画面録画でナレーションや会議の音声も一緒に取りたいけど設定が難しそうで迷っていませんか。
この記事を読むと、追加ソフト不要でMacの内蔵機能だけを使ってマイク音声付きの画面録画をすばやく始められます。具体的な手順とトラブルを避けるコツ、プログラマー視点の便利ワザまでやさしく学べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 独自コンテンツ1 | 内蔵の画面収録を使った実際の手順ステップとわかりやすい説明。 |
| 独自コンテンツ2 | よくあるつまずきポイントとその簡単な直し方を実体験ベースで紹介。 |
| 独自コンテンツ3 | 録音品質を上げる設定やショートカットなどのプログラマー視点の小ワザ。 |
これから順を追って進めれば迷わず音声付きの画面録画ができるようになります。さっそく一緒に始めてみましょう。
Macエンジニア心配しなくて大丈夫です。一歩ずつやれば必ずできるようになりますからリラックスして試してみてください。
Macで内蔵機能を使ってマイク付き画面録画をする方法
Macには追加ソフト不要で画面録画とマイク録音ができる便利な機能が二つあります。一つはShift+Command+5で呼び出すスクリーンショットツールでもう一つはQuickTime Playerです。どちらも手順はシンプルで初心者でも扱いやすいです。
- Shift+Command+5のツールバーで画面全体や部分を選んで録画する方法。手軽で設定項目が見やすいのが特長です。
- QuickTime Playerから新規画面収録を選ぶ方法。アプリ操作に慣れている人やQuickTimeで細かく保存したいときに便利です。
結局は使い慣れと目的で選べば問題ありません。まずはどちらか一つでマイク設定を確認して短いテスト録画をしてみてください。録画の保存場所や音量を確認すると安心して本番に臨めます。
Macエンジニア初めてでも大丈夫です。まずは短いサンプルを録ってみて音や画面の映りを確認してみましょう。慌てずゆっくり進めれば必ずうまくいきます。
Shift+Command+5のスクリーンショットツールでマイク録音するやり方
Shift+Command+5はキーボードからすぐ呼び出せて設定が視覚的に分かりやすいのが魅力です。ツールバーで録画範囲を選びオプションからマイクを有効にすれば音声付きで録れます。
録画前にシステム環境設定のマイク許可を確認し音量をテストしておくと失敗が減ります。実際に短い録画で確認すると安心です。
Shift+Command+5でツールバーを開いて画面収録を選ぶ場所
Shift+Command+5を押すと画面下部にスクリーンショットツールバーが表示されます。アイコンの並びを落ち着いて確認してください。
ツールバーの録画アイコンをクリックして画面全体録画か選択範囲録画を選んでください。選択後に録画開始の準備ができます。
オプションから使用するマイクを選ぶ場所
ツールバーのオプションボタンをクリックします。ここで保存先やタイマーなどの設定が表示されます。
オプション内のマイク欄で使用したいマイクを選んでください。内蔵マイクや外部マイクがリストに出ます。
録画ボタンの押し方と停止後に保存する場所
録画ボタンを押すと選択した範囲の録画が始まります。録画中はメニューバーに停止ボタンが表示されます。
停止ボタンを押すと録画が終了しファイルが指定した保存先に自動で保存されます。保存場所はオプションで変更可能です。
QuickTime Playerでマイク録音付き画面収録するやり方
QuickTime Playerは昔からある定番ツールで画面収録機能も備えています。メニュー操作で設定する形式なのでアプリ操作に慣れている人には扱いやすいです。
録画中の音声はQuickTimeのドロップダウンでマイクを選べば有効になります。保存時に名前や保存先を細かく指定できるのも便利です。
QuickTimeのファイルメニューで新規画面収録を選ぶ場所
アプリケーションフォルダやSpotlightからQuickTime Playerを開いてください。
メニューバーのファイルを開き新規画面収録をクリックすると収録ウインドウが表示されます。
画面収録ウインドウのドロップダウンでマイクを選ぶ場所
画面収録ウインドウの赤い録画ボタンの横にある小さな矢印をクリックします。ドロップダウンが開きます。
表示されたリストから使用したいマイクを選んでください。選ぶとそのマイクで録音されます。
録画停止後にファイルを保存する手順
メニューバーの停止ボタンをクリックして録画を終了します。QuickTimeのウインドウに録画が読み込まれます。
メニューバーのファイルから保存を選び名前と保存場所を指定して保存してください。場所を分かりやすくしておくと後で見つけやすいです。
Macでシステム音も含めて無料で録音する方法（BlackHoleを使う）
Macでシステム音まで丸ごと録りたいときは、BlackHoleという無料の仮想オーディオドライバを使うと手軽です。仕組みは再生音を仮想デバイスで取り込み、録画アプリに渡すだけなので追加費用がかかりません。
流れはシンプルに3ステップです。AudioMIDISetupでMulti-OutputDeviceを作りBuiltInOutputとBlackHoleにチェックしてからシステムの出力をそのDeviceに切り替え、録画ツール側の入力をBlackHoleにすれば準備完了です。QuickTimePlayerやスクリーンショットツールで使えます。
実用的なコツはアラート音を事前にミュートすることと、再生を聞きたい場合はMulti-OutputDeviceにBuiltInOutputを含めておくことです。作業後は出力先を元に戻すことを忘れないでください。
Audio MIDI SetupでMulti-Output Deviceを作成してBuilt-in OutputとBlackHoleにチェックする場所
アプリケーション＞ユーティリティからAudioMIDISetupを起動するかSpotlightで検索して開いてください。
