Macで外付けストレージを安全に使う方法

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Macで外付けストレージを安全に使う方法

外付けストレージをMacに挿しても表示されず戸惑っている気持ちはとてもよく分かります。

この記事を読むと、接続して確実に表示させるための基本設定やよくあるトラブルの直し方、データを安全に扱うちょっとしたコツが身につきます。初めての人でも迷わないように、実際に役立つ手順を順を追ってやさしく紹介します。

項目内容
独自コンテンツ1Finderに出ないときに試す具体的なチェックリストとターミナルでの確認コマンド。
独自コンテンツ2実体験に基づくフォーマット選びのコツと用途別おすすめファイルシステムの解説。
独自コンテンツ3安全な取り外し手順と日常的にできるデータ保護の習慣づけの方法。

まずは簡単な設定を一つずつ確認していくだけでほとんどの問題は解決しますので、気楽に読み進めていきましょう。

Macエンジニア

焦らなくて大丈夫です。ゆっくり順を追えば外付けストレージはしっかり使いこなせますから、安心して一緒に進めていきましょう。

目次

Macで外付けストレージを接続して確実に表示させる方法

Macで外付けストレージを接続して確実に表示させる方法

外付けストレージが表示されないとちょっと不安になりますよね。ここでは接続して確実に見えるようにするための考え方と、実際に試すべき手順をわかりやすく紹介します。優しく手を取りながら進める感覚で読んでください。

おおまかな対処はシンプルです。ケーブルと電源を確認してFinderの表示設定を見直し、それでもダメならディスクユーティリティやターミナルで状況を確認します。エンジニア視点の小ワザも交えて説明しますので安心してください。

  • Finderで外付けを表示する方法を確認する。
  • ケーブルや給電をチェックして物理的に接続確認する。
  • ディスクユーティリティで未マウントのボリュームをマウントする。
  • ターミナルでdiskutilやmountを使って認識状態を確認する。

USBやThunderbolt接続の外付けドライブをFinderでマウントする方法

USBやThunderbolt接続の外付けドライブをFinderでマウントする方法

USBやThunderbolt接続のドライブは、通常ケーブルを差すと自動でマウントされます。表示されないときはFinderのサイドバーやデスクトップに外付けが出る設定がオフになっていることが多いです。

Finderの環境設定で外付けディスクを表示するようにし、必要なら電源付きハブや別のケーブルで再接続してください。フォーマットがMacで扱えない場合はマウントできないので、ディスクユーティリティや別のマシンで確認すると早く原因が見つかります。

ケーブルを接続してFinderのサイドバーで外付けを確認する手順

手順
ケーブルを物理的に接続する

ドライブの電源を入れてから、対応するUSBまたはThunderboltケーブルをMacにつなぎます。給電が必要なドライブはACアダプタが入っているか確認してください。

手順
Finderのサイドバーとデスクトップを確認する

Finderを開きサイドバーに外付けが表示されているか確認します。デスクトップにアイコンが見えるかもチェックしてください。

手順
表示されないときはFinderの設定を変更する

Finderメニュー>環境設定>一般とサイドバーで外付けディスクのチェックを入れてください。設定変更後に接続し直すと表示されやすくなります。

ディスクユーティリティで未マウントのボリュームを選んでマウントする手順

手順
ディスクユーティリティを開く

アプリケーション>ユーティリティからディスクユーティリティを起動します。表示メニューですべての装置を表示する設定にしておくと見つけやすいです。

手順
未マウントのボリュームを選ぶ

左側のリストから外付けドライブを選び、ボリュームがグレーアウトしていないか確認します。暗号化された場合はロック解除が必要です。

手順
マウントを実行する

選択したボリュームの上にあるマウントボタンを押してマウントします。エラーが出たら最初にファーストエイドを試してください。

外付けが認識されないときに試す基本的な対処方法

外付けが認識されないときに試す基本的な対処方法

認識されないときは焦らず基本を順に確認しましょう。まずケーブルとポートを別のものに替えて試し、外付け側の電源が確実に入っているか確認してください。

それでも駄目ならFinder設定やディスクユーティリティ、ターミナルでのデバイス一覧をチェックします。別のMacやハブで試すと接続側とドライブ側どちらに問題があるか切り分けできます。

