外付けストレージをフォーマットしなければならないけれど操作を間違えて重要なデータを失わないか心配になっていませんか。
この記事を読めばMacのディスクユーティリティで安全にフォーマットする具体的な手順と必要な確認ポイントが分かり、失敗を避けて目的に合ったフォーマットができるようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 独自コンテンツ1 | 実体験に基づくスクリーンショットなしで分かるやさしい手順説明と補足のコツを紹介します。 |
| 独自コンテンツ2 | プログラマー目線での互換性チェックとフォーマット選びの判断基準を具体例で示します。 |
| 独自コンテンツ3 | 万一のときに使える簡単なターミナルコマンドと安全に戻すための注意点を共有します。 |
最初は緊張するかもしれませんが順を追えば誰でもできますので安心して進めてください。
Macエンジニアはじめてのフォーマットでも大丈夫です。落ち着いて手順どおり進めれば問題なく終わりますよ。困ったときは深呼吸して一つずつ確認していきましょう。
Macで外付けストレージをディスクユーティリティでフォーマットする方法
外付けストレージをフォーマットするときはちょっと不安になりますよね。でも大丈夫です。やさしい手順で安全に進められます。ここではグラフィカルなディスクユーティリティと慣れると速いターミナルのdiskutilの二つのやり方を案内します。
どちらを選ぶかは使い方次第です、写真や動画をWindowsとやり取りするならexFATが便利です。プログラマー目線のコツとしては必ずバックアップを取り、接続されたデバイスの識別子を二重に確認してください。
実際の操作はフォーマット形式とパーティション方式を選んで消去するだけです。SSDはAPFS、古いHDDはMac OS Extended、共有用途ならexFATを検討し、パーティション方式は通常GUIDにしておくと後で安心です。
ディスクユーティリティでフォーマットする基本手順
ディスクユーティリティは画面の案内に沿って進めば問題なく使えます。アプリを開いて左のサイドバーから外付けドライブを選び、消去ボタンで名前とフォーマットを設定して実行してください。
実務的な小技としてボリュームではなくデバイス本体を選ぶとドライブ全体をきれいに消せます。操作前のバックアップとマウント状態の確認は必ず行ってください。
Spotlightでディスクユーティリティを開き外付けディスクを選んで消去する方法
commandキー（⌘）とスペースキーを同時に押し、Spotlightにdiskと入力してディスクユーティリティを選びます。
左の表示で接続されたデバイスを探し、表記がディスク本体になっている項目を選んでください。ボリューム名ではなくデバイス名を選ぶと安全です。
選択後にツールバーの消去をクリックするとダイアログが出ます、そのまま次の設定へ進みます。
消去ダイアログで名前とフォーマットとGUID方式を指定して実行する方法
分かりやすい名前を付けてください、あとで見分けやすくなります。
用途に合わせてAPFS、Mac OS Extended、exFATのいずれかを選びます、SSDはAPFSが基本です。
方式はGUID Partition Mapを選び、消去を実行してください。処理が終わるまでしばらく待ちます。
ターミナルでdiskutilを使う基本手順
ターミナルではコマンドで同じ作業を素早く行えます。まずdiskutil listで接続中のディスクを確認して対象のIDENTIFIERを見つけてください。
間違えると別のディスクを消してしまうので注意が必要です。エンジニア的には重要なディスクは事前にアンマウントしてから操作すると安全になります。
diskutil listで対象を確認してdiskutil eraseDiskで消去するコマンドの実行場所
diskutil listを実行して接続されているディスクとIDENTIFIERを確認します、サイズやパーティション情報で見分けてください。
例としてdiskutil eraseDisk JHFS+ MyDrive disk2のようにフォーマットと名前とIDENTIFIERを並べます。
確認ができたらコマンドを実行して消去を開始します、処理が終わるまでそのままにしてください。
消去後にdiskutil ejectで安全に取り出す方法
diskutil unmountDisk disk2でアンマウントしてから、diskutil eject disk2で安全に取り出します。
Finderやターミナルでデバイスが表示されなくなれば物理的にケーブルを抜いて問題ありません。
