外付けHDDやUSBメモリをMacにさしてもFinderに出てこないときは、急いで不安になりますよね。
この記事を読むと、まず試すべき安全でわかりやすい手順が順番に分かり、データを守りながら問題を特定する方法や、プログラマー目線のちょっとしたコツまで身につきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 独自コンテンツ1 | 初心者でも迷わないように並べたすぐ試せる順番化されたチェックリストを用意しています。 |
| 独自コンテンツ2 | ターミナルのdiskutilやlsを使った確認と、その結果の読み方を実際の経験に基づいて丁寧に解説します。 |
| 独自コンテンツ3 | 電源不足やフォーマットの落とし穴、壊れていそうなときの見分け方と次に取るべき行動を具体的に示します。 |
一つずつ落ち着いて確認すれば多くの場合は直るので、安心して順に進めてください。読み終わる頃には自分で直せる自信がつきます。
Macエンジニアあせらず順番にやれば大丈夫です。困ったときは落ち着いてここに書かれた通りに確認すれば原因が見つかることが多いので安心してください。
Macで外部ストレージがまったく認識されないときにまず試す具体的な手順


外部ストレージがまったく認識されないと焦る気持ちはよくわかります。まずは落ち着いて順番に確認すると、想像より簡単に直ることが多いです。
ここで紹介するのは、物理的な接続チェックからFinderの表示設定、ターミナルでの確認までを簡潔に並べた手順です。手順は少しずつ進めて、どこで状態が変わるかを見つけてください。
端末やケーブルの交換、再起動、そして最後にdiskutilでの手動マウントを試す流れが基本です。順番にやれば原因がぐっと絞れますし、安全に対応できます。
ケーブルとポートの物理的チェックで原因を切り分ける方法


まずはケーブルとポートの目視確認から始めてください。コネクタに曲がりや汚れがないかを見て、抜き差ししてみると接触不良が直ることがあります。
次に別のケーブルや別のポートで試して、どこが悪いか切り分けます。ハブやドックを介している場合は直接Macに接続してみると原因がはっきりします。
別のUSBケーブルや別のThunderboltケーブルで接続してFinderのサイドバーを確認する手順
まず別のUSBケーブルやThunderboltケーブルを使って接続してください。ケーブル不良は非常に多いので最初に試すと時間短縮になります。
USB‑CやThunderboltは向きで差し直すと接触が改善する場合があります。差し込みが堅いときは無理に入れないでください。
接続後にFinderを開いてサイドバーに外部ディスクが表示されるか確認してください。表示されない場合は次の手順に進みます。
別のUSBポートや別のMacに直接接続してハブやドックの影響を除外する手順
別のUSBポートやThunderboltポートに直接つないでください。片側のポートだけ故障していることが結構あります。
可能なら別のMacにつないでみると、ストレージ自体の故障かMac側の問題かを簡単に切り分けできます。
ハブやドックを外して直結してください。特にバスパワーの機器は供給不足で認識しないことがあります。
Finderの表示設定と再起動で見えない問題を解消する方法


Finderの表示設定で単純に見えないだけのことがよくあります。まずは表示オプションを確認して、デスクトップやサイドバーに外部ディスクが出るようにしてみましょう。
また再起動やセーフモードで一時的なソフトの干渉を切り離すと、ストレージが復活することがあります。落ち着いて順に確認してください。
Finderを開いてFinderメニュー→環境設定→一般で外部ディスクをデスクトップに表示する設定を有効にする手順
画面左上のFinderアイコンをクリックしてFinderを前面にしてください。
Finderメニューから環境設定を選び、一般タブを開いて外部ディスクをデスクトップに表示する項目を有効にしてください。
同じく環境設定のサイドバータブで外部ディスクが表示されるようにチェックを入れてください。
Macを通常再起動とセーフモードで起動して外部ドライブが見えるか確認する手順
メニューバーのアップルメニューから再起動を実行して、再接続後にストレージが出るか確認してください。
起動直後にShiftキーを押し続けてセーフモードで起動してください。セーフモードで外部ドライブが見えるか確認します。
セーフモードで見えた場合は通常起動に戻して、どのソフトが影響しているかを絞っていきます。
ターミナルでdiskutilを使って接続状態を確認し手動でマウントする方法


