写真が増えてMacの空き容量が減り、写真ライブラリを外付けドライブに丸ごと移したいと感じている方へ。
この記事を読むと、Finderと写真アプリを使った安全な移行手順、移行前のバックアップ方法、移行後の確認やトラブルの対処まで、初心者でも迷わずできるようにやさしく学べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 独自コンテンツ1 | 実体験に基づくステップバイステップの手順をわかりやすく紹介します。 |
| 独自コンテンツ2 | 失敗を防ぐチェックリストと復旧のコツを現場目線で解説します。 |
| 独自コンテンツ3 | プログラマー視点の効率化テクニックと必要なコマンドを丁寧に示します。 |
まずは落ち着いて画面を見ながら1つずつ進めてみてください、終わったあとは容量が空いて作業が快適になり安心も手に入ります。
Macエンジニア最初は不安になるのが当たり前です、落ち着いて手順どおりに進めれば安全に移せますし、万が一のときの戻し方もしっかり解説しますので安心してくださいね。
Macで写真ライブラリを外付けドライブに丸ごと移す方法
外付けドライブに写真ライブラリを丸ごと移すとMac本体の空き容量がぐっと増えます。やり方は意外とシンプルで、ライブラリファイルを外付けへコピーしてPhotosで新しいライブラリを選ぶだけで使えるようになります。
ただしiCloud写真を使っているかどうかで注意点が変わります。ここでは移行の全体像と最低限押さえておきたいポイントをやさしく整理してお伝えします。
- Finderで現在のライブラリの場所を確認しておく基本の方法。
- iCloud写真が有効な場合の安全な手順と同期確認のポイント。
- 外付けドライブのフォーマットとバックアップの注意点。
Macエンジニア初めてでも大丈夫です。落ち着いて順番どおりに進めれば簡単に移せますから安心してくださいね。
移行の流れ（iCloudの有無に応じた注意点）
iCloud写真が有効だとライブラリ内の写真やメタデータがクラウドと自動で同期されています。移動前に同期状態を確認しておかないと思わぬデータ消失や重複が起きることがあるので注意が必要です。
おすすめは移動前にiCloud写真を一時的にオフにするか、外付けへコピー後にそのライブラリをシステムフォトライブラリに設定して同期が正常かどうかを確認する方法です。ネット回線が遅い場合は同期に時間がかかる点にも気をつけてください。
Finderで現在の写真ライブラリの場所を確認する（~/Pictures/Photos Library.photoslibraryを確認）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 確認手順 | Finderを開きホームフォルダ内のPicturesフォルダを確認します。PhotosLibrary.photoslibraryが標準の場所です。 |
| 標準の場所 | ~/Pictures/PhotosLibrary.photoslibrary |
| 補足 | パッケージの内容を右クリックで表示できますが通常は触らずコピーだけ行えば問題ありません。 |
Photosを終了して外付けドライブにライブラリをコピーし、Option起動で新しいライブラリを選んでシステムフォトライブラリに設定して同期を確認する
Photosが開いているとライブラリファイルがロックされます。必ずアプリを終了してから作業を始めてください。
外付けドライブはAPFSまたはMacOSExtendedJournaledでフォーマットしてください。空き容量と接続状態を確認しておきましょう。
FinderでPhotosLibrary.photoslibraryを外付けドライブにドラッグしてコピーします。コピーが完全に終わるまで待ってください。
起動時にOptionキーを押し新しいライブラリを選びます。表示と同期が正常か確認したらそのライブラリをシステムフォトライブラリに設定してください。
Macで写真の一部だけを外付けに保管してストレージを節約する方法
写真の一部だけ外付けに移すとMacの空き容量がしっかり増えます。必要な写真だけ手元に残しておけば作業が軽くなり気持ちよく使えます。
- 元のファイルを書き出して外付けに保存しPhotosアプリから削除する方法。オリジナルそのままを残せて後から戻せます。
- iCloud写真の最適化を使ってローカルを自動で軽くする方法。手間は少ないですがクラウド依存になる点に注意してください。
