立ちます。

バッテリーモニターアプリを導入して残量をポップアップ表示

手順
Battery Monitorをインストールする

Mac App Storeを開き、検索欄にBattery Monitorと入力して公式アプリを見つけます。取得ボタンをクリックしてインストールしてください。

手順
メニューバーアイコンを確認する

インストール後、アプリを起動すると画面上部のメニューバーにバッテリーアイコンが表示されます。アイコンをクリックして動作を確認しましょう。

手順
通知設定でポップアップを有効にする

アイコンを右クリックして設定を開き、バッテリー残量通知の項目を有効化します。任意の残量%を入力すると、指定した数値でポップアップが表示されます。

通知が表示されない場合は「システム環境設定」→「通知」でBattery Monitorの通知を許可してください。

ログイン項目にBattery Monitorを追加すると毎回手動で起動する必要がなく便利です。

低下アラートを20%に設定して予防充電

手順
システム設定を開く

画面左上のAppleメニューをクリックし「システム設定」を選びます。サイドバーから「バッテリー」を探して開いてください。

手順
低下アラートを20%に変更

「バッテリー残量アラート」を表示し、スライダーを20%の位置までドラッグして設定します。これで残量が20%に達したら通知が届きます。

20%でアラートを受け取ると深い放電を防ぎやすくなり、バッテリー寿命を守るのに役立ちます。

よくある質問

よくある質問

Macでワイヤレスマウスの電池残量をさっと確認するには?

Macでワイヤレスマウスの電池残量をさっと確認するには?

メニューバーの「コントロールセンター」アイコンをクリックして「Bluetooth」を開くと、接続中のマウスのバッテリー残量が表示されます。システム設定の「Bluetooth」画面でも確認できるのでお気に入りの方法をどうぞ。

Bluetooth接続のマウスが頻繁に切れるときの対策は?

Bluetooth接続のマウスが頻繁に切れるときの対策は?

USBハブや外付けドライブの近くは電波干渉が起きやすいので、Mac本体の側面USBポートに直接つなぎ直してみてください。それでも切れるときは一度ペアリング解除してから再設定すると安定しやすいです。

SMCリセットやNVRAMリセットで直らなかった場合は?

SMCリセットやNVRAMリセットで直らなかった場合は?

一度セーフモードで起動して状況をチェックしたあと、Apple Diagnostics(電源起動直後にOption+D)でハードウェア検査を実行してみましょう。エラーが出なければAppleサポートに相談するのがおすすめです。

有線マウスでも動かないときはどうすれば?

有線マウスでも動かないときはどうすれば?

別のUSBポートに挿し替えてケーブルや端子の接触不良を疑ってみてください。システム設定の「アクセシビリティ」→「ポインタコントロール」でトラックパッドやマウスの設定を確認すると改善することがあります。

有線マウスも動かないときはどうする?

ワイヤレスでダメなら有線マウスで試してみるのがおすすめです。有線ならバッテリー切れの心配がなく、パソコンと直結して安定した通信が期待できます。ケーブルの断線やUSBポートの接触不良をチェックするだけで原因が切り分けられるので、スムーズにトラブルを解消しやすいでしょう。

カーソルが飛び跳ねるのはなぜ?

マウスやトラックパッドを操作しているときにカーソルがピョンピョン跳ねると驚きますよね。実はセンサー周りや接続環境のちょっとしたトラブルが原因になることが多いです。

  • センサー部分の汚れ:床や机の細かいホコリがマウス底面のセンサーに付着すると読み取りが乱れます。
  • トラックパッドの誤反応:手のひらが微妙に触れているだけで跳ねることがあるので、パームリジェクション機能を見直すと改善します。
  • Bluetooth干渉:周辺の無線機器やUSB 3.0機器の電波がぶつかるとポインタが飛ぶ場合があります。
  • 感度設定の過敏:追従速度(トラッキング速度)を速めすぎていると、わずかな動きで大きくジャンプします。

まずはマウスやパッドのクリーニングと設定の見直しから試してみると、気持ちよくカーソルが動いてくれるはずです。

MagicMouseでスクロールできないときは?

Magic Mouseでスクロールが反応しないとき、まず注目したいのはシステム側のジェスチャー設定です。表面がキレイでも設定がオフになっていればスワイプ操作が無効になりますし、バッテリー残量が少ないとタッチセンサーが不安定になることもあります。

ここではOSの「トラックパッド」環境設定を通じてスクロールジェスチャーを見直しつつ、バッテリーとBluetooth接続の状態を一気にチェックする方法を紹介します。ソフト面とハード面の両方からアプローチできるので、一度に問題を解消しやすくなります。

OSアップデート後に認識しないことはある?

macOS Sonomaなど最新OSにアップデートしたあと、Bluetoothのペアリング情報がリフレッシュされて通信が切れることがあります。まずはマウスの電源をオフにして10秒ほど待ってから再度オンに戻してみましょう。

それでも反応しない場合は、システム環境設定>Bluetoothでいったんマウスを切り離してから再ペアリングするとスムーズに復活しやすいです。この手順で多くのケースはあっというまに直ります。

まれにBluetoothモジュールまわりの情報が残ってしまうこともあるので、SMCリセットやNVRAMリセットを試してから再ペアリングしてみてください。これで設定がクリアになり、安定して使えるようになります。

修理に出す前に試せることはある?

修理に出す前に、ちょっとした確認だけで直ることがあります。ワイヤレスマウスなら電池残量や充電ケーブルの接続をチェックしてください。有線マウスならケーブルの断線やポートの接触を軽く動かしてみるといいです。

加えて別のUSBポートやほかのMacで動かしてみると、マウス側かMac側の問題かを簡単に切り分けられます。このように環境を変えるだけで原因を特定できれば、修理に出す手間がぐっと減ります。

まとめ

まとめ

Macのマウスが動かないときは、まず電池残量や充電状態、マウス底面の汚れや接触不良を確認しましょう。そのうえでBluetoothの再ペアリングやMacの再起動を試し、SMCリセットやNVRAMリセット、セーフモード起動を順番に行うことで原因を絞り込めます。必要に応じてApple Diagnosticsでハードウェア診断を行えば、故障の有無もはっきりします。これらの手順を落ち着いて進めれば、マウスがスムーズに動くようになるはずです。それでも解決しないときは、Appleサポートや修理店に相談して、安心の一歩を踏み出しましょう。

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