ディスクユーティリティのファーストエイドを実行する手順

手順
ディスクユーティリティを起動する

ユーティリティフォルダからディスクユーティリティを開きます。対象の外付けボリュームを選択してください。

手順
ファーストエイドを実行する

選択したボリュームのファーストエイドをクリックして実行します。処理には時間がかかることがあるので完了するまで待ってください。

手順
結果を確認して必要ならバックアップを取る

修復できないエラーが出た場合は無理に操作を続けず、まずデータのバックアップを試みてください。修復後は再度マウントを試します。

ターミナルでdiskutil listやmountを確認する手順

手順
ターミナルを開いて状態を確認する

ターミナルでdiskutil listを実行して接続されているデバイス一覧を確認します。外付けが表示されているかデバイス名を探してください。

手順
必要ならマウントコマンドでマウントする

diskutil mountで該当デバイスやボリュームを指定して手動でマウントします。mountコマンドで現在マウントされている一覧も確認できます。

手順
ログやエラーを手がかりにする

出力にエラーが出ている場合はメッセージをコピーして検索すると原因が見つかりやすいです。特に認証やフォーマットの問題はここで判明することが多いです。

Macで外付けストレージを用途に合わせて安全にフォーマットする方法

Macで外付けストレージを用途に合わせて安全にフォーマットする方法

外付けストレージを用途に合わせてフォーマットすると、その後のトラブルが減って快適に使えます。ここでは現行のMacで安全に使える選び方と注意点をやさしくお伝えします。

大きく分けてAPFSとHFS+(Mac OS Extended)が候補になります。どちらを選ぶかは使い方と互換性で決まるので、そのポイントを押さえてから消去を行いましょう。

項目内容
現行Macでのデータ保存APFS(おすすめ)/速度と耐久性が良くスナップショットや暗号化に強い。SSDに最適。
古いMacや互換性重視HFS+(Mac OS Extended)/古いmacOSや一部アプリとの相性が良い。
Time Machineバックアップ現行macOSではAPFSがおすすめだが、共有や古い環境ではHFS+が必要なことがある。
Macエンジニア

まずは慌てずに大事なデータを別にコピーしてください。落ち着いて選べば失敗しにくいので安心してくださいね。

Mac専用にAPFSまたはHFSでフォーマットする方法

Mac専用にAPFSまたはHFSでフォーマットする方法

APFSは近年のmacOS向けに設計されたフォーマットで、特にSSDでの性能が良くコピーや消去が高速です。スナップショットや暗号化の運用がしやすいので普段使いの外付けには向いています。

HFS+は古いMacや特定のアプリとの互換性を保ちたいときに選びます。フォーマット前は必ずバックアップを取り、ディスクユーティリティで正しい方式を選んで消去してください。

  • SSDや現行のmacOS環境ならAPFSを選ぶと使いやすい。
  • 古いmacOSや互換性優先ならHFS+を検討する。
  • 消去前に必ずバックアップを作成する。

ディスクユーティリティでボリュームを消去してAPFSまたはHFSを選ぶ手順

手順
ディスクユーティリティを開く

アプリケーションのユーティリティからディスクユーティリティを起動し、左上の表示をすべてのデバイスに切り替えてください。

手順
消去するディスクを選ぶ

左サイドバーから外付けドライブのデバイス名を選択して、ウインドウ上部の消去ボタンをクリックしてください。

手順
フォーマットと方式を選んで消去する

フォーマット欄でAPFSまたはMac OS Extended(Journaled)を選び、方式はGUIDパーティションマップを指定して消去を実行してください。暗号化したいときは暗号化版を選んでください。

Time Machineのバックアップ先用に外付けをフォーマットする方法

Time Machineのバックアップ先用に外付けをフォーマットする方法

Time Machine用のディスクは信頼性と復元のしやすさを優先して準備します。現行のmacOSではAPFSフォーマットが安定している例が多く、暗号化を使うとセキュリティが向上します。

ネットワーク共有や古いmacOSと併用する場合はHFS+が求められることがあります。ディスク名は分かりやすくしておくと復元時に迷わずに済みます。

  • 現行macOSならAPFSを検討すると復元や性能で有利。
  • Time Machineは暗号化をオンにするのがおすすめ。
  • 初回バックアップは時間がかかるので電源と接続を安定させる。

Time Machine用にディスクを選んで暗号化や名前を設定する手順

手順
バックアップ用のディスクを選ぶ

ディスクユーティリティで外付けドライブを確認し、容量と接続状態が問題ないことを確かめてください。

手順
消去して名前と暗号化を設定する

フォーマットをAPFS(暗号化)またはAPFSに設定し、名前を「Time Machine」など分かりやすくしてから消去を実行してください。

手順
Time Machineに追加してバックアップ開始

システム設定のTime Machineで該当ディスクを選び、暗号化オプションを確認してバックアップを開始してください。初回は長時間かかるので待機してください。

Macで外付けストレージにデータを移して内蔵ストレージを空ける方法

Macで外付けストレージにデータを移して内蔵ストレージを空ける方法

内蔵ストレージを空けたいときは外付けストレージにデータを移すと使い心地が軽くなります。まずは外付けドライブをMac向けのフォーマット(APFSやMac OS Extended)で準備しておきましょう。

データ移動はFinderでドラッグでも問題ありませんが、より確実にしたいときはrsyncなどで同期すると安心です。転送に時間がかかるので余裕をもって作業してください。

手順はフォーマット→コピー→チェック→元フォルダをリネームしてシンボリックリンクで置き換えるのが基本です。Finderの表示設定で外付けをデスクトップに表示するようにしておくと使いやすくなります。

