Macでスリープ解除時のパスワード設定をわかりやすく変更する方法

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Macでスリープ解除時のパスワード設定をわかりやすく変更する方法

スリープから戻るたびにパスワードを求められて面倒だと感じている、あるいはセキュリティ面が心配で設定を変えたいと悩んでいることが多いですよね。

この記事を読むと、Macでスリープ解除時のパスワードを安全にオンオフするシンプルな手順が身につき、用途に合わせたおすすめ設定やよくあるつまずきの対処法まで迷わず実行できるようになります。

項目内容
独自コンテンツ1実際に役立った具体的な手順と設定時のちょっとしたコツをやさしく示します。
独自コンテンツ2システム設定だけでなく、ショートカットやターミナルでの確認方法も紹介します。
独自コンテンツ3自宅や外出先など利用シーン別のおすすめ設定と、どちらを選ぶべきかの判断ポイントを提示します。

むずかしく考える必要はありません。基本から順に進めれば設定はすぐ終わるので、安心して読み進めてください。

Macエンジニア

最初は少し緊張するかもしれませんが、大丈夫です。一つずつ一緒に進めれば確実にできるようになりますから安心してくださいね。

目次

Macでスリープ解除時にパスワードをオンオフする方法

Macでスリープ解除時にパスワードをオンオフする方法

スリープ解除時のパスワードのオンオフは普段の操作でよく使う設定です。環境によって必要性が変わるので、ここでは手早く切り替えられる方法をわかりやすく紹介します。

  • macOSVentura以降はシステム設定で切り替えます。
  • macOSMonterey以前はシステム環境設定のセキュリティとプライバシーから切り替えます。
  • TouchIDやAppleWatchを使えばパスワード入力を減らせます。

まずは自分のmacOSのバージョンを確認してください。変更後に一度スリープから復帰して期待どおり動くか確認すると安心です。

macOS Ventura以降のシステム設定で切り替える方法

macOS Ventura以降のシステム設定で切り替える方法

macOSVentura以降では設定アプリの見た目が変わっていて、左側のメニューから設定項目を選ぶだけで切り替えられます。直感的に操作できるので初めてでも迷いにくいです。

管理者パスワードの入力を求められる場面があるのでパスワードを用意しておくとスムーズです。すぐに戻したくなった時のために手順を覚えておくと便利です。

Appleメニューからシステム設定を開く

手順
Appleメニューを開く

画面左上のAppleメニューをクリックします。

手順
システム設定を選ぶ

表示されるメニューからシステム設定を選んで設定ウィンドウを開きます。

左サイドバーでロック画面を選び『スリープまたはスクリーンセーバでパスワードを要求』を切り替える

手順
ロック画面を選ぶ

システム設定の左サイドバーでロック画面を選びます。

手順
パスワード要求を切り替える

『スリープまたはスクリーンセーバでパスワードを要求』のスイッチをオンオフして設定を変えます。

macOS Monterey以前のシステム環境設定で切り替える方法

macOS Monterey以前のシステム環境設定で切り替える方法

macOSMonterey以前はシステム環境設定の構成が異なりますが、同じようにセキュリティ関連の項目で切り替えができます。古い表示でも手順を守れば問題なく変更できます。

設定変更時に左下の鍵アイコンをクリックしてロック解除が必要になる場合があります。鍵を解除するとチェックボックスを編集できるようになります。

Appleメニューからシステム環境設定を開きセキュリティとプライバシーの一般タブへ移動する

手順
システム環境設定を開く

Appleメニューからシステム環境設定を選んでウィンドウを開きます。

手順
セキュリティとプライバシーへ移動

セキュリティとプライバシーをクリックして一般タブを表示します。

『スリープまたはスクリーンセーバの解除時にパスワードを要求』のチェックを入れるか外す

手順
チェックボックスを変更する

一般タブで『スリープまたはスクリーンセーバの解除時にパスワードを要求』のチェックを入れるか外します。

手順
設定を保存する

必要に応じて鍵アイコンを元に戻して設定を確定します。

Touch IDやApple Watchでパスワードを代替する設定方法

Touch IDやApple Watchでパスワードを代替する設定方法

TouchIDやAppleWatchを使うとパスワード入力がぐっと楽になります。どちらも便利ですが利用条件があるので事前に必要な設定や接続状況を確認してください。

TouchIDは指紋登録が必要でAppleWatchは同一のAppleIDとBluetoothとWiFiが有効なことが前提です。安全性と利便性のバランスを考えて使い分けると快適です。

