Macのストレージがいつの間にかいっぱいになってTimeMachineのバックアップが止まり焦っている方へ。
この記事を読むとローカルスナップショットの確認と安全な削除、そしてオンライン保存サービスの賢い使い方がわかり短時間で空き容量を作れるようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 独自コンテンツ1 | 実体験に基づく画面とコマンド両方の具体的手順。 |
| 独自コンテンツ2 | プログラマー視点で効率よく容量を回復する裏ワザと注意点。 |
| 独自コンテンツ3 | オンライン保存の設定例とトラブル対処法を実例で解説。 |
難しそうに見えても順を追えば必ずできる内容なので安心して読み進めてくださいね。
Macエンジニア焦らなくて大丈夫です。手順を一つずつやれば確実に空き容量は増えますから安心して楽しみながら進めてくださいね。
MacでTime Machineのローカルスナップショットを確認して空き容量を作る方法


ローカルスナップショットはTimeMachineがローカルに残すバックアップで、気づかないうちにディスク容量を使っていることがあります。まずはどれだけ使っているかを確認して、不要なら削除して空き容量を確保しましょう。
手軽な方法は複数あります。アップルメニューから視覚的に確認する方法、ターミナルで直接一覧を見て削除する方法、そして定期的に自動で整理する運用を作る方法です。自分の使い方に合ったやり方を選ぶと続けやすいです。
- アップルメニューでストレージ管理を開いて使用状況を確認する。
- ターミナルでtmutilを使いスナップショットを一覧表示して不要なものを削除する。
- スクリプトと定期実行で自動的に古いスナップショットを整理する。



最初はちょっと怖く感じるかもしれませんが、順番に確認していけば問題ありません。大事なデータを守りつつスッキリさせる手順を一緒に進めていきましょう。
Macでディスク容量不足のときにローカルスナップショットを即削除する手順


急にディスク容量が足りなくなったときは、ローカルスナップショットを即座に削除して空きを作れます。まずは一覧で不要な日時のスナップショットを見つけることが大事です。
削除にはtmutilコマンドを使います。操作前に直近のTimeMachineバックアップが正常に終わっているかを確認すると安心です。下に実際によく使うコマンド例を示します。
tmutil listlocalsnapshots /
sudo tmutil deletelocalsnapshots 2023-08-15-123456
アップルメニューからストレージ管理を開いて使用状況を確認する
画面左上のアップルメニューをクリックしてこのMacについてを選びます。
表示されたウィンドウでストレージを選び、ストレージ管理ボタンをクリックして内訳を確認します。
表示されたカテゴリを見てバックアップやその他がどれだけ容量を使っているかを把握します。不要ファイルの整理から始めると安全に空きを作れます。
ターミナルでローカルスナップショットを一覧表示して不要なスナップショットを削除する
アプリケーション/ユーティリティ/ターミナルからターミナルを開きます。
tmutil listlocalsnapshots /を実行して保存されているスナップショットの時刻一覧を確認します。
sudo tmutil deletelocalsnapshots 年月日-時分秒の形式で指定して削除します。削除後に一覧で残りを確認してください。
Macで定期的にローカルスナップショットを整理する運用パターン


定期的な整理は手動よりも自動化が続けやすくて便利です。週次や月次で古いスナップショットを削除する運用にすると、突然の容量不足を防ぎやすくなります。
自動化にはスクリプトと定期実行の組み合わせがおすすめです。ログを残しておけば何を消したか追跡できるので安心です。
定期実行するスクリプトを作りターミナルでスナップショット削除を自動化する方法
tmutilで古いスナップショットを判定して削除するシェルスクリプトを作成します。削除対象を絞る条件を明確にしておくと安全です。
作成したスクリプトに実行権限を付与して手動で動作確認を行います。問題がなければ自動化の準備に進みます。
launchd用のplistを作り週次や日次でスクリプトを呼び出すように設定します。cronよりもmacOSで安定して動きます。
Time Machineの設定でバックアップ頻度や保存ポリシーを見直して容量を抑える方法
- バックアップ対象から大きなフォルダを除外してそもそもの作成量を減らす。
- 自動バックアップを必要に応じて一時停止し手動で管理する。
- バックアップ先を大容量の外付けにしてローカル負荷を下げる。
- iCloudにデスクトップと書類を移すなどオンライン保存でローカル容量を節約する。
MacでTime MachineをNASやネットワーク上にオンラインで保存する方法


Time MachineをNASやネットワーク上に保存すると、内蔵ストレージの空きが増えてとても助かります。ここでは初心者でも迷わず使えるように、実際に試した手順と現場で役立つコツをやさしく紹介します。
選択肢は大きく分けて2つあります。共有フォルダをそのままバックアップ先にする方法と、APFSイメージを作ってその中に保存する方法です。使う機器や信頼性に応じてどちらかを選べば問題なく運用できます。
- 共有フォルダをSMB/AFPで直接指定する。設定が簡単で手早く使えるがNASのTime Machine対応を確認する必要がある。
- APFSのディスクイメージを作りネットワーク上に置く。復元やスナップショット運用で安定動作しやすい。
- NASの専用Time Machine機能を使う。複数Macの管理や自動化がしやすく運用負荷が下がる。
MacでネットワークドライブをTime Machineのオンライン保存先に設定する手順