ここではファイルを書き出して外付けでアーカイブする手順を中心に、具体的な操作と気をつける点をやさしく案内します。まずは外付けでちゃんと開けることを確認してから進めましょう。
元ファイルを書き出して外付けでアーカイブするパターン
元のファイルを書き出して外付けに保存するパターンは、RAWや高解像度動画のオリジナルをそのまま保管したいときに向いています。メタデータやオリジナル画質がそのまま残るので、あとで編集したい写真はこの方法が安心です。
実行前に外付けドライブがAPFSかExFATでフォーマットされているか確認してください。iCloud写真を使っている場合は削除するとクラウド側も消えるので、先に外付けで開けることを必ず確認してください。
写真アプリで対象写真を選びメニューの書き出しで『元のファイルを書き出す』を選んで外付けフォルダに保存する手順
Photosアプリで移したい写真を選択します。複数選択はShiftやCommandキーで行えます。
メニューのファイル＞書き出す＞元のファイルを書き出すを選びます。保存先に外付けドライブの任意フォルダを指定して書き出します。
Finderで書き出したファイルを開いて動作を確認します。特にRAWや動画は再生やサムネイル表示を確認すると安心です。
外付けで保存したことを確認してから写真アプリ側で写真を削除し最近削除を空にして実際に空き容量を回復する手順
Finderですべてのファイルを開いて問題ないことを確認します。サイズやサムネイルが期待通りかチェックしてください。
Photosアプリで同じ写真を選んで削除します。削除したものはまず最近削除アルバムに移動します。
アルバムの最近削除を開いてすべて削除を実行します。iCloud写真が有効だとクラウド側も消えるので注意してください。
Macで外付け写真ライブラリを安全に運用する方法（フォーマットと接続）
外付けに写真ライブラリを置くとMacの空き容量がぐっと増えて気持ちよくなります。まずはドライブのフォーマットと接続をしっかり整えることが安全に運用するポイントになります。焦らず順に進めれば大丈夫です。
新しいmacOSならAPFSを基本に選び、古いMacや互換性重視ならMacOS拡張（ジャーナリング）を検討してください。接続はできるだけ高速なThunderboltやUSB-Cを使うと読み書きが快適になります。
権限と所有権を確認してから写真アプリにライブラリを置き、TimeMachineや別ドライブへの複製で必ずバックアップを用意してください。差分バックアップとクローンを併用すると安心感が増します。
ドライブのフォーマットと接続設定の基本
基本はドライブをMac向けにフォーマットして、接続してFinderで認識されることを確認することです。ディスクユーティリティで消去するときは方式をGUIDパーティションマップにすると互換性が高くなります。
接続は直接ケーブルで行いハブや古いUSBを避けると安定します。所有権やアクセス権はFinderの情報やターミナルで確認して必要ならchownやchmodで調整しておくとトラブルを防げます。
ディスクユーティリティでAPFSまたはMac OS拡張を選びフォーマットし所有権とアクセス権を確認する具体的手順
外付けドライブを接続してディスクユーティリティを起動しドライブが表示されていることを確認してください。
対象を選び消去をクリックしフォーマットはAPFSかMacOS拡張（ジャーナリング）、方式はGUIDパーティションマップにして消去を実行してください。
Finderで情報を表示して権限を確認し必要ならターミナルでchownやchmodで修正してください。
使用中の接続・取り外し・スリープ時の扱いと、Time Machineや別ドライブへの複製でバックアップを作る具体的な運用方法
- 使用中は電源と接続を安定させる。電源が別途必要なドライブは確実に給電してください。
- 取り外すときは必ずFinderで取り出しを行ってからケーブルを抜く。強制的に抜くとデータ破損の原因になります。
- スリープ対策として電源設定で外付けディスクをスリープさせない設定を検討するか使用中はスリープを抑制してください。
- バックアップはTimeMachineに加えて別ドライブへのクローンやrsyncでの複製を作り必ず復元テストを行ってください。
応用 Macで外付け写真ライブラリを複数Macで使うやり方と注意点
外付け写真ライブラリを複数のMacで使いたい時は、安全性と手間のバランスで運用方法を選ぶと安心です。単純にドライブを刺し替えて使う方法から、クラウド同期を併用してローカルに複製を持つ方法までいくつかあります。
- ドライブを直接差し替えて使う運用:準備が簡単でオフラインでも動くが取り扱いには注意が必要です。