Macのデスクトップと書類フォルダを外付けに移すやり方

Macのデスクトップと書類フォルダを外付けに移すやり方

デスクトップと書類フォルダを丸ごと外付けに移すと内蔵の空きがぐっと増えます。まずFinderでそれぞれのフォルダを外付けにコピーして、コピーが正しく行われたことをしっかり確認してください。

コピーが問題なければ元フォルダの名前を変えてからターミナルでシンボリックリンクを作ると、Macは元の場所にあると認識します。iCloud Driveを使っている場合は同期設定を見直しておくとトラブルを避けられます。

Finderでコピーしてターミナルでシンボリックリンクを作る具体的な手順

手順
外付けドライブを準備

Finderで接続してAPFSかMac OS Extendedでフォーマットします。分かりやすい名前にしておくと後で見つけやすくなります。

手順
Finderでコピー

デスクトップと書類フォルダを外付けにドラッグしてコピーします。コピー後にフォルダを開いてファイルが開けるかチェックしてください。

手順
元フォルダを退避

元のフォルダ名をたとえば Desktop_old のように変更しておきます。問題が出たときに戻せるよう残しておくのが安全です。

手順
シンボリックリンクを作る

ターミナルで ln -s /Volumes/外付け/デスクトップ ~/Desktop のようにリンクを作成します。リンクが正しく働いているか確認したら古いフォルダを削除して構いません。

Macの写真ライブラリを外付けに移してPhotosで使う方法

Macの写真ライブラリを外付けに移してPhotosで使う方法

写真ライブラリはすぐに容量を使うので外付けへ移すと内蔵の空きが大幅に増えます。Photosを終了してからライブラリファイル(Photos Library.photolibrary)を外付けにコピーしてください。

コピーが完了したらOptionキーを押しながらPhotosを起動して、表示されるライブラリ選択画面で外付けのライブラリを選びます。起動後にサムネイルや編集した写真が正しく表示されるかを確認してください。

写真ライブラリを外付けにコピーしてOptionキー起動で切り替える手順

手順
Photosを終了する

必ずPhotosアプリを終了しておきます。動作中にファイルを移すと破損する可能性があります。

手順
ライブラリをコピーする

FinderでPhotos Library.photolibraryを外付けへまるごとコピーします。コピー後にサイズや更新日をチェックしてください。

手順
OptionキーでPhotosを起動

Optionキーを押しながらPhotosを起動して外付けのライブラリを選びます。問題なければそのまま使用してください。

手順
必要ならシステムライブラリに設定

使い方に応じて写真メニューの環境設定でそのライブラリをシステムライブラリに設定するとiCloud写真が連携できます。

よくある質問

よくある質問
外付けストレージを接続してもデスクトップやFinderに表示されない。

Finderのメニューから環境設定を開き一般タブで「外部ディスクを表示」にチェックを入れてください。次にディスクユーティリティでデバイスとして認識されているか確認し、認識されていなければ別のケーブルや別のUSB/Thunderboltポートで試してみてください。

ドライブが読み取り専用になってファイルを書き込めない。

フォーマット形式が原因であることが多いです。WindowsのNTFSは標準で書き込みができないため、MacとWindowsで共有するならexFATに、Mac専用ならAPFSまたはHFS+にフォーマットしてください。データを残す必要がある場合は先にバックアップを必ず取ってください。

マウントできない・アクセス権のエラーが出る場合はどうする。

まずディスクユーティリティのファーストエイドで修復を試してください。改善しないときはFinderで「情報を見る」を開きアクセス権を確認し、必要なら所有者やアクセス権の設定を見直すと直ることが多いです。

安全に取り外すにはどうすればいい。

Finderのサイドバーやデスクトップのドライブアイコン横のイジェクトボタンを使って取り出してください。Time Machineやファイル転送中は作業が終わるのを待ってから物理的に抜くようにしてください。

まとめ

まとめ

お疲れさまです。この記事はMacで外付けストレージを安全に使うためのポイントをやさしくまとめました。接続しても表示されない不安は、Finderの表示設定とディスクユーティリティの基本操作を押さえればぐっと減ります。

まずはケーブルとポートを確認してから接続し、Finderでデスクトップ表示とサイドバー表示を確認してください。用途に合わせてフォーマットはAPFSやexFATを選び、必要なら暗号化を設定してください。利用後は必ずFinderで取り出す操作を行ってください。

プログラマー視点のコツとして端末でdiskutil listを使い認識状態を確認するとトラブル対応が早くなります。重要データはバックアップを2か所以上に分けて保存し、暗号化コピーを用意すると安心です。気軽に試して慌てず使ってください。

Macエンジニア

表示されなくてドキッとしても大丈夫です。落ち着いて接続や表示設定を確認すれば多くの場合すぐに直りますから安心してくださいね。

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