まずはNASや共有サーバの準備が必要です。NAS側で共有フォルダとアクセスアカウントを用意しておいてください。固定IPやホスト名を使うと接続が安定します。
Finderでサーバに接続してボリュームをマウントしたら、システム設定のTime Machineからそのボリュームをバックアップ先に選びます。接続が切れやすい場合は自動マウントやNAS側のスリープ設定を見直すと安心です。
Finderでサーバに接続してネットワークボリュームをマウントする
Finderのメニューからサーバへ接続を選び、smb://またはafp://でNASのアドレスを入力して接続します。
NASのアカウントでログインし、Time Machine用の共有フォルダを選んでマウントします。
サイドバーやデスクトップにエイリアスを作ると次回からアクセスが楽になります。
システム設定のTime Machineでマウントしたネットワークボリュームをバックアップ先に選ぶ
Appleメニューからシステム設定を開きTime Machineの設定画面を表示します。
マウント済みのネットワークボリュームが一覧に出るので選択して「ディスクを使用」をクリックします。
ネットワークボリュームがパスワード保護されている場合は認証情報を求められるので入力して完了します。
Macでネットワーク上にAPFSイメージを作ってTime Machineで安定保存する手順


APFSイメージを使うと、Time Machineのスナップショットや復元が安定しやすくなります。APFS(Appleの新しいファイルシステム)を使ったイメージをネットワーク上に置き、マウントしてからTime Machineで指定する流れが基本です。
コマンドラインのhdiutilを使うとイメージのサイズや暗号化を細かく設定できます。NASのパーミッションと十分な空き容量を確認し、イメージを保存したら必ずマウントして動作をチェックしてください。
ディスクユーティリティでAPFSイメージを作成してネットワーク上に配置しTime Machineで指定する
ディスクユーティリティを開きファイルから新規イメージ作成を選び、フォーマットにAPFSを選択してサイズと暗号化を設定します。
作成したイメージファイルをNASの共有フォルダへ保存してからそのイメージをマウントします。
システム設定のTime Machineでマウント済みのAPFSイメージをバックアップ先として選択し、初回バックアップを行います。
MacでTime Machineとクラウドバックアップを併用してオンライン冗長化する方法


外付けのTimeMachineとクラウドを両方使うと、手元のバックアップとオフサイトの保管が両立でき安心できます。外付けドライブは大容量の復旧用、クラウドは災害や盗難対策として役立ちます。
運用の基本は、外付けドライブで定期的にフルバックアップを取り、クラウドには重要フォルダだけを同期することです。外付けは定期的に接続してバックアップが完了したら取り外す運用がおすすめです。こうすることでバックアップ容量を節約しつつ必要なデータを確実に守れます。
実際の作業ではTimeMachineの除外リストを調整してクラウドと重複しないようにし、クラウド側は選択同期やバージョン管理を活用します。ここで紹介する手順に沿えば一度設定するだけで運用がぐっと楽になります。
MacでTime Machineの外付けバックアップとクラウドを組み合わせる運用例


よくある運用例としては外付けSSDをTimeMachineの保存先にして週に1回フルバックアップを取り、普段はクラウドで重要フォルダだけを同期する方法があります。こうすると手元で早く復旧でき、クラウド側は災害対策として機能します。
具体的には書類と写真をクラウドで同期し、動画や仮想マシンイメージは外付けだけにして除外リストで整理します。不要な重複を避けることでクラウド容量を節約でき、復元も速くなります。
Time Machineの除外リストを編集してクラウドバックアップと重複しないようにする
画面左上のアップルメニューからシステム環境設定を開きTimeMachineを選びます。
オプションを押してクラウドで同期しているフォルダや大容量ファイルをリストに追加します。
設定を保存してからTimeMachineが除外を反映しているかバックアップの動作で確認します。
クラウドサービスで重要フォルダのみを同期してオフサイトで保管する具体的なやり方
- クラウドアプリをインストールしてアカウントを作成する。
- 重要フォルダをクラウドの同期フォルダに入れる(例:書類、写真、プロジェクト)。
- クライアントの選択同期機能で不要なフォルダは同期対象から外す。
- バージョン管理と二段階認証を有効にして安全に保管する。
よくある質問


- ローカルスナップショットは本当にストレージを圧迫しますか
はい。Time Machineはバックアップ先が使えないと内部ディスクにローカルスナップショットを作ります。普段はmacOSが自動で古いスナップショットを消して空きを確保しますが、空き容量が厳しいと一時的に容量が減ることがあります。
- 安全に削除して空き容量を増やす方法はありますか
手軽なのは一時的にTime Machineをオフにして再起動する方法です。ターミナルに慣れていればtmutil listlocalsnapshotsで一覧を見てtmutil deletelocalsnapshotsで個別削除もできます。削除前に重要なデータは外部にバックアップしておくと安心です。
- 自動でどのくらいの頻度で整理されますか
macOSは空きが必要になると自動で古いスナップショットを整理します。細かい頻度は環境によって変わるので、常に容量が厳しい場合は手動で確認すると落ち着きます。
- 削除で失うリスクはありますか
ローカルスナップショットを消すと、その時点に戻すための履歴が減ります。直近の復元が必要な可能性がある場合は外部にバックアップを残してから削除してください。
まとめ


ここまでで、MacのTimeMachineで作られるローカルスナップショットを確認して不要なものを整理する方法と、iCloudや外付けドライブを使ったオンライン保存の考え方を丁寧に紹介してきました。ちょっとした手順で驚くほど空き容量が増えるので安心してください。
手軽にできるまとめは次のとおりです。まずスナップショットを確認して不要なものは削除する。次に大きなファイルはiCloudや外付けドライブへ移動してローカルの負担を減らし、最後に定期的に容量の様子をチェックする習慣をつける。
プログラマー目線のコツとして、簡単なスクリプトで確認を自動化すると日々の管理が楽になります。ただしスナップショットを消すと復元できない場合があるので、必ず外部のバックアップ先を確保してから作業してください。