- 1台のMacを常時接続してホスト化する運用:アクセスが安定するがホスト側の電源やネットワーク管理が必要です。
- iCloud写真で同期し各Macにローカル複製を置く運用:自動で同期できるがiCloud容量と通信量に注意が必要です。
エンジニア目線のコツとしては、ライブラリはAPFSでフォーマットした外付けドライブに置くと動作が安定しやすい点を押さえてください。どの運用でもまずはフルバックアップを取り、アクセス権を確認することを忘れないでください。
別のMacで同じ外付けライブラリを使う運用パターン
別のMacで同じ外付けライブラリを使うときの典型的なパターンは数種類あります。手軽なのはドライブを必要に応じて差し替える方法で、持ち運びが多い人に向いています。
もう少し運用を楽にしたい場合は、1台のMacを常時接続して共有ホストにする方法が便利です。ネットワーク越しに直接ライブラリを開くのはファイル破損リスクがあるので避け、代替としてiCloud同期やローカル複製で運用するのがおすすめです。
別のMacで外付けドライブを接続してPhotosをOptionキーで起動しライブラリを選んで動作確認する手順
対象のMacに外付けドライブを接続し、Finderでマウントされていることを確認してください。ドライブはAPFSでフォーマットされているとPhotosとの相性がよいです。
Photosアプリを起動する際にOptionキーを押し続けてください。ライブラリ選択画面が表示されるので、外付けドライブ上のライブラリを選びます。
ライブラリが開いたら写真の表示や編集ができるかを確認してください。読み書きエラーやサムネイル生成で問題がないかを軽くチェックしてください。
ライブラリに書き込みできるアカウントであることを確認し、作業前後にTimeMachineなどでバックアップを取ってください。
ネットワーク共有やNAS上でPhotosライブラリを直接使わない理由と、iCloud同期やローカル複製で代替する方法
- ネットワーク共有やNAS上で直接使わない理由:同時アクセスや転送の途切れでライブラリが破損するリスクが高まるためです。
- 代替1:iCloud写真で同期して各Macにローカル複製を持つ:同期で最新状態を保てるうえローカルで安全に作業できます。
- 代替2:ホストMacを用意して外付けドライブを常時接続する:安定してアクセスできる環境を作れる代わりにホストの管理が必要です。
よくある質問
- 外付けに移す前に何を確認すればいいですか
外付けドライブがAPFSかMac OS拡張（ジャーナル）でフォーマットされているか確認してください。まずは写真ライブラリをコピーして動作を確かめ、必ず別途バックアップを用意してください。
- iCloud写真を使っているときはどうすればいいですか
iCloud写真が有効だと同期状態に注意が必要です。移動前に同期が完了しているか確認し、移した先をPhotosの環境設定でシステム写真ライブラリに指定してください。
- 移動後にライブラリが開かないときはどうする
Photosを起動するときにOptionキーを押して外付けのライブラリを選んでください。開けない場合はディスクユーティリティでドライブをチェックし、権限や接続を確認してください。
- 安全に使うためのちょっとしたコツはありますか
コピー中やPhotosを使っている最中は外付けを抜かないでください。定期的にTime Machineや別のドライブにバックアップを作ると安心です。
まとめ
ここまで読んでくれてありがとう。写真ライブラリを外付けドライブに移すと、内蔵ストレージの空きが増え、Macの動きが軽くなります。今回示した手順は安全に移行するための実践的な方法で、バックアップと確認を忘れなければトラブルが少なく済みます。
やることはシンプルです。ドライブをAPFSで準備し、写真アプリを終了してから写真ライブラリファイルを移し、Optionキーを押しながら写真アプリを起動して新しい場所のライブラリを選ぶだけです。
注意点として、iCloud写真を有効にしている場合は同期挙動に気をつけてください。また外付けドライブは常に接続しておくことと、別途バックアップを残しておくことが安全です。
Macエンジニア初めてでも落ち着いて作業すれば大丈夫です。問題が起きたら焦らずバックアップから戻しましょう。少しずつ慣れて、写真ライブラリを安心して管理できるようになってください。
移行後、オリジナルを消す前に写真が正しく開けるか必ず確認してください。iCloudを使っていると予期せぬ同期が起こることがあります。