左下の＋ボタンからCreateMulti-OutputDeviceを選んで新しいDeviceを作ります。名前はそのままでも問題ありません。
作成したDeviceの右側リストでBuiltInOutputとBlackHoleをチェックします。必要ならドリフト補正を有効にして同期を安定させてください。
システム環境設定のサウンドで出力をMulti-Output Deviceに切り替える場所
画面左上のAppleメニューからシステム設定を開いてください。
サウンドの出力タブを選び、出力先に先ほど作ったMulti-OutputDeviceを選択します。これで再生音がBlackHole経由で流れるようになります。
録画ツールで入力デバイスをBlackHoleにして録画を開始する場所
QuickTimePlayerの新規画面収録やCommand+Shift+5のスクリーンショットツールを開いて録画準備をします。
録画ツールのマイク入力メニューでBlackHoleを選んでください。QuickTimePlayerでは録画ボタン横の▼から選べます。
短くテスト再生して録音されているか確認したら録画を開始してください。録画終了後は出力先を元に戻すのを忘れないでください。
Macで録画中に音量バランスやモニターを確認し調整する応用
録画中に音量バランスを確認して調整すると、聞きやすい動画が作れます。Macの内蔵機能だけでできることと、OBSや仮想オーディオデバイスを使う方法があり、それぞれメリットがあります。
- 手早くモニターしたいならヘッドホンで直接聞きながら録る方法。
- システム音も同時にモニターしたいならBlackHoleなどの仮想デバイスを使う方法。
- あとで調整しやすくするためにマイクとシステム音を別トラックで録る方法。
実際には録る前に短いテスト録音を行いレベルを確認すると安心です。ヘッドホンでモニターしてクリッピングしないギリギリの余裕を残すのが使いやすい音声作りのコツです。
OBSでマイクとシステム音をモニターしながら録るやり方
OBSではオーディオミキサーのモニタリング機能を使ってマイクとシステム音を同時に聞きながら録れます。システム音を取り込むには仮想オーディオデバイスを用意してOBSの音声出力キャプチャで追加してください。ループ音を防ぐためヘッドホンでモニターすることを忘れないでください。
Macエンジニア最初はややこしく感じるかもしれませんが、短いテストを繰り返すだけでコツがつかめます。ゆっくり落ち着いて試してみてください。
OBSのソースに音声入力と音声出力キャプチャを追加する場所
ソースの＋ボタンを押して「音声入力キャプチャ」を選び、使いたいマイクを選択してください。名前はわかりやすくすると後で楽になります。
同じく＋ボタンから「音声出力キャプチャ」を選び、仮想デバイスやシステム出力を指定してください。これでシステム音をOBSで扱えます。
ソース一覧で優先順位やミュート状態を確認して、不要なループが起きないように整理してください。
OBSのオーディオミキサーでモニタリングを有効にする設定場所
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| オーディオミキサー画面 | OBS画面下部のミキサーに各ソースのメーターと歯車ボタンが並んでいます。ここから設定に入ります。 |
| ソースの詳細設定 | 歯車アイコン→「詳細プロパティ」または「プロパティ」でモニタリングの項目が見つかります。 |
| モニタリング出力先 | 「音声のモニタリング」項目で「モニターのみ」や「モニターと出力」を選び、モニター先のデバイスを指定します。 |
ミキサーのメーターでクリッピングを確認してゲインを下げる場所
- ミキサーのメーターを見て赤く点滅する部分がないか確認してください。赤はクリッピングの合図です。
- クリッピングが出る場合はソースの歯車→フィルターでゲインを下げるか、ソース自体のボリュームスライダーで調整してください。
- さらに細かく調整したいときはコンプレッサーやリミッターを使ってピークを抑えながら全体の音量を上げてください。
よくある質問
- Macの標準機能でマイク音声も一緒に録れますか
はい、録れます。スクリーンショットツール(Command+Shift+5)やQuickTimeで録画時にオプションからマイクを選んでください。録音が出ないときはシステム設定のプライバシーでマイクの許可を確認すると解決することが多いです。
- アプリの音などシステム音も同時に録れますか
標準機能だけでは内部音は直接録れません。無料の仮想オーディオドライバBlackHoleやSoundflowerを入れてオーディオ出力を仮想デバイスにルーティングすると録音できます。設定は少し手間ですが、仮想デバイスを作ると配信や録画の幅が広がります。
- 録音が小さくて聞き取りにくいときの対処は
まずシステムの入力音量を上げてください。マイクを近づけるかUSBマイクに変えると音質と音量が劇的に良くなります。録音後に正規化やノイズ除去をかけると聞きやすくなるので試してみてください。
- 録画ファイルはどこに保存されますか、形式は何ですか
スクリーンショットツールは保存先を選べますし、QuickTimeは保存場所を指定できます。録画ファイルは基本的に.mov形式で保存されますので、軽くしたいときは書き出しでH.264を選ぶかHandBrakeなどでエンコードすると扱いやすくなります。
まとめ
Macには無料で音声付き画面録画ができる方法がいくつかあります。手早く録るならスクリーンショットツールバー(Cmd+Shift+5)、細かく録るならQuickTimeやOBSがおすすめです。
基本はマイクをオンにして録画範囲を選び、録画開始ボタンを押すだけです。終了はツールバーの停止ボタンかメニューバーの録画アイコンで行い、録れた動画はデスクトップに保存されます。録音レベルや許可設定はシステム設定のプライバシーで確認してください。
システム音声を同時に録りたいときはBlackHoleのような無料の仮想オーディオを使うと便利です。録った動画はQuickTimeで簡単にトリミングできるので、まずは気軽に試してみてください。