Macで用途別に外付けを最適なフォーマットにする方法
外付けドライブのフォーマットは使い方によってベストな選び方が変わります。正しい形式を選べば動作が速くなったり、他の機器と問題なくやり取りできたりします。
ここではMac専用の使い方、MacとWindowsの共用、カメラや録画機器向けの代表的な選び方と、やさしいやり方のコツをまとめます。迷わないように一歩ずつ説明します。
- Macだけで使うならAPFS（SSD向け）やMac OS Extended（古いHDD向け）。
- MacとWindowsで共用するならexFATでGUIDパーティションにすると扱いやすい。
- カメラや古い録画機器はFAT32とMBRで用意することが多い。
Macエンジニア初めてでも大丈夫です。落ち着いて手順どおりに進めれば問題なく整えられますから、気軽にやってみてくださいね。
Mac専用にする場合のAPFSとMac OS Extendedの選び方
APFSは特にSSDで力を発揮します。読み書きの速さやスナップショットなどの機能が使えて、ファイルのコピーが速く感じられることが多いです。
古いHDDや古いmacOSとの互換性が必要な場合はMac OS Extendedを選ぶと安心です。起動ディスクにするかどうかや古い機器とのやり取りを考えて選んでください。
SSDならAPFSを選び古いHDDや互換性が必要ならMac OS Extendedを選ぶ判断と操作
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 適したストレージ | SSDはAPFSがおすすめ。古い回転式HDDや古いmacOS対応ならMac OS Extendedが向く。 |
| 特徴 | APFSは高速化や空き領域の共有が得意。Mac OS Extendedは互換性と安定感が強み。 |
| 操作のポイント | Disk Utilityでドライブを選びAPFSかMac OS Extendedを指定して消去すればOK。起動ドライブなら現在のmacOSバージョンに合わせる。 |
MacとWindowsで共用する場合のexFATの選び方
exFATはMacとWindowsの間で大きなファイルをやり取りするのに向いています。ジャーナリングがないためファイル損傷のリスクに注意しつつ、ファイルサイズ制限がほぼないのが魅力です。
共用するドライブはGUIDパーティションマップでフォーマットすると新しいMacでも安定して認識されます。フォーマット前に大切なデータは必ずバックアップしてください。
大きなファイルを扱う場合のexFATとGUIDでのフォーマット方法
必要なデータは別の場所へバックアップしてください。誤って消えるのを防ぎます。
アプリケーションのユーティリティからDisk Utilityを起動し、消去したい外付けドライブを選びます。
消去ボタンを押し、フォーマットをexFATに、スキームをGUIDパーティションマップに設定します。
消去を実行し、完了したらFinderで容量や読み書きができるかを確認します。
カメラや録画機器向けにFAT32とMBRで準備する方法
カメラや録画機器は古い機種が多く、FAT32とMBRの組み合わせでないと認識しないことがあります。特に古いAV機器や一部のカメラはこの形式を求めます。
ただしFAT32はファイルサイズが4GB未満という制限があります。長時間録画や大容量ファイルがある場合は機器がexFATに対応しているかを確認してください。
容量制限とMBR指定の注意点とDisk Utilityやdiskutilでの指定方法
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 容量制限 | FAT32は単一ファイルの最大は4GB未満です。MBRパーティションは通常2TBまで扱える点に注意してください。 |
| MBRを使う場面 | 古いカメラや録画機器などGUIDを認識しない機器でMBRを選びます。新しい機器ならGUIDの方が便利です。 |
| Disk Utilityや設定例 | Disk Utilityではスキームを「Master Boot Record(MBR)」にしてフォーマットをMS-DOS(FAT)で消去します。端末で操作する場合はdiskutilのeraseDisk系コマンドで同様の指定を行います。 |
Macで実践応用パーティション分割と暗号化で使い分ける方法
外付けストレージを用途ごとに分けて、機密データだけ暗号化すると使いやすさと安全のバランスが良くなります。日常使いの写真や動画は非暗号化にしておきつつ、個人情報や仕事の重要ファイルは暗号化しておくのが実践的です。
