写真をたくさん撮っているのにMacのストレージが減らなくて戸惑っていませんか。
この記事を読むと、原因の見つけ方がすっきりわかり、安全に写真の容量を減らす具体的な手順が身につきます、余計な不安を抱えずに確実に空きを作れるようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実体験に基づく手順 | スクリーンショット付きで迷わない操作手順を順に紹介します。 |
| プログラマー視点の裏ワザ | 隠しキャッシュやライブラリの安全な確認方法を分かりやすく解説します。 |
| 安全な削除と復元方法 | 間違えて消さないためのバックアップの作り方と復元のコツを伝えます。 |
順を追って一緒に操作すれば難しく感じた作業もスムーズに終わります、安心して読み進めてください。
Macエンジニア今の不安はちゃんと解消できます、焦らず一歩ずつ進めれば必ずストレージに余裕が生まれますから安心してくださいね、困ったら戻って確認すれば大丈夫です。
Macで写真がストレージを減らない原因を特定する方法


写真がいっぱいなのにストレージの数字が減らないときは、まずどこがその数字を作っているかをはっきりさせると安心できます。表示される「写真」の容量は、ライブラリ本体とキャッシュやiCloudの状態が混ざって見えていることがよくあります。
ここでは簡単にチェックするやり方を並べます。順に見ていけば、どこから手を付ければよいかがスッキリ分かるようになります。
- アップルメニューのこのMacについてからストレージ表示を確認する
- 写真アプリ内でライブラリの情報を確認する
- FinderでPhotos Library.photoslibraryのサイズを確認する
- iCloud写真の設定で最適化されていないか確認する
- 最近削除やキャッシュがたまっていないかチェックする
Macのストレージ管理と写真ライブラリのサイズを確認する


最初に見るべきはアップルメニューのこのMacについてからのストレージ表示です。ここで「写真」として表示される容量と実際のライブラリファイルのサイズを比べるとズレの原因が見えてきます。
写真アプリでiCloud連携を使っているとMac側には最適化された小さなファイルだけが残るため、表示される容量が小さく見えることがあります。実際の保存量はFinderでライブラリを確認すると確実です。
アップルメニューからこのMacについて→ストレージ→管理を開いて写真の使用量を確認する
画面左上のアップルマークをクリックします。
このMacについてを選んでウインドウ上部のストレージタブをクリックします。
管理ボタンを押して一覧から写真を選び、使用量の内訳を確認します。
Finderで写真ライブラリ(写真ライブラリ.photoslibrary)の場所を表示し情報を見るでサイズを確認する
Finderを開いてサイドバーやホームからピクチャフォルダを表示します。
Photos Library.photoslibraryを見つけてクリックで選択します。
選択した状態でCommand+Iまたは右クリックで情報を見るを選び、ファイルサイズを確認します。
MacでiCloud写真の最適化を有効にしてローカル容量を減らす方法


iCloud写真の最適化を有効にするとMacに残る写真データを小さくしてローカルの空き容量を確保できます。写真のオリジナルはiCloud上に置かれ、Macには軽いプレビューだけが残るため実際のファイル容量が減ります。まずはAppleIDでサインインしてiCloudストレージに空きがあるか確認してください。
設定自体はシンプルですが注意点もあります。Wi-Fi接続かつ電源につないでしばらく放置することと、大きなRAWや動画は移行に時間がかかることを覚えておくと安心です。アップロード状況は写真アプリやシステム情報で確認できます。
- 写真アプリでiCloud写真を有効にする。
- 『Macのストレージを最適化』を選ぶ。
- Wi-Fiと電源を確保してアップロードが終わるまで待つ。
- 完了後About This Macのストレージで空き容量を確認する。
写真アプリの環境設定でiCloud写真と最適化を設定する