システム設定のTouch IDまたはセキュリティ設定でTouch IDを追加して『このMacのロック解除に使用』を有効にする

手順
TouchIDを追加する

システム設定のTouchIDを開いて画面の指示に従い指紋を登録します。

手順
ロック解除に使用する

TouchIDの設定で『このMacのロック解除に使用』を有効にします。

同じApple ID・Bluetooth/Wi‑Fi有効な状態でセキュリティ設定からApple Watchでロック解除を有効にする

手順
接続条件を確認する

MacとAppleWatchが同じAppleIDでサインインしBluetoothとWiFiが有効であることを確認します。

手順
AppleWatchでロック解除を有効にする

セキュリティ設定でAppleWatchでのロック解除をオンにします。腕時計がロック解除状態である必要があります。

Macでスリープ解除時のパスワード要求までの待ち時間を細かく設定する方法

Macでスリープ解除時のパスワード要求までの待ち時間を細かく設定する方法

スリープ解除時のパスワード要求までの待ち時間は、システム設定で簡単に分単位にする方法と、ターミナルで秒単位に細かく調整する方法の主に2つがあります。どちらも手順は短くて安全性と利便性のバランスを自分で決められます。

普段使いならシステム設定の選択肢で十分ですが、開発やプレゼンなどで秒単位の細かい調整が欲しい場面にはターミナルが便利です。ここでは両方のやり方とプログラマー的なちょっとした注意点をやさしく紹介します。

  • システム設定から分単位で設定する方法。GUIで迷わず選べるので初心者向けです。
  • ターミナルでdefaultsコマンドを使い秒単位で設定する方法。細かい時間設定やスクリプト化に向いています。
Macエンジニア

どちらを選んでも大丈夫です。まずはGUIで使ってみて、あとで秒単位が必要になったらターミナルで調整すると安心です。しっかりフォローしますので気軽に試してください。

システム設定の選択肢から分単位で待ち時間を設定する方法

システム設定の選択肢から分単位で待ち時間を設定する方法

システム設定からは分単位のプリセットがわかりやすく並んでいます。設定画面を開いてロック画面またはセキュリティとプライバシーの項目を見つけるだけで変更できます。迷ったらまずここを確認してください。

手順
システム設定を開く

画面左上のAppleメニューからシステム設定を選びます。最新のmacOSでは項目名が少し変わる場合がありますが探せば見つかります。

手順
ロック画面かセキュリティを選ぶ

サイドバーのロック画面またはセキュリティとプライバシーをクリックします。ここにスリープ解除時のパスワード設定があります。

手順
ドロップダウンで待ち時間を選ぶ

『直ちに』『1分後』『5分後』などの選択肢から希望の分を選びます。設定はすぐ反映されます。

ロック画面(またはセキュリティとプライバシー)のドロップダウンで『直ちに』『1分後』などを選ぶ

  • 直ちに:スリープやスクリーンセーバー停止で即ロックされます。セキュリティ重視の場合はこちらを選びます。
  • 1分後/5分後/15分後など:短時間の離席に便利です。利便性と安全性のバランスを取りやすい選択肢です。
  • カスタムや長めの時間:頻繁に触る環境や自宅での利用に向いていますが、公共の場では注意が必要です。

Terminalで秒単位の待ち時間にする方法(実例コマンド付き)

Terminalで秒単位の待ち時間にする方法(実例コマンド付き)

ターミナルを使うと秒単位で待ち時間を指定できます。defaultsコマンドでaskForPasswordとaskForPasswordDelayを設定するだけなので、スクリプト化やリモート管理にも便利です。実行後は設定がすぐ反映されますが、必要に応じてキャッシュをクリアします。

defaults -currentHost write com.apple.screensaver askForPassword -int 1
defaults -currentHost write com.apple.screensaver askForPasswordDelay -int 5

ターミナルでdefaults -currentHost write com.apple.screensaver askForPassword -int 1とaskForPasswordDelayに秒数を設定して反映する

手順
Terminalを開く

アプリケーション→ユーティリティからTerminalを起動します。Spotlightでも簡単に開けます。

手順
パスワード要求を有効にする

defaults -currentHost write com.apple.screensaver askForPassword -int 1 を実行して、スリープ解除時にパスワードが必要になるようにします。

手順
待ち時間を秒で設定する

defaults -currentHost write com.apple.screensaver askForPasswordDelay -int N のNに秒数を入れて実行します。必要なら killall cfprefsd で設定キャッシュを反映させます。

Macでホットコーナーやショートカットで素早くロックする方法

Macでホットコーナーやショートカットで素早くロックする方法

ちょっと席を外すときにサッと画面をロックしたいこと、よくありますよね。ホットコーナーやショートカットを使えばワンタップでロックできて安心です。ここでは手早く設定する方法と使い勝手をよくするコツをやさしく紹介します。

標準で使えるキー操作やホットコーナーに加え、ShortcutsやAutomatorで自分専用のワンタップアクションを作る方法があります。どれを選べば日常の動きに合うかを簡単に説明しますので、自分に合う一つを試してみてください。

  • ホットコーナーに画面ロックを割り当てる方法
  • 組み込みのControl+Command+Qなどのショートカットを使う方法
  • ShortcutsでLockScreenショートカットを作りメニューバーやキーに割り当てる方法
  • Automatorでクイックアクションを作りKeyboardShortcutsに登録する方法
Macエンジニア