作業前にどの領域を暗号化するか決めてから進めると安心です。プログラマー目線のコツはGUIDパーティションテーブルを使い、SSDならAPFSを基本にすることです。共有用は互換性重視で非暗号化にするのがおすすめです。
- 共有メディア: 非暗号化のAPFSまたはexFATで互換性を重視する。
- 機密データ: APFS暗号化でパスワード管理して安全に保管する。
- 作業領域: APFSのボリュームで柔軟に分けて容量を共有する。
Macエンジニア焦らずにバックアップを取ってから作業しましょう。ひとつずつ確認すれば失敗はぐっと減りますし、安心して使い分けができますよ。
パーティションと暗号化を組み合わせる基本パターン
パーティションと暗号化の基本パターンは、大きく分けて三つあります。共有向けの非暗号化領域と機密向けの暗号化領域を分ける方法が最も分かりやすく安全性も高いです。
APFSではボリュームごとに暗号化が可能で、容量を無駄にせず柔軟に使えます。互換性が必要な場合はexFATを使いつつ、重要ファイルだけ暗号化コンテナに入れると使い勝手が良くなります。
diskutil partitionDiskで領域分割しAPFS暗号化で消去する一連の操作
Disk Utilityまたはdiskutil listで接続中のディスク識別子を確認します。対象を誤るとデータを消してしまうので、識別子をしっかり確認してください。
大切なデータは必ず別の場所へバックアップします。パーティション操作は失敗時に元に戻せないことがあるので完全バックアップを推奨します。
diskutil partitionDiskを使って希望の領域で分割し、機密領域はAPFS暗号化を指定して消去します。コマンドの引数は慎重に確認して実行してください。
diskutil apfs listやDisk Utilityで暗号化状態とマウントを確認します。パスワードで復号できるかを必ず試してから運用を始めてください。
よくある質問
- どのフォーマットを選べば良いですか
普段のMac利用ならAPFSをおすすめします。起動ディスクやファイル操作が速くて扱いやすいです。
- フォーマットでデータは本当に消えますか
はい。フォーマットすると通常の方法ではデータは使えなくなります。大事なファイルは必ず事前にバックアップしてください。
- APFSとMacOS拡張はどう使い分ければ良いですか
APFSはmacOS10.13以降で性能やスナップショットが便利です。古いMacや一部のバックアップ用途で互換性が必要ならMacOS拡張を選ぶと安心感があります。
- Windowsでも使いたい場合はどれを選べば良いですか
exFATを選べばMacとWindows両方で読み書きできます。ただし小さなファイルの性能や一部機器との相性に注意してください。
- 安全にデータを消したいときはどうすれば良いですか
ディスクユーティリティの消去オプションで上書き回数を増やせます。SSDは上書きが向かないので暗号化してから初期化する方法が現実的で安全です。
- フォーマットが途中で止まったときはどうすれば良いですか
まずケーブルと電源を確認してからMacを再起動してください。その上でディスクユーティリティのFirstAidで修復を試してください。
- パーティション分けはするべきですか
用途が明確に分かれているなら分けると管理が楽になります。容量配分は後で変更しにくいので最初にざっくり計画しておくと安心です。
まとめ
外付けストレージをフォーマットするときは、まず必ずバックアップを取ってください。次にディスクユーティリティの消去を使い、フォーマット形式とパーティション方式を選んで消去します。手順はシンプルですがデータは戻らないので慎重に行ってください。
SSDを主にMacで使うならAPFSを選ぶと動作が速く扱いやすいです。Windowsと共有したい場合はexFATを選んでください。パーティション方式はGUIDを使い、問題があればファーストエイドやターミナルのdiskutilで確認すると安心です。
デバイス名を間違えると別のドライブを消してしまうので、接続中のデバイスをよく確認してから実行してください。フォーマット後はFinderでマウントやアクセス権をチェックしてから安全に取り外す習慣をつけましょう。
Macエンジニア初めてでも落ち着いて順番どおり進めれば問題ありません。気になることがあればいつでも確認してみてくださいね。
フォーマットはデータを完全に消去します。必要なファイルは必ず別の場所に保存してください。