写真アプリの環境設定はメニューバーの写真から環境設定を開くと見つかります。上部のタブからiCloudを選んでiCloud写真のチェックを入れてください。
同じ画面で『Macのストレージを最適化』を選べばオリジナルはiCloudへ移りMacには最適化版が残ります。アップロード中は表示上まだ移行途中に見えることがあるので焦らず待つとよいです。
写真アプリを開きメニューから環境設定→iCloudを選んでiCloud写真をオンにする
メニューバーの写真をクリックして環境設定を開いてください。
iCloudタブを選びiCloud写真のチェックを入れて有効にします。AppleIDでサインイン済みであることを確認してください。
同じ画面でMacのストレージを最適化を選び写真がクラウド優先で保存されるのを待つ
同じiCloud設定画面で『Macのストレージを最適化』を選択してください。これでMacには最適化された軽いバージョンが残ります。
Wi-Fiに接続し電源を繋いだまましばらく待ち、写真アプリの表示やアップロード状況で完了を確認してください。完了後About This Macのストレージで空き容量を確認しましょう。
Macで重複や不要なローカルデータを整理して容量を空ける方法


写真がストレージを圧迫していると感じたときはまず原因を絞るのが近道です。カメラロールだけでなくライブラリの複製やアプリのキャッシュやゴミ箱内のファイルが大きな容量を占めていることがよくあります。
ここでは安全に不要なローカルデータを見つけて整理する具体的な手順をやさしく案内します。作業前にTimeMachineや外付けドライブへバックアップを取ると安心です。
エンジニア視点のちょっとしたコツとしてOptionキーを押しながらPhotosを起動して使用中のライブラリを確認したり写真を終了してからキャッシュフォルダを削除すると一気に空きが増えることがあります。落ち着いて順番に進めてください。
重複ライブラリやキャッシュ、ゴミ箱を確認して安全に削除する


重複ライブラリやキャッシュやゴミ箱の確認は手順を守れば怖くありません。まずOptionキーでPhotosを起動してライブラリ一覧を確認し不要なライブラリがあれば外付けへ移すか削除候補にします。
次にPhotos内のゴミ箱を空にしてから写真アプリを終了して~/Library/Containers/com.apple.Photos/Data/Library/Cachesの中身を削除します。削除前にiCloudやバックアップに同じ写真が残っているか確認すると安全です。
Optionキーを押しながらPhotosを起動して使用中のライブラリを確認し不要なライブラリがないか見る
MacでPhotosを終了した状態でOptionキーを押してPhotosを起動します。起動時に表示されるライブラリ一覧で普段使わないライブラリがないか確認します。
不要なライブラリは外付けドライブへ移すかFinderでゴミ箱へ移して保留にします。削除する前にバックアップがあるか必ず確認してください。
写真アプリ内のゴミ箱を空にし、~/Library/Containers/com.apple.Photos/Data/Library/Cachesの中身を写真を終了してから削除する
Photosを開いてサイドバーのゴミ箱を選び完全に削除します。ここで消すと復元できないので注意します。
Photosを完全に終了してからFinderの移動→フォルダへ移動で~/Library/Containers/com.apple.Photos/Data/Library/Cachesを開き中身を削除します。写真が起動中だとファイルが残るので必ず終了させてください。
Macで写真ライブラリを外付けドライブに移して内蔵を空ける方法


外付けドライブに写真ライブラリを移すとMacの内蔵ストレージをぐっと空けられます。ここでは安全に移してトラブルを避けるための全体像と、プログラマーならではのちょっとしたコツをやさしくお伝えします。
作業の基本はライブラリファイル(.photoslibrary)を外付けにコピーし、そのライブラリをPhotosで開いて問題ないか確かめるだけです。途中で中断しないためにドライブは信頼できるものを使い、必ずバックアップを残してください。
代表的な手順は3つだけなので初心者でも落ち着いてできます。最後に不要になった元のライブラリを削除してゴミ箱を空にすれば内蔵の容量が確実に戻ります。
- ライブラリを外付けドライブへコピーする。
- Photosで外付けのライブラリを選んで動作確認する。
- 元のライブラリをゴミ箱に入れてゴミ箱を空にする。
外付けドライブへライブラリをコピーしてPhotosでそのライブラリを選ぶ手順