急いで席を離れるときもパッとロックできれば気持ちが楽になります。少し設定するだけで毎日のちょっとした手間がぐっと減りますよ。

ホットコーナーで画面をすぐロックする設定方法

ホットコーナーで画面をすぐロックする設定方法

ホットコーナーは画面の四隅に機能を割り当てる便利な仕組みです。macOSのバージョンによって設定場所が変わるので、まずSystemSettingsのDesktop&Dockを探してみてください。

古いバージョンではSystemPreferencesのMissionControl内にHotCornersの設定があります。設定画面で割り当てたいコーナーを選びLockScreenや画面をロックする項目を選んでからコーナーにカーソルを移動して確認してみてください。

システム設定のデスクトップとDockまたはMission Controlのホットコーナーを開きコーナーに画面ロックを割り当てる

手順
SystemSettingsまたはSystemPreferencesを開く

macOSVentura以降はSystemSettings>Desktop&Dockを開きます。古いバージョンはSystemPreferences>MissionControlを開いてください。

手順
HotCornersを開く

Desktop&Dock内のHotCornersボタン、またはMissionControl内のHotCornersをクリックして設定画面を表示します。

手順
コーナーに画面ロックを割り当てる

割り当てたい角をクリックしてLockScreenまたは画面をロックする項目を選び、設定を保存して動作を確認します。

ショートカットやキーボードでワンタップロックを作る方法

ショートカットやキーボードでワンタップロックを作る方法

ShortcutsやAutomatorを使うとワンタップやワンキーで画面をロックするショートカットが作れます。ShortcutsならLockScreenアクションを追加するだけで簡単にショートカットが完成します。

作ったショートカットはショートカットの詳細でメニューバーに表示したり、キーボードショートカットを割り当てたりできます。古いmacOSではAutomatorでクイックアクションを作りKeyboardShortcutsに紐づけると使いやすくなります。

ShortcutsやAutomatorでLock Screenアクションを作りメニューバーやショートカットキーに割り当てる

手順
ShortcutsでLockScreenショートカットを作る

Shortcutsを開き新規ショートカットを作成してLockScreenアクションを追加します。これだけで画面をロックするショートカットができます。

手順
メニューバーに表示する

ショートカットの詳細設定でメニューバーに表示を有効にするとメニューバーからワンクリックで実行できます。

手順
キーボードショートカットを設定する

Shortcutsの詳細でキーボードショートカットを設定するか、SystemSettings>Keyboard>KeyboardShortcutsからクイックアクションやサービスにキーを割り当ててワンタッチ実行にします。

よくある質問

よくある質問
パスワードをオフにしても安全ですか

家のように信頼できる環境だけなら実用的ですが、盗難や第三者アクセスのリスクは高まります。FileVaultでディスクを暗号化しておくか、TouchIDを併用するなどの補助策を併せて検討してください。

スリープ解除時のパスワード設定はどこで変えれば良いですか

画面左上のAppleメニュー→システム設定→ロック画面を開いてください。そこにスリープ解除時にパスワードを要求するオンオフと、要求までの時間設定があります。

TouchIDでスリープ解除できますか

対応機種ならTouchIDで署名感覚で解除できます。パスワード入力の手間が省けるので、よく手が離せない作業をする場合に便利です。

一定時間だけパスワード要求を遅らせられますか

はい。設定のロック画面で『スリープまたはスクリーンセーバの解除後にパスワードを要求』の時間を選べます。短めの遅延にすると作業の妨げになりにくいので、ビルドやテスト中は短めにするのがおすすめです。

会社のMacで勝手にオフにしてもいいですか

個人設定でオフにできない場合や、管理者が方針を設けている場合があります。業務用端末は管理者に確認してください。勝手に変更するとポリシー違反になることがあります。

設定項目が変更できないときはどうするべきですか

設定がグレーアウトしている場合は管理者権限やMDMで制御されている可能性があります。まず管理者ユーザーでログインするか、IT担当に問い合わせてください。ローカルの問題なら再起動や最新のOS適用で直ることもあります。

まとめ

まとめ

ここまでで、スリープ解除時のパスワードをオンオフする手順と、待ち時間の設定、それからTouchIDでの解除を紹介した。システム設定の「ロック画面」から切り替えるだけで、すぐに反映するので安心して試してほしい。

セキュリティ重視なら「すぐに要求」を選び、短時間の休憩が多い場合は数秒の待ち時間も現実的な選択肢になる。端末が持ち出される環境なら必ずロックをかけ、TouchIDやパスワードの併用をおすすめする。

Macエンジニア

設定に不安があるなら、まずは短い待ち時間に設定してから慣れていくと負担が少なくておすすめです。

注意点として、共有端末でパスワードを無効にすると第三者がアクセスできるので、家族での共用でも設定は慎重に行ってください。

ターミナルでdefaultsコマンドを使えば一括設定もできるので、複数台を管理する場合は自動化を試してみると便利です。

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