ターミナルでdiskutilを使うと、接続状態がより詳しく分かります。GUIで見えない場合でも、diskutilならデバイスの一覧や識別子が確認できます。
IDENTIFIERが分かれば手動でマウントしたり、エラーメッセージを頼りに次の対応を考えられます。コマンドは慎重に実行してください。
Spotlightでターミナルを開きdiskutil listを実行して接続済みディスクのIDENTIFIERを特定する手順
CommandキーとSpaceキーを同時に押してSpotlightを出し、ターミナルと入力して起動してください。
ターミナルでdiskutil listと入力して実行してください。接続されたディスクとパーティションが一覧で表示されます。
表示された中から目的のデバイスを探し、IDENTIFIER例disk2s1のような値をメモしてください。
ターミナルでdiskutil mount IDENTIFIERを実行する具体的なコマンド例と読み取り専用でのマウント手順
ターミナルでdiskutil mount disk2s1と入力して実行してください。disk2s1は先ほど確認したIDENTIFIERに置き換えてください。
読み取りだけにしたいときは安全のため、まずマウントポイントを作成してからsudo mount -o ro -t hfs /dev/disk2s1 /Volumes/MyMountのように実行します。フォーマットによってオプションが変わる点に注意してください。
エラーが出たら出力をよく読み、権限やファイルシステムの問題を疑ってください。必要ならバックアップや専門家への相談を検討してください。
Macでファイルシステムやパーティションの問題をディスクユーティリティで修復する方法


外付けドライブが認識されないと心配になりますよね。まずは落ち着いてディスクユーティリティでファイルシステムやパーティションの状態を確認しましょう。
よくある対処はファーストエイドの実行やパーティションの修復、それでもダメならデータを確保して再フォーマットすることです。大事なデータがある場合は消去の前に必ずバックアップを取ってください。
ここでは実際に使う手順と判断のコツをわかりやすく紹介します。順に試せば復旧できるケースが多いので安心して進めてください。
- ディスクユーティリティのファーストエイドでボリュームをチェックする
- セーフモードやリカバリーモードで再試行する
- データを別ドライブにバックアップしてから再フォーマットする
- Windowsフォーマットなら別のPCやNTFSドライバで取り出す
ディスクユーティリティのファーストエイドでAPFSやHFSプラスを修復する方法


ディスクユーティリティのファーストエイドはファイルシステムの不整合を自動でチェックして直せることがあります。APFSやHFSプラスのボリュームを選んで実行すると、論理的なエラーを修復してマウントできるようになることが多いです。
もし通常起動で直らなければリカバリーモードで同じ操作を試してください。複数のボリュームやコンテナがある場合は個々に試すと直ることがあるので順番に進めてください。
アプリケーション→ユーティリティでディスクユーティリティを開き対象ディスクを選んでファーストエイドを実行する手順
Finderからアプリケーション→ユーティリティと進みディスクユーティリティを開きます。
左側の一覧で物理ディスクや論理ボリュームを選んでください。デバイス表示に切り替えると見つけやすいです。
上部のファーストエイドをクリックして開始します。完了まで待ちエラーが出たらメッセージを控えてください。
通常で直らない場合は再起動してCommand+Rで起動し同じ手順を試してください。環境によって成功率が上がります。
WindowsフォーマットやGPT破損などで読み書きできない場合の対処方針


WindowsでフォーマットされたドライブやGPTが壊れている場合はそのままでは読み書きできないことがあります。macOSはexFATなら読み書きできますがNTFSは読み取り専用になるため注意してください。
対処方針としてはまずデータ救出の可否を確認し、それから再フォーマットの判断をします。必要なら別のPCや専用ソフトでデータを取り出し、それが済んでからパーティションの修復やフォーマットを行ってください。
exFATやNTFSの扱い方と再フォーマットでデータを消す前に行うバックアップの確認手順
外付けやクラウドにバックアップがあるか日付を含めて確認してください。最新の作業が含まれているかが重要です。
いくつかの代表ファイルを実際に開いて破損がないか確かめてください。見られないファイルは別手段で救出を考えます。
バックアップのサイズやファイル数を元のドライブと比べて抜けがないか確認してください。差が大きければ追加のコピーを行ってください。
可能ならディスクユーティリティやクローンソフトで丸ごとクローンを作っておくと安心です。クローンがあるといつでも元に戻せます。
実体験に基づく応用 Macで外部ストレージを安全に運用する自動化とルール


外部ストレージは接続するたびにヒヤリとしますよね。だからこそ自動化とルールで運用を楽にしておくと安心です。ここでは接続時の自動バックアップや復旧のしやすさを最優先にした実践的な運用方針を紹介します。
具体的にはTimeMachineとコマンドベースの同期(rsyncなど)を用途で使い分けます。ディスクのラベル付けと暗号化、マウント時のトリガー設定、検証手順をルール化しておくとトラブルが減ります。
プログラマー目線の一押しは、マウント時に自動で差分同期を走らせつつ、週次でスナップショットやフルバックアップを取ることです。こうすると復旧が格段に早くなります。