まずPhotosを終了してからFinderでライブラリファイル(.photoslibrary)を外付けドライブにコピーしてください。コピー中はMacをスリープさせないで完了するまで待つのが大切です。
コピーが終わったらOptionキーを押しながらPhotosを起動し、コピー先のライブラリを選んで開いてください。写真やアルバムが正常に表示されれば元のライブラリを削除して構いませんが、念のため全体をざっと確認してください。
信頼できる外付けドライブを接続しFinderで写真ライブラリ.photoslibraryをドラッグしてコピーする
信頼できる外付けドライブを接続してFinderでドライブ名を確認します。APFSやMacOS拡張(ジャーナリング)形式のドライブがおすすめです。
Photosが開いているとライブラリファイルがロックされるため必ず終了してください。
Finderで写真ライブラリ.photoslibraryを外付けドライブへドラッグしてコピーします。コピー完了まで待ちファイルサイズが一致するか確認してください。
コピー先のライブラリをOptionキーを押しながらPhotosで選択して開き、動作確認ができたら元のライブラリをゴミ箱に入れて空にする
Optionキーを押したままPhotosを起動するとライブラリ選択ダイアログが表示されます。
外付けドライブ上のコピーした.photoslibraryを選んで開いてください。
写真やアルバム、編集履歴が問題なく表示されるかを確認します。iCloud写真を使っている場合は同期設定も確認してください。
問題なければ内蔵の元ライブラリをゴミ箱に入れ、ゴミ箱を空にしてストレージを確保してください。
よくある質問


- 写真を削除したのにストレージが減らない理由は
写真アプリには「最近削除した項目」があり、削除しても30日間は残ります。まずそこを完全に空にしてください。またiCloud写真を使っていると、オリジナルはクラウドに残りローカルは最適化されるため、表示上すぐには容量が戻らないことがあります。
- iCloud写真を使っているときの注意点は
「Macのストレージを最適化」を有効にすると、容量が節約されますがオリジナルはiCloudにあります。確実に空きを作りたい場合は、不要な写真をiCloud上から完全に削除するか、オリジナルを外付けドライブへ移動してから削除してください。
- 写真アプリのキャッシュや「その他」が増えているのはなぜ
サムネイルや編集の一時ファイル、RAWやLive Photoのメタデータが蓄積すると「その他」が増えます。写真ライブラリの修復(PhotosをOption+Commandで起動して修復)や再起動で不要な一時ファイルが消えることが多いです。
- 確実に容量を空けるための優先手順は
まず最近削除を空にしてから、写真のバックアップを外付けへ移しライブラリから削除してください。次にライブラリを修復して再起動し、最後にシステムのストレージ表示を更新して空きが反映されているか確認してください。
- 削除後に容量がすぐ反映されないときの対処は
Spotlightや写真のインデックス更新が終わるまで数分から数時間かかることがありますので、まず少し待ってから再起動してみてください。それでも変わらなければiCloudからサインアウトして再サインインするか、ライブラリの修復を試してください。
まとめ


写真アプリで容量が減らない原因は大きく3つあります。iCloud写真の原本設定、ゴミ箱や「最近削除」に残る項目、そしてライブラリ内の重複やキャッシュです。
まずはこのMacのストレージ管理と写真アプリ内の「最近削除」を確認して完全に削除してください。次に写真の最適化を有効にして重複を整理し必要ならライブラリの修復を試してください。
プログラマー目線のコツはFinderで大きなファイルを見つけて不要な原本を外付けかクラウドへ移すことです。整理前に必ずバックアップをとると安全です。



落ち着いて一つずつ進めれば必ず空きは作れます。困ったときは遠慮せずに聞いてくださいね優しく案内します。
iCloud写真の設定を変えると大量のダウンロードや同期が走る場合があります。通信量とバックアップの状況を確認してから操作してください。