最初は設定が多く感じるかもしれませんが、一度ルールを作れば気楽に運用できますよ。ちょっとした自動化で時間と不安が減るのは本当に嬉しいポイントです。
接続時に自動でバックアップを作る運用と復旧を楽にするルール


接続時に自動でバックアップを作ると復旧がぐっと簡単になります。要点はトリガーの信頼性とバックアップの一貫性ですから、マウント検出の方法と同期コマンドのオプションを厳密に決めておきます。
運用ルールの例を挙げると、1)ディスク名は固定の接頭辞を付けて識別しやすくする。2)rsyncは属性保持と削除同期を指定する。3)バックアップ先は日付フォルダで世代管理をする。これで復旧作業が驚くほど楽になります。
Automatorで外部ディスクのマウントをトリガーにrsyncを実行するフォルダアクション作成の手順
Automatorを開きフォルダアクションを選びます。監視先は/Volumesに設定して、新しいボリュームを検出できるようにします。
RunShellScriptアクションにrsyncコマンドを入れます。接続されたディスク名を引数で受け取り、差分同期と属性保持のオプションを付けます。
アクションを保存して実際にディスクを接続して動作を確認します。ログを残して失敗時にリトライする仕組みを用意しておくと安心です。
Time MachineやAPFSスナップショットの使い分けと用途ごとのフォーマット選びの具体的なルール設定方法
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 個人の常時バックアップ | TimeMachine形式でAPFSを使うと差分管理と復元が簡単です。Mac専用で手軽に運用できます。 |
| プロジェクトやバージョン管理 | APFSスナップショットを定期実行しつつrsyncで外部に世代を残すと復旧と検証がしやすくなります。 |
| 他OSとファイル共有したい場合 | exFATでフォーマットして手動かスクリプト同期を使います。TimeMachineは使えない点に注意してください。 |
よくある質問


- 外付けSSDやUSBメモリがMacに全く表示されないときはどうすればいいですか
まずケーブルや接続ポートを別のものに替えてみてください。Finderの環境設定で「外部ディスクを表示」がオンになっているか確認してください。ディスクユーティリティでディスクが見えているか確認し、見えているのにマウントされていなければマウントを試してください。
- Finderにディスクは表示されるけど中身にアクセスできない場合は
ディスクのフォーマットやアクセス権が原因のことが多いです。アイコンの「情報を見る」でフォーマットを確認し、NTFSなら読み取り専用になるので必要ならバックアップしてMac向けにフォーマットを検討してください。権限がおかしいときはディスクユーティリティのFirst Aidを実行してください。
- ディスクユーティリティでデバイスがグレーアウトしている場合はどうすればいいですか
再起動や別のMacで接続して切り分けてください。ターミナルでdiskutil listを確認すると認識状況がわかりやすいです。物理的な故障が疑われるときは無理に操作せず、データ復旧の相談を検討してください。
- 接続はできるけど読み書きが遅く感じる場合の対処は
ケーブルやポートの規格が原因のことが多いので別のケーブルや高速ポートを試してください。フォーマットも影響するので外付けSSDならAPFSやexFATの採用を検討すると改善する場合があります。重要なデータは必ずバックアップを取ってください。
- 突然ディスクが消えたり再接続を繰り返す場合はどうすればいいですか
ハブやバスパワーの不足が原因になりやすいので直接接続やセルフパワーのハブで試してください。コンソールのログを確認するとエラーの手がかりが出ることがあります。電源系が怪しい場合は速やかにデータを退避してください。
まとめ


今回のトラブル対応を短くまとめます。まずはケーブルや電源、別ポートでの接続を試し、Finderの表示設定やディスクユーティリティでボリュームが見えるか確認してください。電源が必要な外付けHDDはUSBバスパワーだけで動かないことがあるので、電源ケーブルの接続も確かめてください。
見つかったボリュームはマウントとFirstAidを忘れずに実行してください。表示されないときはMacを再起動し、NVRAMリセットやSMCリセットで改善する場合があります。またシステム情報でデバイスが検出されているかを確認すると原因が絞りやすくなります。
ターミナルでdiskutilコマンドを使ってディスク状態を詳しく見ると、論理的な問題か物理的な問題か判断しやすくなります。どうしても認識しない場合はフォーマットやデータ救出の手順を落ち着いて検討し、必要なら専門業者に相談してください。



困ったときは焦らず順番に試していけば解決できることが多いので安心してください。必要なら気軽に相談して一緒に解決方法を探しましょう。
